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伊勢ヒストリーツアー 1 神様の領域

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7月9日(日)に開催した名古屋セミナーも、大盛況で終了しました。

 

参加された皆さん、お疲れ様でした。

 

懇親会でも、夜遅くまで、いろいろなことを語り合って、楽しかったです。

 

 

セミナーの後の懇親会での場面です。

ちょっとピンボケしていて、いい写り方ではありませんが、皆の楽しそうな雰囲気は、伝わると思います。

 

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泊まったホテルからの夜景です。

 

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旅先では、いつも不思議な夢を見るのですが、この夜の名古屋でも、とても不思議な世界に行ってきた夢を見ました。

 

おそらく、ただの夢ではなく、どこか、別のパラレルワールドに行ってきたのだと思います。

それくらい、リアルな実感がありました。

 

 

その翌日も、時間のある方たちが集まり、ホテルのカフェで、何時間もおしゃべりしました。

ここでの、おしゃべりも、最高に面白かったです。

 

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もちろん、話題のほとんどは、宇宙考古学や古代史です。

 

最近は、これに夢中なので、話の中心は、どうしても、これになります。

 

本格的に学びだしてから、3年くらいになりますが、この間に、いろいろなことが、わかりました。

 

何よりも、古代の時代に、「神々」や「宇宙人たち」と呼ばれている存在が、頻繁に、地球にやって来ていたことを、改めて、実感することができのは、何よりも楽しいです。

 

さらに、彼らの超科学力は、人間から見ると、まさに、「奇跡」や「魔法」と呼んでもいいくらいの現象です。

 

これに気が付いて、何度も、頭が、ボーっとするくらいの衝撃を受けました。

 

 

これらの存在以外にも、もっとレベルの高い、究極の創造主である、「神」の存在も感じます。

この世界を、創りだした存在ですね。

 

 

私の中では、

 

「人間以上に進化した存在である神々」

 

「この世界を創造した究極の存在である神」

 

この二つは、分けて考えています。

 

 

旅しをしていると、「究極の存在である神」も、身近に感じることがあります。

 

特に、面白いシンクロが頻繁に起こったり、危ない場面を、助けてもらったり、明らかに導かれるように、特定の場所に行き、そこで、大発見があったりする時に、「神」を感じます。

 

「目に見えない存在が、導いてくれているな…」

 

そう確信したことが、何度もあります。

 

 

 

以前にも書いたのですが、いい話なので、もう一度紹介します。

 

「神様の領域」の話です。

 

 

10年以上前くらいから、「引き寄せの法則」のような成功法則が、たくさん登場したのですが、これらのテクニックの中には、


「全ての現実は、自分の意識が創りだしている」


という考え方も、多いようです。


これは、証明したりすることは、難しいのですが、おそらく、この宇宙の本質に迫る法則のようなものだと思います。


大好きな宇宙存在、「バシャール」も、そういうことを、よく述べていますね。


いろいろな出来事を、他人のせいにするよりも、いったん、


「全部、自分の蒔いた種だったんじゃないか?」


と考えたほうが、学ぶことが多いのです。

しかし、一方で、この法則を知ったおかげで、人生を苦しく感じる人たちも、多いような気がします。


「すべての現実は、自分が創り出している」


という、「自分起因説」の考え方は、自分自身の人生に、必要以上にプレッシャーをかけることにも、なりやすいのです。


たとえば、人間関係で悩んだ時に、四六時中、


「あの人に嫌われたのは、自分の何が悪かったんだろう?」


こう思ってしまうのです。


良い人も、悪い人も、全部、自分が引き寄せたと考えると、悪い人に出会って、傷つけられたり、酷い体験をした時に、自分を責め続けたりする人も、でてくるのです。

 


こういう時、冷静に考えてみたほうがいいです。


たとえば、10人の人の前で、同じ話をした時に、全員が、話の内容を理解したり、喜んでくれたり、笑ったりしてくれることは、まずありません。


だいたい、何割かは、ネガティブな解釈をして、意地悪な質問をしてきたり、後から、嫌な顔をしたり、話が終わった後に、別の場所で、その内容の批判をしたり、悪口や陰口を言ったりすることも多いです。


その場合、その割合に注目するといいです。


もしも、10人のうちの7人以上が、自分の話を否定したり、批判したりした場合、おそらく、自分にかなりの責任があると思います。


その時は、自分の何が悪かったかを分析したり、反省したりして、悩んだり、考えたほうがいいと思います。


しかし、10人のうち9人が、喜んでくれて大満足しているのに、たった1人だけ、内容に文句を言ってきたり、その場で怒って帰ったり、あとから、ネチネチと悪口を言ってくる人がいた場合、それは、「その人の問題」だということです。


私は、そういう時には、


「そこから先は、その人の領域だな……」


と、考えます。


「私が悪いわけではない」


ということです。

自分自身が、誠心誠意、真心をこめて尽くしても、その行為や姿勢を、悪く感じる人は、少数ですが、たまにいるのです。


その場合、もう必要以上に考えることは、止めることです。


「自分の何が悪かったから、あの人は、気分を害したんだろうか? どう謝って、どう弁明すれば、納得して許してもらえるだろうか?」


こんなことばかり、ずーっと考えて悩む人もいますが、そんなことに、時間をとられるのは、人生の無駄遣いです。


「しかたがなかった……」


これだけの話です。


これで、お終いにしてもいいのです。


「たまには、他人のせいにしてもよい」


ということです。

 


他にもあります。


たとえば、出来事の理由なども、わからなくてもいいのです。


この世界には、人間にはわからない、人知を超えたことは、山のようにあります。


「どうして、地球や太陽や月は、まわっているのか?」


こんなことも、人間には、まだわかりません。
人間が、惑星の自転や公転を、司っているわけではないからです。

 


「そこから先は、神様の領域……」


この言葉の元は、クリスチャン作家、三浦綾子さんのエッセイの中にあるそうです。


「この前、赤信号で止まっていたのに、後ろの車に追突されたんです。どういう意味があるんでしょうか?」


と尋ねられたら、


「分かりません。そこから先は、神様の領域」


と答える。


そういう使い方をする言葉だそうです。


この場合、後ろの車のドライバーにも、問題があるかもしれませんが、道路が、雪などで滑りやすかったのかもしれませんし、他にも、いろいろな問題があったかもしれません。


様々な要因が、複雑に絡み合っているパターンが多いので、細かいことを考えると、その要因の組みわせは、無限にあります。
こんなことを、いちいち考えても、しょうがないのです。

私も、一時期、そんなことばかり考えて、疲れてしまったことがありましたが、とことんまでやってみて、


「やーめた!」


と、ある日、考えることをやめたのです。


「そこから先は、神様の領域……」


そう思えるようになってから、人生が、かなり楽になりました。


これは、全ての努力をやめて、神様に任せるという意味ではありません。


「やるだけのことはやって、あとは、神様にお任せする」


という意味です。


昔から、


「人事を尽くして天命を待つ」


と言いますね。


そういうことです。
 

 

成功哲学や願望実現を、学んで実践しても、なかなか成果がでない人も、多いと思います。


「これだけ、努力しているのに、どうして、うまくいかないんだろう?」


こう思って、悩んでいる人も、たくさんいますね。


その場合、自分なりの基準や目標などを設定して、それに合わせて、行動すると楽になります。


例えば、私の場合ですが、何かのビジネスを始めた時に、いつも、こういう目標を立てます。


まず、東京で生活しているので、東京の一般のサラリーマンの給料を、基準にします。


そして、商品やサービスが、絶対的にいいもので、広告や営業、販売システムなども、いいものであれば、まじめに、コツコツやっていれば、3か月~6か月、遅くても、1年以内には、そのビジネスでの月収は、30万円になるだろうと、思っています。


それを基準に、頑張るのです。


もしも、その目標を、達成できない場合は、商品、サービス、広告、営業、システムなどに、何かの問題があったか、もしくは、単純に、自分の努力不足だったと分析するわけです。


こういう基準をつくらないで、周囲の成功者が、


「このビジネスで、月収300万円になった!」


とかの成功体験の話を聞いて、自分のことを、ダメだと思ったり、うらやましく思ったり、やる気をなくす人も、多いようです。


私は、そういう周囲の話は、参考程度に、とどめておいて、あくまでも、


「月収30万円を目指す!」


という自分の目標だけに、集中します。


「努力だけに集中して、運は当てにしない」


ということです。


「それ以上の収入からは、運である」


と、考えているのです。


「そこから先は、神様の領域……」


だということです。

 


世の中には、努力しないで、月に30万円も稼いでいないのに、「運」を当てにして、神社に神頼みしに行ったり、自己啓発セミナーばかり受講している人もいます。


また、起業したばかりの人が、一日に、30分くらいしか、仕事をしないのに、


「収入が、なかなか増えない……」


と、悩んでいたりします。


こういう人には、私は、


「神社などに神頼みしに行ったり、自己啓発セミナーに行く時間があったら、その時間、働いたほうがいいですよ! 起業しても、会社勤めと同じですよ。最初の頃だけは、1日に8時間、週に5日は働かないと、月収30万円にはなりませんよ」


と、アドバイスします。


まずは、とことん働いて、世間一般の収入を得てから、神頼みしたり、セミナーを受講したほうが、効果が大きいということを、経験から知っているからです。


「そこから先は、神様の領域……」


だということは、裏を返せば、


「そこの手前までは、自分の領域……」


だということです。

 


ご存知の方も多いと思いますが、私は、20歳から35歳まで、「パワーリフティング」という競技の選手でした。世界大会で優勝までしました。


マイナーな競技で、小さな団体だったので、たいしたことは、ありませんが、それでも、この競技を通じて、たくさんの人生哲学を学びました。


私のブログのタイトル、「精神世界の鉄人」の「鉄人」の意味は、


「鉄のバーベルを通じて、たくさんの人生哲学を学んだ人」


ということです。(笑)

 


競技を始めたばかりの頃、ある先輩から、この競技における「基準」と「目標」を、教えてもらいました。


その先輩いわく、


「いいか? よく覚えておけよ。どの競技にも言えることかもしれないが、五体満足な身体であれば、自分の所属している都道府県のチャンピオンまでは、努力次第で、誰でもなれるんだ。だから、その目標を達成できな場合は、努力不足なんだ」


続けて、


「しかし、九州、四国、関西、東北などのブロックごとのチャンピン、もしくは、全日本大会で、3位以内になろうとしたら、努力だけではダメだ。そこからは、生まれ持った身体の素質、骨格や筋肉の質などが、必要になってくる」


さらに続けて、


「そこから先、日本チャンピオンやアジアチャンピオンからは、運が関わってくる。たとえば、どれだけ頑張っても、大会当日に、交通事故に遭ったり、飛行機が遅れて、参加できなかったりすることもある」


最後に、


「世界チャンピオンからは、運命だ。世界チャンピオンになる人は、そうなるために、生まれてくるんだ。ここからは、使命をもった人間なんだ」
こういう話でした。


「なるほど……」


と思いました。

競技を始めて、すぐに、先輩から、こういう具体的な「基準」や「目標」を、教えてもらえた自分は、本当に、ラッキーだったと思っています。
このこと自体が、


「運がよかった」


と解釈することもできます。


さらに、実際に、世界チャンピオンになった後は、


「すべてが、運命だったのかもしれないな……」


とも思えました。

 


思い出します。


競技を始めたばかりの頃、無我夢中で、狂ったようにトレーニングして、沖縄のチャンピオンになりました。


それから、九州、全国大会、渡米した後に、カリフォルニア州、全米、世界大会と、勝ち進んでいきました。


大きな夢は、たしかにもっていましたが、いつも、目の前のバーベルを持ち上げることだけに、集中していました。


大会の1週間前までは、ガンガンに血反吐吐くような猛練習を、やっていました。


それからは、筋肉を休ませ、大会の当時を迎えます。

それから、本番の1分前に、名前が、コールされるのですが、もうやることは、全てやり切っているので、あとは、何もやることはありません。
その1分間の間に、初めて、神頼みしたりお祈りするのです。


ここで、その神頼みやお祈りが、効果を発揮するのです。


ビックリするような重さが、簡単に上がったり、奇跡のような逆転劇が起こったりするのです。

「天は、自ら助くる者を助く」


ということわざも、ありますね。


これは、もともとは、英語にあったことわざ、


「Heaven(God) helps those who help themselves.」


の訳語だそうです。


これは、


「人に頼らず自分自身で努力する者には、天が助け、幸福をもたらす」
という意味ですが、逆に言うと、


「怠惰な者には、決して幸福は訪れない」


という厳しい意味でもあるそうです。


まとめると、何かを始める場合、自分なりの「基準」や「目標」を、決めると、具体的な行動に移りやすくなります。


その場合、「自分の領域」、つまり、「努力」の範囲では、とことんガムシャラに、死ぬほど頑張るのです。


そして、それを達成した後は、リラックスして、あとは、「運」を天に任せるのです。


「運」の範囲には、もう手を出す必要はないのです。


「そこから先は、神様の領域……」


ということです。

 

 

 

この世界には、「神様の領域」が、たしかにあるのです。

その領域には、人間が、踏み込む必要はないのです。

 

逆に言えば、それ以外の領域は、「人間の領域」なので、その範囲内は、自分で、頑張って、努力しながら、切り開いていかなくてはいけないのです。

 

 

 

さらに、その翌日は、伊勢に行きました。

 

今回は、その時の旅行記です。

次回から、少しづつ書いていきますね。

 

 

ホテルのロビーに、「トリプル向日葵」がありました。

 

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