ブログやメルマガを、長く書き続けて、セミナー講師を、仕事にしているので、たくさんの人から、
「どうしたら、そんなに面白い文章を、書けるんですか?」
「どうやって、そんなに凄い話術を、習得したのですか?」
という質問を、もらいます。
自分自身、それほど文章がうまいとも、思っていないし、話も、特別うまいとは、思っていないのですが、たくさんの人が、そう言うということは、やはり、普通の人よりは、うまいのだろうと思います。
文章にしても話術にしても、特別訓練したことがあるわけでは、ありません。
ただ、子供の頃から、漫画やアニメは、大好きでした。
18歳くらいから、本の虫になり、猛烈に読書もしました。
映画も、たくさん観ました。
だから、一つ言えることは、
「文章や話術が、うまくなりたかったら、とにかく多読すること、大量の読書で、脳内に知識を、貯め込むこと」
これしかないと思います。
今回は、ブログなどを書く時、そして、セミナーで話す時に、気をつけていることを、いくつか紹介しますね。
ブログの話ですが、まず一つ目は、
「なるべく、自分の体験から、自分の頭で考え、自分の言葉で、書くこと」
です。
「体験」というのは、言うまでもなく、「一次体験」、つまり、「生の体験」が、大切だということです。
自分自身が、見て、聞いて、触ったものに、一番価値があるのです。
これが、「二次体験」や「三次体験」になるにつれて、価値は、下がってきます。
「元プロ野球選手が語る、プロ野球界の裏話」
「元プロ野球選手の妻が語る、プロ野球界の裏話」
「元プロ野球選手の妻の友人が語る、プロ野球界の裏話」
というふうに、又聞きや伝言ゲームのように、生の体験から、離れるほど、情報の精度は、落ちてくるのです。
それでも、1人の人間のできることや体験には、限りがあります。
全てのことを、1人で、体験して、知ることは、不可能です。
だから、又聞きも、大切になってきます。
この時に、ブログなどで、記事を書く時に、文章の表現が、大切になってきます。
自分が、実際に、体験したことで、よっぽどおかしな妄想でないかぎり、それは、「事実」と認識しても、いいと思います。
この場合は、「~です」と言いきってもいいです。
でも、他の誰かが、体験したことの場合、「~だそうです」というかんじで、少しあいまいさがあることを、感じさせる表現にします。
さらに、ネット上にアップされているような知らない誰かの体験の場合、それは、どこまで本当なのか、だいぶ真実味は、薄くなってきます。
そういう時には、「~という話を聞きました」というように、軽く流す感じで、あくまでも、情報の一つにすぎないことを、キチンと表現するのです。
このように、「体験」の場合、それが、どこまで、自分に近いのか?
それが、どれくらいの精度なのかを、言葉で、明確に表現することが、大切なのです。
自分の体験でもないことを、いかにも、自分が体験したかのように錯覚して、書いている人、けっこう多いですね。
さらに、その体験が、自分だけの場合、それは、「主観」であり、それから、導き出される感想は、「意見」だと思います。
それが、自分以外の複数の人も、体験している場合、そこには、ある程度の「客観性」が、存在するので、それから出てくる感想は、ある程度、「真実」に、迫れるものだと思います。
つまり、文章を書く時には、
「それが、自分の体験なのか? 誰の体験なのか? それは、主観なのか? どの程度、事実なのか? 意見なのか? 推測なのか? 予知なのか?」
こういうことも、意識しながら、書いた方が、読者の信頼を、得やすくなるということです。
他にも、文章の基本である、「起承転結」の流れを、必ず入れるようにすることなども、大切です。
レイアウトも、行間を、ある程度空けたり、いろいろなテクニックがあります。
一番大切なことは、
「読んでいる人の役に立ちたい」
という気持ちだと思います。
ただ、これも、常に意識していると、疲れます。
全体的に、重たい雰囲気になってくるのです。
だから、たまには、ジョークやお笑い、動物の写真、面白い動画、自分の食べたケーキなど、どうでもいいような、軽い記事を書いたりして、気分転換をすることも、大切です。
長期間、しかも、人気を維持しながら、ブログを書いている方は、だいたい皆、上記のようなことを、心がけていると思います。
次に、人前で話したり、コミュニケーションをとる時、私が、心がけていることを、公開します。
これは、いつかは、忘れたのですが、テレビで、ビートたけしさんが、インタビューを受けていた時に、話していたことです。
ご存知のように、たけしさんは、30年以上前の漫才ブームから、生き残ってきた、凄い芸人です。
あの頃から、生き残ったのは、たけしさん、さんまさん、タモリさんの3人だけだという意見もあります。
そのくらい、芸能界は、生き残ることが、難しい世界みたいです。
そのインタビューで、話していたのですが、たけしさんが、まだ、下積み修行中の頃、ある師匠から教わった、コミュニケーションの極意が、あるそうです。
それは、話の上手い人が、心がけている奥義だったそうです。
結論から、先に言うと、
「脳内に、映像を、浮かべること」
だったそうです。
話の上手い人と下手な人は、それだけの違いだと、教えてくれたのだそうです。
さらに、もっと細かいことを言うと、
「脳内に浮かべた映像を、目の前にいる人の脳内に、移動させること」
だそうです。
わかりにくいですか?
もっと具体的に言うと、
「脳内に浮かべた映像を、言葉という道具を使って、相手の脳内に、まったく同じ映像を、浮かべることが、上手い話し手になる奥義だ」
と言っているのです。
プロの落語家が、話しながら、蕎麦を、
ジュル、ジュル
と音を立てて、食べている演技をすると、本当に、そこに、蕎麦があって、それを、食べているように、見えますね。
そういうことだと思います。
つまり、その落語家は、頭の中に、蕎麦を食べている映像を、思い描いているのです。
そして、さらに、その映像が、目の前にいるお客さんたちの頭の中にも、そっくりそのまま浮かぶように、ジェスチャーをまじえながら、伝達しているのです。
そうなのです。
話が下手な人は、言葉を、伝えることが、目的になっているのです。
「蕎麦とは、どういうものか?」
という話を、歴史や料理法などの側面から、言葉を使った、うんちくで、説明しようとするのです。
それに対して、話が上手い人は、言葉というのは、あくまでも、脳内の映像を、伝達するための道具なのです。
「ジュル、ジュル」
という音を出しながら、その映像を、相手に届けることに、意識を向けているのです。
たけしさんの話を、聞いて、
「なるほど~!」
と、思わず膝を、
ポン!
と叩きました。
これは、話すだけではなく、ブログなどの文章を書く時にも、言えることだと思います。
もしかしたら、絵画や音楽にも、言えるのかもしれません。
「脳内の映像を、届けることが、コミュニケーションの奥義である」
ということです。
それにしても、これだけの奥義を、もったいぶらずに、サラリと話す、たけしさんは、やはり、超一流の芸人だと思います。
私の経験からも、本当に凄い奥義や秘伝ほど、その道の一流の人たちの口から、サラリと自然に出てくることが、多いです。
もったいぶる話に限って、大したことがないのです。
そして、それを、聞く人の器によって、その話の価値が、どれだけなのかという違いが、生まれるのです。
私が、たけしさんの話を、聞いた時は、おそらく、ベストなタイミングで、それが、私に、必要な話だったのだろうと思います。
この話も、ベストなタイミングで、今、必要な人の心に、届くと信じて、書いています。(笑)
PS 落語家の人たちは、脳内に、「蕎麦を食べている」という映像を、思い浮かべながら、話してします。
だから、話が、面白いのです。
☆精神世界の面白いサイトが、たくさんあります。 ↓
http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas
☆キネシオロジーの個人セッションも、やっています。
こちらも、ぜひ体験してくださいね。
http://www.tomaatlas.com/soul.htm
☆メルマガ「精神世界の鉄人」も、発行しています。
ブログでは、読めないような内容も、掲載することもあります。
まだ、登録してない方、ぜひ登録してくださいね。
http://melma.com/backnumber_38906/
☆精神世界のランキングです。1日1回、ポチッと、クリックお願いしますね。↓
Twitterブログパーツ
以上
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
トーマ
toma_atlas@yahoo.co.jp
☆日記(エッセイ)の過去の全バックナンバーです。
http://www.tomaatlas.com/library00.htm
☆「精神世界の鉄人」のメルマガも、発行しています。
http://www.melma.com/backnumber_38906/
☆キネシオロジーの個人セッションです。
http://www.tomaatlas.com/soul.htm
☆MIXI内にも、「精神世界の鉄人」のコミュを、作成しました。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4663380
☆精神世界の面白いサイトが、たくさんあります。 ↓
http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas
☆「光のネットワーク(リンク集)」です。
http://www.tomaatlas.com/linksnew.htm
☆私のメインサントです。 ↓
http://www.tomaatlas.com/
☆「精神世界の鉄人」のグルっぽです。
↧
脳内の映像
↧