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東北ジパングツアー 16 モアイ

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私たち一行は、岩手県の巨石巡りの時に、他にも、面白い神社に行きました。

場所は、岩手県花巻市浮田町にある、「蝙蝠(コウモリ)岩巨石群」という所です。

ここは、「空海」が立ち寄ったという所としても、知られているようです。


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歴史を感じさせる鳥居です。


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境内は、それほど広くはありませんが、独特の雰囲気を醸し出しています。


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ここでも、参拝しました。


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巨石が、たくさん転がったり、積み重なったりしています。


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記念撮影です。


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名前のとおり、岩と岩の隙間には、コウモリが、住んでいそうな気がしました。


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皆で、しばらく、境内の中を探索していたのですが、神社の裏山まで登って行ったWさんが、戻ってきて、開口一番、

「もしかしたら、モアイ像なんじゃないかと思われる巨石が、あったんですけど…」

と、報告してきたので、私も発見現場に向かいました。

これです。

たしかに、上部が頭部で、下部が胴体にも見えますよね。


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写真では、わかりにくいのですが、うっすらと、目や鼻などの痕跡も、かすかにあるようにも見えます。


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「モアイかどうかは、わからないけど、人面岩っぽいですね…」

皆で、そう言いあいました。



日本には、けっこう、「モアイ」のような人面岩が、全国にあります。

有名なのは、奈良県明日香村の「石舞台」ですね。

この岩も、上に被さっている二つの巨石が、頭部と胴体だとも言われています。

右側が頭部です。

小さな目や鼻もありますね。

左側が胴体です。

「モアイが横に寝ている」

という様子が、「石舞台」だという説もあるのです。


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同じく岩手県なのですが、遠野市にある神社の前にあった、「モアイ」の狛犬です。

珍しいですねー。


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ちゃんと、「阿吽」になっていますね。


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その日は、その神社で、「モアイ」のような人面岩を、発見しただけで終わったのですが、翌日以降も、「モアイ」のことが、私の頭から離れななりました。


すると、旅の途中で、同行していた方の一人から、

「そういえば、被災地にも、モアイ像が建っているそうですよ」

という情報を聞いたので、数日後、そこにも向かいました。

場所は、南三陸町でした。




着きました。

仮説商店街が、いくつかあるのですが、その中の一つに、ありました。



ここは、「モアイ」を前面に出して、町興しをやっているようです。


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ありました!

モアイ像です。


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存在感がありますねー!


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まるで生きているかのような「目」でした。


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横からの姿です。


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この像について、ネットで調べてみました。

町の案内のサイトには、下記のようなことが、書かれていました。



2013年5月25日、南三陸町に、チリのイースター島から、世界初となる本物の「モアイ像」が、贈られました。

このモアイ像には、サンゴで作られた目がありますが、目のあるモアイ像は、世界でも2体しかない貴重なものです。

でも、なぜモアイ像が、南三陸に?


話は、1960年のチリ地震津波に遡ります。


約17,000 キロメートルの距離を越えて、南三陸町とチリは、友好関係を深めてきた。

そのきっかけは、1960年5月24日未明に、遠い遠い海の向こうから押し寄せて来た、チリ地震津波だった。

旧志津川町内だけで、41名が犠牲となり、312戸の家屋が流失、倒壊、653戸、半壊、364戸、浸水、566戸の壊滅的な被害を受けた。


この津波の記憶を、未来に伝えようと、30年後の 1990年に、国鳥コンドルの碑が、チリから贈られ、1991 年には、南三陸町が、ふるさと創生事業の一環として、チリ人彫刻家に依頼して創ったイースター島のモアイが、志津川地区の松原公園に、設置された。

しかし、東日本大震災で、公園は被災した。

流出したモアイ像の頭部は、運よく発見され、志津川高校の敷地内に、移設された。

その後、チリの国内委員会が、新たなモアイ像を、日本に贈ろうと、イースター島の長老会に協力を求めた。


その時、93歳の老彫刻家マヌエル・トゥキ氏は、皆に呼びかけた。

「海に破壊された日本の町に、人々が再び、そこで生きていきたいと思えるような、マナ(霊力)を与えるモアイを、贈れないか? 私は、息子とともに、日本の人たちが、必要としているモアイを彫る!」

長老会は、大きな拍手で、包まれたという。


イースター島の石を使い、彫られたモアイ像が、島外に出たことはない。

しかし、今回は、イースター島初のプロジェクトが始まった。

そして、とうとう、息子のベネディクト・トゥキ氏は、石材を切り出して、親戚の彫刻家たちとともに、モアイを制作した。


それから、南三陸町を訪れたトゥキ氏は、設置されたモアイに、白珊瑚と黒曜石で作られた眼を入れた。

町を訪れ、津波の惨禍を、目の当たりにしたトゥキ氏の目に、涙があふれた。

「眼を入れると、マナ(霊力)が、モアイに宿る。南三陸の悲しみを、取り払い、復興を見守る存在になることを、願っている」

と彼は語った。


チリも南三陸町も、豊かな海から糧を得、その恩恵に感謝している。

そして、長い歴史の中で、いとも簡単に、人間の命や暮らしを奪う海の恐ろしさを、熟知している。

地震を感じなくても、津波は、地球の反対側から襲ってくることがある。

双方の地は、長い時間の中で、大自然の災禍を体験し、人間が、どう自然と共生すべきかを学んできた。

そして、どんな困難にぶつかったとしても、勇気を持って立ち向かう心意気を、勝ちとってきた。


「モアイ」は、イースター島のラパヌイ語で、「未来に生きる」という意味だ。

門外不出の大切なものを贈ってくれた、チリ共和国とイースター島の人たち、そして、高さ3メートル、重さ2トンの巨大な像を はるかな島から運び、設置するために、力を尽くしてくれた企業や多くの人たちの気持ちが、南三陸のモアイには、込められている。


未来に生きる南三陸町の人々を、遠い未来まで勇気づけ、見守り続けることだろう。



いい話ですねー!

感動しました。




記念撮影しました。


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私が、気になったのは、モアイの背中でした。

前述したように、これは、イースター島にある、本物のモアイ像と、大きさも形も、まったく同じように、忠実に造られているそうです。

私の目に留まったのは、背中にある穴です。


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拡大しますね。


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ちなみに、本物のモアイ像の背中にも、やはり、同じ穴があります。


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この背中の穴は、何なのか?

ということが、今回のテーマです。

使用用途が、気になりませんか?



青森県八戸市にある、「是川縄文館」にある土偶です。

やっぱり、「ウルトラマンレオ」だよな~(笑)


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背中に、同じように、何かが、ついていますね。

こちらは、穴のような「凹」ではなく、ボタンのような「凸」ですね。


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同じ館内にある、国宝指定の土偶です。


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これも、穴が開いていますね。

こちらは、二つの穴ですね。


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これらの土偶は、いずれも、人間ではなく、宇宙人、もしくは、ロボットのような存在だと思いますが、彼らの背中の穴を見て、あるSF映画を、思い出しました。

そうです。

「マトリックス」です。


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つまり、イースター島の「モアイ」も、縄文の「土偶」も、映画「マトリックス」のように、「パラレルワールド」と呼ばれているような「異世界」や「異次元」から、やってきた存在だったのではないでしょうか?

こう考えると、また、ワクワクしていました。




次回は、この話を、さらに掘り下げて、書いていきます。

さらに、もしかしたら、世紀の大発見かもしれないものを、見つけた話です。

お楽しみに!





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