札幌セミナーの翌日、札幌市内のホテルで、さわやかに、目が覚めました。
旅行中の朝は、いつも、ワクワクしながら起きます。
現在の私は、ほとんど毎日、好きなことだけをしています。
好きなことで、飯を食っています。
自分自身が、起業して17年以上、うまくやっているので、こういう生活は、可能だと声を大にして言いたいです。
現在、嫌いな仕事をして、毎日を過ごしている方、なるべく早く、その地獄から抜け出してください。
人生は、長いようで短いです。
嫌いなことを、やっている暇はありません。
不本意な人生を生きたら、なによりも、死ぬ時に、魂が、とても後悔します。
いろいろな人から、よく、
「自分が本当にやりたいことが、わからないんです。どうやったら、見つけられますか?」
と、質問されることも、多いのですが、目安としては、
「一人でも、やりたいこと」
「お金がなくても、やりたいこと」
「時間をつくってでも、やりたいこと」
などを提案します。
逆に言えば、
「一緒に、やってくれる人がいない」
「お金がないから、できない」
「時間がないから、無理だ」
こういう言い訳が出てくるようなら、それは、本当に好きなことではないということです。
日本の学校教育では、ずーっと、皆に合わせるようなことを、子供の頃から、強いられてきています。
だから、無意識的に、自然に、周囲の顔色をうかがいながら、やるようなことが多いのですが、ある一定の時期までは、周囲のことなど、おかまいなしに、自分の好きなことだけを、追求することも、いいことだと思います。
人生というのは、常識の範囲内で、周囲に迷惑をかけないことであれば、何をやってもいいのです。
もっと自由になっても、いいのです。
自分に制限をかけているのは、他の誰でもない、自分なのです。
さて、旅行の初日は、15年以上の付き合いになる、友人二人と、札幌セミナーに参加された方、それから、私の4人での珍道中になりました。
札幌市から小樽市方面に向かいました。
初日の目的地は、「積丹半島」でした。
ここにも、私の興味の対象になる、宇宙考古学的に重要なポイントが、いくつかあるみたいなので、そこへの調査に向かったのです。
海岸沿いを車で走っていると、興味深い景色が、たくさんありました。
特に、形のユニークな岩を見つけると、そこで停車してもらって、写真を撮りました。
遠くに見える岩が、気になりました。
私には、ちょうど、「ネッシー」のような首長竜に見えました。
今回の旅行記の重要な鍵になるは、「ネッシー」でした。
「ネッシー」が、地球の歴史の最重要の鍵だったことは、旅行しながら、じわじわと、気が付いたのですが、今、振り返ってみると、この時点で、すでに、「ネッシー」が、歓迎してくれていたんですね。(笑)
背中にコブのある首長竜が、首のあたりだけを海に沈めて、頭をもたげている姿に見えませんか?
ちょうど、こんなかんじです。
この写真の真偽は、わかりません。(笑)
全ての事象や物事というのは、見る人の視点によって、必ず違ってきます。
その人の主観で、かなり変わるのです。
同じ映画を観ても、
面白い、つまらない、楽しい、くだらない、元気が出る、疲れる、笑える、悲しい…
などなど、人によって、感想が、まったく違ったりします。
「人生は、つまらない…」
と呟く人は、おそらく、その人が、つまらない人なんだと思います。
「人生は、面白い!」
と目を輝かせながら生きている人は、その人が、面白い人なのです。
旅行で、同じ場所を歩いても、感想は、まちまちです。
そして、その感想を聞けば、その人が、現在、どういう人生を歩んでいるかも、だいたいわかります。
「楽しい旅行!」
「面白い場所!」
そう感じながら、歩きたい人は、なによりも、まず、自分が、楽しい人、面白い人間にならなくてはいけないのです。
では、どうすれば、そうなれるのか?
それは、やはり、いろいろ知ることだと思います。
勉強するのです。
しかし、学生時代の学校の勉強ではありません。
大人の勉強には、制限や義務、宿題など、一切ありません。
好きなことを、好きなだけ、学べばいいのです。
そして、止めたくなったら、いつでも止めていいのです。
もし、何かを勉強しても、人生が苦しいままで、楽しくならなかったら、勉強の方向性や本質が、自分にあっていないのかもしれません。
北海道の旅行では、キツネを、よく目撃しました。
地元の人たちにとっては、珍しくない場面だと思いますが、東京に住んでいると、なかなか、野生のキツネを見ることはありません。
このキツネを見ていたら、「UMA(未確認生物」について、あらためて考えました。
これも何度か書いているのですが、面白いので、この機会に再掲載しますね。
2003年の春、UFOの研究で有名な矢追純一さんと、二人で、都内の銀座で、ジョイントのトークショーを、開催したことがありました。
私は、もともと、矢追さんのファンで、矢追さんの著書、「カラスの死骸は、なぜ見つからないのか?」というタイトルの本を、読んでいたので、トークショーの時に、その話題でも盛り上がりました。
矢追さん曰く、
「東京都には、無数のカラスがいて、彼らの身体も大きいにも関わらず、都内で、自然死をした死骸を見かけることは、まずありません。東京都の清掃局に問い合わせても、誰も自然死を見ていないそうです。ほとんどの死骸が、車に轢かれたり、罠にかかたりといった、人間が関与している死骸ばかりです」
ということでした。
確かに、これは不思議です。
動物の自然死は、ほとんどの人が、見ていないのです。
事故で死んだり、人間が殺したりという人間が関与した死は、たまに見ますが、
「老衰などで、死んだ動物は、どこにいくのだろうか? 消えてなくなっているのだろうか?」
このような疑問がわいて、不思議な気分になりました。
科学者は、動物の生態、つまり、「生」については、皆、研究しているのですが、「死」については、なかなか研究する人が、いないようです。
カラスだけでなく、ゴキブリ、ネズミや猫、犬なども、考えてみれば、もっと自然死の死骸があってもいいようなものです。
ある動物学者によると、ネズミやゴキブリなどは、計算上は、東京都に、人間が想像している以上にいることになり、本当は、このネズミやゴキブリだけで、川や下水道が一杯になり、水など流れなくなるはずだということです。
しかし、実際には、都内の川や下水道などでは、毎日正常に水が流れています。
これは、人間が考えている動物界とは、全く違う動きがあるからだとしか、考えられないそうです。
私たちは、学校教育などで、「生態系のバランス」や「食物連鎖」など、よく、ピラミッドの例えを用いて、教えられてきていますが、実は、これなども、真理ではなく、仮説にすぎないのです。
なぜならば、本当に、自然界の全ての動植物が、生まれてから死ぬまでの過程全部を、一度に観察した学者など、歴史上、一人もいないのです。
最近では、GPS機能の付いた追跡装置などを、野生動物に、付けたりする研究もありますが、それが付いた時点で、本当の意味での野生動物ではないのです。
人間の意識が入るからです。
同様に、ドローンや望遠カメラで、遠くから撮影したりするやり方でも、やはり、人間の意識が入っています。
超能力による透視なのでも、そうだと思います。
本当に、まったく人間の目や意識が届かない時間や場所で、野生動物が、何をしているのかは、全くの謎なのです。
断片的な動植物の生態を繋ぎ合わせて、たぶんそうではないかと推測したのが、上記の、「生態系」や「ピラミッド型の食物連鎖」なのだと思います。
もっと、正確に言えば、これは、「3次元の中だけの真理」だということです。
矢追さんは、トークショーの時に、
「素粒子というものは、点滅をしています。その点滅は、生物によって、人間個人によって、全部、点滅の速度は違います。この点滅の速度が同じ者同士しか、出会ったり会話したりすることはできないようです。点滅の速度が違うと、お互いの姿も見えないし、出会うこともありません」
と述べていました。
これは、生命体が個別に持っている、「固有振動数」のことを言っているのだろうと思います。
さらに、矢追さんは、
「動物たちは、もしかしたら、人間が意識した時だけ、地球上に出現し、人間が眠っている時や、意識していない時は、地球上に存在しなく、どこか、別次元に行っているのではないでしょうか? だとしたら、人間は、この地球上で、極めて特別な存在で、実は、孤独な存在なのではないでしょうか?」
という疑問も、投げかけていました。
面白い発想だと思いました。
1994年ぐらいだったと思うのですが、新聞の一面に、
「ネッシーの写真は嘘だった。世紀のインチキ写真!」
という見出しで、「ネッシー」の話題が掲載されました。
その当時、会社勤めをしていたのですが、職場で、上司が、
「トーマ君、残念だったねー。君は、こういうのを信じているようだが、やっぱり、全部嘘だったんだねー。これからは、あんまり夢みたいなことばかり、追いかけていなくて、もっと現実をみるようにしなさい。さあ、仕事だ、仕事だー!」
と話しかけてきました。
私は、この発言に、ビックリしてしまいました。
理由は、いくつかありますが、箇条書きすると、
一つは、その「ネッシーの写真」は、30年以上前から、UMAの研究者たちから、
「インチキだ!」
と主張されていた写真だったこと。
その時期に、また騒ぐということは、必ず何か裏があるということ。
二つ目は、「ネッシーの写真」は、数千枚あり、そのうちの一枚がインチキだったからといって、ネッシー自体の否定にはならないということ。
三つ目は、ネッシーのような恐竜の生き残りの生物を完全否定しようと思ったら、地球上の全ての地点を、同時に調査するぐらいのことをしないと、完全否定はできないので、まず完全否定は、人間には難しいということ。
四つ目は、有名な新聞が否定したからといって、すぐにその記事を信じ込むという思考パターンが、あまりにも単純すぎるのではないかということ。
だいたい、上記の四つの理由で、呆れてしまいました。
「UMA(未確認生物)」に限らず、超常現象全般には、「専門家」という人たちが世界中にたくさんいます。
とても賢い人物が多いです。
そして、大切なことは、「素人が考えるようなこと」というのは、これらの専門家達は、とっくの昔に考えているということです。
あらゆる可能性を考えて、それでも、疑問が残っているので、研究を続けているのです。
「超常現象」のテレビなどを観ていると、ほとんどの否定派の学者は、「常識」で考えようとします。
しかし、この発想は、根本的に間違っています。
もちろん、常識は大切なのですが、超常現象というのは、たくさんの専門家が、現在の科学で考えられる限りの常識で、考えつくした結果、どうしても常識では、説明できない現象を、「超常現象」と判断しているのです。
「UMA」の専門家以外の人たちは、この現象を、また、常識で考えるということをやってしまうのです。
堂々巡りです。
「ネッシー」なども、よく、「生態系」や「食物連鎖」などの問題から、疑問視されるのですが、それも、上記のように、「3次元の中」だけでの発想です。
たしかに、「ネッシー」という存在は、動物学的には、ありえないのです。
まず、縄張りの湖の中でしか、行動できないと仮定すると、エサの量が、絶対的に少ないのです。
そして、何よりも、雄と雌が交尾して、子孫を存続させようと思ったら、ある程度の群れで生活しないと、子孫を残すことは、不可能なのです。
地球上においては、500匹を下回ると、「絶滅危惧動物」に、指定されます。
500匹以下になると、あっという間に、時間の問題で、地球上から、存在が消え去るのです。
だから、「ネッシー」が、もしもいたならば、地球上には、最低でも、500頭以上は、存在しなければ、いけないという理屈です。
しかし、これらの疑問は、矢追さんのように、
「全ての動物は、人間の意識が、瞬間、瞬間に、この世界で創り出している存在だ」
という、別次元の観点から考えた場合、簡単に説明ができます。
つまり、私たちの意識が、
「ネッシーはいない!」
と思えば消えて、
「ネッシーはいる!」
と思えばこの地球上に出現するということです。
同時に、他の、「雪男」、「サスカッチ」、「ビッグフット」なども、私たちが、
「いる!」
と思えば、いるのだと思います。
つい、数百年前までは、ヨーロッパでは、「マウンテン・ゴリラ」なども、「UMA(未確認生物)」として、扱われていました。
だから、そのうち、このような生物も、確認されると思います。
大切な事は、素粒子の性質が、最近の物理学でどんどん明らかになっているのですが、私たちの生きているこの世界は、従来のニュートン物理学に代表されるような、カチッと固定されているような世界ではなく、もっと、柔軟性に富んだ、もっと不思議な世界らしいということが、だんだんわかってきているということです。
簡単に言えば、「何でもありの世界」だということです。
その人間が考えている世界観が、そっくりそのまま、その人間の世界になるということです。
超常現象を信じない人間には、いつまでたっても、なにも起きないし、信じる人間には、次から次へと、奇跡のような現象が起きるということです。
もっと、わかりやすく説明すると、
「私たちは、死んで霊になるのではなく、生きている今の瞬間が、すでに霊なのだ。死んで霊界にいくのではなく、この世界が、すでに霊界なのだ」
ということなのです。
学生時代、S君という親友がいました。
彼とは、学生時代、よく徹夜で、格闘技、恋愛、人生について、よく一晩中、語り合ったのですが、彼は、大学を中退し、いきなり、自衛隊に入隊しました。
彼は、
「トーマさん、戦争について、いくら本を読んでもわかりません。自分は、直接戦場に行って、この目で、戦争というものを、体験してみたいです」
こう言って、周りの友人たちの反対を押し切り、当時問題になった、「PKO部隊」に志願したのでした。
結局、戦場には行かなかったらしいのですが、彼と、その2年後、東京で再会しました。
自衛隊の中の、空挺部隊という部隊の中の、さらにエリートの集団に所属していました。
彼からは、その時、興味深い話を聞きました。
「トーマさん、自分は、自衛隊の訓練で、北海道に行った時、不思議な体験をしました。ある訓練の夜、運悪く、部隊からはぐれ、ある山の奥に迷い込んだのですが、遠くに、キャンプしている集団を見つけたので、助けを求めて近づいたのですが、その集団に近づいて驚きました。なんと、その集団は、人間の集団ではなく、キタキツネの集団だったのです。皆で輪になって、真ん中に火を焚いて、その火を、一匹、一匹が飛び越えるという儀式のようなものを、やっていたのですよ。そして、不思議なことに、彼らの顔が、半分人間のようだったのです。本当の話ですよー」
こう言ってきました。
彼の性格からいって、嘘をついたりするような奴ではないので、おそらく、事実だろうと思います。
その後、彼が地元の人に話したら、
「あなたは、見てはいけないものを見てしましましたね」
と意味深なことを、言われたそうです。
「狐」や「狸」が人間をからかう話は、昔から日本にありますが、これなども、馬鹿にできない話かもしれません。
「野生動物」という存在は、全ての姿を、人間に見せているわけではないのです。
私たち一行は、その後、アイヌ語で、「神の岬」を意味する、「神威岬」に行きました。
そこには、凄い発見が、待っていました。
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