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古代日本オリジナルツアー エピローグ

「古代日本オリジナルツアー」、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

この旅行記を書いていたら、やはり、生粋の日本人のグループである、「天照派」のグループのことが、頭から離れなくなりました。

 

絶対的な平和主義というのが、凄いと思います。

これは、インドの「ガンジー」なども、同じようなことを言っていましたね。

 

 

いつも思うのは、現実とのバランスです。

 

このポリシーで、ずーっと押し通せれば、それは、理想だと思います。

しかし、実際には、状況によっては、これができないこともあります。

 

 

いろいろ調べると、この「天照派」の人々は、そういうことなどは、十分知った上で、それでも、絶対平和主義を、貫いてきたのだと思います。

 

現在、日本でも、そして、世界中でも、「いじめ」の問題が、論じられていますが、このあたりの古代史にも、その「オリジン」があるような気がします。

 

 

 

去年の12月に、中学の頃の親友だった、I君が、やたらと、夢に出てきたり、脳裏に浮かんだので、インターネットで、彼の名前を打ち込んで、検索してみました。

 

すると、去年の7月に、病気で亡くなっていたのです。

 

ビックリしました。

51歳という若さで、この世を去り、光の世界に帰ったのですね。

 

 

 

何度も書いていますが、私は、中学1年~2年にかけて、酷いいじめに遭っていました。

 

クラスメイト達から、ほぼ毎日、殴ったり、蹴られたりしていました。

その暴力は、とまることはなく、どんどん、エスカレートしていました。

 

しかし、それでも、私は、無抵抗だったのです。

 

なぜならば、私が、攻撃して、相手を殴ったら、その相手が、身体も心も傷つくことが、わかっていたからです。

 

先生に言いつけたりすると、その相手の立場が悪くなると思ったら、それもできませんでした。

 

「オマエは、バカか? どこまで、おひとよしなんだ!」

 

親友のI君から、よく叱られていました。

 

今考えると、あれだけのことをされても、無抵抗だったのは、私の遺伝子の中にも、絶対平和主義の「天照派」のDNAが、深く刻み込まれているのかもしれません。

 

一言でも、言い返したり、一回でも、勇敢に立ち向かえば、いじめなど、無くなることは、理屈では知っています。

でも、世の中には、どうしても、それができない子供もいるのです。

 

現在、「スピリチュアル」に関心のある人は、こういう子供時代を過ごした人も、多いと思います。

 

 

そして、いよいよ、自殺も考えて、苦しみが限界になった頃、I君などが、私が恐喝されて、お金をとられていることを、担任の先生に、告げ口してくれて、それが、職員会議で問題になり、学校中に知れ渡ってから、そのいじめ地獄は、終わりました。

今でも、あの時の2年間が、私の人生で、一番苦しかった時だったと思っています。

 

いじめられるのも、苦しかったのですが、それ以上に、苦しかったのは、それまで、友達だと思っていたクラスメイトが、一緒になって、バカにしてきたり、からかったり、無視したりしてきたことでした。

 

でも、その時でも、I君だけは、強くもないのに、いつも、私の味方で、いじめから守ってくれました。

時には、彼も攻撃されていました。

 

私には、彼は、どんなヒーローよりも、カッコイイ男に見えました。

 

I君と二人で、給食の時間が終わった後に、校舎の裏側で、「日向ぼっこタイム」という名前をつけた、二人だけの息抜きをしながら、

 

「これから、どういう人生を生きるんだろうね…?」

 

と、二人で、お互いの最悪の境遇を嘆きながら、絶望的な目をして、世の中の不条理を語っていたのが、今では懐かしい思い出です。

 

 

その時期に、よく、一人で、布団の中で、声を殺しながら、泣いていました。

自分の肉体と心の弱さに、情けなくて、涙がでてきました。

 

「強くなりたい… 自分が一番強くなれば、皆と仲良くできるかもしれない…」

 

こう切実に願ったのです。

 

 

それから、身体を鍛え始めました。

一言でいうと、簡単に終わってしまいますが、本当に、いじめ地獄からの抜け出すためでした。

 

 

しかし、キッカケは、悔しさでしたが、あとから、目的が変化しました。

復讐したり、イジメている相手を、やっけるという意識から、自分をいじめている相手とも、仲よくなりたいと考えるようになったのです。

 

 

ムチャクチャ鍛えました。

狂ったように、腕立て伏せをやりました。

 

他人を攻撃することは、できなくても、自分を攻撃することは、できることに気が付いたのです。

そして、筋トレというのは、自分を追い込んで、鍛えれば鍛えるほど、どんどん、強くなってくということにも気が付きました。

 

それから、だんだん、その自分の身体の成長を感じるのが、楽しくなったきました。

 

そして、人間が生きていく中で、一番大切な「自信」を、獲得することに成功したのです。

私には、これが、何よりの資産になりました。

 

最終的には、パワーリフティングという競技で、世界大会で優勝するまでになりました。

 

身体を鍛えてから、圧倒的な怪力の持ち主になったのですが、それ以来、いじめは、もちろんのこと、喧嘩や争いなどには、ほとんど巻き込まれなくなりました。

 

 

このように、自分自身の経験からは、

 

「絶対平和主義を貫こうと思ったら、絶対的な強さがあったほうがいい」

 

というのが、持論になっています。

 

 

現在は、毎日、とても穏やかで、幸せに生きていますが、中学時代、いじめ地獄で苦しんで、自殺を考えていた自分に、今でも、エールを送る時があります。

 

「あきらめるな! もうすぐだ! もうすぐ楽になる。オマエの人生は、30歳からが、花開くんだぞ!」

 

たまに、こういうメッセージを、過去の自分に送るのです。

 

 

 

去年のクリスマスイブに、三重県の「尾津神社」に行きました。

以前にも掲載しましたが、いい写真なので、再掲載します。

 

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その時、境内を散歩していると、とても幸せな気持ちになりました。

 

「こんな幸せな日常が、未来にやってくるとは、中学の頃は想像できなかったな…」

 

こう思いながら散歩していると、目の前に、桜の花が咲いているのが、目に留まりました。

 

 

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「10月ざくら」というそうですね。

 

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とても綺麗でした。

 

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まさか、クリスマスに、桜の花見ができるとは、思いませんでした。

 

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人生って、生きていれば、必ず、いつかは幸せを手にできると、今は確信しています。

 

もしも、現在、いじめで苦しんでいて、自殺を考えている人がいたら、私のような男もいると、頭の隅っこにでも、入れておいてくださいね。

 

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今回の旅行記のエピローグでは、いつもと違い、なんとなく、「いじめ」の問題について、書きたくなりました。

 

 

 

 

☆昔、メインサイトに書いた、「いじめ・シリーズ」です。

 

http://www.tomaatlas.com/ijime.htm

 

☆メインサイトの7周年を記念して書いた、、「自信」というエッセイです。

 

http://www.tomaatlas.com/lib200.htm

 

 

 

 

☆恒例の「ボツになった写真集」です。

特に、深い意味はありません。

ストーリーの構成上、掲載できなかった写真たちです。

 

 

 

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トーマ

 
 
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