Quantcast
Channel: 精神世界の鉄人のブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1615

スティング

$
0
0

先日、10年くらい前に購入したDVDプレーヤーが、とうとう壊れたので、この機会に、念願のブルーレイディスクプレーヤーを、購入しました。

やはり、画像が綺麗ですね。


そこで、最初にレンタルして観たのが、名作「スティング(The Sting)」でした。

この映画は、1973年公開のアメリカ映画で、「アカデミー賞」を受賞した作品でもあります。

アカデミー賞を獲得したことのある作品は、年月が経っても、面白いです。

子供の頃、洋画劇場で、なんとなく観ていた記憶があるのですが、大人になって、改めて観てみると、また違った印象を感じました。



作品の内容を、ちょっと紹介すると、監督は、ジョージ・ロイ・ヒル、出演は、ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードです。

1936年のシカゴが舞台で、詐欺で日銭を稼ぐ1人の若者が、師匠を殺害したギャングに、復讐するために、伝説的な賭博師と協力し、得意のイカサマで、相手組織を、徐々に追い詰めていく様を、軽快に描いたコメディ映画です。

「信用詐欺」を扱った代表的な映画だと、言われているそうです。


原題の「Sting」は、本来は英語で、

「ブッスリ・グッサリと強烈に突き刺す、とどめを刺す」

と言う意味だそうですが、この作品では、

「騙す、法外な代金を請求する、ぼったくる」

という俗語の意味で、使われているそうです。

簡単に言うと、「詐欺」の意味です。



観ていて思ったのは、おそらく、これと同じような事件が、実際に、この時期にあったんだろうということでした。

「事実をもとにしたフィクション」

というやつですね。

それにしても、アメリカの詐欺の大がかりな仕掛けには、驚きます。

これを観たら、日本の「オレオレ詐欺」なんて、とても幼稚で、可愛く見えてきます。

しかも、映画の公開が、1973年で、舞台になった街は、1936年のシカゴだというのだから、今から、約80年くらい前の話だと考えてもいいでしょう。

ということは、あれから、80年くらい経っている現在のアメリカの詐欺は、あれよりも、ずっとずっと進化しているということです。



日本の詐欺グループは、同じような価値観をもった人間が、少人数でやるようです。

それに対して、アメリカの詐欺グループは、ありとあらゆる職業で、様々な価値観をもった人間が、同じ利害のもとに、一時的に集まり、大きなチームを結成し、ゲームのように、楽しみながら、詐欺をやるということです。


この映画の中でも、大がかりな詐欺を、ゲームやスポーツのように、楽しんでいます。

罪悪感が、ほとんどないのです。

何十人もの大人数で、それぞれが、役者として、自分の割り当てられた職業を、舞台の演劇を演じるように、楽しんでやるのです。

これは、怖いです。


映画を観ている間は、

「映画だから、自分に関係ない」

と思って、観客として、楽しんで観れますが、

「現実の世界で、これが、実際に、自分が仕掛けられる側に、まわったら…」

と思ったら、恐ろしいです。



これからも、日本は、どんどん国際化していきます。

だから、こういう外国人たちの詐欺のやり方も学習して、覚えておくことも大切です。




こういうことは、学校では、教えられないと思います。

それぞれの家庭で、親が子供の教えるべきでしょう。



私の経験談です。


沖縄に住んでいた、小学校の低学年の頃、近所のスーパーで、抽選が始まりました。

当時、沖縄は、アメリカから日本に復帰したばかりで、日本の本土から、大手の資本が、どんどん入ってきていました。

いいことも入ってきましたが、悪いことも入ってきました。

おそらく、東京あたりに資本をもつスーパーだったと思うのですが、子供だった私は、一等賞の「自転車」が、欲しくて欲しくて、たまらなくなりました。

今では、誰でも買って乗れますが、その頃は、高級品だったのです。


それで、母におねだりして、

「ねえ、お母さん、自転車が欲しいんだけど、買い物したら、抽選券が貰えて、自転車を当てられるんだって、あれが欲しいから、買い物しに行きたいんだけど、何か、買ってきて欲しいものある?」

と訊いたら、母が、

「ああいうのは、すぐに行ってはダメよ。初日に、一等賞が当たったら、それからは、誰も買いに行かなくなるから、ああいうのは、最後の日あたりに行くのよ。できれば、最終日から二日前くらいに行ったらいいよ」

と、アドバイスしてくれました。

「そういうもんかな…?」

と思っていると、やはり、最終日から、二日前くらいに、一等賞の自転車を、誰かが、当てていました。



先月、沖縄の実家に帰って、久しぶりに、その話題になったのですが、なんと、母は、学生時代、東京で、そういう抽選のアルバイトを、あるお店で、やったことがあったそうです。

現在でも、たまに見かける、ガラガラ回して、白い玉や赤い玉が、出てくる抽選を、お店でやった時に、やはり、店長から、

「いいか、最初から、当たり玉なんか、入れるんじゃないぞ。当たり玉は、最終日から二日前くらいに、入れるんだぞ!」

と言われたそうです。


それを聞いて、

「な~んだ、お母さん、仕掛けられる側じゃなくて、仕掛ける側の人間だったんだね。さすがだね~」

と言ったら、苦笑いしていました。(笑)




この世界では、いい意味でも、悪い意味でも、そして、そういう善悪を超えた広い意味でも、ありとあらゆる場面で、「スティング(詐欺)」が、張り巡らされています。

とても高度なものは、騙されているのも、全くわからないくらい巧妙です。


私の母は、

「どんな商品やサービスでも、向こうから、売り込みに来たものは、絶対に、購入しないことにしている」

と、常々言っていました。

大人になった今、それは、本当に、正しい姿勢だと思います。

「訪問販売などで、売り込みに来る商品には、ろくなものがない」

ということです。


たくさんの人が、経験あると思います。


それほど親しくない友人から、久しぶりに、誘いのメールや電話があって、自宅やカフェに行ってみたら、いきなり、サプリメントや化粧品のネットワークビジネスを、紹介されたり、保険の勧誘だったり、セミナーや宗教の誘いだったりして、ガッカリすることです。

これなどは、典型的な例です。


誤解のないように言っておきますが、これらの商品やサービスが、全て悪いわけではありません。

要するに、

「向こうから来るようなものは、ダメだ」

ということです。

反対に言うと、

「自分から、積極的に探して、巡りあうものには、たまに本物もある」

ということです。



もっと、わかりやすく言います。


街中で、向こうから、ナンパしてくる、見ず知らずの相手に、素晴らしい人は、少ないということです。

ほとんどが、身体目当てか、お金目当てだと思います。

アメリカに住んでいた頃には、友人から、

「向こうから、ニコニコして話しかけてくる男性がいたら、詐欺師かホモだから、気をつけろよ」

と注意されました。

これは、アメリカに限らず、世界中、都会だったら、どこでも、そうかもしれません。

逆に、自分のほうから、

「この人に会いたい! この人と仲良しになりたい!」

と思う人がいたら、それほど、変な人ではないということです。


まとめると、

「相手から、近づいてくる場合は、危ないことが多い。一方で、自分から、近づいていく相手は、大丈夫なことが多い」

ということですね。

まあ、あくまでも、目安です。

実際には、ケースバイケースです。




商品でも、サービスでもそうですが、情報もそうです。


「宝物が、向こうから、歩いてくることは、絶対にない」

という大原則を、常に、頭にいれておくといいです。

これを、逆に言うと、

「本当に価値のある宝物に出会いたかったら、誰もいないような場所に、自分から、探しに行かないといけない」

ということです。


「インディ・ジョーンズ」の映画を観てもわかるように、本当の宝物は、誰も来ないようなアマゾンの秘境のようなところに、眠っているのです。


だから、無料で垂れ流されている、テレビなどからの情報は、それほど悪いものもないのですが、本当に価値のあるものは、少ないということです。


私は、価値のある情報は、かならず、お金を払って、獲得することにしています。

それは、セミナーや講演会だったり、DVDや書籍だったりします。

経験から、それらに支払った対価は、無駄にならないと、知ってるからです。

無料で得られる情報は、誰でも、獲得できるので、それほどの価値はないのです。




以前にも、書きましたが、「宝くじ」なども、昭和の時代には、着物を着た素人の女性たちが、弓矢で、回転している数字に、矢を放ち、当選番号を、決めていました。

子供の頃、テレビの生放送で、それをやっているのを、見たことがあります。

その時は、公明正大だと感じました。

フェアなやり方だと思ったのです。


でも、今は、どうでしょうか?

「いつ、どこで、誰が、どうやって、何を基準に、宝くじの当選番号を、決めているのか?」

と、考えたことが、ありますか?

「もしかしたら、1等賞~3等賞までの高額当選者は、いないんじゃないか?」

という都市伝説的な噂もあります。

もしくは、当選者は、「宝くじ」を運営している政府関係者の身内に、あらかじめ当たるような細工が、されているかもしれません。


こういうことを、疑う姿勢がない人は、これからの時代は、どんどん、カモにされる可能性があります。



これも、以前に書きましたが、これも大切だと思うので、もう一度書きますね。


全国で行われている、「選挙」ですが、これの集計をやっている会社は、日本で、戦後すぐに、できたそうですが、この会社の設立時の筆頭株主が、現在の首相である、安倍さんの父親だということを、知っている人が、どれだけいるのでしょうか?

現在は、実質的に、安倍首相が、株主みたいです。

つまり、全国の選挙結果なんて、安倍さんが、ポチッとボタンを押すだけで、いくらでも、操作できるということです。

戦後から、ずーっと民主主義が、正常に機能したことなんて、一度もないのですよ。

こんな選挙の本質的なことも、知っている人は、まだまだ、とても少ないと思います。



他にも、この社会は、八百長だらけです。


「原発推進派」と「原発反対派」の双方のリーダーの親分が、同一人物だと知ってる人は、どれくらいいるでしょうか?

原発を推進しても、反対しても、どちらの活動をやっても、同じ所に、お金が流れているのですよ。



さらに、ここ数十年は、科学技術が急速に上がって、気象や天候も操作できます。

台風、竜巻、大雨なども、ある程度は、操作できます。

地震、津波、火山噴火などの天災も、ある程度、操作できるのです。

こういうことも知りながら、ニュースなどは見ないと、見当はずれな世界観を、もつようになります。



これらのことを、知らなかった人たちは、まだまだ間に合うので、インターネットなどで、「自発的」に、調べてみてください。

きっと、いろいろなことが、わかってきて、驚愕すると思います。




子供の頃、「サンタクロース」がいると、信じていました。

それが、いなかったと知った時には、驚きました。

善意でありますが、これなど、世界中の大人が、子供に対して行う、一種の詐欺です。(笑)


中学や高校の頃、「プロレス」は、本気でやっていると思っていました。

それが、大学生の頃、プロレスラーだった友人から、全て、シナリオのある「八百長」だと聞かせて、また驚きました。


大人になって、陰謀論にハマって、とことん調べた結果、世界中の国のトップの大半が、親戚だったりして、グルだということが、わかって、またまた驚愕しました。

世界中の王様や女王、大統領、政治家などが、全員で、大がかりな芝居を、世界中で演じていたということです。

新聞やテレビ局、出版社などのマスコミも、グルだったということです。


さらに、数年前から、超古代文明を研究しているうちに、地球の歴史は、「神々(宇宙人たち)」が、100%、筋書き通りに、人間を導いていたことがわかって、これにも、心底驚きました。




こうやって、私の視野は、どんどん広がってきたのですが、やはり、知らないよりも、知ってよかったと思っています。

知ることによって、ショックも受けましたが、生きるう上での自由度が、広がったと思うからです。

広く、高い視点から、世界を眺められることが、人間にとって、進化であり、成長でもあると思うのです。

そして、それが、「大人になる」ということでもあり、「成熟する」ことだとも思います。




人間の「歴史」の中に隠されてきた、大がかりな「スティング」が、これからは、どんどん、白日の下に、さらされると思います。

そうなった時に、世界は、大きく激変すると思います。

これは、善悪で言えば、とてもいい変化になるでしょう。

今から、楽しみです。





PS 映画「スティング」を観たら、現在、世界中を支配しているグループの原型が、少しわかると思います。

この仕掛けを、拡大したものが、私たちが、「陰謀論」と感じている、世界のシステムなのです。






ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの二人は、名コンビでしたね。









☆精神世界の面白いサイトが、たくさんあります。 ↓

http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas




☆キネシオロジーの個人セッションも、やっています。

こちらも、ぜひ体験してくださいね。

http://www.tomaatlas.com/soul.htm




☆精神世界のランキングです。1日1回、ポチッと、クリックお願いしますね。↓



にほんブログ村 哲学ブログ スピリチュアル・精神世界へ

ペタしてね

読者登録してね

アメンバー募集中

フォローしてね

Twitterボタン
Twitterブログパーツ

トーマ イタル

バナーを作成


以上




♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪


トーマ

toma_atlas@yahoo.co.jp



☆日記(エッセイ)の過去の全バックナンバーです。

http://www.tomaatlas.com/library00.htm

☆「精神世界の鉄人」のメルマガも、発行しています。

http://www.melma.com/backnumber_38906/

☆キネシオロジーの個人セッションです。

http://www.tomaatlas.com/soul.htm

☆MIXI内にも、「精神世界の鉄人」のコミュを、作成しました。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=4663380



☆精神世界の面白いサイトが、たくさんあります。 ↓

http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas

☆「光のネットワーク(リンク集)」です。

http://www.tomaatlas.com/linksnew.htm

☆私のメインサントです。 ↓

http://www.tomaatlas.com/




☆「精神世界の鉄人」のグルっぽです。




Viewing all articles
Browse latest Browse all 1615

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>