先週、NHKスペシャルの「ふたりの贖罪 ~日本とアメリカ・憎しみを越えて~」という番組を観ました。
再放送だったのですが、とてもよかったです。
いつの時代でも、いったん戦争が始まると、憎しみの連鎖が長く続きます。
場合によっては、何世代にも渡って、子孫同士が憎しみ合い、最初の頃の先祖の原因なども、全員が忘れているのに、意味もなく、争い続けているケースもあります。
では、どうすれば、こういう憎しみの連鎖を、断ち切ることができるのでしょうか?
この番組には、その手がかりを与えてくれる2人の人物が、登場しました。
70年以上前、殺戮の最前線にいた、日米2人の兵士です。
1人目は、「トラトラトラ」を、打電した真珠湾攻撃隊の総指揮官、淵田美津雄氏です。
ラバウル、ミッドウェーなどでも戦い、戦場の修羅場をくぐってきた淵田氏ですが、1951年、キリスト教の洗礼を受け、アメリカに渡り、伝道者となったそうです。
淵田氏が回心したのは、ある人物との出会いが、きっかけだったそうです。
それは、二人目の人物、元米陸軍の爆撃手、ジェイコブ・ディシェイザー氏です。
真珠湾への復讐心に燃えて、日本本土への初空襲を志願して、名古屋に、300発近くの焼夷弾を投下した人物です。
そのディシェイザー氏も、また戦後キリスト教の宣教師となり、日本に戻り、自分が爆撃した名古屋を拠点に、全国で、伝道活動を行ったのです。
戦争から4年後、ふたりは運命の出会いを果たします。
ディシェイザー氏の書いた布教活動の小冊子、「私は日本の捕虜だった」を、淵田氏が、渋谷駅で偶然受け取ったのです。
それ以来、ふたりは、人生をかけて、贖罪と自省の旅を続けたそうです。
淵田氏はアメリカで、ディシェイザー氏は日本で、活動していたようです。
このふたりの物語は、「憎しみと報復の連鎖」に覆われた、現代の私たちの心に、愛のメッセージを届けてくれたのです。
この番組を観終わって、
「以前にも、どこかで、こういう人物に会っていたな… 誰だったかな?」
と、しばらく考えていたのですが、思い出しました。
それは、1996年の夏でした。
当時、私は、「ヴォイス」という精神世界の専門会社に、勤めていたのですが、アメリカから、アームストロングさんという人物を招いて、セミナーを開いたことがありました。
アームストロングさんは、当時、すでに、70歳後半でした。
元CIAの高官で、「UFO」や「宇宙人」、「秘密結社」、「超古代文明」、「軍事問題」などに、大変詳しい人物で、目から鱗が、落ちるような貴重な情報を、たくさん聞くことができました。
その時に、アームストロングさんが、前述の二人のような境遇だったことを、告白したのです。
セミナーが始まってすぐに、開口一番に、
「朝鮮戦争の時に、アメリカの軍人として、最前線で戦い、大勢の敵兵を殺した体験がある」
と言っていました。
「私は、神に背く行為を、戦場でたくさんやりました。現在、私は、主にアジアで、CIA時代に、入手した真実の情報を、公開する活動をしていますが、これは、私の罪滅ぼしの気持ちからやっています。こうやって再び、日本を含むアジアで、少しでも、世界平和の実現のための仕事をさせていだだけることを、神に感謝します」
こう話した後、アームストロングさんは、目から涙を流していました。
そのセミナーでは、たくさんの話を聴いたのですが、私が、特に心に残ったのが、アドルフ・ヒトラーについての話でした。
ヒトラーについては、実際の人物像が、歪められて認識されているようです。
「ヒトラーは、小男で、身長に、コンプレックスが、あった」
という説が、信じられていたりしますが、彼の身長は、175~178センチだったという説が、事実に近いそうです。
理由は、ヒトラーのボディーガードが、2メートルくらいの身長の大男ばかりだったので、写真には、小さく写っているように見えたそうです。
また、諸説ありますが、最近では、世界一の大富豪、「ロスチャイルド財閥」の当主の隠し子だったという説も、あるようです。
父親が、世界一の大金持ちだったから、あれほどの活動ができたようです。
他にも、現在のドイツの首相は、ヒトラーの娘だという噂もあるようですね。
「ナチス」についても、イメージが、かなり誤解されて、広まっているようです。
悪いことも、もちろん、たくさんやっていますが、同じくらい、良いことも、たくさんやっています。
ヒトラーについて、一度、徹底的に調べたことがあります。
1945年に、ドイツで、「ニュールンベルグ裁判」が、行われていますが、興味深いのは、その時に、連合国側が、「ナチス」の幹部達の「知能(IQ)テスト」を、行っているのです。
知能(IQ)テストでは、100が平均値、70以下が悪く、130以上が、天才だと言われています。
この130以上は、全体の人口の2%だという統計データもあります。
「ナチス」の幹部達の、知能テストの結果ですが、平均が、145だったそうです。
さらに、ヒトラーの側近達にいたっては、平均、175だったそうです。
「広報」、つまり、「大衆心理操作」を仕事にしていた人物が、その当時、世界最高の、198を、記録したそうです。
天才の集団だったそうです。
連合国側の、心理学者が、198を記録した人物に、
「アドルフ・ヒトラーは、頭が、よかったですか?」
と質問をしたら、すかさず、その人物は、
「ヒトラー総統は、私などが、足元にもおよばない、頭脳の持ち主でした」
こう証言したそうです。
ヒトラーが、人間離れした頭脳の持ち主だったことは、事実のようです。
アームストロングさんの話によると、第二次世界大戦の時に、ヒトラーは、自決して死んだことになっていますが、死んだのは、やはり、影武者で、本当のヒトラーは、すぐに、潜水艦(Uボート)で逃げ出し、オーストラリア海域で3ヶ月潜伏した後、南米のアルゼンチンに入国し、1991年まで、そこで生活していたそうです。
最後は、老衰で亡くなったと言っていました。
実際に、アルゼンチンで、会ったとも言っていました。
少ない監視員に、ガードされながら、わりと自由に生活していたそうです。
最近では、この話は、陰謀でもなんでもなく、アルゼンチンでは、「ヒトラー総統の足跡をたどる」というツアーも、存在しているそうです。
「このレストランのこの席で、ヒトラー総統は、よく食事していました」
というように、ガイドが、ツアー客に説明したりしているそうです。
アームストロングさんは、
「実は、アドルフ・ヒトラーこそ、悪魔の最高位、ルシファーが、憑依した人物だったのです」
こうも言っていました。
その事実は、その当時、アメリカやロシア、フランス、イタリア、日本、イギリスなど、どの国のトップも、全員知っていたそうです。
それで、ヒットラーの行動を、黙認していたそうです。
ヒトラー(ルシファー)の行動の根本的な目的は、
「この時期に、人間たちに、戦争という行為の愚かさを、骨の髄まで、教えておく必要がある。ここで、教えておかないと、将来、核兵器を大量に保持したときに、地球消滅の危機が来る。だから、私は、戦争、差別、虐殺などを行う」
ということだったそうです。
「将来の地球の危機を回避するための戦争が、第二次世界大戦だった」
というのです。
「ドイツが、降伏した時点で、ヒトラーの肉体から、ルシファーが抜けて、元の普通の人間に戻ったため、連合国側は、アルゼンチンで、生活しているヒトラーには、それ以上の干渉はしなかったのです」
とも言っていました。
「第二次世界大戦の戦争目的は、地球を救うためだっだ」
という話です。
たしかに、あの時代の後に、あれだけの大規模な戦争が、もし起こっていたら、もっと酷い惨状になっていたのかもしれません。
1980年代の各国の核ミサイルの保有数を考えると、1980年代に、第二次世界大戦が、遅れて始まっていたら、確実に、地球は消滅していましたね。
1940年代だったから、あの程度の被害で、済んでいたのかもしれません。
アームストロングさん曰く、
「あれでも、その後に起こる可能性を考えたら、まだ、ましだった」
と言うのです。
そう考えると、ヒトラー(ルシファー)の主張も、一理ありそうですね。
一説によると、第二次世界大戦の戦争被害者は、8500万人だったとも言われています。
当時の世界の人口の2.5%以上が、被害者になったそうです。
私は、原則として、どんな戦争も、よくない行為だと思っていますが、
「当時の8500万人を、殺すことによって、現在の70億人の命が救われた」
と、言われたら、
「う~ん」
と、考えこんでしまいます。
この話が、事実だとして、これに対する、明確な意見を述べることは、難しいと思います。
私も、どう捉えたらいいのか、いまだに、わかりません。
人間って、そういうものなんですかね?
本当に、第二次世界大戦は、必要だったのかな?
理屈で話しても、やはり、わからなかったのかな?
そこまで、愚かな存在なのかな?
これだけの痛い思いをしないと、戦争の酷さが、理解できなかったんですかね?
いろいろな疑問が、出てきます。
歴史において、戦争では、こういう判断するのが、難しい場面が、頻繁にでてきます。
たとえば、
「目の前の1万人を殺さなければ、その後に、10万人が死ぬことになる」
という場面で、その決断に迫られることが、王様や将軍などに、頻繁に、突きつけられたようです。
たとえば、古代の中国などでは、「三国志」の時代にも、そういうことは、よくあったそうです。
その時に、曹操という人物は、躊躇なく、目の前の1万人を殺せる人物だったそうです。
一方で、劉備という人物は、たとえ、後に、10万人死ぬことがわかっていても、目の前の1万人を殺さなかったそうです。
どちらの人物が、いい将軍なのかは、わかりません。
善悪というのは、簡単に決められないのです。
ヒトラーは、おそらく、曹操のようなタイプだったのかもしれません。
ただし、私は、個人的には、劉備のような人物が好きです。
軍師である、諸葛孔明が、劉備に、厳しい道を提案しても、いつも、彼は、首を縦に振らずに、目の前の人々を、大切にしたようです。
その姿を見て、孔明は、
「いつも、遠回りをされますな…」
と、呟いていたそうです。
さて、そろそろ、本題です。
私は、「ヒトラー=ルシファー」という説が、ずっと気になっていました。
それを裏付けるような状況証拠が、でてきたようなのです。
数年前から、宇宙考古学的に、地球に大きな影響を与えた、「アヌンナキ (Anunnaki)」のファミリーの話を、何回か書きました。
その中で、「エンリル(Enlil)」と「エンキ(Enki)」の話も、紹介しました。
そして、聖書の中において、「エデンの園」で、アダムとイブに、リンゴに象徴される、「知恵の実」を、食べさせた存在が、上半身が人間で、下半身がヘビの「エンキ」だったという仮説も、紹介しました。
そのエンキが、ルシファーなのです。
つまり、「エンキ=ルシファー」ですね。
はやし浩司さんの動画で、紹介されていたのですが、フランスのパリ大学は、第二次世界大戦の時に、ナチスの占領下にはいり、ヒトラーに、建物を改装されたりしたそうです。
特に、パリ大学の分校は、ヒトラーが、いろいろな紋章を、門などに刻んだそうですが、この刻んだ紋章の中には、「シュメールタブレット」の中に登場する神々が、刻まれているのだそうですが、なんと、「エンリル」と「エンキ」のグループの中で、「エンリル」のグループが、意図的に、除外されているのだそうです。
つまり、ヒトラーは、パリ大学に、「エンキ」のグループの神々しか、刻んでいないということです。
これは、ヒトラーが、「エンキ」のグループであり、「ルシファー」だったかもしれないという状況証拠の一つになりますね。
このことから、
「エンキ=ルシファー=ヒトラー」
だったという仮説が、少し現実味を感じさせるようになってきました。
そこで、ふっと、思いだしたのは、ヒトラーの妻だった、エヴァという女性です。
エンキ(ルシファー)が、エデンの園で、最初に誘惑して、リングを食べさせたのは、アダムとイブの二人のうちのイブのほうでしたね。
「Eve」は、「イブ」とも読むし、「エバ」とも読みます。
ヒトラーの妻の名前が、「エヴァ・アンナ・パウラ・ブラウン(Eva Anna Paula Braun)」
このファーストネームの「Eva」は、「Eve」ですね。
さらに、ミドルネームだと思われる名前に、「Anna」が、入っています。
これは、「Anunnaki」のファミリーを意味する名前なのかもしれませんね。
もしかしたら、ヒトラーに憑依した、「エンキ=ルシファー」が、太古の昔、エデンの園にいた、「エバ」に、そっくりな女性を見つけ、その女性に、「エヴァ」という名前をつけて、妻にしたのかもしれません。
もしくは、このエヴァという妻は、「エデンの園」のエバの子孫だったのかもしれません。
さらに、面白いことを、最近発見しました。
これが、シュメール文明の粘土板に描かれている、「アヌンナキ」のファミリーの「エンキ」の絵です。
左が、下半身が蛇の「エンキ」です。
右側の家具のような物の中に、「×」のマークが、三つありますね。
この「×」というが、「アヌンナキ」のファミリーのシンボルマークでもあるそうなのです。
これは、有名なチャップリンの映画、「独裁者」です。
主人公は、もちろん、「ヒトラー」がモデルで、それを、チャップリンが、演じているのですが、この映画の中の「ナチス」のシンボルマークが、「卍(ハーケンクロイツ)」ではなく、「×」のマークが、使用されているのです。
しかも、なぜか、「××」という、ダブルマークです。
チャップリンは、
「エンキ=ルシファー=ヒトラー」
ということを、よく知っていたのかもしれませんね。
宇宙考古学で解く、「ヒトラーの秘密」、面白いでしょう。
☆はやし浩司さんの動画です。
○「ヒットラーとエイリアン(ヒットラー伝説)」
https://www.youtube.com/watch?v=KX6o6-KIKJw
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