去年、書いたブログですが、反響が、大きかったので、今年も、再掲載させて、いただきます。
もうすぐ、「バレンタインデー」ですね。
バレンタインデーには、いろいろと、苦い思い出があります。
10代の頃は、全然異性に、モテなかったのですが、毎年、この時期になると、
「ああー、また、バレンタインデーかー。今年も、誰からも、チョコ貰えないんだよな…」
なんて、嘆いていた思い出が、あります。
20代になって、ある時、どうすれば、バレンタインデーで、チョコを、たくさんもらえるかを、がんばって、考えた結果、いいアイデアを、思いつきました。
「そうだ! 今年のホワイトデーで、たくさんの女の子に、キャンディーを、あげればいいんだ。そうすれば、翌年のバレンタインデーで、お返しのチョコを貰えるぞ!」
そうして、チョコをもらってもいないのに、あまり親しくない女の子も含めて、たくさんのキャンディーを、たくさんの女の子に、あげました。
そうしたら、案の定、翌年のバレンタインデーには、たくさんのお返しのチョコを貰えました。まあ、全部、義理チョコでしたけどね。(苦笑)
ただ、それからは、少しづつ、モテるコツみたいなものがわかり、だんだん、本命チョコも、貰えるようになりました。(笑)
この話は、単純なことですが、精神世界の真理が、つまっています。つまり、精神世界で、よくいわれる、
「自分の与えたものが、自分に返ってくる。与えないものは、返ってこない。返ってきたものは、自分が与えたものである」
という法則が、作用しているのです。
つまり、「人から、愛されたい!」と思ったら、まず、「人を、愛すること」を、先にやったほうがいいということです。意外と、このことは、忘れやすいと思います。
たくさんの人が、「人から、愛されたい!」と切望しながら、愛されていない状況に、苦しんでいます。その場合の、ほんんどが、「自分が、人を愛していない」という姿勢に、原因があることが、多いような気がします。
また、いろいろな「成功哲学」の本の中にも、お金持ちなりたければ、「先に、与えること」が、大切だと、書いてありますが、それは、真実だと思います。
つまり、お金も、ちょうど、バレンタインデーのチョコのようなものなのです。
ただ、
「チョコが、たくさんほしい!」
と言っても、よっぽど、ハンサムな男性でないかぎり、何もしないで、チョコがもらえることなど、まずありません。
普段から、女性に親切にしたり、助けたり、愛情を、与えていて、ようやく、チョコが貰えるのです。だから、ただ、
「お金が、たくさんほしい!」
と言っても、普段から、社会や世間に対して、何も、サービスや奉仕をしていない人に、簡単に、お金が集まってくることなど、まずないということです。
いつも、社会や世間に対して、よいサービスをしたり、よい商品を提供していて、ようやく、お金が、入ってくるのです。
これは、「経済」の根本的な、大原則です。
「貧乏」という文字は、「貝」と「分」と「乏」の3つから、できています。
この中の「貝」は、「お金」の意味です。
大昔は、貝を、お金として、使っていましたからね。
つまり、「貧乏」とは、「貝(お金)を分ける気持ちが、乏しい状態」という意味だそうです。
「自分は、貧乏だ」と思うと、手持ちのお金を、減らさないように、ますます、ケチになり、人に、与えなくなります。
そうすると、ますます、人から嫌われ、いい仕事などを、紹介してもらえなくなります。
そして、さらに、貧乏になってしまうという、「貧乏スパイラル」に、入ってしまうのです。
これは、ちょうど、私が、10代の頃、「自分は、モテない」と思い込んでいたために、女の子に、親切にしたり、愛情を与えなかったために、ますます、モテなくなり、「モテないスパイラル」に入ってしまったことと、似ていますね。
だから、貧乏な人が、「お金がほしい!」と思ったら、まずは、その少ないお金を、無理してでも、誰かと、分かち合おうとすると、ゆたかさへの道が、開けやすいということです。
ちょうど、私が、ホワイトデーに、まずは、たくさんの女の子に、キャンディーを、配ったようにです。(笑)
具体的には、何かのセミナーを、受けにいく。
誰かを、食事に誘って、おごってあげる。
少し背伸びして、いい服を買ったり、旅行に行ったりしてみる。
コンビニなどの寄付金をいれるボックスに、小銭をいれてみる。
こういう、ちょっと、意識的に、お金を、社会のために、出すようにすると、いい循環が、はじまりやすくなるようです。
「托鉢(たくはつ)」というのは、お釈迦さまが、考えたという説が、あるそうです。
2500年前に、お釈迦さまの仏教教団というのは、1250人が、竹林の中で、合宿生活を、していたそうです。
そこに、お釈迦さまを、信奉する者たちが、在家信者として、いろいろな食べ物や野菜などを、持ち寄って来ていたそうです。
あるときに、お釈迦さまが、突然、神からのインスピレーションを、受けて、弟子たちに、こう言ったそうです。
「明日から、托鉢というものを、やりたいと思う。みんなで、お椀を持って、托鉢に、回ろう。だから、どこかで、お椀を、手に入れるように」
そして、翌朝、実際に回る前に、お釈迦さまは、こう言ったそうです。
「そういえば、言い忘れていたけれども、ひとつ重要なポイントがある。托鉢をするときに、金持ちの家を、回っては、ならない。金持ちの家から、お金を、頂いては、ならない。貧しい人々の家を、回って、托鉢を、してきなさい」
弟子たちは、非常に驚いて、
「お師匠さま、それは、言い間違いですよね? 今、頭の中にあるものが、2つあって、それが、逆さになって言葉に出てきたんですよね。貧しい人々の家を、回っては、ならない、金持ちの家を、回りなさい、と言いたかったのを、たまたま、お師匠さまは、間違えて、言ったんですよね」
と聞いたそうです。 お釈迦さまは、
「間違って、言ったのではない。もう一度言う。金持ちの家を、回っては、ならない。貧しい人々の家を、回りなさい。それで托鉢を、してきなさい」
と言ったそうです。 弟子たちは、非常に、不思議がって、
「なぜですか? お師匠さま、教えてください。」
お釈迦さまは、こう言ったそうです。
「貧しい人々というのは、自分が、貧しいので、人に施しが、できないと思い、今まで施しを、してこなかった人々だ。そのために、苦しんでいる。その貧しさの苦海から、救ってあげるために、托鉢行というものに、出かけて行くのです」
「自分には、施しをする力が、ないから、財力が、ないから、施しが、できない」
と思って、してこなかった人は、実は、しなかったがゆえに、財が、入ってこなかったのだ、ということを、説いたのだそうです。
「自分にゆとりがあったら、施しができるのに」
と思ってるのは、どうも、違うようなのです。
「先に施しありき」で、まず、先に人に喜ばれるように、自分ができる限りのことをする、ということが、やはり、宇宙の性質であり、経済の法則だと、お釈迦さまは、2500年前に、説いていたのだそうです。
よく駅前などで、托鉢行を、してらっしゃる、僧侶の方が、いますが、私たちが、お金を持っていって、入れると、托鉢行の僧は、
「ありがとうございます」
とは言わずに、お経を唱えて、チリーンと鳴らして合掌して終わりです。
それを見て、
「お金を、入れてあげたのに、ありがとうございますと、言わないじゃないか。」
と言うのは、本来の意味を、知らない人なのだそうです。
チャリーンとお金を入れた側の自分が、
「ありがとうございました」
と言うのが、正しい作法だそうです。
「私」のお金を、正しく美しく使ってもらうために、生活に差し障りのないお金を、持っていって、喜んでさせていただく。
その施しを、することで、どこかから、ご褒美を、頂くというのが〈喜捨〉(きしゃ)ということの意味だそうです。
托鉢行をされてる方というのは、お金をもらいに来てるんではなくて、もらってあげようとして来ている。
施しをさせに来ている。
わざわざそのために、出向いて、来てくださってるそうです。
そうした因果関係が、わかってくると、チャリーンとお金を入れて、こちらの方から
「ありがとうございました」
って言って、帰ることが、できるようになりますね。
お金が余っているから、喜捨をするのではなくて、先に、生活に差し障りのないお金や、これがなくても大丈夫というものを出すと、それが、喜ばれる形で、使われた結果として、自分のところに、返ってくるようになっているようです。
「ゆとりが、あったら、施しが、できるのに」
と思ってるゆとりのない人は、施しをしてないがゆえに、ゆとりがないんだ、ということですね。
まとめると、お金が、ほしければ、まずは、先に、お金を、出すことを、考えるといいということです。
これは、お金が、苦しい状態であればあるほど、大切なことです。
そして、愛されたければ、まずは、先に、人を、愛すること。
モテたければ、異性に、親切にして、愛情を、与えること。
特に、モテなくて、苦しんでいる人ほど、無理をしてでも、そうすることが、大切だということです。
昔の私のように、女性にモテなくて、バレンタインデーに、チョコが、1個も貰えないような男性は、来月のホワイトデーに、キャンディーを、50個くらい、50人の女性に、配ってみてください。
そうすれば、来年のバレンタインデーには、10個くらいは、義理チョコが、貰えるはずです。
そこから、「モテるスパイラル」が、始まるかもしれませんよ。(笑)
PS 皆さん、素敵なバレンタインデーを、お過ごしくださいね。
○「バレンタイン・キッス」
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以上
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もうすぐ、「バレンタインデー」ですね。
バレンタインデーには、いろいろと、苦い思い出があります。
10代の頃は、全然異性に、モテなかったのですが、毎年、この時期になると、
「ああー、また、バレンタインデーかー。今年も、誰からも、チョコ貰えないんだよな…」
なんて、嘆いていた思い出が、あります。
20代になって、ある時、どうすれば、バレンタインデーで、チョコを、たくさんもらえるかを、がんばって、考えた結果、いいアイデアを、思いつきました。
「そうだ! 今年のホワイトデーで、たくさんの女の子に、キャンディーを、あげればいいんだ。そうすれば、翌年のバレンタインデーで、お返しのチョコを貰えるぞ!」
そうして、チョコをもらってもいないのに、あまり親しくない女の子も含めて、たくさんのキャンディーを、たくさんの女の子に、あげました。
そうしたら、案の定、翌年のバレンタインデーには、たくさんのお返しのチョコを貰えました。まあ、全部、義理チョコでしたけどね。(苦笑)
ただ、それからは、少しづつ、モテるコツみたいなものがわかり、だんだん、本命チョコも、貰えるようになりました。(笑)
この話は、単純なことですが、精神世界の真理が、つまっています。つまり、精神世界で、よくいわれる、
「自分の与えたものが、自分に返ってくる。与えないものは、返ってこない。返ってきたものは、自分が与えたものである」
という法則が、作用しているのです。
つまり、「人から、愛されたい!」と思ったら、まず、「人を、愛すること」を、先にやったほうがいいということです。意外と、このことは、忘れやすいと思います。
たくさんの人が、「人から、愛されたい!」と切望しながら、愛されていない状況に、苦しんでいます。その場合の、ほんんどが、「自分が、人を愛していない」という姿勢に、原因があることが、多いような気がします。
また、いろいろな「成功哲学」の本の中にも、お金持ちなりたければ、「先に、与えること」が、大切だと、書いてありますが、それは、真実だと思います。
つまり、お金も、ちょうど、バレンタインデーのチョコのようなものなのです。
ただ、
「チョコが、たくさんほしい!」
と言っても、よっぽど、ハンサムな男性でないかぎり、何もしないで、チョコがもらえることなど、まずありません。
普段から、女性に親切にしたり、助けたり、愛情を、与えていて、ようやく、チョコが貰えるのです。だから、ただ、
「お金が、たくさんほしい!」
と言っても、普段から、社会や世間に対して、何も、サービスや奉仕をしていない人に、簡単に、お金が集まってくることなど、まずないということです。
いつも、社会や世間に対して、よいサービスをしたり、よい商品を提供していて、ようやく、お金が、入ってくるのです。
これは、「経済」の根本的な、大原則です。
「貧乏」という文字は、「貝」と「分」と「乏」の3つから、できています。
この中の「貝」は、「お金」の意味です。
大昔は、貝を、お金として、使っていましたからね。
つまり、「貧乏」とは、「貝(お金)を分ける気持ちが、乏しい状態」という意味だそうです。
「自分は、貧乏だ」と思うと、手持ちのお金を、減らさないように、ますます、ケチになり、人に、与えなくなります。
そうすると、ますます、人から嫌われ、いい仕事などを、紹介してもらえなくなります。
そして、さらに、貧乏になってしまうという、「貧乏スパイラル」に、入ってしまうのです。
これは、ちょうど、私が、10代の頃、「自分は、モテない」と思い込んでいたために、女の子に、親切にしたり、愛情を与えなかったために、ますます、モテなくなり、「モテないスパイラル」に入ってしまったことと、似ていますね。
だから、貧乏な人が、「お金がほしい!」と思ったら、まずは、その少ないお金を、無理してでも、誰かと、分かち合おうとすると、ゆたかさへの道が、開けやすいということです。
ちょうど、私が、ホワイトデーに、まずは、たくさんの女の子に、キャンディーを、配ったようにです。(笑)
具体的には、何かのセミナーを、受けにいく。
誰かを、食事に誘って、おごってあげる。
少し背伸びして、いい服を買ったり、旅行に行ったりしてみる。
コンビニなどの寄付金をいれるボックスに、小銭をいれてみる。
こういう、ちょっと、意識的に、お金を、社会のために、出すようにすると、いい循環が、はじまりやすくなるようです。
「托鉢(たくはつ)」というのは、お釈迦さまが、考えたという説が、あるそうです。
2500年前に、お釈迦さまの仏教教団というのは、1250人が、竹林の中で、合宿生活を、していたそうです。
そこに、お釈迦さまを、信奉する者たちが、在家信者として、いろいろな食べ物や野菜などを、持ち寄って来ていたそうです。
あるときに、お釈迦さまが、突然、神からのインスピレーションを、受けて、弟子たちに、こう言ったそうです。
「明日から、托鉢というものを、やりたいと思う。みんなで、お椀を持って、托鉢に、回ろう。だから、どこかで、お椀を、手に入れるように」
そして、翌朝、実際に回る前に、お釈迦さまは、こう言ったそうです。
「そういえば、言い忘れていたけれども、ひとつ重要なポイントがある。托鉢をするときに、金持ちの家を、回っては、ならない。金持ちの家から、お金を、頂いては、ならない。貧しい人々の家を、回って、托鉢を、してきなさい」
弟子たちは、非常に驚いて、
「お師匠さま、それは、言い間違いですよね? 今、頭の中にあるものが、2つあって、それが、逆さになって言葉に出てきたんですよね。貧しい人々の家を、回っては、ならない、金持ちの家を、回りなさい、と言いたかったのを、たまたま、お師匠さまは、間違えて、言ったんですよね」
と聞いたそうです。 お釈迦さまは、
「間違って、言ったのではない。もう一度言う。金持ちの家を、回っては、ならない。貧しい人々の家を、回りなさい。それで托鉢を、してきなさい」
と言ったそうです。 弟子たちは、非常に、不思議がって、
「なぜですか? お師匠さま、教えてください。」
お釈迦さまは、こう言ったそうです。
「貧しい人々というのは、自分が、貧しいので、人に施しが、できないと思い、今まで施しを、してこなかった人々だ。そのために、苦しんでいる。その貧しさの苦海から、救ってあげるために、托鉢行というものに、出かけて行くのです」
「自分には、施しをする力が、ないから、財力が、ないから、施しが、できない」
と思って、してこなかった人は、実は、しなかったがゆえに、財が、入ってこなかったのだ、ということを、説いたのだそうです。
「自分にゆとりがあったら、施しができるのに」
と思ってるのは、どうも、違うようなのです。
「先に施しありき」で、まず、先に人に喜ばれるように、自分ができる限りのことをする、ということが、やはり、宇宙の性質であり、経済の法則だと、お釈迦さまは、2500年前に、説いていたのだそうです。
よく駅前などで、托鉢行を、してらっしゃる、僧侶の方が、いますが、私たちが、お金を持っていって、入れると、托鉢行の僧は、
「ありがとうございます」
とは言わずに、お経を唱えて、チリーンと鳴らして合掌して終わりです。
それを見て、
「お金を、入れてあげたのに、ありがとうございますと、言わないじゃないか。」
と言うのは、本来の意味を、知らない人なのだそうです。
チャリーンとお金を入れた側の自分が、
「ありがとうございました」
と言うのが、正しい作法だそうです。
「私」のお金を、正しく美しく使ってもらうために、生活に差し障りのないお金を、持っていって、喜んでさせていただく。
その施しを、することで、どこかから、ご褒美を、頂くというのが〈喜捨〉(きしゃ)ということの意味だそうです。
托鉢行をされてる方というのは、お金をもらいに来てるんではなくて、もらってあげようとして来ている。
施しをさせに来ている。
わざわざそのために、出向いて、来てくださってるそうです。
そうした因果関係が、わかってくると、チャリーンとお金を入れて、こちらの方から
「ありがとうございました」
って言って、帰ることが、できるようになりますね。
お金が余っているから、喜捨をするのではなくて、先に、生活に差し障りのないお金や、これがなくても大丈夫というものを出すと、それが、喜ばれる形で、使われた結果として、自分のところに、返ってくるようになっているようです。
「ゆとりが、あったら、施しが、できるのに」
と思ってるゆとりのない人は、施しをしてないがゆえに、ゆとりがないんだ、ということですね。
まとめると、お金が、ほしければ、まずは、先に、お金を、出すことを、考えるといいということです。
これは、お金が、苦しい状態であればあるほど、大切なことです。
そして、愛されたければ、まずは、先に、人を、愛すること。
モテたければ、異性に、親切にして、愛情を、与えること。
特に、モテなくて、苦しんでいる人ほど、無理をしてでも、そうすることが、大切だということです。
昔の私のように、女性にモテなくて、バレンタインデーに、チョコが、1個も貰えないような男性は、来月のホワイトデーに、キャンディーを、50個くらい、50人の女性に、配ってみてください。
そうすれば、来年のバレンタインデーには、10個くらいは、義理チョコが、貰えるはずです。
そこから、「モテるスパイラル」が、始まるかもしれませんよ。(笑)
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