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宇宙の始まり

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新しい読者の方も、増えたので、再掲載させていただきます。




2009年の6月に、木内鶴彦さんの講演会に、参加したことがあります。

そのときの思い出です。

木内さんの話、とっても、素晴らしかったです。

最高でした。

記憶が、あやふやな部分もありますが、大まかでは、下記のような内容だったと思います。




22歳の時の臨死体験の話は、とっても興味深かったです。

まず、死ぬ時は、心臓の鼓動が、

ドックン、ドックン、ドックン、ドックン

と脈打っていたのが、急に、

ドッ…、トッ 

というかんじで、ピタリと止まるのが、わかったそうです。

さらに、呼吸も、

スー、ハー、スー、ハー、スー、ハー、スー、ハー

と呼吸していたのが、急に、

スー、スッ 

というかんじで、息が吸えなくなり、文字通り、「息を引きとる」のが、わかったそうです。

そして、その瞬間は、まったく、苦しくなかったそうです。

肉体が、死んでいるのに、霊体は、自分の死体を、眺めることが、できたそうです。

視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚などの五感が、霊体でも、ハッキリあったことに、驚いたそうです。


さらに、遺族の身体の中に、入りこんだりすることも、できたようです。

霊体では、

「あそこに行きたい!」

と思った瞬間に、その場所に、テレポートすることが、できたそうです。

やはり、一般的な臨死体験者と、同じように、木内さんも、死後の世界では、真っ暗な洞窟や光の世界、三途の川、それから、亡くなっていた従兄弟や伯母さんに、会ったそうです。




ここからが、木内さんのユニークな体験に、なるのですが、霊体の時、時間と空間に、束縛されすに、自由に、どこにでも、行けることが、わかったので、好奇心のおもむくままに、いろいろな時代、場所に行ったそうです。


霊というのは、テレポーテーションも、できるのですが、同時に、タイムトラベルも、できるのだそうです。

「時空間」という単語があるように、「時間」と「空間」は、セットになっていて、どちらか、一方ということは、ないそうです。

「時間」を、自由に行き来できるようになれば、必ず、「空間」も、自由に行き来できるようになり、逆も、成り立つそうです。

「空間」を、自由に行き来できるようになれば、必ず、「時間」も、自由に行き来できるようになるそうです。



霊体なので、様々な時代の人の肉体に、いわゆる憑依のようなかたちで、入りこみ、いろいろなことを、やったり、見たり、聞いたりしたそうです。

さらに、いろいろな時代に、タイムトラベルして、その時代の人の肉体を借りて、有名な神社や遺跡に、証拠として、自分にしかわからない、文字などを残したそうです。


そして、臨死体験体験から、戻ってきた時に、それを、実際に、確かめに行ったら、本当にその証拠が、残っていたそうです。

たとえば、日本のある神社の柱や巻物に、自分の名前の「鶴」という文字を、残してきたそうなのですが、現世で、その神社を訪ねて、神主さんに、事情を話したら、

「そうでしたか? これで、ようやく、謎が解けました。私たちも、どうして、この時代に、突然、鶴という漢字が、でてきたのか、ずっと、不思議に思っていたのです」

と言われたそうです。(笑)

他にも、自分の子供の頃に、会いにいって、自分を助けたりと、いろいろなことも、やったそうです。




膨大な時間を、遡って、宇宙の始まりも、見てきたそうです。

この話が、とっても、面白かったです。

よく、

「宇宙には、始まりも、終わりもない」

と、精神世界の本では、言われていますが、それは、高次元の存在からの視点であって、この3次元の世界では、やはり、時間は、流れているわけですから、始まりも、終わりもあるはずなのです。



まず、宇宙というのは、「ひずみ」から、始まったそうなのです。

例えると、お風呂の湯船に浸かりながら、両手で、お湯を、胸の真ん中で、ぶつけようとすると、最初の波が、

タップン!

と音を立てて、ぶつかりますね。

ちょうど、そういうかんじが、宇宙の始まりだったそうです。



当初、「膨大な意識」というものから、「ひずみ」が、生まれ、そこから、宇宙が、始まったそうなのです。

この「膨大な意識」を、「神」と呼んでもいいと思います。



宇宙の始まりは、

「アー」

という音からだったと、言っていました。

これは、実は、「神」の「アクビ」の音だったそうです。

つまり、最初、「神」である膨大な意識は、「完全」だったそうです。

ただ、「完全」というのは、「停滞」のエネルギーを生むそうです。

そして、とても、「退屈」だそうです。

そこで、膨大な意識は、自分自身を、動かせ、進化させるために、「不完全」という状態に、したかったのだそうです。


そのために、ある時点で、「ひずみ」を、つくりだし、

「アー」

とアクビをしながら、

「アー、よく寝たな…。そろそろ起きて、なにか、始めようかな? そうだ! まずは、この退屈な完全という状態を、止めよう。まずは、不完全にしてやれ」

というかたちで、宇宙が、始まったのだそうです。

ビックバンの最初の音は、このアクビだったみたいです。

面白いですね。(笑)



「完全」や「ワンネス」の状態というのは、とても理想的で、素晴らしいのですが、エネルギーを、停滞させ、退屈をつくるみたいです。


わかりやすい例をあげると、「ドラえもん」という漫画に、出木杉(できすぎ)くんという成績優秀で、スポーツ万能、性格もいいという男の子が、でてきますが、彼が、もし、主人公だったら、「ドラえもん」という漫画は、1話くらいで、終わってしまいます。

それが、のび太くんという劣等生で、スポーツ音痴、ドジ、怠け者、弱虫というキャラの男の子だから、話が、何百話も、続いたのだと思います。

宇宙というものは、「不完全」という状態を、創りだせるほど、「完全」だということですね。



神と人間の関係を、さらに、わかりやすく、図式化すると、下記のようになるみたいです。


○「神」=「完全」=「停滞」=「退屈」

○「人間」=「不完全」=「動き」=「感動」


ここで、大事なのは、「人間」という存在は、「神」の進化系だということです。


「神」→「人間」

ということです。



「神」という完全な存在は、対極の不完全である「人間」を、創ることによって、

「完全とは、どういうことか?」

を、認識しようとしているのだそうです。

逆に、「人間」という不完全な存在は、対極の完全である「神」を、創ることによって、

「不完全とは、どういうことか?」

を、認識しようとしているのだそうです。




その後、最初の元素である、水素が、できたそうです。

それから、ヘリウムやリチウムなど、いろいろな元素ができ、太陽系ができたり、地球ができたりしたそうです。

木内さんは、その過程も、ぜんぶ見てきたそうです。



地球の歴史も、面白かったです。

地球での生命体の始まりは、まずは、「藻」のようなものから、始まったそうです。

これが、「ミトコンドリア」の祖先のようなもので、そのあと、ミトコンドリアが、たくさんの地球上の生命体に入りこみ、いろいろな体験を始めたそうです。

「心というのは、脳にあるのではない。脳は、電算処理を行うコンピューターのような場所で、情報を、解析したり、分析するだけだ」

とも言っていました。

実際に、物事を考え、私たちが、「心」だと思っているのは、「ミトコンドリア」の意識だと、言っていました。

また、

「進化というものは、ゆっくり起こるのではなく、突然変異で、ある日、急に起こる」

とも言っていました。

そして、その突然変異の進化は、やはり、「ミトコンドリア」から、始まるのだと言っていました。



地球の歴史も、実際の歴史は、いわゆる歴史の教科書に、書いたあるようなものとは、まったく違っていたようです。


たとえば、最初の地球には、月がなく、約1万五千年くらい前という比較的最近、巨大彗星として、太陽系にやってきて、それから、いろいろな経緯で、地球の衛星になったそうです。

その時の巨大彗星が、もっていた氷が溶けて、地球に水として、降り注いだ現象が、聖書の中の「ノアの大洪水」なのだそうです。

その洪水で、大量の水により、地球の陸地の海岸線が、2000メートルほど、上がったそうです。

洪水以前の地球では、人々は、現在よりも、2000メートル低い場所で、おもに生活していたそうです。

だから、寿命が、数百年もあったのだそうです。


現在の地球では、洪水以前の人々と比べると、2000メートルも、高い場所で、生活しているそうです。

寿命が、短くなった根本の原因は、現代人の生活スタイルが、太古の昔に比べると、一種の高山病のような状態だからだそうです。



月が来る前の地球には、超古代文明が、あったそうですが、おもに地下都市を、建設して、人々は、住んでいたそうです。

さらに、地上では、UFOのような乗り物に乗って、移動していたそうです。

地下都市を、建設したのは、

「地上に、都市を建設すると、植物たちを、破壊するから、やめよう」

と判断したからだそうです。



他にも、現在、私たちが、金星人だとか火星人だと、呼んでいる太陽系内の宇宙人は、ノアの大洪水の時に、地球から、UFOで、避難した人たちもいたようです。

もともとは、地球人だった宇宙人も、たくさんいるとのことでした。



興味深かったのは、地球の傍に、月が来てから、人々の心に、「不安」が、生まれたという話でした。

それまでの地球には、不安というものは、なかったそうです。

不安の大きな要因に、月からの引力が、あるのだそうです。



余談ですが、「惑星」という単語は、英語で、「planet」ですが、これは、「plant(植物)」と「network(ネットワーク)」からできた単語らしく、「惑星」というのは、

「植物たちが、ネットワークのように、繋がっている場所」

という意味だそうです。

植物たちのネットワークが、壊れてくると、惑星は、バランスが、悪くなるようです。

昔の超古代文明の人たちは、そのことを、よく知っていたみたいですね。




この地球という惑星は、完全な存在である「神」が、不完全な存在である「人間」を、創りあげ、不完全を、楽しむための場所だったのですね。

人間が、これだけ、不完全だということは、最高に進化した、最高の存在だということですね。(笑)






PS ビッグバンの音は、「アー」で、これは、宇宙のアクビの声だった?(笑)








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