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椅子取りゲーム

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「夢を叶えるには、どうしたらいいのか?」

たくさんの書籍やセミナーで、いろいろな人が、意見を述べています。

でも、どれも、だいたい同じような内容です。

これの逆、

「夢が叶わないのは、どうしてなのか?」

この視点からの意見は、意外と少ないです。

こちらの角度からの考察も、大切だと思います。




まず、冷静に現実的な視点で、巷に出回っている、「夢の叶え方」を、再考してみましょう。


「ワクワクしていれば、夢は叶う!」

これは、よく、言われることですが、

「では、毎日、ワクワクしている幼稚園生は、皆、自分の夢を叶えているのか?」

と考えると、答えは、ノーですね。

そうです。

ワクワクしているだけでは、ダメなのです。

やはり、夢に向かって、コツコツと、努力することが、一番大切なことであって、何もしないで、ワクワクしているだけでは、夢は叶わないのです。

「ワクワク」というのは、夢を叶えるための要因の一つであって、全てではないのです。

他にも、

「トイレ掃除をすえれば、金運が上がる!」

というのも、もしも、それが、この世の真理だったら、清掃会社の人は、皆、豊かになっているはずですが、豊かでない清掃会社など、たくさんあります。

「ありがとうという言葉を、口にして、感謝していれば、金運が上がる!」

これも、マクドナルドなどのファーストフードのアルバイト店員が、皆、豊かではないことからも、全てではないと、わかりますね。

「ワクワク」、「トイレ掃除」、「感謝」などは、もちろん、いいことですが、これらは、夢を叶えるためのテクニックの一部なのです。

「部分」であって、「全体」では、ないということです。




このように、夢が叶わない人の場合、いろいろな原因が、あるようです。

前述のように、「部分」であるだけのテクニックに、こだわって、「全体」のもっと大切なことを、おろそかにしたりするのです。

他にも、夢の数が、多すぎて、絞り切れず、エネルギーが、分散してしまったり、一つの夢を追いかけずに、途中で、コロコロ変える癖がある人も、なかなか、夢が叶わないようです。

こういう場合は、優先順位をつけたり、夢や目標に、達成する期日を設定したりして、ある程度、絞って、集中するようにしたほうが、いいと思います。

あとは、夢が、大きすぎて、やる気をなくしたり、逆に、小さすぎて、つまらなくなったりというのも、多いパターンだと思います。




精神世界でいう、「高次元の世界」や「死後の世界」、それから、日常的には、「夢の世界」などでは、あっというまに、一瞬で、夢が実現するのですが、私たちの普段、生活しているこの「現実世界」では、とにかく、なんでも、時間がかかります。

まあ、それが、この世界の面白さであり、この世の醍醐味なのですが、

「時間がかかる」

ということは、そこに行くための戦術や戦略が、必要になってくるということです。

「戦術」というのが、「ワクワク」であったり、「トイレ掃除」や「感謝」などのテクニックにあたるのです。

「戦略」は、「夢の設定」だったり、「夢の方向性」や「夢の期限」などを、決めたりする知的な作業です。

「戦術」よりも、さらに大きく広い視点で、考えるのが、「戦略」なのです。

「戦略」の中でも、さらに一番、大切なのが、

「そもそも、どういう夢を、設定するのか?」

ということだと思います。

ひらたく言うと、

「どういう夢を、叶えたいのか?」

ということです。

夢が叶わない人は、この根本的な所で、間違えている人が、多いのです。

「自分が叶えたい夢を、間違えている」

ということです。




30年くらい前から、「マーフィー」や「ナポレオン・ヒル」などの本が、書店に並び、いわゆる、「願望実現法」というのが、日本でも、流行ったのですが、一説によると、追跡調査すると、そういう本を読んだり、セミナーを、受講しても、その後、実際に願望を、実現させた人は、常に、1~2%だそうです。

これは、30年間、ビジネスでもスポーツでも、いろいろな業界で、ずーっと変わっていないそうです。

「どうしてなのか?」

たくさんの人が、これに、疑問をもっていたと思います。

私も、そうでした。

長いこと、これが、疑問でした。

これについて、キチンと答えられる著者やセミナー講師は、少ないと思います。

こういう根本的なことを、ごまかして、30年やってきたのが、この「願望実現法」の業界だったのかもしれません。




最近、このことが、ようやく少しづつわかってきました。

結論から、先に言いますね。

「成功者が、常に1~2%なのは、その願望実現を達成できる人が、1~2%しかいない世界だから」

ということです。

簡単な理屈でした。



もっと、簡単に説明します。


たとえば、ある中小企業に、新入社員が、ある年に、100人、入社したとします。

100人全員が、

「将来、絶対に、この会社の社長になるぞ!」

という夢を持ちます。

しかし、どんなに、この100人が、それぞれ、自分のベストをつくして、がんばっても、100人全員が、社長になることは、システム上、不可能なのです。

30年後に、社長になれるのは、1人だけなのです。

派閥争いなどで、社長が、変わっても、次の社長も、1人だけです。

だから、この100人が、その会社に、入社してから、30年間の間に、社長になれる人は、その中の1~2人なのです。

30年間の間に、夢が叶う人が、常に、1~2%というのは、どの会社でも、どの業界でも、このような競争が、続いていたからだということです。



この会社の新入社員の100人が、全員、

「あなたの夢は、全て叶う!」

というようなセミナーに参加して、全員が、社長になりたいと願っても、その夢を、全員が叶えることは、不可能だというのは、こういう単純な理屈なのです。

「どんなに祈っても、努力しても、叶う人の枠の人数が、決まっている」

ということです。



このような例は、他にも無数にあります。


「宝くじで、1等賞を、当てたい!」

と願って、たくさんの人が、同じセミナーに参加して、同じ内容のテクニックを使っても、結局、1等賞の人は、1人だけなのです。

「甲子園で、優勝したい!」

たくさんの高校球児が、汗を流しますが、どんなに皆が、がんばっても、優勝できるチームは、1校だけです。

「オリンピックで、金メダルを獲得したい!」

たくさんのアスリートが、努力しても、金メダルは、やはり、1人だけです。



「相対評価」の世界で、勝負しようとしている限り、夢を叶えるのは、難しいということです。

では、どうすればいいのか?

「絶対評価」の世界で、勝負するようにするのです。



たとえば、

「億万長者になりたい!」

という夢の場合、

「六本木ヒルズに住みたい!」

というのは、相対評価の世界です。

たくさんの金持ちが、ここに住みたいと思っていますが、部屋数が、限られているからです。

「日本一の金持ちになりたい!」

これも、相対評価です。

雑誌などの「日本の金持ちランキング、トップ10」などに、掲載されるというのは、他の金持ちと比較されるということです。

日本一になれる人は、やはり、1人だけなのです。

こういう勝負を、やっては、いけないのです。

やりたい人は、やってもいいと思いますが、とても、しんどい競争になります。



億万長者になりたい場合は、

「素晴らしい商品を、開発して、日本中の人全てを、ハッピーにしたい!」

という目標設定にすると、相対評価や他社との競争から、抜け出せます。

自分が、商品開発に携わっていれば、自分との競争になるのです。

「自分が、納得した商品だけを、世の中に、広げたい!」

という目標に、切り替えるといいのです。

その商品の営業だったら、

「この商品を必要としている人が、たくさんいるはずだ。その人たち、すべてに、この商品を、紹介したい!」

こう思うといいのです。

他者ではなく、自分が納得するかどうかという、自分との競争に、切り替えるということですね。

結果として、億万長者になるかもしれないし、六本木ヒルズにも、住めるかもしれません。

「六本木ヒルズに住む!」

という夢ではなく、

「自分が理想とする商品を、日本中に広げる!」

という夢にするのです。

そうすれば、その商品が、日本中に広がった時点で、その夢は、叶ったということになります。




「相対評価」の夢は、他人と競争するという世界です。

これは、言い方を変えれば、

「あらかじめ、世の中に、用意されている夢」

でもあるのです。

自分以外の誰かが、人工的に創った夢です。

結果として、こういう夢を叶えようと思っても、

「他人の夢を生きる」

ということになるので、自分らしく生きられないなります。

社会が、既に用意してある夢というのは、たくさんの人が、目指すように、仕向けられているということです。

その夢に合う人もいるでしょうけど、とっても、少ないと思います。

ほとんどの人は、魂の奥底では、お仕着せの夢は、ワクワクしないのです。

自分の世界で、自分なりの夢を、自分で、創るのです。

「昨日よりは、今日、今日よりは、明日」

というふうに、自分が納得するような「絶対評価」の世界で生きると、人生は、楽しくなるし、楽になるのです。

そして、自分が、納得すれば、その夢は叶ったということなのです。




「夢」というものの基準を、他人の評価ではなくて、自分の評価に、変える時代が、やってきていると思います。

世間に、蔓延している夢は、実は、「椅子取りゲーム」を、やらされていただけだったのです。

「椅子取りゲーム」では、どんなにがんばっても、運を引き寄せても、結局、最後に、椅子に座っている人は、1人だけなのです。

たまには、いいと思いますが、こんなゲームを、「人生の目的」にしてはいけません。




「椅子」を、自分の好きなデザイン、好きな色で、作りましょう!

誰が、なんと言おうが、自分が、納得する、最高に素敵な椅子が、完成して、その椅子に、誰も、見ていないような部屋で、1人で、座るのです。

その椅子が、自分にとって、最高に心地よければ、夢の完成なのです。

それが、これからの時代の「夢の叶え方」なのです。

「椅子取りゲーム」から、そろそろ抜け出して、「椅子作り」を、始めませんか?(笑)








PS 自分が納得する椅子に、座りましょう。

それだけで、夢は叶うのです!








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