今回の旅行記では、私の個人的なルーツの話、それから、沖縄、日本、地球全体まで、話を広げました。
特に、「アヌンナキ」ファミリーである、「エンリル」と「エンキ」、そして、「イナンナ」の話は、初めて聞く人も、多いかもしれません。
沖縄だけでは、見えないことも、日本や地球全体の視点で見ると、わかることも多いのです。
例をあげますね。
これは、今回の旅で立ち寄った、「那覇市立壺屋焼物博物館」に展示してあった作品です。
作者は、わかりませんが、「台湾」の職人さんの作品だそうです。
これだけ見ると、「武将が、馬に乗っている姿」にしか見えません。
しかし、「シーサー」の作品展に、展示してあったので、武将が乗っている動物は、「シーサー」だということがわかります。
「シーサー」=「エンリル」OR 「エンキ」
ですね。
「では、この武将は、どちらなのか?」
という疑問ができています。
そこで、「メソポタミア文明」の壁画に描かれている、二人の神様の姿を、もってきます。
いろいろな姿に、変身できる神様なので、ある時期の姿だと思います。
「エンキ」です。
魚が、両側から流れこんでいますね。
「水の神様」の象徴です。
「エンリル」です。
「ユニコーン」、もしくは、「ペガサス」に乗っていますね。
「エンリル」が、「エンキ」を踏みつけている様子かもしれません。
どうですか?
このことから、上記の台湾の作品は、「エンリル」かもしれないということになります。
反対の解釈もできます。
「シーサー」の口が空いていることから、乗ってる動物は、「ライオン」であり、「エンリル」かもしれません。
だから、「エンキ」が、「エンリル」を踏みつけてる様子だとも解釈できます。
これは、どちらにも、解釈できるのです。
この作者が、どれくらい意識して、作製したのかは、わかりませんが、「メソポタミア文明」などの歴史をよく知っていて、作った可能性もあるのです。
こうやって、美術工芸品を見て回ると、楽しいです。
知識というのは、知の冒険を、楽しむためにあるのだと思います。
これは余談ですが、「台湾」という国は、沖縄と同じ文化圏だと思います。
昔は、「琉球列島」を、「大琉球」と言い、「台湾」を、「小琉球」と言ったそうです。
琉球列島のほうが、海を含めると面積が大きいので、そう呼んだのかもしれません。
「台湾」の「台」の文字は、象形文字だと思います。
上が「ム」の文字で、下が「口」です。
もうおわかりですね。
「プロビデンスの目」です。
「湾」という文字は、左側の「へん」の部分が、「さんずい」で、「水の神様」を表しています。
右側の「つくり」の部分は、「頭に一本角があり、下半身は、弓なりの蛇」を表しています。
「エンキ」ですね。
左側の下半身が、弓なりの蛇になっているのが、「エンキ」です。
世界中の「湾」という場所は、「エンキ」の縄張りだったのかもしれません。
「龍神様」ですね。
「湾」、それから、「湖」や「池」というのは、龍神の領域であることが、多いのです。
だから、「台湾」は、沖縄同様、「エンキ」である「龍神」の拠点だと思います。
「宇宙考古学」を学んでいると、このように、人間以上の知能や科学力をもった存在、いわゆる、「宇宙人」だとか、「神々」と呼ばれる存在の凄さに、何度も気づかされ、驚愕します。
以前にも、書きましたが、もう一度、それについて、書いておきます。
これは、沖縄の空の写した写真です。
太陽ですね。
太陽が、東の空から昇って、西の空に沈むことを、不思議に思ったことは、ないでしょうか?
日の出や日の入りの時刻が、遅れることは、まずありません。
よくよく考えたら不思議なことです。
毎日、キッチリ、1秒も違わずに、その時刻に、太陽は昇ったり沈んだりします。
山手線の電車でも、1分くらい遅延したりします。
飛行機でも、1時間遅れることも、珍しくありません。
しかし、地球や太陽、月などの天体は、遅れることなく、キッチリ動いています。
これは、どう考えても、自然の動きではありません。
自然の動きというのは、空を流れている雲のように、正確な動きが、把握できない動きを言うのです。
惑星や恒星という天体は、宇宙のどこかに、超巨大な管制塔のような場所があり、管制官のような存在たちが、天体の運行の全てを、管理しているのだと考えたほうが、自然なのです。
これらのことを、わかる人だけに、定期的に、そっと教えるイベントが、各種の「天体ショー」なんだと思っています。
「天体ショー」の中でも、「月食」や「日食」は、わかりやすいですね。
あたりまえすぎて、考える人は、少ないようですが、
「どうして、月食や日食は、起こるのか?」
ということです。
こちらも、この素朴な疑問に、即答できる人は、少ないと思います。
「天体ショーの目的は、何なのか?」
ということです。
月食や日食を見て、
「凄~い!」
と思う人は、多いと思いますが、
「どうして、この現象が起こるのか?」
ということまで、つっこんで考える人は、少ないようです。
いろいろな科学番組や科学雑誌で、特集が組まれ、説明がされていますが、根本的な説明が欠けています。
月と太陽と地球では、大きさが違いすぎます。
しかも、距離も相当離れています。
それなのに、月食や日食の瞬間だけ、「二つの輪」の見た目の大きさが、ほぼ同じになります。
この「ほぼ同じ」というのが、凄いことなのです。
もっと正確に言いましょう。
「人間の見た目には、ほぼ同じに見える」
ということです。
ここまで言ったら、敏感な方は、わかりましたね。
もう結論を、言ってしまいます。
「月食や日食などの天体ショーは、神々が、地球に住んでいる人間に見せるために行う、ショーである」
ということです。
人間の目に合わせて、三つの天体を重ねるために、月と太陽、そして、地球の距離を、絶妙のバランスで、管理しながら、見せているのです。
有名な「ダイヤモンドリング」など、美しすぎますよね。
これなどは、まさに、神々から人間への「贈り物」なんだと思います。
この美しさは、人間以外の動物には、わからないと思います。
犬や猫などは、皆既日食があっても、
「あれっ? いつもよりも、暗くなったぞ」
くらいしか、認識していないと思います。
宇宙の神々は、地球の人間だけに見せているのです。
これは、神々が、私たち人間のことを、深く愛しているという証拠だと思っています。
もっと極論を、述べさせていただきます。
あくまでも仮説ですよ。
「宇宙の星々は、地球の人間のために動いている」
ということです。
これは、一見傲慢な考えにも聞こえるでしょうが、大昔からある考え方です。
「占星術」というのがありますよね?
「星占い」です。
これは、
「宇宙の星々の動きが、自分の運命に影響を与えている」
という考えから、発生していると思いますが、これなどは、大昔からある、「人間中心説」なのだと思います。
こういうふうに、考えを広げていくと、世間一般で考えられているようにな、
「人間というのは、超巨大な宇宙空間の中ので、地球という小さな惑星で、生かされている、ちっぽけな存在」
などではないことが、わかってきます。
実際には、
「地球の人間のために、宇宙は存在している」
という凄い世界観が、見えてくるのです。
もう一つ、あたりまえすぎて、多くの人が、あまり考えないことを、考えてみました。
それは、
「どうして、桜の花は、咲いているのか?」
ということです。
この素朴な疑問に、即答できる人は、少ないと思います。
桜だけでなく、地球上の全ての植物に言えることですね。
「花が咲く目的は、何なのか?」
という問題です。
花を見て、
「綺麗だ~!」
と思う人は、多いと思いますが、
「どうして、綺麗だと思えるのか?」
ということまで、つっこんで考える人は、少ないようです。
結論を述べる前に、ちょっと考えてみてください。
50メートル以上もある、高い木の上のテッペンあたりに、花が咲くことは、あるでしょうか?
反対に、50メートル以上もの、深い土中の場所まで伸びている根っこの先に、花が咲くことは、あるでしょうか?
あまり、聞いたことはありませんね。
ほとんどの花は、人間の視界の届く範囲で、開花するのです。
たとえば、タンポポなどの背の低い花は、上に向かって、咲こうとします。
桜などの背の高い花は、重力の関係もあって、ある程度の高さになると、枝がしなって、下に向かって、咲いてくる花も多いです。
世界中で、花の咲く高さを平均化すると、人間の目の高さになるという話も、どこかで聞いたことがあります。
結論です。
花は、人間に見せるために咲くのです。
桜の花も、全ての花は、綺麗だと思って、感じてくれる人間を、楽しませたり、和ませたり、癒したりするのが、咲く目的なのです。
よく言われるのが、
「人間が、食物連鎖の頂点にいるとか、万物の霊長だというのは、人間の奢りであって、人間は、地球上のあらゆる存在の一つにすぎない」
という意見です。
たしかに、これも、真理だと思いますし、もっともな意見だと思います。
それと、同時に、
「人間は、やはり特別な存在であって、地球上のあらゆる存在の主役である」
という意見も、正しいと思います。
太古の昔に、地球を創造した神々が存在していて、その存在は、人間の目に見せるために、植物から、「花」を、咲かせたのだと思います。
こうやって考えると、地球上のあらゆる生命を誕生させた神々は、人間という存在を、かなり特別な存在として、そして、とても大きな愛をもって誕生させ、現在も見守っているということが、わかると思います。
それらの神々は、たくさんいると思いますが、その中のグループの一つが、冒頭の「アヌンナキ」のファミリーであり、「エンリル」や「エンキ」、それから、「イナンナ」なのだと思います。
ただし、彼らは、正確に言うと、本当の「神」ではありません。
たしかに、人間に比べてたら、凄まじい知能や科学力をもっていますが、あくまでも、「人間の進化系」です。
私たち人間も、数百年~数千年以上も進化すれば、それくらいのことは、できるようになるのです。
この世界には、もう一つ、この世界の根本原理を創造した、本当の「神」が、存在しています。
「宇宙を創り上げた存在」
ということです。
「創造主」
ですね。
これは、大好きな木内鶴彦さんから、聞いた話です。
ご存知のように、木内さんは、昔、臨死体験をされて、霊体になったときに、タイムトラベルをして、宇宙の始まりも見てきたそうです。
まず、宇宙というのは、「ひずみ」から、始まったそうなのです。
例えると、お風呂の湯船に浸かりながら、両手で、お湯を、胸の真ん中で、ぶつけようとすると、最初の波が、
タップン!
と音を立てて、ぶつかりますね。
ちょうど、そういうかんじが、宇宙の始まりだったそうです。
当初、「膨大な意識」というものから、「ひずみ」が生まれ、そこから、宇宙が始まったそうなのです。
この「膨大な意識」を、「神」と呼んでもいいと思います。
この存在が、本当の「創造主」ですね。
宇宙の始まりは、
「アー」
という音からだったと、木内さんは、言っていました。
これは、実は、「神」の「アクビ」の音だったそうです。
最初、「神」である膨大な意識は、「完全」だったそうです。
ただ、「完全」というのは、「停滞」のエネルギーを生むそうです。
そして、とても「退屈」だそうです。
そこで、膨大な意識は、自分自身を動かせ、進化させるために、「不完全」という状態にしたかったのだそうです。
そのために、ある時点で、「ひずみ」をつくりだし、
「アー」
とアクビをしながら、
「アー、よく寝たな…。そろそろ起きて、なにかを始めようかな? そうだ! まずは、この退屈な完全という状態を止めよう。まずは、不完全を創ろう」
というかたちで、宇宙が、始まったのだそうです。
「完全である神は、人間という不完全な存在を、あえて創った、その理由は、退屈だったから」
ということです。
ビックバンの最初の音は、このアクビだったみたいです。
面白いですね。(笑)
「完全」や「ワンネス」の状態というのは、とても理想的で素晴らしいのですが、エネルギーを、停滞させ、退屈をつくるみたいです。
「神」と「人間」の関係を、さらにわかりやすく図式化すると、下記のようになるみたいです。
○「神」=「完全」=「停滞」=「退屈」
○「人間」=「不完全」=「動き」=「感動」
ここで、大事なのは、「人間」という存在は、「神」の進化系だということです。
「神」が、「感動」を体験したくて進化した存在が、「人間」だということです。
「神」→「人間」
ということです。
「神」という「完全な存在」は、対極の「不完全」である「人間」を創ることによって、
「完全とは、どういうことか?」
を、認識しようとしているのだそうです。
逆に、「人間」という「不完全な存在」は、対極の「完全」である「神」を創ることによって、
「不完全とは、どういうことか?」
を、認識しようとしているのだそうです。
こういう相互に学びあい、認識しあっているのが、「神」と「人間」の関係なのだそうです。
繰り返すと、「完全」よりも、「不完全」なほうが、はるかに高度に進化しているということです。
わかりやすい例をあげますね。
「ドラえもん」という漫画に、出木杉(できすぎ)君という成績優秀で、スポーツ万能、性格もいいという男の子が、でてきますね。
彼が、もし、主人公だったら、「ドラえもん」という漫画は、1話くらいで、終わってしまいます。
それが、のび太君という劣等生で、スポーツ音痴、ドジ、怠け者、弱虫というキャラの男の子だから、話が、何百話も続いたのだと思います。
「神」という存在は、「不完全」という存在を創りだせるほど、「完全」だということです。
もっと言うと、「不完全」という状態は、「神」でもなれなかった領域だということです。
「神が、唯一できなかったこと。それが、不完全になるということだった」
ということです。
それを、今、「人間」が、「神」の代わりに、やっているのです。
こういうことは、いろいろな宗教や精神世界でも、あまり言われてなかったことだと思います。
たまに、
「神=人間」
という話を聴くことはありました。
でも、
「神<人間」
という話は、あまり聴きません。
私も、いろいろ考えてみたのですが、ちょうど、昨日の夜、面白いことを思いつきました。
シャーリー・マクレーンの映画で、「アウト・オン・ア・リム」という作品があるのですが、その中で、シャーリーが、アメリカの海岸で、友人と二人で、両手を水平に広げながら、
「アイ アム ゴッ~ド!」
と叫ぶシーンを、思い出しました。
これは、私も、アメリカに住んでいた時に、マリブの海岸で、友人たちと、やってみたのですが、とてもいい気持でした。
昨夜、これの進化系で、
「アイ アム スーパーゴッ~ド!」
と、家のベランダから、星空に向かって、呟いてみました。
すると、不快な感じがしないのです。
人にもよるでしょうが、もしも、この行為が、自分にとって、間違えている道であれば、魂の奥底から、不快な感情が、湧き上がってくるはずなのです。
しかし、湧き上がってきたのは、とても居心地のいい、快適な感覚でした。
もしかしたら、これが、人間の自然な姿なのかもしれません。
「人間」=「スーパーゴッド(超神)」
だということです。
ためしに、今、口に出してもいいし、頭の中で、呟いてもいいと思います。
私が、最強だと思う言霊です。
「アイ アム スーパーゴッ~ド!」
どうですか?
身体も心も軽くなり、とても浄化されるのを、感じませんか?
自分の先祖などの痕跡を辿ると、どの人も生涯も、山あり谷あり、笑いあり、涙あり、怒り、憤り、悲しみ、楽しみ、喜びなど、「喜怒哀楽」の宝庫です。
創造主である、「神」、それから、人間の進化系である、「神々」、そして、「人間」というふうに、この世界の知的生命体は、大きく三つに分けられると思います。
その中の「人間」という存在が、「神」や「神々」よりも優れているのは、この「感情」を使って学んだことみたいです。
宇宙でも、多くの宇宙人たちから、地球人は、「感情のマスター」という称号が、与えれていて、とても尊敬されているそうです。
「喜怒哀楽」こそが、「人間」という存在の醍醐味なのです。
全ての「人間」に共通する、人生のメインテーマは、「喜怒哀楽」を、体験することなのです。
どんどん、失敗して、怒ったり、泣いたり、笑ったりしながら、人間くさく生きるのが、人間の本来のあり方なのです。
バカでいいのです。
アホでいいのです。
それが、人間なのです。
ふーっ、ようやく「沖縄ルーツツアー」を、最後まで書き上げました。
いかがでしたか?
楽しんでいただけましたか?
今回の旅行記は、場所が、故郷の「沖縄」というともあり、いつになく気合を入れて書きました。
私自身の「ルーツ」を遡りながら、沖縄や日本、それから、地球の歴史も、振り返ってみました。
いろいろな視点から多角的に、人間の世界を考えてみたつもりです。
「自分とは、何なのか?」
「人間とは、いったい、どういう存在なのか?」
という究極の答えに、迫ってみたつもりです。
それで、辿り着いたのが、
「自分は、自分らしく生きて入ればいい。自分は自分だ」
「人間は、バカでアホでいい。それが、人間の素晴らしいところだ」
ということです。(笑)
今回の沖縄の旅行記は、私のこれまでの人生の集大成でもあります。
今年の秋に、50歳になります。
半世紀かけて、いろいろ学んだことを、文章にまとめることができて、スッキリしました。
まだまだ、わからないことは、山ほどありますが、とりあえず、50年かけて学んだことを、ここに、公開してみました。
たくさんの素敵な感想が、すでに、たくさん届いていますね。
いつも、読んでいただき、ありがとうございます。
これからも、どんどん書き続けていきますね。
他の人たちの「ルーツ」の話も、たくさん知りたいです。
いつか、時間があるときに、あなたの「ルーツ」の話も、こっそり教えてくださいね。(笑)
くるしいことだってあるさ 人間だもの
まようときだってあるさ 凡夫だもの
あやまちだってあるよ おれだもの
by 相田みつを 『にんげんだもの』
PS 昨日、「ドラえもん」の映画を、映画館で観てきました。
なんと、出木杉君が、もう出演していませんでした。
もう、彼のようなお利口さんは、時代遅れなのかもしれませんね。
これからは、のび太君の時代です。(笑)
出木杉君のような人生で、
「ああー、完璧だった!」
と言って死ぬのと、
のび太君のようなな人生で、
「ああー、楽しかった!」
と言って死ぬのと、どちらが、いい人生だと思いますか?
私は、のび太君のように、生き切って、それから、死にたいです。(笑)
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