最近は、暇さえあれば、趣味の「宇宙考古学」の本を、読んでいます。
今回は、最初に、宇宙考古学の基本的な話を、書いておきます。
まず、言葉の定義ですが、ヘブライ語で書かれた聖書の原典には、「神」のことを、「GOD」ではなく、「ELOHIM」と書かれているそうです。
この「エロヒム」という単語は、「天空より飛来した人々」という意味だそうです。
要するに、聖書に登場する「神々たち」は、もともとの意味を辿ると、「宇宙人たち」ということです。
宇宙考古学は、このように、奇をてらった学問ではなく、きわめて当たり前のことを、当たり前に、解釈しようという学問なのです。
たくさんの優秀な学者たちが、この宇宙考古学に、取り組んできましたが、有名なのは、やはり、ゼカリア・シッチンですね。
シッチンの説は、現在でも、いろいろな解釈をされていますが、地球の歴史の本質に、かなり迫った学者だと思います。
私は、昔、シッチンの本で、初めて、「アヌンナキ」という宇宙人の存在を知りました。
地球には、太古の昔から、たくさんの宇宙人グループが、訪れていたようですが、このアヌンナキのファミリーが、地球の歴史に、一番影響を与えたのかもしれません。
アヌンナキは、いわゆる、「爬虫類人(レプティリアン)」だっと言われています。
性別でいえば、男性だったそうですが、彼が、大昔に、地球の将来の大まかなプランを、つくったようです。
地球の歴史のほとんどが、彼が、創作したイメージどおりに、ずーっと長いこと、進行していたということです。
だから、「歴史」のことを、英語で、「history」、つまり、「his story(彼のつくった話)」というそうです。
アヌンナキだといわれている壁画です。
地球文明の歴史は、大きく分けて、二つのグループの歴史で、構成されています。
一つ目は、「アダムとイブ」から、スタートする、「人間の歴史」です。
二つ目は、「アヌンナキ」から、スタートする、「宇宙人の歴史」です。
前者の人間の歴史は、その子孫の名前まで、知られていて、たくさんの人が、その家系図を、知っています。
しかし、後者の宇宙人の歴史は、その子孫の名前まで、知っていて、家系図を知っている人など、ほとんどいません。
私も、最近知りました。
興味のある方は、いろいろ調べてみてください。
現在は、ネットに、その家系図も、公開されています。
凄い時代になりましたね。
重要な人物だけを挙げると、筆頭は、アヌンナキです。
この宇宙人は、シュメール文明やエジプト文明などに、大きな影響を与えたと言われています。
アヌンナキには、二人の息子がいたそうです。
一人は、「エンリル(Enlil)」、そして、もう一人は、「エンキ(Enki)」です。
諸説ありますが、この二人は、仲が悪かったそうです。
どうして、仲が悪かったかというと、当時の「人間たちの扱い」について、価値観や意見が、合わなかったようです。
この二人を、簡単に説明すると、下記のようになります。
エンリルの姿は、「人間型」で、現在の私たちと、変わらない姿だったようです。
この宇宙人は、
「人間たちを、奴隷のままにしておこう」
と考えていたそうです。
そうやって、何も考えないほうが、幸せだと思っていたのかもしれません。
また、奴隷にするかわりに、サポートも、熱心にしていたようです。
見方を変えると、ある意味、過保護だったのかもしれません。
一方の「エンキ」は、「人間と爬虫類」が、混じったような姿だったそうです。
上半身は、人間で、下半身が、ヘビのような爬虫類の姿だったそうです。
この宇宙人は、
「人間たちを、少しづつ教育していって、いつかは、宇宙人のと同じくらい賢い存在に、なってもらいたい」
と考えていたそうです。
知恵を与えることによって、だんだん、自立していくように、願っていたのかもしれません。
だから、サポートは、必要最小限にするというのが、基本的なスタンスだったみたいです。
ある意味、放任主義ですね。
右の人間の姿の宇宙人が、エンリルです。
左の下半身がヘビの姿の宇宙人が、エンキです。
この絵の中でも、喧嘩していますね。
この絵は、右のエンキが、人間に、「星の秘密」、つまり、現在でいう「占星術」を、教えているところだそうです。
「知恵を与える神」が、「エンキ」だったということです。
ここまで読んで、気がついたと思いますが、この身体の下半分がヘビだった、「エンキ」が、聖書の中で、アダムとイブに、知恵を授けた、「ヘビ」です。
右側の木に巻きつきながら、アダムとイブに、「知恵の実」である、「リンゴ」を食べるように、勧めている場面です。
この行為に対して、エンリルが、激怒したようです。
それで、アダムとイブを、エデンの園から、追い出したようです。
「追い出した神」が、「エンリル」です。
その頃から、人間の姿をしたエンリルという宇宙人が、半分ヘビの姿をしたエンキという宇宙人を、「悪魔」にしたそうです。
なるほど…、ですね
つまり、聖書に出てくる「神」は、「エンリル」で、「悪魔」が、「エンキ」ということです。
エンリルの価値観に合わないエンキを、悪者にしたということです。
それから、さらに、人間の歴史は、このエンリルとエンキという二人の兄弟の喧嘩の影響を、受け続けます。
アダムとイブの10代目の子孫である、「ノア」の時代に、二人の喧嘩が、一度頂点に達するみたいです。
エンリルは、自分たちの姿に似ていながら、中途半端に、知恵をつけた人間たちを、嫌悪していたそうです。
天変地異を起こし、人間たちを、全員殺そうとしたようです。
それが、「ノアの大洪水」の話です。
しかし、結果的には、エンキが、ノアを含む、一部の人間たちを助けたみたいです。
このように、地球の宇宙人グループには、「エンリル派」と「エンキ派」という二大グループができて、両者が争いながら、歴史が展開していったようです。
簡単に、まとめると、
「人間を、奴隷にしたままにしておこう」
という価値観のエンリルが、つくったのが、「ユダヤ教」や「キリスト教」などの宗教グループみたいです。
一方、
「人間は、知恵をつけながら、いつかは自立するべきだ」
という価値観のエンキが、つくったのが、「ゾロアスター教」や「ミトラ教」、「グノーシス主義」、「フリーメーソン」などの各種の秘密結社という流れみたいです。
興味深いのは、古代中国の神話にも、伏羲(ふっき)という神さまが、いるのですが、この姿も、下半身が、ヘビなのです。
この存在も、「エンキ」のグループだったのかもしれません。
さらに、この二人の姿は、「DNA」のニ重螺旋に似ています。
もしかしたら、「DNA」の話に、よくでてくる、「塩基」という単語は、「エンキ」からきているのかもしれませんね。
この二人の絵を、よく見ると、定規とコンパスを、持っています。
「フリーメーソン」の歴史って、こんな古くからあるんですね。
背景は、星座のような模様もありますね。
地球の歴史の様々な出来事に、この二人の宇宙人兄弟の価値観の違いが、間接的に、遠因として、影響を与えてきたと、ゼカリア・シッチンは、主張していたようです。
たとえば、13世紀に起こった、南フランスからイタリアの一部でのホロコーストにも、関係しているようです。
私は、最近まで、こんな大事件があったことを、知りませんでした。
歴史というのは、こういう隠された事件だらけなのです。
この事件は、ローマ・カトリックが、主に南フランスの人たちを、大虐殺したそうですが、その数、数十万人だったそうです。
そして、その虐殺の遠因を、辿っていくと、
「キリスト教 VS それ以外の思想の人たち」
になり、最終的には、
「エンリル VS エンキ」
の喧嘩に、行きつくみたいです。
エンリルの宇宙人グループは、
「人間に、あまり賢くなってもらいたくない」
と思ってたみたいです。
エンキの宇宙人グループは、逆に、
「人間に、はやく賢くなってもらいたい」
と思っていたみたいです。
これは、単純に、
「どっちが、正しいか?」
という簡単な問題ではありません。
たしかに、人間は、バカなままでも、戦争をしますが、賢くなっても、もっと高度な戦争を、やるからです。
13世紀に起こった、このローマ・カトリックによる大虐殺は、とても悪魔的で、酷かったみたいです。
一説によると、この「ROMA」による悪魔的な行為を見た人たちが、「ROMA」という単語を、逆にして、「AMOR(アモール)」という単語を、つくったのだそうです。
「AMOR」は、ラテン語で、「愛の神」を意味するそうです。
ここから、フランス語の「アムール(AMOUR)」やイタリア語の「アモーレ(AMORE)」も、生まれたそうです。
意味は、それぞれ、「愛」と「愛情」で、いずれも、「愛」を表現する単語ですね。
おそらく、当時の人たちは、本当の「悪」というのが、どういうものかを、目の当たりにしたのだと思います。
そのおかげで、対極にある、「愛」という存在を、深く理解することが、できたのかもしれません。
ここからは、私の勝手な想像です。
この時代のヨーロッパの人たちの中で、東に逃げた人たちも、いたのかもしれません。
そして、最後に辿りついたのが、日本の「青森」だった可能性もあります。
そこで、その土地に、本当の「愛の神」である「イエス・キリスト」のお墓もあることを知って、
「この土地を、愛の神の土地にしたい!」
こう思ったのかもしれません。
そして、その土地につけた名前が、「AMOR(アモール)」で、その後、長年の間に変化して、現在の「AOMORI(青森)」になったんじゃないかと、想像してみました。(笑)
日本は、これから、世界全体に、「AMOR(愛の神)」の思想を、広げていく使命をもっていると思います。
その時に、このような地球の本当の歴史も、知っておいたほうがいいと思います。
今回は、ここまでにしておきます。
このあたりの話は、また、別の機会に、詳しく書くかもしれません。
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