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古代日本キリストツアー 10 愛の光

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和歌山県で、友人の北山さんと、

 

「アミちゃんのハッピー光線銃が、欲しいですね。あれって、どうやったら、作れるのかな? もしも、作れたら、世界中に販売して、地球を愛の惑星にできますね」

 

食事中に、こういう会話をしたことは、前回書きましたね。

 

 

その後、1人になって、いろいろ考えてみました。

 

 

 

まず、「神」の話です。

 

聖書の中には、「神」について、こういう記述もあります。

 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※

 

 

モーセは、神に言った。

 

「私が、イスラエルの人々のところで行って、彼らに、『あなたがたの先祖の神が、私を、あなたがたの所へ、つかわされました』という時に、彼らが、『その名は、なんというのですか?』と、私に訊くならば、なんと答えましょうか?」

 

神は、モーセに言われた。

 

「私は、有って有る者」

 

また言われた。

 

「イスラエルの人々に、こう言いなさい。『私は有る』という方が、私を、あなたがたの所へ、つかわされましたと」

 

 

旧約聖書 「出エジプト記」

 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※

 

 

 「わたしは、有って有る者」

 

モーセが、

 

「あなたのお名前はなんと言うのですか?」

 

という質問に、神様が答えた名前だそうです。

 

 

全地を創った神の御名は、「有る」というのです。

 

これは、ユニークな表現ですが、考えてみたら、適切な名前なのかもしれません。

神は、全ての存在の根源ですから、その名前が、「存在する」であることは、ピッタリな表現かもしれません。


そもそも、名前というものは、他のものと区別するために、付けるものなので、「一神教」の教えの中の「唯一の神」に、名前は必要ないのです。

 

しかし、人間社会には、様々な神々が、ありますから、神様は、やむをえず、モーセに、そう名乗ったのでしょう。

それも、「天照大神」や「観世音菩薩」など、「ありがたいお名前」ではなく、ただ、「ある」とだけ、名乗ったそうです。

 

 

これは、ある解釈では、

 

「あなたも私も、この世の中の全ての人々、それから、動物、植物、岩、風、音、空、海など、全てのものが、全て神ですよ。有るものは、全て神なのです」

 

こういう意味だとも言われています。

 

 

そういえば、宇宙存在である、「バシャール」も、本の中で、しばしば、

 

「私たちには、もう名前はありません。なぜならば、全員が完璧に、テレパシーで繋がっているからです」

 

と、言っていますね。

 

 

 

「神」=「有るもの」

 

ということです。

 

ここで、考えたのは、この宇宙が、「陰」と「陽」で成り立っているのならば、もしかしたら、もう一つの存在も、対極にいるのではないかということです。

 

つまり、もう一方に、

 

「神」=「無いもの」

 

こういう存在も、いるのかもしれません。

 

 

まあ、これは、私個人の感覚的なものなので、これ以上は言及しません。

 

しかし、こうやって、いろいろ試行錯誤していたら、ある考えに行きついたのです。

 

 

 

それは、ある場所で、突然、閃いたのです。

 

 

そこは、ここでした。

 

「徳島」⇔「和歌山」

 

この二つの街を結ぶ、船の上でした。

 

「南海フェリー」という船会社が、運営しているみたいです。

この船を利用するのは、2回目ですが、とてもいい船旅になります。

 

 

船の窓からの景色です。

 

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私は、旅に出ると、たまに、いろいろな乗り物を試してみたくなります。

 

その中でも、短い時間でも、船旅が大好きなのです。

 

 

高校卒業した後、沖縄で、浪人生活をしていたのですが、その時に、お小遣いを貯めて、たまに、本土に旅行に行きました。

 

大阪や東京が、メインでしたが、お金はなくても、時間は、タップリあったので、往復の船旅を、楽しみました。

 

当時、メンタルをやられて、精神的に、ボロボロだったのですが、船旅をすると、元気になったのです。

 

後から、ある本で読んだのですが、船旅をすると、大海原の「波のリズム」が、脳や身体を、元のリズムに戻す作用があるとのことでした。

 

考えてみれば、「波のリズム」は、「地球のリズム」でもあるのです。

しかも、潮風が、いろいろな邪気を、吹き飛ばしてくれます。

 

 

 

ぼんやりと、大海原を眺めていたら、軽い瞑想状態になったのですが、フッと、こういう考えが、頭に浮かびました。

 

「昔から現在まで、世界中で、戦争が続いている。これは、憎しみの連鎖だ。つまり、憎しみ合って、殺しあっている状態が、ずーっと続いている。この状況を中和させるには、全く真逆のものを、ぶつけ合わせてみるのが、効果的なのかもしれないな…」

 

さらに、

 

「世界中で、軍事産業が、武器を売っている。もしも、アミちゃんのハッピー光線銃を作って、大量販売しようとしても、金儲けが上手い彼らに、また、いろいろな圧力をかけられたり、潰されるのは、目に見えている。もしも、ハッピー光線銃を、世界中に広げるのであれば、軍事産業とは、真逆の方向からの活動にしないといけないな…」

 

こういう結論が出たのです。

 

 

まとめると、こういうことです。

 

 

現在、地球上にでは、戦争について、こういう動きがあります。

 

一つ目は、

 

○「陽の活動」

 

軍事産業です。

 

目に見える活動です。

 

銃、弾丸、戦車、戦闘機、空母、ミサイル…

 

このように、形のあるものが、使われています。

 

これらの活動は、「お金を儲けるため」に動いています。

 

ビジネスだから、お互いに、見返りを求めます。

 

組む相手には、優しいけど、組まない相手には、冷淡だという排他性も、もっています。

 

 

 

では、今までとは、発想を変えて、二つ目を、真逆の活動にしてみたら、どうでしょうか?

 

 

二つ目は、

 

○「陰の活動」

 

庶民や民間レベルの活動です。

 

目に見えない活動です。

 

愛、感謝、喜び、感動、恩返し、共感…

 

このように、形のないものが、使われています。

 

これらの活動は、「お金を儲けない」ことをベースに、動いています。

 

ボランティアだから、見返りは、期待しません。

 

基本的に、全ての人に、優しく接するという、温かみのある人間関係を信条にします。

 

 

要するに、世界中の戦争の根源は、物質的な「形のあるもの」を、ベースに、動いているので、試しに、真逆である、非物質の「形のないもの」を、ぶつけてみるという考え方です。

 

 

「陽の活動」に、「陰の活動」、これは、対立しません。

 

「水と油」のように、性質が違うからです。

 

今までの「平和運動」は、「政治」や「選挙」、「デモ」など、「目に見えるもの」、「形のあるもの」でも、戦ってきました。

 

同じベクトルで、同じ性質のものだったら、力の強いものに、結局は、負けるのです。

 

「お金で、お金持ちと、戦ってやろう!」

 

こう思っても、ダメなのです。

 

 

「剛」 VS 「剛」

 

では、必ず強い方が勝ちます。

 

一方で、

 

「剛」 VS 「柔」

 

では、そもそも、戦いにならなかったりするのです。

 

異質なので、戦いが成り立たず、お互いに、戦意喪失するかもしれないのです。

 

 

「星田神社」で、佐々木さんという宮司さんから、教えてもらったように、「風神雷神」、そして、「仁王様」である、「エンリル」や「エンキ」の力に、人間が、「力」で挑んでも、勝てるわけがないのです。

 

それよりは、彼らの身体を、やさしく包み込むような、「布」、つまり、「イナンナ(聖母マリア)」や「キリスト」のような、「愛」が、必要なのです。

 

「愛」で、「力」とのバランスが、とれるのです。

 

 

そうです。

 

「陽の活動」である、「力」を調和させるのが、「陰の活動」であり、「愛」なのです。

 

 

そいうことを考えながら、「徳島⇔和歌山」の船の上から、大海原を眺めていたら、ある歴史的な出来事のことを、思い出しました。

 

「そういえば…」

 

昔、この和歌山県の沖で、凄い事件が、起こっていたのです。

 

 

和歌山県の海岸は、普段は、穏やかで、やさしい表情を見せています。

私が、旅行に行った時も、素晴らしい景色ばかりでした。

 

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しかし、一方で、台風などの時には、凄まじい猛威を見せつけます。

 

 

1890年(明治23年)9月16日です。

 

その事件は起きました。

 

ちょっと長いですが、以前に書いたものを、再掲載します。

 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※

 

 

和歌山県の南端、串本町に、紀伊大島という島があります。

 

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ある夜のことです。

 

 

びゅわーん、びゅわーん

 

猛烈な風が、灯台を打っていました。

 

 

どどどーん! どどどーん!


波も激しく、断崖を打っていました。

 

そして、台風が大島を襲ったのです。

 

明治23年9月16日の夜。

 

午後9時ごろ、どどかーんと、風と波をつんざいて、真っ暗な海のほうから音がしました。


灯台守は、はっきりとその爆発音を、聞いたのです。

 

「何か大変なことが、起こらなければいいが…」

 

灯台守は、胸騒ぎしたそうです。

しかし、風と、岩に打ちつける波の音以外は、もう、何も聞こえませんでした。

 

 

このとき、台風で、進退の自由を失った木造軍艦が、灯台のほうに押し流されてきたのです。
全長、76メートルもある船。

しかし、まるで板切れのように、風と波 の力でどんどん近づいてくる。

 

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「あぶない!」

 

灯台守は、こう叫んだそうです。

 

灯台のある断崖の下は、「魔の船甲羅」と呼ばれていて、海面には、岩が、にょきにょき出ています。

 

ぐうぐうわーん、ばりばり、ばりばりばり

 

船は、真っ二つに裂けました。

その瞬間、エンジンに海水が入り、大爆発が起きました。

 

この爆発音を、灯台守が聞いたのです。

 

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乗組員は海に放り出され、波にさらわれた。

またある者は、自ら脱出した。

 

真っ 暗な荒れ狂う海。

どうすることもできない。

波に運ばれるままだった。

そして、 岩にたたきつけられた。

 

一人の水兵が、海に放り出された。

大波にさらわれて、岩にぶつかった。

意識を失い、岩場に打ち上げられた。

 

 

「息子よ、起きなさい」

 

懐かしい母が耳元で囁いているようだった。

 

「お母さん」

 

という自分の声で、意識がもどった。

 

 

真っ暗な中で、灯台の光が見えた。

 

「あそこに行けば、人がいるに違いない」

 

そう思うと、急に力が湧いてきた。

40メートルほどの崖をよじ登り、ようや く灯台にたどり着いたのだった。


灯台守はこの人を見て驚いた。

服がもぎ取られ、ほとんど裸同然であった。

顔 からは、血が流れ、全身は傷だらけ、ところどころ真っ黒にはれあがっていた。

 

灯台守は、この人が海で遭難したことは、すぐわかった。

 

「この台風の中、岩にぶち当たって、よく助かったものだ」

 

と感嘆した。

 

「あなたのお国は、どこですか」

 

「…、…、…」

 

言葉が通じなかった。

 

それで、「万国信号音」を見せて、初めて、この人は、トルコ 人であること、船はトルコ軍艦であることを知った。

 

また、身振りで、多くの乗組員が、海に投げ出されたことがわかった。

 

「この乗組員たちを救うには、人手が要る」

 

傷ついた水兵に応急手当てをしながら、灯台守はそう考えた。

 

「樫野の人たちに、知らせよう」

 

灯台からいちばん近い、樫野の村に向かって駆けだした。

 

 

電灯もない真っ暗な夜道。
人が一人やっと通れる道。

灯台守は樫野の人たちに、急を告げた。

 


灯台にもどると、十人ほどのトルコ人がいた。

全員傷だらけであった。

助けを求めて、みんな、崖をよじ登ってきたのだった。

 

この当時、樫野には五十軒ばかりの家があった。

船が遭難したとの知らせを聞いた男たちは、総出で、岩場の海岸に下りた。

 

だんだん空が白んでくると、海面には、おびただしい船の破片と遺体が見えた。

 

目をそむけたくなる光景であった。
村の男たちは泣いた。

 

遠い外国から来て、日本で死んでいく。

男たちは胸が張り裂けそうになった。

 

「一人でも多く救ってあげたい」

 

しかし、大多数は動かなかった。

 

一人の男が叫ぶ。

 

「息があるぞ!」

だが触ってみると、ほとんど体温を感じない。


村の男たちは、自分たちも裸になって、乗組員を抱き起こした。

自分の体温で、彼らを、温めはじめた。

 

「死ぬな!」

「元気を出せ!」

「生きるんだ!」

 

村の男たちは、我を忘れて温めていた。

 

次々に乗組員の意識がもどった。
船に乗っていた人は、600人余り。

そして、助かった人は、69名。

この船の名は、「エルトゥールル号」です。

 

 

助かった人々は、樫野の小さいお寺と小学校に、収容された。

 

当時は、電気、水道、ガス、電話などはもちろんなかった。

井戸もなく、水は雨水を利用した。

 

サツマイモやみかんがとれた。

漁をしてとれた魚を、対岸の町、串本で売ってお米に換える貧しい生活だ。

ただ各家庭では、にわとりを飼っていて、非常食として備えていた。

 

このような村落に、六十九名もの外国人が収容されたのだ。

 

島の人たちは、生まれて初めて見る外国人を、どんなことをしても、助けてあげたかった。

だが、どんどん蓄えが、無くなっていく。

 

 

ついに食料が尽きた。

台風で、漁ができなかったからである。

 

「もう食べさせてあげるものがない…」

「どうしよう!」

 

一人の婦人が言う。

 

「にわとりが、残っている」

「でも、これを食べてしまったら…」

「お天とうさまが、守ってくださるよ」

 

女性たちは、そう語りながら、最後に残った、にわとりを料理して、トルコの人たちに、食べさせたそうです。


こうして、トルコの人たちは、一命を取り留めたのであった。

 

 

また、大島の人たちは、遺体を引き上げて、丁重に葬った。

 

この「エルトゥールル号の遭難」の報は、和歌山県知事に伝えられ、そして明治天皇も伝えられた。

 

明治天皇は、直ちに医者、看護婦の派遣をなされた。

 

さらに、礼を尽くし、生存者全員を、軍艦「比叡」「金剛」に乗せて、トルコに送還されたそうです。

 


このことは、日本じゅうに大きな衝撃を与えた。

 

日本全国から、弔慰金が寄せられ、トルコの遭難者家族に、届けられたそうです。

 

 

 

次のような後日談があります。

 

 

その事件から、約95年後。

1985年3月17日。

イラン・イラク戦争の最中の出来事である。

 

 

イラクのサダム・フセインが、

 

「今から、48時間以内に、イランの上空を飛ぶ、全ての飛行機を、撃ち落とす」

 

こういう無茶苦茶なことを、世界に向けて発信したのです。

 

当時、日本からは、企業の人たちやその家族が、イランに住んでいました。

 

その日本人たちは、あわてて、テヘラン空港に向かった。

しかし、どの飛行機も満席で、乗ることができなかった。
世界各国は、自国の救援機を出して、救出していた。

 

 

しかし、日本の政府は、素早い決定ができなかったのです。

空港にいた日本人は、パニック状態になっていたそうです。

 

そこに、2機の飛行機が、到着したのです。

それは、「トルコ航空」の飛行機だったそうです。

 

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それから、空港にいた、日本人、215名全員を乗せて、成田空港まで、飛び立ったそうです。

タイムリミットの1時間15分前、ギリギリの救出劇だったそうです。

 

「なぜ、トルコ航空機が、来てくれたのか?」

 

日本政府も、マスコミも、知らなかったそうです。

 

 

当時の駐日トルコ大使、ネジアティ・ウトカン氏は、こう語ったそうです。

 

「エルトゥールル号の事故に際し、大島の人たちや日本人が、やった献身的な救助活動を、今もトルコの人たちは、忘れていません。私も小学生のころ、歴史教科書で学びました。トルコでは、子供たちでさえ、エルトゥールル号のことを、知っています。今の日本人が、知らないだけです。それで、テヘランで困っている日本人を助けようと、トルコ航空機が、飛んだのです」

 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※

 

 

この「エルトゥールル号遭難」の事件は、120年以上前の真実ですが、1985年の「イラン・イラク戦争」の時には、多くの日本人が、トルコの人によって救われました。

 

テレビのニュース番組などを見ると、暗い話題ばかりです。

特に、憎しみが憎しみを生むような連鎖の話が、多いです。

 

そういう中で、この歴史的な事件は、人間のやさしさを取り戻せるような、素敵な話ですね。

 

この「小さな歴史の物語」を聞くと、心が温まります。

 

「憎しみ合い」や「殺し合い」の歴史ばかりだった、「世界史」の中で、こういう異民族が、「信じあい」や「助け合い」の関係を築いたというのは、素晴らしいことです。

 

地球の歴史の中で、こういう出来事は、とっても少ないのです。

しかし、ゼロではないところが、人間の素晴らしいところです。

 

 

そういえば、「トルコ」と「日本」の国旗を見ると、「月と星」と「太陽」で、「陰」と「陽」ですね。

 

これは、偶然だと思いますか?

 

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そして、1890年の事件が起こった場所が、和歌山県沖だというのが、興味深いのです。

 

古代史を、詳しく調べていくと、紀伊半島、関西地方、四国地方などに、「イナンナ(聖母マリア)と「キリスト」が、住んでいたことは、間違いありません。

 

日本全国に、キリストの痕跡は、残っているのですが、特に、今回の旅行記で、まわった場所で、重点的に活動していたようなのです。

 

「どうして、キリストは、このエリアを重視していただろうか?」

 

この疑問が、少しわかりました。

 

 

「キリスト」は、古代の日本で、1890年に起こるの和歌山での「エルトゥールル号の遭難事件」を、予知していたのではないでしょうか?

 

日本で、いろいろな女性たちと結婚して、たくさんの子孫をつくり、自分のDNAが、いつの日か、動き出すのを、知っていたのではないかということです。

 

さらに、中近東でも、活動していたのは、やはり、この土地にも、未来の世界に、自分のDNAを、残すことが、目的だったのかもしれません。

 

 

1890年の事件、それから、1985年の出来事、この二つの出来事、「トルコ」と「日本」二つの国、時空間を越えて、全員、「キリストの子孫」だったんじゃないでしょうか?

 

そう考えると、なんともいえない気持ちが、湧いてきますね。

 

 

「キリスト」は、古代から、この「トルコ」と「日本」から始まる、「陰」と「陽」の統合を、計画していたのかもしれないということです。

 

壮大な「愛の計画」ですね。

 

 

 

「キリストの遺伝子」とは、つまり、

 

「無償の愛」

 

のことです。

 

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1890年に、トルコの船員たちを助けた、あの献身的な愛は、「キリストの愛」そのものです。

 

何の得にもならないことに、命を懸けられるというのは、誰でもできることではありません。

しかし、あの時代に、日本の無名の漁村の人々が、全員、それをやったのです。

 

そして、1985年のトルコ航空の救出劇も、自国の国民を、後回しにして、日本人を、救ったのです。

 

それは、「キリストの遺伝子」が、「日本人」にも「トルコ人」にも、身体に入っていたからだと、思います。

 

私は、いろいろ調べた結果、全ての日本人には、これが、多く入っていると思っています。

世界中の人にも、入っていると思います。

そして、これからは、その遺伝子が、世界中に広がっていくと思っています。

 

 

 

2015年に、「海難1890」という映画が、作成されましたね。

 

これは、日本とトルコの友好125年を記念して、作られた作品だそうですが、先月、DVDで観て、3回泣きました。

 

こんなに泣ける映画は、なかなかないです。

 

世界中の人に、観てもらいたい作品です。

 

 

なぜ、この映画が、たくさんの人を、大感動させたのかというと、やはり、皆、魂の奥底にある、「キリストの愛」を、感じるからだと思います。

 

つまり、「無償の愛」です。

 

 

そうです。

 

冒頭のアミちゃんの「ハッピー光線銃」は、これのことです。

 

これが、「愛の光」なのです。

 

 

世界史の中では、とても小さい出来事だったかもしれません。

 

でも、この「小さな光」は、特別強力な光を、キラリと放っています。

 

そして、その光は、これから先の未来まで、永遠に照らし続けるのです。

 

 

「形のないもの」

 

「目に見えないもの」

 

「儲からないもの」

 

こういう庶民レベルでの「陰の活動」が、軍事産業などの「陽の活動」を、中和させることができるような気がするのです。

 

具体的には、この「歴史的な事件」、つまり、「愛の交流」の話を、口コミで広げるにも、いいと思います。

 

 

もうすぐ、クリスマスですね。

 

ぜひ、ご家族や友人同士、恋人同士で、この素敵な物語、「愛の光」の話を、クリスマスの夜に、語りあってみてくださいね。

 

 

 

和歌山県串本町にある、「エルトゥールル号遭難」の記念碑です。

 

日本とトルコという二つの国で起こった、無償の愛と恩返しの精神、こういう愛の連鎖が、今までの憎しみの連鎖に変わって、世界中を包み込むような予感がするのです。

 

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「古代日本キリストツアー」、今回で、最終回です。

 

楽しんでいただけたでしょうか?

 

この旅行記は、今年、私が学んだことの集大成になりました。

書いている間にも、いろいろな気づきがあって、面白かったです。

 

来年も、また、いろいろまわりますね。

タイミングがあったら、ぜひ、一緒にまわりましょう。

 

 

 

 

では、恒例の締めの文章です。

 

今回は、この一文です。

 

 

 

 

「あなたの隣人を、あなた自身のように愛しなさい」

 

by イエス・キリスト

 

新約聖書 「マタイによる福音書」

 

 

 

 


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