先日、上野公園に行った時に、「不忍池」にも立ち寄りました。
ここは、天海僧正が、
「庶民の憩いの場になるように」
と願って、蓮の葉を植えたそうです。
ちなみに、上野の桜の木も、そうらしいです。
いろいろなことを、されていた方だったのですね。
さらに、この池の真ん中の「中之島」も造ったそうです。
モデルは、琵琶湖の「竹生島」だそうです。
「中之島」にある、「辯天堂」にも、初参拝してきました。
都内に、こんなに行ったことない場所があったとは、驚きでした。
地元というのは、やはり、灯台下暗しになるものなんですね。
昔は、小船で、この島まで渡ったそうですが、現在は、橋を歩いて行けます。
弁天堂の御本尊は、「八臂大弁財天」だそうです。
「弁財天」が、そもそも、「イナンナ」ですが、シンボルの「八」の数字まで入っていますね。
琵琶がありました。
隣には、「大黒天堂」も建っていました。
「イナンナ=弁財天=聖母マリア」、そして、その息子、「キリスト=大黒天」ですね。
母と息子、仲良く隣りあっています。
有名な「西郷隆盛の像」です。
ここを訪れるのも、本当に久しぶりでした。
この近くに、「天海僧正毛髪塔」がありました。
ここも、初訪問しました。
私は、この塔の裏側が、特にパワーを感じました。
国立科学博物館の「クジラ」のモニュメントが、昔から好きでした。
20代の頃、東京に上京してきたばかりの頃は、よく、ここで、ぼーっとしていました。
公園内を散歩していたら、「カラス」の群れに、気がつきました。
カラスって、近くで、あらためて見てみると、けっこう大きい鳥ですね。
カラスたちを見ていたら、昔、聴いた話を思い出しました。
2003年の春、UFOの研究で有名な矢追純一さんと、二人で、都内の銀座で、ジョイントのトークショーを開催したことがありました。
私は、もともと、矢追さんの大ファンで、矢追さんの著書、「カラスの死骸は、なぜ見つからないのか?」というタイトルの本を、読んでいたので、トークショーの時に、その話題でも、盛り上がりました。
矢追さん曰く、
「東京都には、無数のカラスがいて、彼らの身体も大きいにも関わらず、都内で、自然死をした死骸を見かけることは、まずありません。東京都の清掃局に問い合わせても、誰も自然死を見ていないそうです。ほとんどの死骸が、車に轢かれたり、罠にかかたりといった、人間が関与している死骸ばかりです」
ということでした。
確かに、これは不思議です。
動物の自然死は、誰も見ていないのです。
事故で死んだり、人間が殺したりという人間が関与した死は、たまに見ますが、
「老衰などで、死んだ動物は、どこにいくのだろうか? 消えてなくなっているのだろうか?」
このような疑問がわいて、不思議な気分になりました。
科学者は、動物の生態、つまり、「生」については、皆、研究しているのですが、「死」については、なかなか研究する人が、いないようです。
カラスだけでなく、ゴキブリ、ネズミや猫、犬なども、考えてみれば、もっと自然死の死骸があってもいいようなものです。
ある動物学者によると、ネズミやゴキブリなどは、計算上は、東京都に、人間が想像している以上にいることになり、本当は、このネズミやゴキブリだけで、川や下水道が一杯になり、水など流れなくなるはずだということです。
しかし、実際には、都内の川や下水道などでは、毎日正常に水が流れています。
これは、人間が考えている動物界とは、全く違う動きがあるからだとしか、考えられないそうです。
私たちは、学校教育などで、「生態系のバランス」や「食物連鎖」など、よく、ピラミッドの例えを用いて、教えられてきていますが、実は、これなども、真理ではなく、仮説にすぎないのです。
なぜならば、本当に、自然界の全ての動植物が、生まれてから死ぬまでの過程全部を、一度に観察した学者など、歴史上、一人もいないのです。
最近では、GPS機能の付いた追跡装置などを、野生動物に、付けたりする研究もありますが、それが付いた時点で、本当の意味での野生動物ではないのです。
人間の意識が入るからです。
同様に、ドローンや望遠カメラで、遠くから撮影したりするやり方でも、やはり、人間の意識が入っています。
超能力による透視なのでも、そうだと思います。
本当に、まったく人間の目や意識が届かない時間や場所で、野生動物が、何をしているのかは、全くの謎なのです。
断片的な動植物の生態を繋ぎ合わせて、たぶんそうではないかと推測したのが、上記の、「生態系」や「ピラミッド型の食物連鎖」なのだと思います。
もっと、正確に言えば、これは、「3次元の中だけの真理」だということです。
矢追さんは、トークショーの時に、
「素粒子というものは、点滅をしています。その点滅は、生物によって、人間個人によって、全部、点滅の速度は違います。この点滅の速度が同じ者同士しか、出会ったり会話したりすることはできないようです。点滅の速度が違うと、お互いの姿も見えないし、出会うこともありません」
と述べていました。
これは、生命体が個別に持っている、「固有振動数」のことを、言っているのだろうと思います。
さらに、矢追さんは、
「動物たちは、もしかしたら、人間が意識した時だけ、地球上に出現し、人間が眠っている時や、意識していない時は、地球上に存在しなく、どこか、別次元に行っているのではないでしょうか? だとしたら、人間は、この地球上で、極めて特別な存在で、実は、孤独な存在なのではないでしょうか?」
という疑問も、投げかけていました。
面白い発想だと思いました。
1994年ぐらいだったと思うのですが、新聞の一面に、
「ネッシーの写真は、嘘だった。世紀のインチキ写真!」
という見出しで、「ネッシー」の話題が掲載されました。
その当時、会社勤めをしていたのですが、職場で、上司が、
「トーマ君、残念だったねー。君は、こういうのを信じているようだが、やっぱり、全部嘘だったんだねー。これからは、あんまり夢みたいなことばかり、追いかけていなくて、もっと現実をみるようにしなさい。さあ、仕事だ、仕事だー!」
と話しかけてきました。
私は、この発言に、ビックリしてしまいました。
理由は、いくつかありますが、箇条書きすると、
一つは、その「ネッシーの写真」は、30年以上前から研究から、
「インチキだ!」
と主張されていた写真だったこと。
その時期に、また騒ぐということは、必ず何か裏があるということ。
二つ目は、「ネッシーの写真」は、数千枚あり、そのうちの一枚がインチキだったからといって、ネッシー自体の否定にはならないということ。
三つ目は、ネッシーのような恐竜の生き残りの生物を完全否定しようと思ったら、地球上の全ての地点を、同時に調査するぐらいのことをしないと、完全否定はできないので、まず完全否定は、人間には難しいということ。
四つ目は、有名な新聞が否定したからといって、すぐにその記事を信じ込むという思考パターンが、あまりにも単純すぎるのではないかということ。
だいたい、上記の四つの理由で、呆れてしまいました。
「UMA(未確認生物)」に限らず、超常現象全般には、「専門家」という人たちが世界中にたくさんいます。
とても賢い人物が多いです。
そして、大切なことは、「素人が考えるようなこと」というのは、これらの専門家達は、とっくの昔に考えているということです。
あらゆる可能性を考えて、それでも、疑問が残っているので、研究を続けているのです。
「超常現象」のテレビなどを観ていると、ほとんどの否定派の学者は、「常識」で考えようとします。
しかし、この発想は、根本的に間違っています。
もちろん常識は大切なのですが、超常現象というのは、たくさんの専門家が、現在の科学で考えられる限りの常識で、考えつくした結果、どうしても常識では、説明できない現象を、「超常現象」と判断しているのです。
「専門家」以外の人たちは、この現象を、また、常識で考えるということをやってしまうのです。堂々巡りです。
「ネッシー」なども、よく、「生態系」や「食物連鎖」などの問題から、疑問視されるのですが、それも、上記のように、「3次元の中」だけでの発想です。
矢追さんのように、
「全ての動物は、人間の意識が、瞬間、瞬間に、この世界で創り出している存在だ」
という観点から考えた場合、簡単に説明ができます。
つまり、私たちの意識が、
「ネッシーはいない!」
と思えば消えて、
「ネッシーはいる!」
と思えばこの地球上に出現するということです。
同時に、他の、「雪男」、「サスカッチ」、「ビッグフット」なども、私たちが、
「いる!」
と思えば、いるのだと思います。
つい、数百年前までは、ヨーロッパでは、「マウンテン・ゴリラ」なども、「UMA(未確認生物)」として、扱われていました。
だから、そのうち、このような生物も、確認されると思います。
大切な事は、素粒子の性質が、最近の物理学でどんどん明らかになっているのですが、私たちの生きているこの世界は、従来のニュートン物理学に代表されるような、カチッと固定されているような世界ではなく、もっと、柔軟性に富んだ、もっと不思議な世界らしいということが、だんだんわかってきているということです。
簡単に言えば、「何でもありの世界」だということです。
その人間が考えている世界観が、そっくりそのまま、その人間の世界になるということです。
超常現象を信じない人間には、いつまでたっても、なにも起きないし、信じる人間には、次から次へと、奇跡のような現象が起きるということです。
もっと、わかりやすく説明すると、
「私たちは、死んで霊になるのではなく、生きている今の瞬間が、すでに霊なのだ。死んで霊界にいくのではなく、この世界が、すでに霊界なのだ」
ということなのです。
学生時代、S君という親友がいました。
彼とは、学生時代、よく徹夜で、格闘技、恋愛、人生について、語り合ったのですが、彼は、大学を中退し、いきなり、自衛隊に入隊しました。
彼は、
「トーマさん、戦争について、いくら本を読んでもわかりません。自分は、直接戦場に行って、この目で、戦争というものを、体験してみたいです」
こう言って、周りの友人たちの反対を押し切り、当時問題になった、「PKO部隊」に志願したのでした。
結局、戦場には行かなかったらしいのですが、彼と、その2年後、東京で再会しました。
自衛隊の中の、空挺部隊という部隊の中の、さらにエリートの集団に所属していました。
彼からは、その時、興味深い話を聞きました。
「トーマさん、自分は、自衛隊の訓練で、北海道に行った時、不思議な体験をしました。ある訓練の夜、運悪く、部隊からはぐれ、ある山の奥に迷い込んだのですが、遠くに、キャンプしている集団を見つけたので、助けを求めて近づいたのですが、その集団に近づいて驚きました。なんと、その集団は、人間の集団ではなく、キタキツネの集団だったのです。皆で輪になって、真ん中に火を焚いて、その火を、一匹、一匹が飛び越えるという儀式のようなものを、やっていたのですよ。そして、不思議なことに、彼らの顔が、半分人間のようだったのです。本当の話ですよー」
こう言ってきました。
彼の性格からいって、嘘をついたりするような奴ではないので、おそらく、事実だろうと思います。
その後、彼が地元の人に話したら、
「あなたは、見てはいけないものを見てしましましたね」
と意味深なことを、言われたそうです。
「狐」や「狸」が人間をからかう話は、昔から日本にありますが、これなども、馬鹿にできない話かもしれません。
「野生動物」という存在は、全ての姿を、人間に見せているわけではないのです。
今、考えると、S君の目撃した、「キタキツネ」の群れは、「イナンナ」が、シェイプシフト(変身)したグループだったかもしれませんね。
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