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思い込みの力

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リオオリンピック、面白いですねー。

忙しくて、なかなか、ゆっくり観戦できないのですが、先日、テレビをつけたら、いきなり、「男子100メートル決勝」が、目に飛び込んできました。


やはり、ウサイン・ボルト選手が、勝ちましたね。

同種目五輪史上初の3連覇を達成したそうです。

ライバルのガトリンにも、圧勝していましたね。

特に、後半からの伸びは、驚異的でした。

最後は、余力を残しているように見えました。


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1984年のロサンゼルス大会、88年のソウル大会を制した、カール・ルイス選手を超えたのですね。

1980年代には、

「もう、カール・ルイスを超える選手は、永遠に出てこないだろう…」

と言われていましたが、出てきましたね。

「記録というのは、破られるためにある」

とも、よく言われますが、そうなのかもしれません。


一言で、「3連覇」と言いますが、大変なことです。

12年間、オリンピックで、勝ち続けるなんて、凄いことです。

「肉体のピークを、よく12年間も維持できるな…」

と思います。

スポーツに限らず、勝つことは、もちろん難しいのですが、勝ち続けることは、もっと難しいのです。





今回も、「夢の叶え方」の話です。

この話題、けっこう好きな人が多いみたいですね。



最初は、この話から。



ベルボーイのアルバイトから、ホテルでの仕事を始めた、コンラッド・ヒルトンが、ある取材で、記者から、皮肉的にこんなことを、聞かれたそうです。

「たかがベルボーイが、どうやって、ホテル王になれたのですか?」

そう聞かれたときに、ヒルトンは、

「ベルボーイが、ホテル王になったのではない。ホテル王が、ベルボーイから始めたのだ」

と、答えたそうです。


これは、有名な話ですが、このことから、ヒルトンは、

「自分は、将来、ホテル王になる人物だ」

と、最初から確信していたことがわかります。


後に、「ホテル王」と呼ばれるようになる、ヒルトンホテルの創業者、ヒルトンは、ベルボーイ時代から、「社長」というニックネームだったそうです。

社長になる人間は、最初から決まっているそうです。




成功する人間というのは、このように、成功へのゆるぎない「確信」があるのです。

これは、自然に、そう思えるということです。

逆に言うと、セミナーなどで、無理やりがんばって、確信しようとしたり、思い込もうとしている時点で、成功できないということです。

「自分は、成功できる!」

と、自然に確信できることが、成功のコツみたいです。

あくまでも、「自然に」ということです。



たくさんの人が、気が付いていますが、勝負ごとで勝つ人は、例外なく、「貫禄がある」という人です。

前述のボルト選手も、そうですが、勝負の場に出てきただけで、周囲を圧倒するようなオーラを、放っています。

勝負が終わって、勝利した後も、

「当たり前だ!」

という揺るぎのない、自信に溢れた顔をしています。

これは、圧倒的な努力、練習量からくる実力であり、自信なのだと思います。


勝負の場では、「あがっている」という時点で、負けているのです。

これは、「自信のなさ」の証拠なのです。

ちょっと考えてみたら、わかると思いますが、幼稚園の運動会かなにかで、相撲大会が開かれた時に、たまたま、何かの理由で、大人が、幼稚園生たちと、相撲をとることになったとしましょう。

その時、土俵に上がったら、その大人は、緊張したり、あがったりするでしょうか?

しないと思います。

それは、

「300%、確実に勝てる!」

という確信があるからです。


このように、勝つ人は、勝負の前から、完全に、その場をナメきっていて、場のムードを掌握しているのです。

だから、勝てるのです。


当たり前の話ですが、このように、勝負で勝とうと思ったら、何よりも優先するのは、誰にも負けない努力で、圧倒的な実力を、身につけることです。

これが、何よりも大事です。

全ては、そこからです。

それには、その勝負事が大好きで、努力を努力と思わないくらい、楽しく練習できるものでないと、無理でしょう。

人間というのは、そもそも、嫌いなものは、長時間できないのです。




では、勝負の場において、全てのメンバーが、それぞれの限界まで努力していて、実力伯仲していたとしたら、どうでしょうか?

その時には、最後の決め手になるのは、やはり、「メンタル」なのです。

「意識」の差が、最後の勝負を決めるのです。



「思い込みの力」というのが、30年くらい前から、自己啓発セミナーで、重要視されていますね。


これは、言い換えると、「プラシーボ効果」でもあります。

「プラシーボ(Placebo)」の語源は、ラテン語の「I shallplease(私は、喜ばせるでしょう」)に由来しているそうです。


偽の薬を、

「よく効く薬です!」

と言って、医者が、患者に飲ませると、本当に効果があったりする現象のことですね。


たとえば、普通のお茶を、

「このお茶は、ダイエット効果があるお茶です!」

と言って飲ませても、飲む人が、本当だと思い込みと、実際に、ダイエットの効果が得られたりします。

他にも、ノンアルコールのビールを、

「これは、本物のビールだ!」

と言って飲ませて、信じて飲んだ人が、実際に酔っぱらう例も、多く報告されているようです。




つまり、人間というのは、それだけ、思い込みの力に、左右されやすいということです。

簡単に成功できる人は、良い意味で、この思い込みが激しいのです。

反対に、なかなか成功できない人は、成功できるということが、なかなか確信できないのです。



私の経験から、成功できたことは、具体的に、細かい細部まで、イメージできたものが、多かったような気がします。

一方で、なかなか成功できなかったことは、イメージしようと思っても、なかなかイメージが、湧いてきませんでした。


だから、もし、叶えたい夢があったら、まずは、イメージしてみましょう。

簡単に、イメージが湧いてきたら、叶いやすい夢だと思います。

なかなか、イメージできない場合は、その夢は、もしかしたら、自分には、実現することが、難しく、自分には合わない道なのかもしれません。




前述したように、ボルトの前に、オリンピックで2冠を獲得した、100メートル走のカール・ルイス選手は、1980年代、世界中のヒーローでした。


オリンピックで優勝した後に、あるインタビューで、

「走る前に、自分の走る道だけ、光の道になったのが、ハッキリ見えた。それから、自分が、一着でゴールしている姿も見えた。それだけではなく、他の選手たちが、負けて悔しそうな顔をしている細かい表情まで見えた」

と答えていたそうです。

細かい描写まで、イメージできているところが、大切みたいです。


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10年以上前に、ある人から聞いた話です。



長嶋茂雄さんが、現役の選手時代の話です。


普通の打者というのも、バッターボックスに入ったら、イメージの力を使います。

「ピッチャーが投げたボールを、こういうかんじで打ったら、そのボールは、こういうかんじで、ホームランになるだろうな…」

こんなことを、イメージしながら、ピッチャーの投げるを、待っているそうです。

そうだと思います。

ほとんどの選手も、そうやって、打球をホームランにすることを、イメージして思いこもうとするのです。


しかし、長嶋選手は、そんな平凡なイメージなんか、やっていなかったそうです。

ホームランを打つ時の長嶋選手は、バッターボックスに入った時点で、頭の中で、このようにイメージしているそうです。

「ピッチャーが、ボールを投げると、そのビューときたボールを、パーンと打ったら、ピューとホームランになる。それから、観客から、祝福されながら、ベースをまわり、チームメイトからも、褒められる。それから、試合が終わり、家に帰って、お風呂に入り、ビールを飲みながら、食事して眠る。それから、翌日、球団のオーナーから、電話がかかってきて、ランチに誘われる。そして、オーナーとランチを食べながら、昨日のホームランのことを、褒められる」

なんと、ホームランを打った後の翌日、ランチを食べながら、オーナーから、ホームランを褒められているところまで、イメージしていたそうなのです!


ここです。

ここが、平凡なバッターで終わる選手と、伝説になるような偉大な天才バッターとの違いです。


こう考えると、長嶋茂雄さんなどは、良い意味で、人間離れしていたのですね。

この話を聞いて、

「やはり、天才は違うんだな~!」

と思いました。







これは、余談ですが、昔、「思い込みの力」について、わかりやすい例を聞いたことがあります。



駅の階段を上る時、普段から、歩いて上っているので、特別きついとは思いませんね。






しかし、これが、エスカレーターが、故障していた時に、しかたなく歩いて上った時には、

「きつい!」

と感じると思います。


これは、普段、

「エスカレーターというものは、楽なものだ」

と、思い込んでいるからだそうです。

故障して停止した場合、その思い込みが、否定されるのです。

だから、同じ距離を、階段で上った時よりも、何倍もきつく感じるらしいのです。

脳内のメカニズムや階段の段差の高さも、影響しているとは思いますが、やはり、「思い込みの力」が、大きく影響しているのだと思います。






今度は、もう一度、最初の階段ですが、この階段を上りきった場所に、大好きな人が、満面の笑顔で、待っていると思ったら、足取りが、少し軽くなる気がしませんか?

実際に、大好きなことが、待っていると思って、ワクワクすると、筋力が強くなるので、同じ体重でも、軽く感じるのです。

これが、「思い込みの力」です。







このように、普段の生活の中で、イメージの影響というのは、自分が思っているよりも、大きな影響を与えているのです。

そして、その毎日繰り返されるイメージが、自分の人生を、大きく支配しているのです。






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