先週、映画、「ステキな金縛り」を、観てきました。
最高でした!
この映画は、邦画史に、金字塔を、建てましたね。
311以降、日本中が、暗くなっている中、久しぶりのいい映画でした。
笑いあり、涙ありの痛快なストーリーです。
この映画は、スピリチュアルな話が好きな仲間、3~5人くらいで、観に行って、終わったあとに、喫茶店で、感想を、シェアするのが、一番楽しめると、思います。
タイトルの「金縛り」というのは、たくさんの人が、体験していると、思います。
ほとんどが、脳内の生理学的な作用で、説明がつくのですが、たまに、本当の心霊現象が、あります。
この区別は、心霊研究の専門家でも、難しいのですが、自分の感覚で、ある程度、判断してもいいと、思います。
昔、パワーリフティングという競技の選手だった頃、トレーニング仲間たちとも、練習の合間に、たまに、「幽霊話」を、やっていました。
その時に、スーパーヘビー級の選手が、
「僕、霊感が、強くて、よく金縛りに、遭うんですよ」
と、告白しはじめました。
興味深く、話を、聴いてみると、
「子供の頃から、夜、金縛りに、苦しめられてきました。高校の頃から、パワーリフティングを、始めたのですが、面白いことに、気がつきました。だんだん、腕力が、強くなってくると、金縛りを、だんだん、腕力で、解けそうに、なってきたのです。そして、20代半ばくらいに、ベンチプレスで、260キロを、持ち上げることが、できるようになった夜に、ついに、腕力で、金縛りを、外すことに、成功したんです!」
それから、一息ついて、
「金縛りの力って、260キロなんですよ!」
と、言いました。
私を含めて、皆、大爆笑でした。
「金縛りの力を、キログラムで、表示したのは、あなたが、世界初なんじゃないですか?」
こう言って、皆で、また、笑いました。
パワーリフターの選手って、こういう面白い人が、たくさんいました。(笑)
映画のストーリーは、観てのお楽しみということで、書きませんが、スピリチュアル的な話を、ちょっと、書いておきます。
実は、こういう心霊現象や超能力を、とりあつかった裁判というのは、映画だけの話ではなく、現実の社会でも、たまに、行われているようです。
有名な話では、明治時代に、山形県出身んお長南年恵(おさなみ・としえ)という、超能力者の事件があります。
彼女の能力は、物品引き寄せ、つまり、その場にいながら、何らかの物質を、引き寄せてくる能力でした。
中でも、得意としていたものは、空のビンに、一瞬のうちに、空中から、水分を集めて、そのビンを、水で、いっぱいにする、という能力でした。
この、集められた水は、「霊水」と、呼ばれて、様々な病気を、治癒するという効能があって、彼女の元には、連日、その「霊水」を求めて、大勢の人達が、集まり、多くの人々が、自分の病気を、治していたそうです。
しかし、このようなことを、続けていれば、案の定、
「詐欺だ、インチキだ」
と評判が、立ちます。
当時の警察も、そう考え、彼女は、警察の捜査を、受けることと、なったそうです。
その結果、彼女は、人の心を惑わす詐欺師ということになり、警察に、逮捕されて、監獄に、入れられてしまったそうです。
そして、後日、彼女の裁判が、行われました。
裁判の焦点は、逮捕されるきっかけともなった、
「空のビンを、一瞬にして、霊水で満たす」
という能力でした。
はたして、この能力は、本物なのか?
裁判は、神戸地方裁判所で、行われ、当日は、裁判長、みずからフタをした、50本の空ビンを使って、彼女の能力の実験が、行われたようです。
大勢の人の見守る中、実験は始まり、その結果、見事に、カラ瓶は、一瞬のうちに、水で満たされそうです!
誰にも、文句のつけようのない形で、彼女の超能力が、本物であることが、証明され、その日のうちに、彼女の無罪が、言い渡されのだそうです。
さらに、このビンの1本を、裁判長が、大事そうに抱えて、持ち帰ったという話も、あるようです。
この事件は、新聞記事にもなり、きちんと記録にも、残っているそうです。
<参考資料>
〇長南年恵(おさなみ・としえ)
1963年(文久三年)10月26日、山形県鶴岡市日吉町生まれ。 1907年(明治四十年)10月29日没。
神戸地方裁判所が認めた、物質化現象を起した人物。
1895年(年明治28年7月) 医師の資格なしに、怪しげな水(万病を癒す「神水」と呼ばれた)で病気治療と称する詐欺行為を行ったとして、警察に逮捕された。
この時は、69日間拘留されたが、証拠不充分で釈放された。
この69日間の拘留期間中、何も食べなかった為、警察は困ってしまい、「少しでもいいから、食べてくれ」と頼んだ。
そして、「そんなに、みなさんが、お困りならば」といって食べたのが、少量の生のサツマイモだけだった。
1896年(明治29年10月) 再び、逮捕。
一週間の拘留。
1900年(明治33年8月) 三度目の逮捕。
ついに大阪区裁判所で、拘留十日間の判決を受けた。
この処分を不服として、弟の雄吉が控訴した。
神戸地方裁判所で、再審が行われた。
尋問の後、中野岩栄裁判長が、自ら密封し、封印をした空きビンを、長南年恵に渡した。
厳重なチェックの後、精神を統一するために、別室にこもった年恵は、わずか二分ほどで、神水が満たされたビンを、法廷に差し出した。
質疑のあと、即刻、無罪の判決が下った。
この記録は現在も、神戸地方裁判所に残っている。
☆映画、「ステキな金縛り」、最高です! ぜひ、ぜひ、観てくださいねー。
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