旅行記に入る前に、「宇宙考古学」のおさらいをしておきましょう。
最初に、今までの情報を、復習しておいたほうが、後から、より楽しめると思います。
太古の時代、地球に来ていた宇宙人グループは、たくさんいたようです。
その中でも、やはり、「アヌンナキ」の一族が、地球には、直接介入して、一番影響を与えていたようです。
宇宙人が、地球にやってきた痕跡は、世界中に、星の数ほどありますが、この一族は、文字などによって、記録がたくさん残っているので、学問として、系統だった考察ができるのです。
だから、「宇宙考古学」で有名な、ゼカリア・シッチン博士は、この一族を集中して研究したのです。
この一族は、「家系図」のようなものも、作成されています。
最近では、日本語にも、それが翻訳されて、いろいろな本に掲載されています。
「家系図」以外にも、「系統図」があり、これは、親子関係ではなく、「勢力関係」、つまり、血統ではなく、「命令系統」を、書き残したものだと思われます。
シュメール文明の粘土板を、たくさんの学者が解釈して、作ったようですが、興味深いのは、たくさんの解釈ができるようで、何種類もあるのです。
ここが、面白いところです。
いくつかの家系図や系統図が、矛盾していたり、時代が合わなかったりしているのです。
特に、「メソポタミア」と「エジプト」では、全く違う家系図になっているようです。
私は、これは、彼らが、人間ではなく、「神々(宇宙人たち)」なのが、理由だと思っています。
つまり、時空間を、自在に移動できる彼らは、「タイムトラベル」や「テレポーテーション」を、しながら、いろいろな時代を、行き来していたために、「家系図」も、コロコロ変わった可能性があるのです。
おまけに、彼らは、「シェイプシフト(変身)」もするので、1人の存在が、別の存在になったりすることも、しばしばあったようです。
だから、
「歴史の裏では、○○と○○は、同一人物だった!」
という説も、たくさん出てくるのです。
このように、宇宙人たちの関与した歴史は、人間の常識で考えると、全くわからなくなるのです。
柔軟な思考で、読み解かないといけないのです。
「神々の系統図」の一例です。
これは、どういう関係なのか、よくわかりません。
おそらく、一種の「力関係」だと思います。
詳しいことは、まだまだ謎なので、ここでは、こういう「系統図」があるということだけ、頭の隅に置いておくだけにしてくださいね。
これよりも、もっとわかりやすい、「家系図」が、最近、動画になっているので、この記事の最後のほうに、それを貼っておきます。
ぜひ、ご覧になってください。
先ほどの「神々の系統図」は、わかりにくいので、ここでは、とてもシンプルで、わかりやすく解釈されたストーリーを、再度まとめて書いておきます。
様々な説がありますが、一説によると、「アヌンナキ」の一族の中で、中心的な位置にいた、「アヌ王(アヌンナキ)」という宇宙人は、地球に来る前に、すでに、正妻がいたそうです。
しかし、宇宙を旅している時に、どこかの惑星で、好きになった女性がいて、妾の子ができたそうです。
今、地球でも流行の「不倫」というやつですね。(笑)
正妻の子が、「エンリル」で、妾の子が、「エンキ」だったそうです。
正妻が、人間の姿に似ていて、妾が、龍(蛇)の姿をしていたそうです。
だから、正妻の息子である「エンリル」は、「人間」の姿で、妾の子である「エンキ」は、「人間+龍(蛇)」の姿だったようです。
父の「アヌンナキ」は、「エンリル」のほうを、地球の王様にして、「エンキ」を、日陰のような存在にしたようです。
「エンリル」=「表の王様」
「エンキ」=「裏の王様」
太古の昔に、地球には、こういう二人の王様が、支配者として君臨したようです。
二人の息子は、仲が悪かったそうです。
どうして、仲が悪かったかというと、当時の「人間たちの扱い」について、価値観や意見が、合わなかったようです。
この二人を、簡単に説明すると、下記のようになります。
エンリルの姿は、「人間型」で、現在の私たちと、変わらない姿だったようです。
この宇宙人は、
「人間たちを、奴隷のままにしておこう」
と考えていたそうです。
そうやって、何も考えないほうが、幸せだと思っていたのかもしれません。
また、奴隷にするかわりに、サポートも、熱心にしていたようです。
見方を変えると、ある意味、過保護だったのかもしれません。
一方の「エンキ」は、「人間と爬虫類」が、混じったような姿だったそうです。
上半身は、人間で、下半身が、ヘビのような爬虫類の姿だったそうです。
この宇宙人は、
「人間たちを、少しづつ教育していって、いつかは、宇宙人のと同じくらい賢い存在になってもらいたい」
と考えていたそうです。
知恵を与えることによって、だんだん、自立していくように、願っていたのかもしれません。
だから、サポートは、必要最小限にするというのが、基本的なスタンスだったみたいです。
ある意味、放任主義ですね。
左の人間の姿の宇宙人が、「エンリル」です。
右の下半身がヘビの姿の宇宙人が、「エンキ」です。
この絵の中でも、喧嘩していますね。
身体の下半分がヘビだった、「エンキ」が、聖書の中で、「アダムとイブ」に、知恵を授けた、「ヘビ」です。
当時、「エンリル」のほうが、父親である「アヌンナキ」から、「エデンの園」と言われている場所で、アダムとイブの管理を、任されていたようなのです。
「エンキ」のこの行為に対して、エンリルが、激怒したようです。
それで、「アダムとイブ」を、エデンの園から、追い出したようです。
「追い出した神」が、「エンリル」です。
その頃から、人間の姿をした「エンリル」という宇宙人が、半分ヘビの姿をした「エンキ」という宇宙人を、「悪魔」にしたそうです。
なるほど…、ですね。
つまり、聖書に出てくる「神」は、「エンリル」で、「悪魔」が、「エンキ」ということです。
「エンリル」の価値観に合わない「エンキ」を、悪者にしたということです。
右側の木に巻き付いているのが、「エンキ」です。
「蛇(龍)」の神様です。
「アダムとイブ」に、知恵の実を勧めている場面です。
その後も、人間の歴史は、エンリルとエンキという二人の兄弟の喧嘩の影響を、受け続けます。
アダムとイブの10代目の子孫である、「ノア」の時代に、二人の喧嘩が、一度頂点に達するみたいです。
エンリルは、自分たちの姿に似ていながら、中途半端に知恵をつけた人間たちを、嫌悪していたそうです。
天変地異を起こし、人間たちを、全員殺そうとしたようです。
それが、「ノアの大洪水」の話です。
しかし、結果的には、エンキが、ノアを含む、一部の人間たちを助けたみたいです。
このように、地球の宇宙人グループには、「エンリル派」と「エンキ派」という二大グループができて、両者が争いながら、歴史が展開していったようです。
「人間を、奴隷にしたままにしておこう」
という価値観のエンリルが、つくったのが、「ユダヤ教」や「キリスト教」、「イスラム教」などの「宗教グループ」みたいです。
一方、
「人間は、知恵をつけながら、いつかは自立するべきだ」
という価値観のエンキが、つくったのが、「ゾロアスター教」や「ミトラ教」、「グノーシス主義」、「フリーメーソン」や「イルミナティ」などの「秘密結社グループ」という流れみたいです。
「地球の歴史の様々な出来事に、この二人の宇宙人兄弟の価値観の違いが、間接的に遠因として、影響を与えてきた」
と、ゼカリア・シッチン博士は、主張していたようです。
特に、ヨーロッパの歴史での酷い虐殺などには、特に、この二つの神々の喧嘩が、影響しているようです。
宗教戦争などの虐殺の遠因を、辿っていくと、最終的には、
「エンリル VS エンキ」
の喧嘩に行きつくことが、多いのです。
もう一度、まとめますね。
エンリルの宇宙人グループは、
「人間に、あまり賢くなってもらいたくない」
と思ってたみたいです。
エンキの宇宙人グループは、逆に、
「人間に、はやく賢くなってもらいたい」
と思っていたみたいです。
これは、単純に、
「どっちが、正しいか?」
という簡単な問題ではありません。
たしかに、人間は、バカなままでも、戦争をしますが、賢くなっても、もっと高度な戦争を、やるからです。
特に、エンリルのグループは、太古から現在まで、
「時代を先取りしすぎる天才は、地球を、全面核戦争に、はやく導きやすくする」
と考えて、賢すぎる天才は、一時的に拉致して、軟禁したりするとこともあったようです。
大きな戦争を回避するための誘拐を、やっていたらしいのです。
どうですか?
どちらの意見も、正しかったのです。
だから、これだけの長い期間、対立していたのです。
前述したように、「アヌンナキ」の宇宙人たちは、洋服やアクセサリーを、取り替えるように、自由自在に、自分の身体を、変えられるのが特徴です。
「エンリル」は、もともとは、人間の姿をしていたのですが、おそらく威厳を保つためだと思いますが、ある時期から、自分の頭部を、「ライオン」の姿にすることを、好んでいたようなのです。
「ライオンが、地球の地上の動物で、一番強そうだ。人間たちに、ナメられないように、ライオンの顔をしてやれ!」
こう思ったかもしれません。
プロレスラーが、強そうに見せるために、覆面をかぶり、「覆面レスラー」になるようなものです。
これは、特に、エジプト文明の頃に、よくやっていたようです。
シュメール文明の壁画に描かれている、この時代の宇宙人たち(神々)の姿です。
遺伝子操作で、頭の部分を、「ライオン」にしたばかりの「アヌンナキ」のファミリーの姿だそうです。
「アヌンナキ」の一族は、「アニマルヘッドマン(獣頭人間)」でもあったということです。
最初は、「エンリル」の真似をして、同じように、「ライオン」の頭部にしていたようなのですが、あとから、キャラがかぶったのを嫌ったのか、他の姿に変えています。
その姿が、どうやら、「ユニコーン」だったようなのです。
他にも、知恵のシンボルである、「プロビデンスの目」の姿になったりもしたそうです。
これは、古代において、「ミトラ教」の地下の神殿で行わていた、儀式の絵です。
正面の大きな絵は、ミトラ教のシンボルの絵ですが、実は、正面に大きく飾るようなものは、大して意味がなかったりします。
ちょっとわかりにくいですが、部屋の中央に祭司のような男性がいて、いくつかの場所に、煙のようなものが、もくもくと上がっています。
その小さな「炎」が、「アヌ王(アヌンナキ)」です。
それから、左側に飾ってあるシンボルが、「ライオン」で、「エンリル」の象徴です。
「ライオン」の姿をしていたようです。
そして、このライオンが、たまに、人間型の姿に変身したりしたのかもしれません。
メソポタミア文明の壁画に、描かれていた絵です。
ライオンのような顔をしていて、剣を持っているのが、「エンリル」の特徴です。
日本では、誰だと思いますか?
それは、「不動明王」だと言われています。
なるほど…、ですね。
「獅子舞」も、「エンリル」を崇めたお祭りが、元々の源流みたいです。
面白いですね~!
神殿の写真に、もう一度戻ってみてください。
右側の三角形の真ん中に、「・」が打ってありますね。
これが、有名な「片目」のシンボルです。
「エンリル」=「ライオン」
「エンキ」=「プロビデンスの目」
こういう関係が、「エンリル」と「エンキ」の関係だったようです。
「エンキ」のほうは、「プロビデンスの目」になることもあったようですが、前述したように、たまには、「ユニーコーン」の姿で、どうしても必要な時だけ、王侯貴族たちや聖職者たちの目の前に現れて、メッセージを伝えたりしていたようです。
つまり、
「エンリル」=「ライオン」
「エンキ」=「ユニコーン」
というシンボルマークが、使われるのです。
「エンリル」が、角のない動物、または、二本の角のある霊獣。
「エンキ」が、一本角のある霊獣。
こういう象徴も、よく使われています。
いくつか、例をあげていきますね。
「ライオン」と「ユニコーン」を、「国章」にしているのが、イギリスです。
左右に、それぞれいますが、「ユニコーン」のほうが、鎖で繋がれていることに、注目してください。
こちらは、日本の天皇家の「紋章」です。
たしかに、「一角獣」と「獅子」が、描かれていますね。
「ユニコーン」と「ライオン」の位置が、イギリスとは、逆になっているところが、興味深いです。
日本では、「狛犬」が、有名ですね。
沖縄では、「シーサー」です。
一般的に、「ライオン」だと言われていますが、そもそも、ライオンが生息しているのは、アフリカとインドです。
中国や日本、そして、沖縄には、「ライオン」などいません。
「狛犬」や「シーサー」は、ご存知のように、二体で、ワンセットですが、それは、「エンリル」と「エンキ」なのです。
これは、靖国神社の狛犬です。
口をあけて、角がないほうが、「エンリル」だと思います。
「ライオン」を表現しています。
口があいているのは、父親から、
「オマエが、人間たちに、いろいろ命令しろ!」
と言われたからかもしれません。
口をとじて、角があるほうが、「エンキ」だと思います。
「ユニーコーン」を表現しています。
口がとじているのは、父親から、
「オマエは、黙っていろ!」
と言われたせいかもしれません。(笑)
これは、沖縄の「シーサー」です。
角がなくて、口を開けている「エンリル」の額に、「王」という文字が、刻まれています。
まさに、「地球の王様」が、「エンリル」だったのですね。
これは、余談です。
狛犬やシーサーの写真を見て、フッと思いついたことがあります。
「王」と「主」という文字がありますね。
これは、角のない「エンリル」を、「王」という文字で表し、一本角のある「エンキ」は、「主」という文字で、表したのではないでしょうか?
「角がない王が、エンリル。そして、王に角が一本生えたのが、エンキ」
だということです。
さらに、ふっと思いついたのですが、
「どうして、昔から、将棋には、王将と玉将があるのか?」
ということです。
これも、「エンリル」を、「王」という文字で表し、「エンキ」は、「玉」という文字で、表していたのではないでしょうか?
「玉という文字も、王に角が生えたという意味」
じゃないかな?
こうやって、いろいろ想像すると、楽しいですね。
このように、父親の「アヌ王(アヌンナキ」から生まれた、二人の息子、「エンリル」と「エンキ」は、いろいろな時代に、世界中を、まわっていたようです。
それが、世界中に伝わる「二体の神様」の神話や伝説の原型になっているようです。
有名なのは、やはり、「シュメール」の文明に関係している、「人面有翼牡牛像」ですね。
日本を含むアジアでは、狛犬以外でも、「仁王像」などで、表現されていますね。
これらの話を、全部まとめると…
地球という惑星は、太古の時代から現代まで、二つの神様の権力構造で、成り立っているということです。
一つ目は、
○「エンリル」=「表の王様」=「人間の姿の神」=「宗教の神」=「ライオン神」=「口を開けた狛犬」=「王」=「王将」
二つ目は、
○「エンキ」=「裏の王様」=「半分人間で半分蛇の神」=「秘密結社の神」=「ユニコーン」=「口を閉じた狛犬」=「主」=「玉将」
こういう方程式で、表現できそうなのです。
面白いでしょう?
「宇宙考古学」の方程式を使うと、日本史や世界史の謎が、スッキリ解けると思いませんか?
ちなみに、この方程式は、私が、勝手につくった方程式です。(笑)
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