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大きな夢

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先日、とうとう、私の本が完成しました!

マンションに、出来立てホヤホヤの本が届いた時は、感無量でした。

 

 

マンションのクローゼットの中に、NYのエンパイアーステートビルのように、積み上げました。

まるで、現金封筒の山ですね。

この本の内容は、まさに、「宝の山」のようなものだと思います。

 

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私は、結婚もしていなくて、子供もいないのですが、本が、目の前に届いて、紙袋を開けた時には、

 

「オギャー!」

 

と、赤ちゃんが、産声を上げたような声が聞こえました。

まさに、自分の子供が生まれたような感じがしたのです。

 

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本を手にした時は、感動して、目から涙が出てきました。

 

 

 

今週末には、全国各地の販売店にも、納入されます。

ぜひ、読んでみてくださいね。

 

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15年くらい前にも、一度、自費出版で、本を出したのですが、その時の感動を、再び味わいました。

 

4年くらい前から、「宇宙考古学」や「古代史」を学んで、

 

「いつか、本を出したいな…」

 

こう思いながら、旅していたのですが、この夢も叶いました。

 

 

現在も、ブログを書いている人たちの中では、

 

「本を出したい!」

 

こう願っている人も、多いと思います。

 

出すだけなら、簡単です。

お金をかけて、制作すればいいからです。

 

問題は、売れるかどうかです。

 

「ワクワクすることをやっていれば、夢は叶う!」

 

よく、こう言われていますね。

もちろん、そのとおりです。

これが、全ての原点だし、原動力です。

 

しかし、それだけでは、ダメです。

夢を実現させるには、現実的な視点も、大切になってきます。

 

 

15年前に、本を出版した時、自分は、インターネットだけで、文章を書いているだけで、十分幸せでした。

ただ、だんだん、書いているうちに、

 

「トーマさんのエッセイ、あんまり面白いので、プリントアウトして、紙にして、ホッチキスでとめて、ネットが不慣れな母などにも、読んでもらっています。本にはしないのですか?」

 

こういう問い合わせを、たくさん、いただいたので、

 

「よし! そろそろ、紙の媒体である、本にして、インターネットが苦手な人にも、読んでもらおうかな?」

 

こう思って、出版したのです。

 

今回も、そういう流れです。

 

「本で読みたいです。オシャレなカフェで、トーマさんの本を、ゆっくり読んでみたいです」

 

こういうメールを、たくさんいただいたので、出版することにしたのです。

 

 

そうです。

 

夢を叶えようとしたら、自己満足だけではダメなのです。

 

「自分が、その仕事をやりたいからやる!」

 

これは、子供の理論です。

ただの我が儘なのです。

 

そうではなくて、世の中に、その需要があるのかが、大切なのです。

 

「たくさんの人が、それを求めているのか?」

 

その商品やサービスを、マーケットが求めていて、初めて、ビジネスとして成立するのです。

 

 

ブログを書いている人のほとんどが、

 

「自分が本を出したいから、出したい!」

 

「ベストセラー作家になって、印税で暮らしたい!」

 

こう思っていると思います。

 

でも、これでは、夢は叶わないのです。

 

 

 

なんでもそうですが、「目的」にしてしまったら、夢は叶いにくくなるのです。

「手段」にした時点で、夢というのは、簡単に叶ってしまうのです。

世の中には、こういう原則があるのです。

 

 

「金儲けをしたい!」

 

こう思っているだけの人は、お金は、儲からないのです。

 

「人々の健康のために、こんな素晴らしいサプリメントを売りたい!」

 

「皆が、幸せになるために、こんな内容のセミナーを、開催したい!」

 

「たくさんの人を、このヒーリングで癒したい!」

 

こういう目的を持っていると、行動するためには、やはり、いくらかのお金が、必要になってきます。

 

そして、そう思って動いていると、自然にお金が集まってきて、結果として、金持ちになりやすくなるのです。

 

このように、「お金」を集めることを、「目的」にすると、その夢は叶わなくなるのです。

「お金」は、あくまでも、夢を叶えるための「手段」であり、「結果」や「副産物」だと思うと、「お金」は、集まってきやすくなるのです。

 

 

「大きな夢」をもち、それを目的にすると、それを叶えるための道具として、「手段」である、「お金」が、引き寄せられてくる。

 

こういう法則が、この世界にはあるようなのです。

 

 

 

以前にも書きましたが、大切なことだと思うので、再掲載しますね。

 

 

昔も現在も、たくさんの人たちが、「夢の叶え方」について、いろいろなことを書いています。

素晴らしいテクニックも、たくさん開発されています。

ただ、

「本当に、このやり方は、自分に合っているのか?」

と常に、考えながら試してみないと、いけないと思います。

どのテクニックも、万人に合うものはないし、人は、それぞれ性格も違うし、置かれている状況や環境も、全部違うからです。
 

 


私が知っている、テクニックの中でも、特に効果があると、思われるものを紹介します。
自分自身でも、実際に使ってみて、効果があったと思うものです。

結論から先に言うと、

「夢というものは、それ自体を目的にすると、叶わなくなる傾向がある」

ということです。

つまり、

「夢は、叶えようとすると、叶わなくなる」

ということです。

一般的に出回っている、「願望実現法」や「夢の叶え方」と矛盾するようなことを言いますが、とりあえず、話を進めていきます。



わかりやすい例をあげると、

「英語が、ペラペラ喋れるようになりたい!」

ということを目的にしてしまうと、英語は、喋れるようにはならないのです。

そうではなくて、

「このあいだのパーティーで知り合った、あの素敵なアメリカ人とデートしたい。できれば、あの人と結婚して、幸せに暮らしたい」

こういう目的を、もつといいみたいなのです。

こういう目的をもつと、

「あのアメリカ人と、もっと仲良くなるには、英語を勉強しなくてはいけない。でも、どうしても、おしゃべりしたいから、がんばるぞ!」

という流れになるのです。

そうして、お付き合いがスタートして、結婚したら、1年後くらいには、いつのまにか、英語が、ペラペラになっているというわけです。

「英語が、いつまでも、しゃべれるようにならない人」と「英語が、ペラペラに、なった人」の違いというのは、だいたい、こういうパターンが、多いみたいです。

英語を、「目的」にしたのか、それとも、「手段」にしたのかの違いですね。



私が、知っている中で、「夢を叶える達人」と思う人が、1人います。

アーノルド・シュワルツェネッガーです。

元・映画俳優でもあり、元・カリフォルニア州知事でもありましたね。

ご存知のように、私は、20歳~35歳まで、パワーリフティングの選手だったのですが、10代の後半から、ボディビルディングの雑誌を読んでいました。

まだ、「ターミネーター」という映画で、シュワルツェネッガーが有名になる前から、インタビュー記事などを、よく読んでいました。



あるボディビルの雑誌で、シュワルツェネッガーのインタビューを読んだとき、ビックリしました。

それまで、どこでも聞いたこともないような、「夢の叶え方」を語っていたからです。

もう、30年以上前の話なので、記憶が少しアヤフヤなのですが、だいたい、こういう内容だったと思います。

シュワルツェネッガーは、中学生くらいの頃から、明確な夢があったそうです。

その夢とは、

「人類の歴史に、名前が残るような人物になりたい」

という夢だったそうです。

「歴史に名を残す人物になる」

というのが、彼の「夢」だったということですね。

そして、その夢を叶えるためには、どうしたらいいのか、とことん考えたそうです。

そして、次に考えたのは、

「歴史に名前を残す人物になるために、一番いいのは、政治家になることだ」

という結論に、達したのだそうです。

それで、

「政治家になる」

ということを、「手段」にすることに決めたのだそうです。

それから、

「親が政治家でもないし、政界にコネもない。そういう自分が、政治家になるには、映画スターになるのが、一番早いやり方だ」

ということに、気がついたそうです。

「映画スターになる」

ということを、「手段」にすることに決めたのです。

それから、さらに考えます。

「ヨーロッパのオーストリアで生まれ育た自分は、英語がうまく話せない。だから、どんなに努力をしても、アメリカで生まれ育った、アメリカ人には、演技力で勝てない。だとしたら、肉体を鍛えて、演技ではなく、肉体派としてデビューすれば、うまく、勝てるかもしれない。でも、それでは、中途半端な肉体ではダメだ。ボディビルの世界チャンピオンくらいの肉体でなければ、相手にされないだろう。まずは、ボディビルの世界チャンピオンを目指すのが、一番早いやり方だ」

ということに、気がついたそうです。

「ボディビルの世界チャンピオンになる」

ということを、「手段」にしたのですね。

それから、

「ボディビルで、世界チャンピオンになるには、まず、ウエイトトレーニングを始めなければいけない」

ということが、わかったわけです。

それで、シュワルツェネッガーは、ウエイトトレーニングを、始めたのだそうです。

「ウエイトトレーニングの開始」

を、「手段」にしたのです。

つまり、シュワルツェネッガーは、中学生の時点で、頭の中に、「未来まで」のこういう図式が、出来上がっていたのです。

「歴史に名を残す人物になる」 → そのためには → 「政治家になる」 → そのためには → 「映画スターになる」 → そのためには → 「ボディビルの世界チャンピオンになる」 → そのためには → 「ウエイトトレーニングを始める」

これを、「現在から」の図式に逆算するようなかたちに、書きなおすとこうなります。

「ウエイトトレーニングを始める」 → それから → 「ボディビルの世界チャンピオンになる」 → それから → 「映画スターになる」 → それから → 「政治家になる」 → それから → 「歴史に名を残す人物になる」

どうですか? 

完璧な戦略を練っていると、思いませんか?



シュワルツェネッガーは、こういった、人生設計における達人でもあったのですが、努力家でもありました。

トレーニング中に、筋肉が痙攣して、悲鳴を上げ始めたら、

「ここからが、本当のトレーニングだ!」

と思い、気力を振り絞って、限界までトレーニングしたのだそうです。

「筋肉が悲鳴をあげて、NO!と言ってきたら、そこから、YES!と叫んで、トレーニングを続行する」

これが、シュワルツェネッガーのトレーニング哲学だったそうです。

ちょっと練習が、きつくなったからといって、練習を止めるような男では、なかったということですね。

ただ、どうして、ここまで努力できたかというと、未来の夢が、ハッキリしていたからだと思います。

 

「大きな夢」

 

これをもっていたからです。

一番大事なことは、シュワルツェネッガーは、「歴史に名を残す人物になる」というのが、「夢」であって、他の「政治家になる」や「映画スターになる」、「ボディビルの世界チャンピオンになる」、「ウエイトトレーニングを、始める」などは、全部、「手段」になっているということです。

ここで、大きな法則のようなものが、わかります。

夢を叶えるときの傾向です。

それは、

「シュワルツェネッガーは、手段にした夢は、全部叶えている」

ということです。

「ウエイトトレーニングを始める」ことや「ボディビルの世界チャンピオンになる」こと、「映画スターになる」こと、「政治家になる」ことなど、全部叶えています。

これらは、「目的」にしていないから、叶ったのです。
「手段」にして、「何のために」という意味が、ハッキリしていたから、叶ったということです。

「ウエイトトレーニングを、始める」のは、「ボディビルの世界チャンピオンになる」ためです。
「ボディビルの世界チャンピオンになる」のは、「映画スターになる」ためです。
「政治家になる」のは、「歴史に、名を残す人物になる」ためだということです。


ちなみに、シュワルツェネッガーは、「ミスターオリンピア」というタイトルを、7回獲得していますが、これは、ボディビルの世界では、スポーツでいうと、オリンピックで金メダルを、7回獲得したくらい凄いことなのです。

 

ほとんどのボディビルダーが、ウエイトトレーニングを、始めたばかりの頃、

「世界チャンピオンに、なりたい!」

という夢を、持ちます。
でも、だから、せいぜい、なっても、自分の国の地方のチャンピオンくらいで、終わってしまうのです。

 

シュワルツェネッガーが簡単に、このタイトルを獲得したのは、彼が、

「世界チャンピオンのタイトルごときは、通過点にすぎない」

と、思っていたからなのです。

完全に、このタイトルを、ナメきっているのです。
もっと「大きな夢」の実現のための「手段」にしていたのです。

この「ナメる」というのも、大切なことです。
夢を、叶えようと思ったら、「ナメる」と、いいみたいです。(笑)


あと、ボディビルのことを、あまり知らない人のために、念のために説明しておきますね。

シュワルツェネッガーは、ただ単に筋肉を、大きくしただけではなく、パワーリフティングという力比べの競技でも、全ヨーロッパチャンピオンに、なったこともあるし、石を持ち上げる、ストーンリフティングという競技でも、世界チャンピオンに、なったこともあるようです。

一般の人が誤解しがちな、いわゆる、「見せかけの筋肉」の持ち主では、ないということです。
 

 


ウエイトトレーニングを始める人のほとんどが、

「なんとなく、筋トレをはじめようかな…」

「ダイエットして、カッコイイ身体に、なれたらいいな…」

「夏までに痩せたらいいな…」

と考えて、トレーニングを始めます。

だから、すぐに飽きて続かないし、効果も薄いのです。
これは、上記の夢を、「目的」に、してしまっているからです。



上記のことは、「手段」にしないと、叶わなくなるということです。

つまり、

「何のために、筋トレを、やるのか?」

「どうして、ダイエットして、カッコイイ身体に、なりたいのか?」

「夏までに、痩せて、どうするのか?」

という「理由」がないと、こういう夢は、なかなか叶わないということです。
モチベーションが、続かないのです。
 

 


このように、「夢」というのは、「目的」にすると、ダメになりやすくなるということです。


「手段」にして、はじめて、叶いやすくなるのです。

「通過点」にして、駆け抜けるというイメージですね。

だから、もし、本当に叶えたい夢があったら、その上に、3つくらい、もっと、「大きな夢」を持つと、叶う確率が飛躍的に、伸びるということですね。



最初にも書きましたが、「英語」の話が、わかりやすいと思うので、もう少し詳しく書きますね。

もし、自分の夢が、

「英語が、ペラペラに喋れるようになりたい」

だったら、まず、

「何のために、英語が、ペラペラ喋れるようになりたいのか?」

という「理由」がないと、こういう夢は、なかなか叶わないということです。

あと、これも大事なことですが、

「英語の通訳になるために、英語の勉強をする」

などと考えると、せいぜい、英語で日常会話が、ちょっとできるようになるくらいです。

なぜならば、この発言をする人は、

「英語の通訳になる」

というのが、「目的」になっているからです。

その上の、

「何のために、英語の通訳に、なりたいのか?」

という理由が、ハッキリしていなくては、なれないのです。

ここで、

「英語を覚えて、日本の素晴らしいマンガやアニメを、英語に翻訳して、世界中に広げる仕事をしたい」

と考えると、もう少し、英語を勉強することに、気合いが入り、もっと喋れるようになると思います。

さらに、

「何のために、日本の素晴らしい漫画やアニメを、世界中に広げる仕事を、したいのか?」

という理由が、ハッキリしていなくては、ダメです。

なぜなら、この発言をする人は、

「日本の素晴らしい漫画やアニメを、世界中に広げる仕事をする」

というのが、「目的」に、なっているからです。

その上の、

「日本の漫画やアニメの中に含まれている、愛や平和や調和というメッセージを、世界中のたくさんの子供たちに、伝えたい。そして、それによって、間違って植えつけられている、日本の悪いイメージを払拭したい。最終的には、世界中に、平和の波動を広げていきたい」

というところまで考えられたら、かなりの確率で、数年後には、英語が、ペラペラになっていると思います。(笑)



どうしても叶えたい夢が、あったら、その3つくらい上に、3つの大きな夢を掲げる。

夢を、4つくらい段階的に、つくるといいということです。

そうすることによって、最初の夢などは、簡単に叶いやすくなるということです。

手段にすること。

次の夢のための道具にしてしまうこと。

そして、踏み台のように、ジャンプすることです。

そうすれば、

ホップ! ステップ! ジャンプ!

のように、最初の3つの夢くらいは、すぐに、

ポン! ポン! ポン!

と、飛び越せるということです。

 

「大きな夢」は、夢を叶える、魔法の力なのです。

 

 

私も、この本を出版するにあたっては、

 

「地球を愛と平和の惑星にしたい!」

 

こういう「大きな夢」をもって、執筆しました。

 

 

 

 

☆私の「地球を創った魔法使いたち」は、原則として書店では購入できません。

アマゾンなどのインターネット販売もやっていません。

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☆「地球を創った魔法使いたち」

 

http://www.tomaatlas.com/magicalbook.htm

 

 

 

トーマ

 

 

toma_atlas@yahoo.co.jp

 

 

 

 

PS 先月、千葉県、群馬県、栃木県を旅しました。

また、今月、旅行記を書きますので、こちらも、楽しみにしていてくださいね。

 

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トーマ

 
 
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