ゴールデンウイークに、久しぶりに、仲のいい友人たちに、声をかけて、食事しました。
いろいろな話題で、盛り上がったのですが、やはり、最近観た映画、「アクト・オブ・キリング」の話になりました。
これは、1965年に、インドネシアで、行われた、100万人~300万人とも言われている、大虐殺です。
世界中のメディアに、情報規制が、かかっていたらしく、こんな大事件が、あったことを、知らなかった人も、多かったと思います。
私も、3年くらい前に、ある講演会で、聴かされて知りました。
デヴィ夫人が、あるインタビューで、
「皆さん、この映画を観て、アメリカに逆らった国が、どうなるかを、ぜひ知ってください!」
と言っていました。
インドネシアは、当時、アジアの中で、唯一、米軍基地を、駐留させることを拒んだ国だったそうです。
他にも、理由はあるそうですが、一番の理由は、これだったかもしれません。
これを考えると、日本で行われた、「日米安保闘争」も、また、違った視点で、見えてきます。
もしかしたら、当時の日本の政治家たちは、このインドネシアの大虐殺のことを、知っていたのかもしれません。
「米軍基地は、駐留させたくないけど、日本国民が、大虐殺されるよりは…」
こう思って、しかたなくやっていた可能性もあるということです。
「日米安保条約を、結んだことによって、100万人~300万人の日本人の命を、救っていた可能性がある」
ということです。
歴史というのは、このように、半世紀くらい経ってから、真実がわかることも、多いのです。
さて、この映画では、被害者ではなく、なんと、当時の虐殺した側の加害者が、出演するという異例の内容になっています。
全体を通して、思うのは、
「悪って、なんだろう?」
ということでした。
映画の中では、罪の意識に、苛まれて、悪夢を見たり、苦しむ人もいれば、なんとも思っていない人もいます。
日本人の感覚からすれば、
「あれだけ、酷いことをしたんだから、罪の意識は、あるだろう…」
と思うのですが、そんなこと、ちっとも感じない、本当の極悪人もいるのです。
映画の中のハイライトシーンでは、やさしい音楽に合わせて、綺麗な滝の景色の前で、殺人者たちが、踊る場面があります。
それから、殺された人たちが、殺した人間に、「金メダル」を、贈るのですが、この場面に、違和感を覚えたり、不思議に思った方も、多かったと思います。
これは、「陰陽和合」という言葉を、知っていると、理解できると思います。
これには、いろいろな意味があるそうですが、一つには、性質が違うものを合わせることによって、相互作用で、思いもよらないものが、生まれるという意味もあるようです。
「陰」と「陽」を、合わせる。
例えば、風水的な考え方で、「山」は、良い気が集まるが、「谷」は、悪い気が集まるという考え方が、あるそうです。
理由は、谷は、どうしても、水が地下水などになって、溜まりやすくなり、流れが悪くなって、淀んで腐るために、そこの土地のエネルギーが、悪くなるからだそうです。
具体的には、東京の「渋谷」なども、本来、谷なので、悪い気が集まりやすいそうです。
しかし、そういう場所を、あえて、「若者の街」というイメージに、つくりかえて、若い女の子を、集めることによって、エネルギーを、中和させているのだそうです。
「悪くてエネルギーのない場所」
「良くてエネルギーのある若者」
この二つを、合わせているのですね。
他にも、一年の中で、猛烈に暑くなったりする「過酷な時期」に、あえて、「お祭り」をやるのも、そうらしいです。
「これから、とても暑くなるぞ…」
と、人々が思って、やる気がなくなりそうな時期に、やる気の出るお祭りが、行われてきたようです。
「やる気のなくなる季節」
「やる気の出る行為」
この二つを、合わせているのです。
映画の話に戻ると、「悪人」というネガティブなエネルギーに、「金メダル」というポジティブなエネルギーを、合わせて、「陰陽和合」を、行っているのが、その場面の意味なのです。
「憎悪」と「憎悪」というネガティブエネルギー同士を、ぶつけると、さらなる憎悪を、生むだけです。
「憎悪」と「感謝」という間逆のエネルギー同士を、ぶつけることによって、中和させようという試みなのです。
最近では、アメリカのオバマ大統領に、「ノーベル平和賞」を、与えてましたね。
これも、そうだと思います。
エネルギーの中和もあるのですが、オバマ大統領(正確には、オバマを陰で操っている権力者たち)が、シリアを、空爆しようとした時に、世界中の人が、
「あれっ? ノーベル平和賞の受賞者が、空爆の命令をやっているぞ。これって、どういうこと?」
と、悪行に、気づきやすくする効果もあるのです。
中国の天安門広場に、毛沢東の大きな肖像画が、掲げられていますが、あれも、「陰陽和合」の効果を、狙ったものかもしれません。
「悪人」を、罰したり、無視したり、隠したりするやり方も、ありますが、間逆の「祭り上げる」というやり方もあるのです。
「悪」
「祭り上げ(祀り上げ)」
二つを、合わせて、和合させるということです。
友人たちと、食事している時に、面白い話になりました。
ある人が、「パラレルワールド」に移動して、別の世界に、行ってきたそうです。
そこは、この世界とは、ちょと違う世界だったそうですが、あえて、言葉で表現すると、「近未来の地球」だったそうです。
未来の世界というは、無限にあるので、「可能性の一つ」としての未来だと思いますが、その地球は、なんと、戦争が、無くなっていて、完全に平和な世界に、なっていたそうです。
話を聴いているかんじだと、今から、10~20年以内の近未来みたいです。
その近未来の地球には、超巨大な石像が、建造されていたそうです。
それは、3人の人物がモデルになった石像だったそうです。
どこの国のどの場所で、誰なのかは、わからなかったそうですが、その3人というのが、地球上のあらゆる戦争に、関わった張本人であり、極悪人だったそうです。
この3人が、これまでのほとんどの戦争を、起こしていた元凶にあたる人物だったそうです。
「陰陽和合」の考え方だと思いますが、この3人の極悪人を、「神様」として、世界中の人たちが、崇め奉ったら、地球上から、戦争が、無くなったのだそうです。
「面白いな…」
素直に、そう思いました。
今まで、私たちは、こういう極悪人を、
「どうやって、捕まえて、処罰しようか?」
ということばかり、考えていました。
しかし、これは、「悪人」と「処罰」というネガティブなエネルギーを、合わせているだけです。
「悪人」
「神様」
という二つの間逆のエネルギーで、陰と陽を、和合させるといやり方も、あるということです。
考えてみれば、魂レベルでは、悪人というのは、嫌われ者で、さびしがり屋が、多いのかもしれません。
さらに、「教師」と「反面教師」という視点から見れば、「悪人」ほど、最高の反面教師は、いないでしょう。
だから、人類に、多大なる学びを与えてくれた「偉大な反面教師」としての「神様」という側面も、あると思います。
そういう意味では、この「悪人の神様」という発想は、間違っているわけでもないと思います。
大切なことは、こういう世界を、パラレルワールドとして、実際に、見てきた人がいるということです。
こういう未来が、実在しているというのを、私は、確信しました。
地球が、完全に平和な惑星に、生まれ変わる可能性が、間近に、迫っているということです。
こういう明るい展望って、いいですねー。
今から楽しみです。
PS アメリカのラシュモア山国立記念公園にある、巨大な彫刻。
4人のアメリカの大統領の顔が、インディアンの聖地に、彫られています。
これも、陰陽和合かもしれませんね。
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