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関西ユニバーサルツアー 1 堕天使

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8月になりましたね。

時間が、ますます、はやくなっているのを感じます。

こうなってくると、時代が、あっという間に大変化したりします。

さらに、こういう時期は、良いことも、たくさんおきますが、悪いことも、たくさん起きるのです。

でも、どんなことも、新しい時代に、進化するための胎動だと思っています。




いろいろと、痛ましい事件も、ニュースで報道されていますね。


最近では、相模原市の知的障害者施設で、多数の入所者が刃物で刺された事件が、もっとも酷かったと思います。

ネットでは、いろいろな噂が、飛び交っていますが、どこまで本当なのかは、わかりません。

一つだけ言えることは、とにかく、こういう事件が、ふたたび起きないようにする対策を、話し合うのが、急務だと思います。




人生というのは、自分が、思ってもいなかった出来事が、起こる可能性を常に秘めています。

良いこともあれば、悪いこともあります。


よく言われる、

「人生には、三つの坂がある。上り坂と下り坂。そして、まさかだ」

というのは、本当だと思います。

この三番目の「まさか」というのは、経験した人はわかると思いますが、まさに、

「まさかー!」

と叫びたくなるような事態に、陥るのです。

いきなり、真っ逆さまに、坂を転げ落ちる感じです。



この「まさか」は、どんな人も、人生の中で、最低1回は、経験するようになっているそうです。


気がついたら、凄い借金になっていた。

パートナーが、浮気していた。

配偶者から、離婚を言いわたされた。

会社が倒産した。

リストラされた。

お金を盗まれた。

交通事故に遭った。

重病で、いきなり入院になった。

家が火事になった。

犯罪に巻き込まれた。


などなど…です。


こういう予期できない事態になった時に、どう対処するかで、その人の人間としての力量が、試されます。

「まさか」にも、いろいろな種類があります。

たとえば、突発的な「まさか」ではなくて、様々な問題が、長年蓄積され、小さなことが、キッカケで、本人が、犯罪に手を染めたり、気が付いたら、犯罪の片棒を担がされていたパターンもあります。

こういう「まさか」は、やっかいだと思います。


いきなり、起こっているわけではないので、ある時点で、やめようと思えば、やめられただろうし、何度も引き返せるチャンスは、あったはずなのです。

でも、犯罪を犯してしまった。

こういう場合は、本人も周囲も、とても嫌な気持ちになります。

一番辛いのが、本人でしょう。

人生において、「自己嫌悪」というのが、一番苦しいのです。

他人が嫌いになったら、逃げればいいだけですが、自分が嫌いになっても、自分からは、逃げられないからです。

自己嫌悪に陥ったら、四六時中、耳元で、自分から自分の悪口を、聞かされるような生き地獄になるのです。




「過ちを犯す」という行為ですが、なるべくなら、若いころにやっておいたほうが、いいでしょう。

年齢が高くなるにつれて、世間は厳しくなります。

ある年齢がいってからは、「取り返しがつかない」という状態になってしまいます。



「罪」というものは、人間である以上、誰でも、多かれ少なかれ、やってしまうものだと思います。

聖書の中で、キリストが、民衆が、罪を犯した女性に、皆が、石を投げているのを見て、

「一度も罪を犯したことがない人だけ、石を投げなさい!」

と言ったら、誰も、石を投げられなくなったという話が、ありましたね。

このように、罪や過ちなんて、みんなが犯すものなのです。


霊性が、向上していき、過去生などを、思い出すと、ほとんどの人が、まず、自分が、過去において、とても悪いことをやっていたことを、思い出すようです。

輪廻転生という膨大な時間の中では、人は、ほとんどの罪を犯しているのです。

そう考えると、ある程度の犯罪というのは、どこかで、許せる気持ちに、なってくるのではないでしょうか?



犯罪に手を染めてしまう原因として、

「他人を、本当に愛することができなかったから」

ということもあります。


さらに、その心の奥底には、

「自分が自分を、本当に愛していなかったから」

ということにも、気がついたりします。


「自分を愛せないから、他人も愛せない」

その結果、その反動で、犯罪を犯してしまった。

そういうことに、気がつくパターンが多いのです。


人間という存在は、本当に自分を愛し、家族や友人などの周囲の人たちからも、愛されていて、愛の中にいれば、犯罪など、まずやらないのです。




あとは、学生時代に、純粋で、ボランティア活動をやったりしていた人が、犯罪者になるパターンも多いみたいです。

希望に燃えて、正義感の強い、理想主義者だった人です。


こういう純粋で、心の綺麗な人は、人間としては素晴らしいのですが、反面、柔軟性がなくなり、挫折に弱いという側面があります。


「夫にとって、いい妻でいなくてはいけない」

「お客様にとって、いいセールスマンでなくてはいけない」

「世の中にとって、いい社会人でなければいけない」


このように、あまりにも、自分の理想を追求しすぎて、それを、長年維持しようとすると、ある日、なんでもない小さな出来事で、ボッキッと、心が折れてしまうことがあります。

その反動で、「善」から反対の「悪」に、意識が向かうという性質が、人間には、隠れているようなのです。




昔の書物の中でも、「悪魔」という存在が、堕落した天使として登場しますね。

堕ちた天使、つまり、「堕天使」です。

「ルシファー」という名前で、呼ばれることも多いですね。



ある本で、読んだのですが、聖書には、いろいろな解釈があるのですが、「堕天使」である「ルシファー」は、「悪」という存在や行為の典型的な象徴として、描かれているという説があるそうです。

「ルシファー」という天使は、もともと、とても美しい天使だったそうです。

これは、「理想主義者」の象徴だそうです。

つまり、

「理想主義者が、悪魔になりやすい」

と言っているのです。


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本当の悪魔というのは、もともと悪い人が、なるものではなく、良い人のほうが、なりやすいということです。

根っからの悪人というのは、ある程度の悪魔にしかならないそうです。


「黒」や「グレー」の人は、なかなか、「真っ黒」には、なりにくいということです。

「真っ白」の人が、対極の「真っ黒」になりやすいのです。


優しい心の持ち主が、大きな理想を持つ。

そして、世の中を、自分の理想社会にしたいと思って、その実現に向けて、必死で努力する。

ありとあらゆることを、がんばってやるのですが、それが、実現しなくて、ある時に挫折する。

その瞬間に、「魔が差す」のです。

悪魔が、心に入り込んで、悪念を起こすのです。

こういう人が、本当の悪魔になるのです。


高すぎる理想に向かって、視野狭窄になりながら、上へ上へと飛んでいく、そして、何かのキッカケで失速し、急降下した後、底に着いた時に、悪魔になるということです。

低空を、低く飛んでいる人は、そもそも、急降下などしないのです。

超高空を、高く飛びすぎたから、急降下するのです。



調べると、大きな犯罪の犯人は、けっこうこのパターンが、多いようです。

世界中で、カルト宗教によるテロが、起こっていますが、これなどは、典型的な例です。


狂信的な教祖に、魅了されるのは、だいたい、世の中に不満を持っている若者です。

そして、そのほとんどが、善人です。

さらに、心の綺麗な理想主義者です。

「なんとか、この悪い世の中を変えたい!」

こういう熱い理想をもって、入信してくるのです。

それから、しばらくは、必死になって、いろいろな活動を続けるのですが、いつまでたっても、世の中が、思うように変わらず、疲れ果てた時に、何かの衝動で、反社会的な行動に移ってしまう。

これが、昔から、世界中で繰り広げられている、カルトグループによる犯罪です。

美しい心の持ち主が挫折した時、「堕天使」になりやすいということは、頭の隅っこに、置いておいたほうがいい、人生の教訓だと思います。




大人になるというのは、挫折を何度も経験して、理想と現実のバランスのとり方を、覚えるということかもしれません。


子供から、何かを質問されたときに、

「う~ん」

と言って、よく黙り込むようになるのが、大人なのです。

長く生きてきて、大人になれば、人に言えないような自分だけの秘密も、たくさん抱えます。

さらに、この世界は、善悪が、複雑に混ざり合って、矛盾だらけです。

「白か? 黒か?」

なんて、ハッキリ白黒つけられる問題は、ほとんどないのです。

さらに、言葉にしようと思っても、それが表現できない。

こういう心理状態を、たくさん抱えているのが、大人なのです。




さて、旅行記です。



今回は、4日間という短い期間でしたが、関西地方をまわってきました。

主に、「兵庫県」と「奈良県」をまわりました。

テーマは、ずばり、「宇宙」でした。

関西には、「宇宙」を感じさせるような場所が、たくさんあるのですが、今回は、特に、そこをまわってきました。



どの日も、晴天に恵まれて、暑いながらも、とても楽しい時間を過ごしました。


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山の中を、ハイキングする機会も、多かったのですが、久しぶりに、童心にかえって遊びました。


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この写真は、兵庫県の六甲山から撮影した景色です。



大阪の市街地です。

飛行機雲が、たくさん浮かんでいました。


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大阪湾です。

巨大なタンカーが、運航しているのが、遠くに見えました。


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では、いよいよ、次回から、面白い珍道中を、写真付きで、紹介していきますね。





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