先日、久しぶりに、仲のいい友人たちと、おしゃべりしたのですが、その時に出た話題が、以前に書いた日記、「ゼロ(0)にすること」でした。
新しい読者の方も、増えたようなので、もう一度、この話を、書きますね。
20代の頃、「バシャール」という本を、読んでから、「ワクワクする生き方」を、自分なりに、いろいろと、思考錯誤してきました。
最初の頃は、これの本当の意味も、わからず、ただ、闇雲に、やったので、自分勝手で、我がままな、エゴに基づいた、「ワクワク」になっていたような気がします。
魂の声が、うまく聞けずに、振り回されつづけ、惑わされた、「ワクワク」でした。
周囲にも、迷惑ばかり、かけていました。
まさに、「ワクワク(惑惑)」でした。(苦笑)
ただ、なんでも、やってみないと、わからないので、あれは、あれで、いい学びだったと思っています。
それから、だんだん、コツがわかってきました。
それは、「ワクワク」というものは、「湧く、湧く」だということでした。
損得や計算抜きに、純粋に、ワクワクするものだということですね。
たとえば、子供の頃、男の子だったら、野球をやったと思うのですが、バッターボックスに、立ちながら、
「今、自分の脳波は、アルファ波になっているのかな?」
「こうやって、野球を、ワクワクしながら、やっていたら、将来、メジャーリーグに入って、大金を、稼げるようになるかな?」
「こうやって、ワクワクしながら、野球をやったら、ポジティブな未来を、引き寄せられるかな?」
ということを、考えたりしなかったと思います。
それが、大人になり、いろいろな成功哲学の本などを、読んでいるうちに、変な損得勘定が、入ってしまうようになります。
子供の頃、野球をやってた時は、ただ純粋に、野球が、好きだったのです。
単純に楽しいから、野球をやっていたのです。
バシャールが、言っている、「ワクワク」というのは、まさに、それだったのです。
無理やり、
「ワクワクしよう!」
と強く思って、ワクワクするものでは、ないのです。
「あれっ? 気がついたら、こんなに、時間が立っていた…」
というように、自然に、魂の奥底から、泉のように、湧きあがってくるものなのです。
そして、その泉のように、湧きあがってくる水を、閉じ込めようと思っても、その閉じようとする蓋を、突き破って、出てくるくらいのエネルギーなのです。
私の場合だと、学生の頃、筋トレが、大好きでした。
高校の頃、明日、大事なテストがある時でも、テスト勉強をやらずに、眠ることはあっても、筋トレだけは、しっかりやって、眠りました。
頭では、
「筋トレなんかよりも、明日のテスト勉強のほうが、大事だ」
と思ってるのですが、私の魂は、
「明日のテスト勉強よりも、筋トレが、大事だ」
と思っていたようなのです。
そこで、魂の声のほうにしたがって、筋トレを、優先していました。
その後、パワーリフティングという競技の試合で、勝ち続けて、現在の自分の人生が、よくなったので、この判断は、やはり、正しかったと、今では、思っています。
長い人生の期間から、見れば、純粋に、「ワクワク(湧く、湧く)」する行為は、必ず、いつかは、有益な結果を、生むことになると、自分は、信じています。
別の角度から、もう少し、「ワクワク」について、考えてみましょう。
最近の20代の若者に、多い悩みですが、
「本当にワクワクすることが、何か、わからない。本当に自分のやりたいことが、わからない。何が、本当に好きなのか、わからない…」
こういう人たちには、私は、
「では、まず、ワクワクしないことを、見つけてください。やりたくないことを、見つけてください」
と、アドバイスします。
「ワクワクすること」を探して、行動するのは、大変かもしれませんが、逆の消去法で、「ワクワクしないこと」を探し、行動しないということは、案外簡単です。
「ワクワクしないこと」は、わりとすぐに、わかるものです。
例えば、会社で、嫌いな上司と、残業や飲み会に、頻繁に、嫌々ながら、付き合っている人がいたら、その「ワクワクしない時間」を、なくすようにするのです。
具体的には、その時間を、少しづつ、少なくしていくのです。
この場合、「少しづつ」というのが、コツです。
1日に、5時間残業をしていたとして、いきなり、0時間にすると、嫌われます。
だから、5時間やった次の日は、4時間50分。
また次の日は、4時間40分。
次は、4時間30分というふうに、10分づつ、短くしていくのです。
そして、月間の残業時間を、トータルで、100時間から、30時間くらいにするのです。
とりあず、「ワクワクしない時間」を、減らしていくのです。
この場合だと、月に、70時間、「ワクワクしない時間」が、なくなりますね。
そして、その70時間の使い方ですが、ほとんどの人が、ここで、
「じゃあ、その時間で、自分は、何を、やったらいいだろう?」
と悩むのです。
私からのアドバイスは、
「何も、やらなくていい」
です。
私たちは、子供のころから、家庭や学校で、常に、
「何かを、していなければいけない」
というように、教えられてきています。
しかし、実際には、
「何かを、していなければいけない」
などという法律や決まりなど、ないのです。
自分で勝手に、思い込んでいるだけです。
人生において、「マイナスの生き方」と「プラスの生き方」が、あったとします。
「マイナスの生き方」を始めると、ほとんどの人は、ここで、「マイナス」を、いきなり、「プラス」にしようとします。一発逆転を、狙おうとするのです。
これは、けっこう、しんどいです。
こういう、
「白か? 黒か?」
「YESか? NOか?」
のような二者択一の発想は、人生を、苦しくする原因の一つです。
そうではなく、大切なことは、まずは、これを、「ゼロ(0)」にすることです。
つまり、上記のような、「マイナスの生き方」になっていると思ったら、とりあず、これを、「ゼロ」にするのです。
「ニュートラル(中立)」にするといっても、いいですね。
具体的には、「嫌な仕事はやらない」、「嫌いな人とは付き合わない」などです。
例えて言うと、車で、AT(オートマチック)のギアには、「P(パーキング)」、「R(リバース」、「N(ニュートラル)」、「D(ドライブ)」と表示されていますよね。
「マイナスの生き方」を、いきなり、「プラスの生き方」に変えようとするのは、ちょうど、車でいえば、「R」のギアで、バックで走行しているのを、いきなり走行中に、強引に、「D」にするようなものなのです。
これでは、車が、壊れてしまいます。
そうではなく、やはり、「R」を、「D」にするには、まずは、バックで走っている状態の車のアクセルを、踏むのを、止める。
そして、ゆっくり、ブレーキを踏み、車を、停止させる。
それから、ギアを、「N」にする。
その後で、「D」にして、再び、アクセルを踏み、前向きに、走っていく。
この手順が、大事だということです。
ギアが、「R」になっていて、自分が望んでいる方向と、逆向きに走っていると感じたら、まずは、アクセルを踏むのを、止めること。
そして、ブレーキを踏み、止まること。
それから、ギアを、「N]にすること。
休んだら、その後に、ギアを、「D」にする。
そして、少しづつ、アクセルを踏んで、スピードを、上げていく。
もし、ちょっと、坂が厳しくなってきたら、ギアを、さらに、「2」や「1」にしていく。
そうやって、人生というドライブを、楽しんでいったら、いいということですね。
もっと、具体的に言うと、例えば、会社勤めをしていて、仕事が、苦しくなり、
「会社を、続けるか? 会社を、辞めるか?」
で悩んだら、まずは、「辞めること」を、考える前に、「休むこと」を、考えることです。
「転職」や「退職」を、考える前に、「休職」という選択肢を、選び、休んでから、ゆっくり、考えるということです。
人間関係でも、同じです。
誰かと喧嘩したり、争ったら、これを、いきなり話し合ったり、解決したり、仲直りしようなどと、無理にやろうとするから、苦しくなるのです。
そうではなく、まずは、距離をおくこと。
とりあえず、会わないようにすること。
傷つけあっていたなら、ただ、傷つけあわないようにするだけで、いいのです。
これ以上、望まなくてもいいのです。
「マイナス」を、いきなり、「プラス」にするのではなく、まずは、「0(ゼロ)」にすること。
これを、心がけるだけで、だいぶ人生が、楽になります。
「マイナス」を、「0(ゼロ)」にするのは、とりあえず、人間の力で、がんばってやる。
でも、「0(ゼロ)」から、「プラス」にするのは、神様や宇宙にお願いする。
ただ、特に期待しなくてもいい。
私たちが生きている、この3次元の世界では、
「マイナス」→「プラス」
よりも、
「マイナス」→「0(ゼロ)」→「プラス」
というふうに、間に、いったん、「0(ゼロ)」をいれて、ニュートラル(中立)の状態にすることが、自然だし、時間はかかるけど、確実なやり方みたいです。
宇宙には、すべてを、いい方向に、もっていこうとする、自己治癒能力があり、人間が、へんなふうに、いじくらないほうが、かえっていい方向に、向かいやすいみたいです。
昔から、
「時間が、すべてを、解決してくれる。すべての出来事の万能薬は、時間だ」
といわれていますが、こういう意味だと思います。
人生が、悪くなっていると感じたら、「よくする」ことを、考える前に、とりあえず、「悪くしないこと」を、考える。
そして、「0(ゼロ)」になったと思ったら、あとは、宇宙に、お任せする。
「宇宙の自己治癒能力」を、信じてみると、人生が、かなり楽に、なりますよ。
人生で、悩んだら、いったん、「0(ゼロ)」にしましょう。
☆自分の人生が、ネガティブな方向に、バック(R)していると思ったら、いきなり、ギアを、ドライブ(D)にしないで、まずは、ニュートラル(N)に、しましょう。
それから、前向きに、人生のドライブを、続けていきましょう。
その場合、「宇宙の自己治癒能力」も、信頼してあげると、楽になりますよ。
あと、たまには、完全休養のために、ギアを、パーキング(P)にして、駐車場で、休むのもいいですね。
☆メルマガ「精神世界の鉄人」も、発行しています。
まだ、登録してない方、ぜひ登録してくださいね。
http://melma.com/backnumber_38906/
☆精神世界のランキングです。1日1回、ポチッと、クリックお願いしますね。↓
Twitterブログパーツ
トーマ イタル
バナーを作成
以上
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
トーマ
toma_atlas@yahoo.co.jp
☆日記(エッセイ)の過去の全バックナンバーです。
http://www.tomaatlas.com/library00.htm
☆キネシオロジーの個人セッションです。
http://www.tomaatlas.com/soul.htm
☆MIXI内にも、「精神世界の鉄人」のコミュを、作成しました。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4663380
☆精神世界の面白いサイトが、たくさんあります。 ↓
http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas
☆「光のネットワーク(リンク集)」です。
http://www.tomaatlas.com/linksnew.htm
☆私のメインサントです。 ↓
http://www.tomaatlas.com/
☆「精神世界の鉄人」のグルっぽです。
↧
ゼロ(0)にすること
↧