シルバーウイーク、どう過ごされましたか?
私は、どこもいかずに、近場でブラブラしていました。
ひたすら、喫茶店で、アイスコーヒーを飲みながら、読書三昧でした。
最近は、歴史の本ばかり、読んでいます。
しかも、古代文明の時代ばかりです。
特に、文字がなかった頃に、興味があります。
四日くらいかけて、精読したのは、マンガ、「イティーハーサ」でした。
最高でした!
この作品は、13年前、アメリカから、日本に帰ってきたばかりの頃に、友人から借りていたのですが、その頃は、まだ、読むタイミングじゃなかったみたいで、結局、一度も読まずに、返却してしまいました。
ずーっと、頭の隅っこに、この作品があり、気にはなっていたのですが、ようやく機が熟したようで、この時期に、いっきに最後まで、読み終えることができました。
私が、ちょうど知りたかった、12000年前あたりから、ストーリーは始まります。
「ムー大陸」や「アトランティス大陸」が沈んで、その末裔たちが、日本に上陸してきて、そこから、「縄文時代」が、始まったという設定です。
この頃のことを、知りたくって、この一年、いろいろな所に出かけていって、調査していていたんですよね。
物語の舞台には、「富士山」や「十和田湖」も、漢字などを変えて、出てきます。
さらに、十和田湖の近くの「十和利山」が、大切な鍵を握っているという話も、ありました。
「世界最古のピラミッド」とも言われている場所ですね。
作者の方、凄いですね~!
「ムー大陸」は、「平等」を、最優先した社会だったみたいです。
見た目は、とても穏やかで、争いも少なかった社会だったようですが、人々を、宗教的な教義で、縛っているような側面もあったようです。
だから、とても保守的で、
「皆と一緒のことを、やらなくてはいけない…」
という風潮が蔓延していて、息苦しく感じる人もいたようです。
一方の「アトランティス」は、前者とは違い、「自由」を、最優先した社会だったようです。
ここには、「ムー」の社会が嫌で、逃げて行った人たちも、多かったようです。
この文明は、どちらかと言うと、
「なんでも、オッケー!」
みたいな風潮があって、いいことをやるのも、オッケーですが、悪いことをやるのも、オッケーという極端に自由な社会だったそうです。
最終的には、争いや戦争も、オッケーになって、自らの社会を、高度な科学力で、滅ぼしてしまったそうです。
現代では、「ムー」から転生してきた人が多いのは、「ロシア」や「中国」などの旧共産圏みたいです。
最近は、この二国も、だいぶ変わってきていますが、20世紀には、やはり、「平等」を、重視していましたね。
しかし、それだけだと、皆が、足を引っ張りあったり、保守的になりすぎて、何もできなくなったために、21世紀になって、「自由」の良さも、だいぶ見なおされてきたようです。
一方の「アトランティス」から転生してきた人が多いのが、「アメリカ」だそうです。
ここに転生した人たちは、基本的に、「自由」が、好きなのです。
だだし、ここも、自由すぎて、
「戦争も、オッケー!」
という国になってしまったために、21世紀になってから反省し、現在は、あまりの格差社会を、なんとかしようという動きが、出てきています。
ここでは、逆に、「平等」が、見なおされてきているのです。
「平等」に偏ると、「できる人」が、足を引っ張られ、やる気をなくします。
「できない人」も、なんとか、「普通」になろうとして苦しみます。
「自由」に偏ると、今度は、「できる人」と「できない人」の格差が、大きくなりやすくなります。
豊かな人は、ますます豊かになり、貧しい人は、ますます貧しくなるという社会に、なりやすくなるのです。
日本人の場合は、どちらかというと、「ムー」の平等が嫌で、「アトランティス」の自由に憧れた人たちからの転生が、多いそうです。
だから、ちょうど、両者の「中間」の社会だそうです。
結論から言うと、「平等」と「自由」のバランスが、大事だということですね。
この両者は、天秤の両側の二つの皿みたいなものみたいです。
では、その天秤そのものは、何なのか?
それが、「愛」なのだそうです。
「平等」と「自由」の二つを、常に、バランスのとれた状態に保つのが、「愛」なのだそうです。
「平等・自由・愛」
この三つは、常にワンセットでなくては、いけないのです。
いろいろな秘密結社も、この三つの理念を、最重視していますね。
これは、私の独断と偏見かもしれませんが、世界中の国で、一番この三つの理念を、バランスよく行っているのは、やはり、「日本」だと思います。
たしかに、国内問題だけを見ていると、いろいろありますが、世界全体で、比較してみれば、やはり、いい国なのです。
だから、これからも、日本は、この「平等・自由・愛」のバランスのとれた社会を、世界中に、お手本として、見せていかなくてはいけないと思います。
もっと簡単にまとめますね。
「ムー」は、「宗教」が、行き過ぎて、滅びてしまったようです。
「アトランティス」は、「科学」が、行き過ぎて、滅びてしまったようです。
この作品は、その滅びた二つの文明から生き延びた末裔たちが、もう一度、日本で、やり直そうとする話なのです。
その末裔たちの中には、
「目に見えぬ神々」
「目に見える神(平和を尊ぶ亞神)」
「目に見える神(争いを好む威神)」
「それぞれの信徒たち」
「どちらにも、所属したくない人たち」
という5つの存在のグループが、時に、戦ったり、それから、時に、仲良くなったりしながら、繰り広げる、壮大な物語なのです。
読みながら、
「神様が、できないことも、実は、けっこうあるのかもしれないな… 神様でもできないことを、やることが、人間の役割でもあるし、人間の存在意義かもしれないな…」
なんて、思いました。
ほかにも、読みながら、私自身の前世の記憶も、少しづつ蘇ってきて、こちらも、面白かったです。
ムーでは、神官でした。
九つの階級があって、下から、三番目の位でした。
神様と交流するというよりは、人々に、神様の教えを、わかりやすく説くような仕事をしていました。
庶民派の神官だったわけです。
今、こうやって、ブログやメルマガを書いているのも、その延長ですね。
アトランティスでは、科学者でした。
特に、人間と動物のハイブリッドの生物を、つくりだすような仕事を、やっていました。
これも、細かい部分の記憶も、ちょっとだけ、思い出しました。
もっともっと感想を書きたいのですが、私の感想は、このくらいにしておきましょう。
とにかく、読んでみてください。
スピリチュアルなことが好きな人、古代文明、特に、縄文時代が好きな人には、たまらない作品です。
「人間は、何のために、どうして、存在しているんだろう?」
という究極の疑問のヒントが、この作品には、たくさん散りばめられています。
ちなみに、「イティーハーサ」とは、サンスクリット語で、「歴史」の意味だそうです。
ヒンドゥー教で、聖典視される史詩、「マハーバーラタ」のような叙事詩みたいな物語を、指すようです。
この作品は、日本を代表する神話だと言っても、過言ではないと思います。
今は、そうでもないかもしれませんが、後世の歴史家からは、そういう扱いをうけるかもしれません。
それくらいの完成度です。
日本の歴史書は、「古事記」や「日本書紀」なども、もちろん面白いし、「竹内文書」なども、興味深いです。
これらを読んだ方は、ぜひ、もう一つ、この「イティーハーサ」という作品も、あわせて読んでみてください。
パズルのピースが、重なっていくような快感を、きっと感じると思いますよ。
☆精神世界の面白いサイトが、たくさんあります。 ↓
http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas
☆キネシオロジーの個人セッションも、やっています。
こちらも、ぜひ体験してくださいね。
http://www.tomaatlas.com/soul.htm
☆精神世界のランキングです。1日1回、ポチッと、クリックお願いしますね。↓
Twitterブログパーツ
トーマ イタル
バナーを作成
以上
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
トーマ
toma_atlas@yahoo.co.jp
☆日記(エッセイ)の過去の全バックナンバーです。
http://www.tomaatlas.com/library00.htm
☆「精神世界の鉄人」のメルマガも、発行しています。
http://www.melma.com/backnumber_38906/
☆キネシオロジーの個人セッションです。
http://www.tomaatlas.com/soul.htm
☆MIXI内にも、「精神世界の鉄人」のコミュを、作成しました。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4663380
☆精神世界の面白いサイトが、たくさんあります。 ↓
http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas
☆「光のネットワーク(リンク集)」です。
http://www.tomaatlas.com/linksnew.htm
☆私のメインサントです。 ↓
http://www.tomaatlas.com/
☆「精神世界の鉄人」のグルっぽです。
↧
「イティハーサ」
↧