5年くらい前に、ちょっと有名になった、マジシャンが、いましたね。
凄い手品を、動画やテレビで、披露して、たくさんの人を、感動させていました。
私も、最初に、この手品を、見たときには、ビックリしました。
中でも、ハンバーガー屋さんの看板のメニューから、本当のハンバーガを、取り出したのには、驚きました。
さらに、それを、食べたら、メニューから、そのハンバーガーの写真が、無くなっていているのには、ビックリしました。
「へーっ、凄い手品だなー! タネは、いったい、どうなっているんだろう?」
モチロン、素人の自分が、どんなに、考えても、この手品のタネは、わかりませんでした。
ただ、手品というのは、絶対に、タネが、あるもので、そのタネは、
「まさか、こんなことは、やらないだろ…」
と、潜在意識で、思っていることです。
完全に、人間の心理の盲点を、狙っているものなのです。
さらに、タネあかしをされた後は、
「やられたー! ちくしょう! そんなタネだったのか。やっぱり、そうじゃないかと、思っていたよ」
こう思います。
知る前は、
「まさか…」
知った後は、
「やっぱり!」
これが、手品のタネなのです。
このハンバーガーの手品のタネは、最後に、タネあかししますね。
今から、25年くらい前、20歳くらいで、パワーリフティングという競技を、始めました。
場所は、故郷の沖縄でした。
この鉄のバーベルを、持ち上げるという単純な運動に、魅了され、夢中になって、練習していました。
たくさんの素晴らしい恩師、先輩、仲間、後輩にも、恵まれました。
喧嘩も、たくさんやったけど、こういう一緒に、汗を流す間柄は、本当の人間と人間の触れ合いがあって、いいものです。
ある程度、強くなったら、沖縄で、一番強い選手たちが集まる、専門のトレーニングジムに、入会しました。
そこで、O君という男に、出会いました。
O君は、私よりも、一つ年下だったのですが、パワーリフティングという競技に、とても、詳しく、また、格闘技にも、凄い知識を、持っていました。
それも、そのはず、O君は、私と、知り合う前は、東京で、当時一番有名だった、プロレス団体に、所属していた、元プロレスラーだったのです。
一緒に、練習しているうちに、兄弟のように、親しくなり、よく、二人で、酒を飲みながら、一晩中、いろいろなことを、語りました。
ある夜、彼が、昔のプロレス時代の話を、話してくれました。
聞くところによると、彼は、若者らしく、高校生の頃に、
「プロレスは、地上最強の格闘技だ!」
と信じて、日本で、一番有名なプロレス団体に、所属したそうです。
前座のレスラーから、プロレスを、始めて、だんだん、経験を積んだ後、翌日から、テレビで、放映されるという試合に、出場できるくらいまで、強くなったそうです。
試合の翌日、そのプロレス団体のトップや先輩方から、「ミーティング」と、呼ばれる特別の会議に、呼ばれたそうです。
すると、その会議で、
「よし、最初の20分は、オマエが、優勢で、攻めろ。その後、一度リングの外で、乱闘して、それから、リングに、戻って、最後は、相手の決め技で、負けろ。だいたい30分くらいで、明日の試合は、終わるようにしろ」
というかんじで、筋書きを、命令されたのだそうです。
まだ、高校生で、純粋だった彼は、最初、しばらく、どういうことか、理解できずに、ぼーっと、していたのだそうです。
それから、だんだん、はっきり、これは、「八百長」の話だと、わかってきて、猛烈に、怒りが、湧き上がってきたそうです。
「これは、なんですかー! 八百長ですか? プロレスは、地上最強の格闘技でしょ? こんなことやって、ファンに、恥ずかしくないんですかー!」
と、猛烈に、怒って、抗議したそうです。
すると、その団体のトップや先輩方は、
「なんだ、オマエ、俺たちが、本気で、試合しているとでも、思っていたのか? 馬鹿じゃねえか? わはははー」
と、皆から、馬鹿にされて、大笑いされたのだそうです。
彼は、その時のショックは、一生忘れられないほどのものだったと、言っていました。
翌日、試合の前に、そのトップに、辞表を、叩きつけて、その団体を、辞めたそうです。
それから、八百長のない、本当の真剣勝負のできる格闘技を、探していて、最終的には、パワーリフティングという競技に、たどりついたと、言っていました。
その後も、よく、彼と、お酒を、飲みましたが、酔っ払うと、プロレスの話に、なりました。
「僕は、プロレスは、もう、二度とやろうとは、思いませんよ。でも、今でも、プロレス自体は、大好きですよ。裏側を、全部知った今でも、やはり、地上最強の格闘技だと、思っていますよ」
こう言っていました。
続けて、
「プロレスラーはね、ムチャクチャ、強いんですよ。彼らが、本気で、喧嘩したら、どちらかが、死んでしまうんですよ。だから、八百長するしか、ないんですよ」
こうも言っていました。
さらに、
「ボクサーだったら、相手のパンチを、避けます。柔道家だったら、相手の投げ技から、逃げます。でも、ショーであるプロレスが、それを、やったら、面白くありません。だから、プロレスラーは、打撃も投げ技も、受けます。それから、さらに、凄い技で、返すのです」
「プロレスラーは、そのために、どんなに、殴られても、投げられても、びくともしないような超人的な肉体を、つくりあげます。だから、八百長もしますが、真剣勝負しても、本当に、強いんですよ」
「プロレスは、八百長できるくらい強い。八百長やるから、強くなるという不思議で、奥深いものなんですよ」
「例えていえば、他の格闘技の選手は、オリンピックの体操選手。プロレスラーは、サーカスの曲芸師ですね。競うために、技を磨く、体操選手も、凄いけど、お金を、もらって、お客さんを、楽しませるサーカスの曲芸師も、凄いでしょ。そんな、かんじじゃないですか?」
こういうふうに、いろいろな話を、聞かせてもらいました。
彼の話を、聞いて、思ったのは、プロレスも、八百長ですが、それに、関わっている人たち、つまり、レフェリー、実況中継するアナウンサー、プロレス雑誌の編集長、記者など、全員が、それを、わかっていて、やっているということでした。
ただ、これも、冒頭の手品の話と、同じように、
そのタネは、
「まさか、こんなことは、やらないだろ…」
と、潜在意識で、思っていることです。
人間の心理の盲点を、狙っています。
さらに、タネあかしをされた後は、
「やられたー! ちくしょう! そんなタネだったのか。やっぱり、そうじゃないかと、思っていたよ」
というかんじなのです。
だから、このプロレスの話でも、知る前は、
「まさか…」
知った後は、
「やっぱり!」
こういう感想でした。
まあ、今では、プロレスのこういう話は、たくさんの人が、知っていますが、昭和の時代には、本当に、「プロレスマニア」や「プロレスキチガイ」の人がいて、本気で、真剣勝負を、やっていると、思っている人が、たくさんいたのです。
夢中になっているファンほど、真剣に、信じていました。
私などには、それは、まるで、新興宗教の信者のように、見えました。
プロレスの団体のトップが、教祖で、本当のことは、幹部などの一部の人たちしか、本当の姿を、知らない。
よく言えば、
「人々に、夢を売る仕事」
なんだと、思いますが、ファンの中には、夢から、覚めたときの反動も、大きかった人も、たくさんいたみたいです。
O君などは、よく、こう言っていました。
「僕は、このプロレスの話は、本当に、わかってくれそうな人にしか、話さないことに、しています。だって、そうでしょう。サンタクロースを、信じている子供に、サンタさんなんか、いないんだ。本当は、お父さんやお母さんが、オモチャ屋さんで、買ってきているんだ… なんて、言えないでしょう?」
さて、ここからが、本題です。
手品やプロレスの話を、やったのは、もっと、大きな話を、書きたかったからです。
最近では、国際的な陰謀を、あつかった動画、「THRIVE」なども、普及してきて、世界中の政治や金融、経済、戦争、食糧、エネルギーなどが、一部の悪賢い人たちが、動かしているらしいということに、たくさんの人が、気がつきはじめています。
私なども、1991年に、精神世界の勉強を、始めたのですが、同時に、こういうネガティブな世界が、あることにも、気がついて、自分なりに、いろいろ調べてきました。
調べれば、調べるほど、こういう「陰謀」や「謀略」を、企んでいる人たちの凄さに、気がつき、驚きの連続でした。
「政治家は、馬鹿だ!」
と、たくさんの人は、思ってますが、それは、そのとおりです。
賢い政治家も、もちろんいますが、ほとんどの政治家は、あまり、賢くありません。
それは、彼らが、ただの操り人形だからです。
演劇部の部員みたいなものです。
ほとんどの人は、役者なのです。
もっと、わかりやすく言うと、前述のプロレスラーみたいなものです。
政治の世界は、「プロレス」と、とっても、似ているのです。
だから、政治家を、志望する人には、役者や女優、プロレスラーが、多いのかも、しれません。(笑)
国際政治などは、プロレスが、もっと、大がかりに、なったようなものです。
プロレスのシナリオを、考えて、実行するプロモーターのような組織、いわゆる、「闇の権力」や「闇の支配者」と、呼ばれている組織が、存在しています。
彼らは、私たちが、想像もできないくらい、悪賢いです。
その賢さを、たとえると、囲碁や将棋の名人のようです。
素人が、数手先しか、考えないのに対し、彼らは、数百手先まで、世界情勢を、見ています。
つまり、100年先や1000年先まで、考えながら、世界を、動かしているのです。
そして、各国の大統領や首相が、役者であり、プロレスラーです。
その側近の取り巻きの一部だけが、本当のことを、知っています。
世界中、特に、先進国のテレビ局や新聞社、出版社などのトップも、グルです。
そして、この少数の人たちだけが、世界の本当の姿を、知っていて、動かしています。
手品でもプロレスでも、案外、素人のほうが、なまじ、先入観がないぶん、真実に、気がつきやすいです。
私の姉や妹に、前述のプロレスの話をした時、
「ああっ、そう。やっぱりね」
と、アッサリ認め、感動もなければ、疑いも、ありませんでした。
中途半端に、格闘技やプロレスを、聞きかじった人に限って、
「何言ってんだー! 嘘つくんじゃねー! 何が、プロレスは、八百長だ! いい加減にしろ!!」
と、顔を、真っ赤にして、カンカンに、怒る人が、多かったです。(苦笑)
この構造も、新興宗教に、似ていると、思いました。
今でも、新興宗教の熱烈な信者に、その団体の教祖や教団の悪口を、言ったら、皆、カンカンに、怒ります。
同様に、国際政治の「八百長」の話をすると、政治や経済の学者の先生方のほうが、信じなかったりするものなのです。
7年くらい前に、いくつか、キッカケが、あって、国際政治の舞台裏が、かなり、わかったのですが、やはり、真実を知ると、驚嘆しました。
なまじ、中途半端な知識が、あったために、なかなか、その事実を、認めるのに、時間が、かかりましたが、時間を、かけて、ゆっくり調べると、だんだん、納得することが、できるようになりました。
詳しいことは、省略しますが、私自身が、一番、驚いたのは、「戦争」でした。
全部では、ありませんが、ほとんどの戦争が、「八百長」なのです!
つまり、「アメリカ」、「イラク」、「アフガニスタン」、「北朝鮮」、「イギリス」、「ドイツ」、「フランス」、「中国」、「韓国」、そして、「日本」など、ほとんどの戦争に、直接的、間接的に、関わっている国のトップが、皆ではないですが、ほとんど、グルなのです。
そして、世界中のマスコミも、グルになって、本当と嘘を、絶妙なバランスで、混ぜて、情報を、世界中に、発信しているのです。
下手したら、前述の国々のトップ同士は、「親戚」かもしれないという疑惑まで、最近は、出てきています。
つまり、150年くらい前に、
「150年後に、私の子孫たちに、世界を、支配させよう」
と、たくらんだ男性が、わざと、国籍や人種、民族、宗教の違う、複数の女性に、自分の子供を、産ませ、その子供たちを、世界中に、配置しておいた可能性まで、指摘されるように、なってきているのです。
プロレスの団体でも、私の友人のO君のように、この八百長に、反発して、それを、辞めたり、告発したり、歯向ったりする人もいます。
この国際政治の八百長でも、
「八百長なんか、誰が、やるか! バカバカしい!」
と、言って、従わない政治家も、たまにいます。
最近では、リビアのカダフィ大佐が、そういう人物だったようです。
だから、世界中のマスコミを、使って、悪者に、されていました。
日本の首相では、田中角栄だけが、逆らったようです。
それで、「ロッキード事件」などで、悪者に、されてしまいました。
最近でも、この田中角栄の人脈への攻撃は、まだ、日本で、続いているみたいです。
「こういう状況の中で、では、どうするのか?」
という話に、なるのですが、これは、簡単です。
その前述のマジシャンは、いろいろな理由から、マジシャン仲間たちから、嫌われて、なんと、その手品のタネを、バラされてしまいました。
手品は、タネあかしを、された時点で、お終いです。
プロレスも、プロレスファンの人は、ご存じだと、思いますが、198年代の終わりに、初代のタイガーマスクが、この八百長を、格闘技の雑誌で、全部、バラしてしまってから、急速に、ファンが、離れました。
まあ、その後、「K-1」や「プライド」のような真剣勝負の格闘技のブームが、来たのですが、現在では、また、風向きが、変わっているようです。
2001年の「911」、それから、去年、2011年の「311」でも、この「闇の権力」が、モチロン、関わっているのですが、たくさんの人が、この「八百長」に、気がつきました。
内部告発者も、たくさんでてきたのですが、演技が、下手で、台詞を、間違えたり、下手なプロレスラーのように、技をかける前に、倒れてしまったような人が、たくさん現れたようです。
これは、チャンスです!
しかも、ただのチャンスでは、ありません。
文字通り、1000年に、一度くらいの「千載一遇」の大チャンスです!
ようやく、長く続いてきた、「闇の権力」の支配から、私たちが、自由になれる可能性が、もう目の前に、現れているのです。
「世界中で、起こっている、戦争や紛争、テロのほどんが、八百長だ! もっと、本当のことを言うと、自然災害にみせかけた地震、津波、台風、竜巻も、八百長だ! 原発の事故にみせかけたテロも、八百長だ!」
こういう真実を、少しづつでも、広げていくことが、「闇の権力」の「八百長」を、くい止める一番有効な手段に、なるのです。
(追伸)
冒頭のハンバーガーの手品のタネは、なんと、「CG」だそうです。
コンピューター・グラフィックを、使って、後から、画像処理で、いかにも、ハンバーガーが、消えたように、画面で、見せていたのだそうです。
どおりで、動画やテレビの画面でしか、やらない手品だったのですね。
モチロン、あの動画に、映ってた通行人などは、皆で、グルでサクラです。
ある意味、革命的なマジックでしたね。
どうですか?
知る前は、
「まさか…」
知った後は、
「やっぱり!」
だったんじゃ、ないですか?(笑)
☆一見、対立していうように見えて、実は、けっこう、皆、裏では、仲良し。試合は、筋書きのあるドラマ。ほとんどのプロレスが、そうです。八百長ですが、とても、高度な八百長です。国政政治も、これに、似ています。
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