「生まれ変わりの目的」について、考えてみましょう。
ただ、それを、考える前に、「霊魂」と「死後の世界」、そして、「時間」についても、考えてみましょう。
今でも、ぼんやりと、覚えているのですが、私が、0歳ぐらいの頃、よく、「幽体離脱」を、していました。一度、
「この体験を、忘れないように、記録に、残しておこう」
と思い、私の意識を、肉体から離し、母親の肉体に、入り込み、「自分のハイハイをしている姿」を、写真に、撮ったことが、あります。
今でもその写真は、実家のアルバムの中に、あります。
その後も、2~4歳の頃、よく、現在の私のような「大人の意識」が、入ることがあり、その時は、記念に、写真を、撮影しました。
その時のポーズは、必ず、「考える人」のポーズでした。
だいたい、私は、4歳ぐらいで、今と同じような考え方が、できるように、なったのですが、自分では、それが、普通だと、思っていました。
ただ、語彙が少ないので、言葉で、表現は、できなかったのですが、とても、大人びた部分をもつ子供でした。
同時に、子供の部分も、合わせもっていたので、とても、不安定で、あやふやな、アンバランスな人格でした。
だから、今でも、子供時代のことは、よく覚えています。
小学校に入学して、自分が、他の子供達とは、少し違うようだと、感じましたが、なるべくそのことを、先生などに、悟られないように、努めて、「子供らしく」振舞いました。
そして、たまに、自分のような子供に会うと、とても、嬉しくなりました。
このブログを、読んでいる読者の人たちは、私と同じような子供時代を、経験した人も、多いと思います。(笑)
「幽体離脱」は、年齢を重ねるごとに、できなくなりました。
そして、子供の頃、リアルに感じていた夢も、だんだん、「夢」としか、認識できなくなりました。
12歳になるまでは、眠ってから、夢を見るのが、とても楽しく、また、怖いことでも、ありました。
よく、夢の中で、アニメや漫画の主人公たちと、遊んだりしました。
とても、楽しかった覚えが、あります。
ただ、恐怖心も感じており、いつも、寝る前に、両親や姉や妹たちに、
「自分はこれから、寝ます。もしかしたら、夢の世界から、帰ってこれなくなるかも、しれないけど、もし、また、明日の朝、この世界で会えたら、おはようと、挨拶しましょう!」
こう挨拶して、眠っていました。
「変な子供」でしたね。(笑)
「幽霊」についても、ずーと、子供の頃から、恐怖心を、もっていました。
特に、小学校5年生の頃に、家族で、沖縄の「中城城跡公園」に行った時、「心霊写真」が、カラー写真で、バッチリ、撮影された経験があり、以来、特に、怖くなりました。
まあ、「恐怖心」は、「好奇心」と表裏一体なので、今考えると、それがキッカケで、つのだじろう先生の、「恐怖新聞」や「うしろの百太郎」などの漫画を読み、それが現在の「精神世界」の理解にも、繋がっているので、よかったと、思っています。
24歳の頃、福岡県の八幡製鉄所の近くで、「宇宙博」というテーマパークのようなものが、開催されました。
ちょうど、その頃、「全九州パワーリフティング大会」という大会が、博多市で、開催されたので、その大会に、沖縄の代表選手として、出場することになり、ついでだったので、その「宇宙博」も、見物してきました。
本物の「スペースシャトル」などを見て、感激した覚えがあります。
その「宇宙博見物」と「全九州大会」が終わった後、高校の頃の友人が、福岡にいたので、彼のアパートに、遊びに行きました。
彼は、その当時、九州大学の大学院で、「数学」を、学んでいました。
何故か、彼とは、高校時代から、ウマが合いました。
酒を飲みながら、話が盛り上がってきたので、話を、なんとなく、「死後の世界」に、ふってみました。
ちょうど、その頃、私の祖母が、亡くなったばかりだったので、このことに、興味があったのです。
心の中では、
「どうせ、コイツは、数学者だから、非科学的だと言って、馬鹿にするだろうなー? 昔から、こいつは、堅物だからなー」
などと、思っていたのですが、ところが、ドッコイ、面白い話を、聞かせてくれました。
「空間について、一番認識が、進んでいるのは、宗教でも、精神世界でも、物理学でもないんだよ。実は、数学なんだよ」
彼が、少しづつ、話し始めました。
彼は、まず、「距離」という概念から、話してくれました。
話によると、1次元は、「点」、2次元は、「平面」、3次元は、「縦」と「横」と「高さ」、つまり、「X、Y、Z」の座標で、表現できる空間だということでした。
そして、ここまでの「空間」は、「ピタゴラスの定理」などの、様々な方程式で、それぞれの座標が、正確に「定義」できれば、「距離」が、だせるとも、言っていました。
ここまでは、中学と高校で、少し「数学」をかじった私も、理解できました。
彼は、さらに、こう続けました。
「この3次元に、時間という点を、加えた次元が、一般には、4次元といわれていて、物理学では、さらに、これに、いろいろな高次元が、定義されていて、11次元あるとか、27次元まであるとか、いろいろ言われているんだ」
こう言いました。
なんか、難しい話でしたが、彼は、なるべく、私にも、わかりやすいように、いろいろな方程式を書いて、説明してくれました。
「実は、一体、何次元まで、空間というものが、広がっているかを、証明するための方程式が、ある数学者によって、考えられていて、それは、Nで、表現されているのだけど、このNの中に、どんな自然数を代入しても、方程式が、成立することが、証明されているんだ。次元というものは、無限に続くということが、わかったんだ」
ニコニコ笑いながら、楽しそうに、話してくれました。
「数学」という学問を、こんなに、楽しんでいる人を見たのは、その時が、初めてでした。
私は、よく理解できなかったのですが、理解を、深めるために、シンプルな質問を、彼にしてみました。
「ウーン、よくわからないけど、要するに、オマエは、死後の世界も、存在すると、言いたいのか? 自分の死んだお婆ちゃんは、その世界で、生きているのか?」
彼が、その時、言った言葉は、今でも、忘れられません。
「ウン、死後の世界は、存在する。というよりも、数学という思考体系の中では、存在するんだ。次元が、無限にあるということは、人間が、想像する、全ての可能性、世界は、存在するという解釈も、できるんだ。だから、死後の世界もある」
続けて、
「でもね、オマエの死んだお婆ちゃんの位置が、存在することは、証明されているんだが、ここの位置と、そのお婆ちゃんの位置が、正確に言葉で、定義できない限り、距離は、わからないんだよ。ただ、位置と距離が、存在するということだけ、最先端の数学では、もう証明は、終わっているということなんだよ」
こう言いました。
「死後の世界を、数学が証明した」
という事実が、興味深かったです。
「その方程式は、将来、タイムマシンなどが、完成した時、そのコンピューターのプログラムに、組み込まれるかもしれないなー」
などと、想像すると、ワクワクしてきました。(笑)
私は、「霊的体験」から、「死後の世界」を、認めたのですが、彼は、全くそのような体験がないのに、「数学の論理」で、認めていました。
その時の、彼との会話は、とても、有意義な時間でした。
「結局、人間は、何かを、一生懸命やっていれば、最後に行き着く先は、同じかもしれないなー。皆、それぞれの方法で、真理に、向かっているんだなー」
と、感心しました。
次に、「時間」について、考えてみましょう。
「どうして、時間が存在しているのか? 誰が、どういう目的で、創ったのか?」
とても、難しい問題ですが、少し、考えてみましょう。
これは、大昔から、哲学者たちが、挑戦してきた問題ですが、なかなか、解決していません。
現在でも、やはり、万人が、納得するような結論は、なかなかないようです。
〇「エクトン」 リチャード・ラビン著 VOICE
という本の中で、「エクトン」という宇宙存在が、面白いことを、言っていました。
記憶が、定かでないのですが、だいたい、こういう内容だったと、思います。
「時間というものは、私たちの魂を、成長させるために、私たちが、創りだしたルールであり、道具です。例えば、もし、時間がなければ、様々な体験を、一瞬の間に、体験しなくては、いけなくなります。恋愛、病気、学問、スポーツ、事故、仕事、食事、これらを、同時に、一度にやってしまおうとすると、大変です。それよりは、時間という流れの中で、これらの体験を、一つずつ、じっくりと、噛みしめながら、味わったほうが、魂に、より深く、これらの体験が、刻み込まれ、成長できるのです」
たしかに、「中華料理」、「フランス料理」、「イタリア料理」、「日本料理」を、同時に食べると、味が、わからなくなり、混乱しますね。
それよりは、分けて、食べたほうが、それぞれを、楽しめます。
だいたい、こんな感じなのでは、ないでしょうか?
「生まれ変わり」というのも、これが、目的だと、思います。
つまり、
「どうして、人は、生まれ変わるのか?」
という究極の問いの答が、このあたりに、あると思うのです。
例えば、現代の人間は、ほとんどの人が、70~90年ぐらいしか、生きられません。
でも、このような短い時間で、様々なことを、経験することは、不可能です。
王様に、ならないと、王様の気持ちは、わかりません。
乞食に、ならないと、乞食の気持ちは、わかりません。
男性にならないと、男性の気持ちは、わからないし、女性にならないと、女性の気持ちは、わからないのです。
また、白人に、生まれないと、白人の気持ちは、わからないし、黒人に、生まれないと、黒人の気持ちは、わかりません。
全ての人間の気持ちを、さまざまな角度から、さまざまな立場で、経験することによって、魂を、磨こうと、決めたルールが、この「生まれ変わり」というものではないかと、私は、考えています。
☆時間が、流れるのは、私たちが、ひとつひとつの体験を、じっくり味わって、噛み締めるために、流れているのかもしれません。
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