旅行記を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
たくさんの感想メールにも、大感謝です。
いつものように、多すぎて、全員には返信できませんが、いろいろな貴重な情報も、興味深く拝読させていただきました。
「ギリシャ神話」の話を、少ししましょう。
いろいろな解釈がありますが、「ギリシャ神話」には、「運命の女神」の話が、出てきます。
「モイラ」という名前の神様だそうです。
「運命の女神(モイラ)」とひとくくりで、呼ばれていますが、実は、「クロートー」、「ラケシス」、「アトロポス」の3姉妹が、トリオを組んでいるそうです。
この3姉妹の母は、ゼウスの相談役を務める、掟の女神、「テミス」です。
この厳しい母のもと、地道に、
「人間の運命の糸を紡ぐ」
という仕事をしているそうです。
この仕事は、各自、分担が決まっていて、
「クロートー」が、人間の命の糸を紡ぐ。
「ラケシス」が、紡がれた糸の長さを測る。
「これくらいかしら?」
ってところで、
「アトロポス」が、ハサミで、チョッキンという作業工程に、なっているそうです。
ただ、一説によると、けっこうアバウトで、気まぐれ、いいかげんなところもあるらしいとも、言われています。
「ああっ!? また、絡まっちゃった」
「いいじゃん、切っちゃえ、切っちゃえ」
てなことは、日常茶飯事だそうです。
彼女たちの気分次第で、糸の長さが決まっちゃうことも多いそうです。
「ストレス発散」
と称して、切りまくってる日もあるそうです。
彼女らは、予言者としての顔も持っており、的中率はなんと100%。
運命の糸を紡いでるのは、彼女たち自身なのだから、当然といえば当然ですね。
そのため、なんとか都合良く、運命を変えてもらおうと、彼女らのご機嫌をとる神々も、多いそうです。
彼女達が、運命を決めますが、実際に執行するのは、「ゼウス」という神様だそうです。
この「ゼウス」もまた、気まぐれで、怒りっぽい側面ももっているようです。
以上は、あくまでも、「神話」の話なので、話半分に聞いておいてもいいと思います。
知識として、頭の隅っこに、置いておいてください。
それにしても、人間という生き物は、太古の昔から、「運(Luck)」の不思議さ、神秘、理不尽さ、合理性、流動性、奥深さについて、いろいろと考えを、めぐらせていたのですねー。
最後にもう一度、「運」について、考えてみましょう。
1991年~1996年くらいのころ、当時、サラリーマンだったのですが、宝くじは、よく買っていました。
いつも、多くても、10枚くらいでした。
たまに、それが、下二桁当たり、3000円、儲けたりしていました。
その当時、雑誌に、宝くじの当たる確率が書いてあったのを読んで、買う気が、しなくなりました。
その雑誌には、
「年末ジャンボ宝くじは、高額当選番号の当たる確率は、ほとんど、0%だと思っていたほうがいいです。どのくらいの確率かというと、100万円分購入して、1億円以上が、当たる確率は、600分の1です」
と書いてありました。
シンプルに単純計算してみると、1000万円分購入しても、まだ、60分の1。
1億円分購入して、ようやく、1億円が当たる確率が、6分の1だということがわかりました。
よく、
「10万円分買った!」
とか言う人が、いますが、10万円分買っても、6000分の1だと、いうことです。
現在でも、この確率は、ほとんど変わっていないと思います。
これを知ってから、購入意欲がなくなったのです。
それ以来、買うとしても、1枚だけでした。
上記の確率を、考えると、
「当たるときは当たるし、当たらないときは当たらない」
と思うからです。
本当に、「運」ですね。
「運」にも、二種類あるという話は、旅行記の最初の書きましたね。
一つ目は、「スポーツ」や「ビジネス」みたいに、努力の延長線上にあるような性質のもの。
あとは、「競馬」や「マージャン」や「トランプ」のように、ある程度、情報収集や決断力、駆け引きなどの延長線上にあるような性質のもの。
これは、「fortune」、つまり、
「予想されうる事柄の範囲内で起こる幸運」
ですね。
二つ目は、「宝くじ」や「スロット」や「福引」などのように、ほとんど努力などに関係のない、純粋に、運だと思われるもの。
他にも、「飛行機事故」や「自動車事故」のようなアクシデントのもの。
「地震」や「津波」などのように、自然災害のもの。
これらは、「luck」、つまり、
「通常の予想の枠を越えた、思わぬ幸運」
ですね。
この二つの「運」は、性質が違うと思います。
だから、「運」というものについて考えたり、議論するときは、
「どういう性質の運なのか?」
ということを、意識しながら、考えるといいと思います。
今回の旅行記は、この二つ目の純粋な「運」を、よくするための東京ツアーでした。
「運気を上げる」
「開運」
というように、表現されるような「運」ですね。
この純粋な「運」、つまり、「Luck」は、私が知っている限り、完全にメカニズムを解明した人は、いません。
私が知らないだけで、いるのかもしれませんが、とりあえず、私の情報の中にはいません。
「完全に解明する」
ということは、
「完全に操作ができる」
または、
「完全に再現できる」
ことを、意味します。
すなわち、
「私は、運というものを完全に理解した。すべてわかった」
とか、または、
「この世界では、未来は、全部決まっている」
という人がいたら、それを表現したり、証明する必要があると思います。
つまり、「宝くじ」の当選ナンバーを、事前に予知し、1等賞を当ててみせなくては、いけないということです。
もしも、10回連続で、宝くじの1等賞を、当ててみせることができる人がいれば、その人は、「運」というものを、100%、完全に解明した人だと思います。
現在の地球には、約70億人の人間がいますが、今のところ、私の知っている範囲では、これができる人は、いないということです。
「わかる(理解する)」=「できる(表現できる)」
というシンプルな方程式で考えると、問題が、スッキリすると思います。
まだまだ、「運」というものは、人間にとって、未知の世界だと、いうことです。
私のところには、精神世界関係の良質の情報が、常に集まってきますが、以前、興味深い情報を聞きました。
私が信頼している超能力者の人から、聞いたのですが、実は、一流の超能力者たちも、常に、上記のような疑問などは、考えているそうです。
それで、30年以上前の話だそうですが、日本中のトップの超能力者たちが集まって、
「宝くじの1等賞が、超能力で当てられるか? こういう予知は可能なのか?」
というシンプルな実験を、秘密でやったことがあるそうです。
その時、一人の女性が、下6桁の番号を、全部当てて、なおかつ、組番号も、1番違いだったそうです!
凄いですねー。
その実験の結果が、わかった時、その場にいた超能力者全員が、背筋が、ゾッとしたのだそうです。
組番号を含めると、8桁の数字が、1番しか違っていなかったそうです。
ちなみに、組違いだったので、賞金は、1億円ではなくて、10万円だったそうです。
この女性は、「あるがままに生きる」という本で、有名な、故・足立幸子さんだったそうです。
足立さんは、私が、精神世界に興味をもった頃には、すでに、お亡くなりになっていたのですが、チャネラーやアーティストの印象をもっていましたが、未来予知の超能力者としても、日本のトップだっだそうです。
この本も素晴らしい内容で、よく熟読していましたが、今考えてみると、足立さんは、未来のことが、よくわかっていたから、自然体で、あるがままに生きられたのかもしれませんね。(笑)
また、この実験から、100%の未来予知は、難しいみたいだが、99%以上の未来予知は、どうやら、可能らしいということもわかります。
そこで、逆に考えてみると、
「なぜ、この実験で、100%確実に、宝くじの1等賞のナンバーは当たらず、1番違いだったのか?」
という疑問が残りますが、私が思うに、神様が、
「まだ、あなたたち人間は、運のメカニズムを、完全に解明しないほうがいいと思います。なぜならば、もしも、未来のことが、100%わかってしまったら、この世界が、面白くなくなってしまうからです。まったく苦労しないで、なんでもわかったり、できたりすると、学びが薄くなってしまいます。今の段階では、100%は知らないほうがいいのです」
と言っているような気がします。
または、
「超能力など訓練して、最高の能力を身につけても、せいぜい、10万円くらいしか稼げませんよ。あなたたちの世界では、まだまだ、皆で、コツコツ真面目に、普通の仕事をしたほうが、皆が、豊かになり、幸福になれるのですよ」
とも、言ってくれているのかも、しれません。
考えてみれば、超能力で、1億円が簡単に稼げることとになったら、世界中の人間のほとんどが、まじめに仕事なんかやらずに、ひたすら、超能力開発セミナーばかりに行くことになります。
そうすれば、農業や漁業、製造業、会社勤めをする人が、いなくなってします。
また、この実験のときにもそうですが、常に、超能力など、まったくなくても、ごく普通の人が、1億円を、当てたりしていることから、やはり、まだまだ、運というのは、わからないものだと、思います。
それにしても、なんとなく、この超能力実験の一件から、神様の慈悲やユーモアを感じます。
なんでも、スムーズにできたり、わかったりするというのは、ある程度はいいのですが、極端に、そうなると、面白くなくなると思います。
ちょうど、サッカーの試合で、相手チームもゴールキーパーもいないところで、一人で、ボールを蹴って、ゴールに、ボールを入れているようなかんじだと思います。
やはり、相手チームが妨害してきたり、ゴールキーパーの隙をついて、ゴールを決めるから、感動があるのだと思います。
そして、もしも、そういうレッスンを、全部学びきった時には、
「未来が全部わかる。夢があっという間に叶う」
という状態になり、私たちの学びは、次のステージに移るのかもしれません。
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