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「バビル2世」

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7月26日(日)の東京セミナーも、大盛況で終了しました。

参加された皆さん、お疲れ様でした。



セミナーも、楽しかったのですが、終わった後の懇親会も、凄く楽しかったです。

参加者の方が、なんと、私の大好きな「縄文土器」の破片を、お持ちだったので、触らせていただきました。

去年あたりから、

「本物の縄文土器を、触ってみたいなー!」

と、思っていたので、また、願いが叶いました。


「縄文土器」については、新説が、どんどんでてきて、その本質も、ある程度、わかってきているようです。

まず、縄の模様は、現代で言えば、「バーコード」になっているものが、多いようです。

数字などの記号が、規則的に並んでいるのが、この土器の特徴みたいです。

何かのサンプルを、保管しておく試験管のようなものだったかもしれません。


さらに、これらの土器は、実は、人間の視覚などではなく、触覚に、アクセスするためのツールみたいです。

だから、触らないと、意味がないそうです。

博物館などでは、ガラスケースに入っていて、絶対に、触らせてくれないのですが、その理由は、いろいろな歴史の真実を、一般の人に、知られたくないからかもしれません。

手で触ると、脳内に、いろいろなビジョンが浮かぶ、記録再生装置が、「縄文土器」なのだそうです。


たしかに、私を含めて、何人かの方が、その破片を、触ってみましたが、いろいろ見えました。

ある方は、

「情報量が、多すぎて、メッセージが、特定できない…」

という感想を、述べていました。

私も、同感でした。

エネルギーも、なんともいえない、不思議なかんじでした。




さて、今回の話題です。

面白い動画を見つけたので、また紹介します。



私が、小学1年生くらいの頃に、テレビアニメで放映されて、大人気だった作品、「バビル2世」について、いろいろな識者が、様々な角度から考察した番組です。

こういうオタクの人たちの意見って、面白いですねー。

「バビル2世」は、リメイク版も、作成されたので、20代や30代の方でも、知っている方も、多いと思いますが、やはり、40代~50代の方で、この作品が、大好きだった方が、多いと思います。




去年あたりから、ハマっている、「宇宙考古学」の視点からも、とても奥深い内容になっています。

まず、気がつくのが、太古の昔に、地球を訪れたといわれる、宇宙人、「アヌンナキ」の存在です。

この宇宙人の直系の子孫は、髪が、赤毛になると言われていますが、マンガの中で、日本人のバビル2世が、超能力を使う時だけで、髪が、赤毛になっています。






作者の方は、このあたりまで意識して、描いていたのかな?



「ウィキペディア」からも、この作品の大まかなストーリーを、抜粋しますね。



はるかな昔、地球に不時着して、帰れなくなり住み着いた宇宙人・バビル。

彼が残した遺産・「バベル(バビル)の塔」と、三つのしもべを受け継いだ、超能力者・浩一が、世界征服を企む悪の超能力者・ヨミと戦う物語。


5000年前、宇宙人・バビルは、宇宙船の故障により、地球に不時着した。

宇宙人、「バビル1世」です。






彼は、その科学力と自らの超能力によって、時の権力者を動かして、巨大なバベルの塔を、建設させる。

当初の目的は、故郷に救助信号を、送るためであった。






しかし、科学的知識に乏しい地球人は、一瞬のミスから、完成直前の塔の大半を、破壊してしまう。

故郷へ帰ることをあきらめて、地球人と結婚したバビルは、破壊されたバベルの塔を、子孫に託そうと決心する。

彼は、宇宙船の機器をもとに、いつの日か、生まれるであろう、自分と同じ体質を持つ子孫を探し出す装置と、三つのしもべを、作り上げた。

この遺産を受け継ぐ人間が、自分の2世になるのである。

バビルは、自分と同じ超能力をもった子孫に、それを託すことができるのを、幸せだと考えた。



ざっと、以上が、おおまかな話です。



これは、いろいろな宇宙考古学者が、主張している歴史と、かなり重なります。


特筆したいのは、この初代の「バビル1世」が、宇宙人で、地球の女性と結婚して、子供をつくっているということです。

そして、その子供の全てが、自分と同じ能力を持つわけではなく、何百世代にも渡って、数千年後に、後継者が、現れるだろうということを、予言していることです。

現れたら、その後継者に、宇宙人の超科学力の全てを、継承すると、言っているのです。

さらに、面白いのは、

「後継者が、この科学力を使って、地球を力で征服しようが、愛と平和の惑星にしようが、どちらでも、かまわない」

ということを、言っているのです。

宇宙人からすると、地球の人間の「善悪」や「正邪」などは、どうでもいいと思っているところが、興味深いと感じました。

実際、そうなのかもしれません。


子供の頃は、なんとも思わなかったのですが、大人になって、振り返ってみると、この作品は、宇宙からやってきたウイルスが、地球の人間に寄生して、宿主である人間を操ったりと、最先端の科学の世界で、話題になっているような話が、たくさん出てきます。

この時代に、そんなストーリーを、すでに描いていたというのは、凄いです。


また、「正義の味方」といいう設定の主人公、バビル2世は、三つのしもべを、従えてはいるものの、基本的には、いつも、一人ぼっちで、孤独に見えるのに、「悪の権化」のような敵役のヨミのほうが、たくさんの部下から、慕われて、けっこう人望もあったりと、ユニークで、複雑な設定になっています。




また調べてみると、この作品は、最初に、「少年チャンピオン」に、連載されたのが、1971年ですが、この後、1974年に、ユリ・ゲラーが、来日して、「スプーン曲げ」などの超能力ブームが、わき起こります。

私の記憶では、「バビル2世」の歌で、「サイコキネシス」や「テレパシー」という単語を、覚えた後に、空前の超能力ブームが、始まったと思います。

だから、この作品は、このブームの下地つくりでもあったのです。



漫画家の方は、皆、天才だと思いますが、この作者の横山光輝さんも、本当に凄い、世紀の大天才だったと思います。

横山先生は、「バビル2世」も、名作ですが、他にも、「三国志」、「鉄人28号」、「魔法使いサリー」、「コメットさん」、「伊賀の影丸」、「時の行者」など、様々なジャンルで、大ヒットを、飛ばしています。


2004年に、ある日、突然、「バビル2世」のアニメが観たくなって、レンタルしてきて、バビル2世とヨミが、炎の中で、戦っているシーンを観た後、眠ったのですが、翌日、朝起きたら、テレビのニュースで、横山先生が、自宅で、火事に遭って、全身に火傷をおい、お亡くなりになったと知って、とても驚きました。

横山先生には、もっともっと、作品を、描いてほしかったですね。

合掌。




余談ですが、私と同世代の女性には、

「私の初恋の男の子、実は、バビル2世だったんです! 凄く憧れてたんですー!」

という方が、けっこう多いです。(笑)

たしかに、あの時代、女の子からすると、圧倒的な力をもっている、正義の少年・バビル2世は、理想の男の子だったのかもしれませんね。








☆下記が、その動画です。



○「BSマンガ夜話 「バビル2世」 横山光輝 (1998年)」


https://www.youtube.com/watch?v=ji4_I4TUsKU






○「バビル2世」


https://www.youtube.com/watch?v=gh32By4oeU0






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