今年に入ってからは、旅行ばかり行ってました。
あちらこちらを、飛び回り、とても楽しい毎日を過ごしました。
日本列島は、大雪になった所もあったようですが、私の行った所は、毎回、いい天気に恵まれて、わりと快適な旅でした。
これは、先週、新幹線の中から撮影した富士山です。
富士山を見ていると、
「日本で、生まれ育ってよかったな…」
と、しみじみ思ったりします。
やっぱり、日本という国は、素晴らしいですね。
先月は、大阪と名古屋で、「地球文明セミナー」を開催して、どちらも、大盛況で終了しました。
大阪セミナーの会場の前の看板です。
それから、懇親会の時の写真です。
懇親会が終わった後、駅の構内での記念写真です。
大阪でのセミナーの後、いつものように懇親会をやったのですが、その時の最後の話題が、「出口王仁三郎」でした。
ご存知の方も多いと思いますが、大本教の教祖で、凄い霊能力をもち、いろいろな予言も残しています。
私は、大本教の信者ではありませんが、王仁三郎とは、いろいろな御縁があり、とても尊敬しています。
懇親会で、いかに、この人物が、凄い能力をもっていたかという話題で、盛り上がったのですが、懇親会を終えて、ホテルに帰る途中に、急に、コンビニに立ち寄りたくなって、お店の近くのコンビニに入ったのですが、レジで会計をしようと思ったら、その場で、あまりの驚きで、身体が凍りついたように、動けなくなりました。
なんと!
そこで買い物した時の、レジ打ちのバイトの人の名札が、「出口」だったのです!
「うわー!」
と、声をあげてしまいました。
「佐藤」や「鈴木」と違い、「出口」という苗字は、あまりないと思います。
そのタイミングで、この苗字というのは、奇跡的な確率です。
そして、セミナーの受けた方々に、その話をしたら、その場にいた全員も、驚愕していました。
「えー! うそみた~い!」
こう言いながら、皆で、その「シンクロ」について、語り合いました。
こういうのを、
「ただの偶然だよ」
と言って、一言で終わらせる生き方もありますが、それは、とても勿体ない姿勢だと思います。
古神道の教えの中には、
「偶然は神である」
という考え方が、大昔からあるそうです。
そうだと思います。
ここ最近では、「シンクロ」という単語も流行って、世間一般でも、この現象について、深く考えたり、このプチミラクルである体験を、楽しんだり、自分なりの解釈で、楽しむ人も増えていますね。
「シンクロニシティ(共時現象)」について、再度書いておきますね。
「自分の意思とは関係なく、何か大きな力により、状況が変わること。また偶然にしては、確率的に奇跡に近く、あまりにも一致しすぎていて、何か意味があるとしか解釈できない現象」
ということです。
例えば、電話をかけようとしたら、そのかけようとした友人から、電話がかかってきて、驚いたといった経験は、たくさんの人がしていると思います。
他にも、喫茶店で、「スマップ」の話をしていたら、有線放送で、「スマップ」の歌が流れてきたりと、いろいろな状況があります。
ユングは、「シンクロニシティ」の一例として、エミール・デシャンという詩人の体験談の例を、著書の中で、紹介しています。
デシャン氏は、中学生の頃、フォルジビュという人物と、当時珍しかった、プラム・プリンを食べたそうです。
それから、10年して、偶然入ったレストランで、プラム・プリンを見つけ、それを注文するのですが、そこで偶然、フォルジビュという人物と、10年ぶりに再会したそうです。
それから、さらに長い年月がたち、プラム・プリンがでるというディナーパーティーがあったので、興味を惹かれ出席したそうです。
そして、そのパーティーの主催者や参加者に、
「きっと、プラム・プリンがあるから、フォルジビュさんという名前の人物が、このパーティーに出席しますよ」
と冗談を言いながら、自分とプラム・プリン、そして、フォルジビュという人物との関係を話して、笑っていたそうです。
すると、その時、そのパーティー会場に、一人の老人が現れ、「フォルジビュ」と名乗ったそうです。
その場にいた、全員が、声を失ったそうです。
プラム・プリンです。
このように、「シンクロシティ」は、世界中で、様々な学者によって、事例を集められ、考えられてきています。
しかし、これは、科学的な思考で、考えられるような話ではないようです。
単に、「偶然だ!」というだけでは、考えられない、何かがあるようです。
「シンクロ二シティ」は、30年ほど前から、生物学者の間でも、たくさん報告され、議論されているようです。
有名なのは、九州の幸島という島の話です。
ニホンザルの一匹が、サツマイモを洗って食べることを発見し、その島の仲間たちも、真似をするようになったそうですが、そのうち、海という障壁も乗り越えて、他の島のニホンザルたちも、なんの連絡もとっていないのに、皆が、サツマイモを洗って、食べるようになったそうです。
他にも、100年以上前は、「ニトログリセリン」という物質は、熱しようが凍らせようが、絶対に結晶化しなかったそうですが、20世紀の初頭、ある船が、ウイーンから、ロンドンに、ニトログリセリンを郵送中に、ビスケー湾において、運悪く、記録的な台風に遭遇したそうです。
その時、わずかの振動でも爆発するというのに、何故か爆発しなかったそうです。
港に着いて、船員達が、樽を開けてみたら、その中には、それまでに見たこともない見事な「ニトログリセリンの結晶」が、できていたそうです。
そして、不思議なことに、その日を境にして、世界中の「ニトログリセリン」が、次々と結晶化していったそうです。
このように、一見無関係に隔絶さえた物質や生物、思想が、地球規模で、同時、同様の変化を起こすという現象は、歴史上、よくあったようです。
特に、歴史の変動期、節目には、よくこういうことが、起こるようです。
ユングという学者は、この現象に初めて着目し、これを、学問的に研究した学者だと思います。
去年、面白い本を読んだので、紹介します。
大好きな秋山先生の本です。
〇「シンクロニシティ 意味ある偶然のパワー」 秋山眞人・布施泰和 著 1600円 成甲書房
この本は、「シンクロニシティ」という現象を、とても深く掘り下げた内容です。
しかも、とてもわかりやすいです。
私は、この本の中で一番印象に残ったのは、「100円玉」の話でした。
「シンクロというのは、道端に落ちている100円玉のようなものだ」
というのです。
しかも、その「100円玉」は、普段から、100個くらい落ちているのだそうです。
でも、ひたすら仕事に追われて、日常に忙殺されている人や、心ここにあらずで、過去に囚われ、その出来事を悔いてばかりいる人、それから、まだ起こってもいない、将来の心配ばかりする人、これらの人たちは、目の前に落ちている、「100円玉」に気がつく余裕はありません。
もしかしたら、1個くらいは、目に入るかもしれませんが、残りの99個は、見逃してしまうのです。
逆に、意識を今の自分に向けて、
「100円玉は、必ずあるはずだ!」
こう確信して歩いていれば、数十個の100円玉を、見つけることができるのです。
「シンクロ」というのも、これと同じだというのです。
「シンクロという現象は、必ず起きる!」
と確信して生きていれば、たくさんの現象に、気がつくことができるというのです。
そうなのです。
たまたま手にした本、何気なく入った店、思いがけない出会い、偶然手にした、切符やカード、他にも、言い間違い、ど忘れなど、これらに意味があると感じることが、大切なのです。
「運命の歯車」という表現がありますが、「シンクロ」は、人と人、人とモノ、人と自然、そして、心と物質の溝を、絶妙のタイミングで、結びつけます。
それが起こるのは、人生の大切な局面だったりすることも、多いです。
その時に、その宇宙からのメッセージの意味を、しっかりと解釈することが大切みたいです。
そういうことに、気がつけるかどうかで、その後の人生の展開が、天と地ほど、違ってきたりするのです。
「宇宙は、意味で溢れていて、その意味ある偶然の一致が、この宇宙には、普遍的に存在する」
こう思って生きることが、人生を豊かにするのです。
「自分は、どれくらい真摯に、そして、真剣に、毎日を生きているのか?」
このバロメーターにもなるのが、「シンクロ」なのです。
さて、今回の旅のテーマは、「パイオニア」です。
「パイオニア」は、「開拓者」や「先駆者」とも訳されますね。
これは、歴史において、新しい土地へ向かい、その新しい土地で、いろいろなことを、試みた人たちがいた出来事も、もちろん、意味しますが、個人のレベルでも、例えば、職場を変わったり、転職したり、学校の卒業して、新しい学校に入学したり、引っ越したり、結婚したり、離婚したりすることも、ある意味、「開拓」です。
環境が変われば、否応なく、新しい出会いがあり、そこで、新しい人間関係が始まり、新しい自分に気が付いたリしますね。
人生というのは、このように、常に、「選択」の連続なのです。
振り返ってみて、
「あの時、あの決断をしなかったら、現在の自分はないな…」
こう思える出来事が、たくさんあると思います。
そして、それは、ほんの小さな出来事であったり、とても小さな勇気だったり、小さな一歩だったりするのです。
そして、その小さな一歩は、よくよく考えてみれば、自分の意識で決めたようにも見えますが、広い視点から眺めてみると、実は、とても大きな存在に、導かれていたり、前述したような、「偶然」、つまり、「シンクロ」によって、さりげなく、
「ここでは、この選択をしなさい…」
囁くような声で、選択肢を、指し示してくれたりするこもあるようです。
昔の人たちは、これを、「虫の知らせ」と言っていました。
今回の旅行記は、古代の日本において、古い土地から、新しい土地へ向かった、「パイオニア」の人々に、フォーカスします。
特に、大昔から、「西日本」から「東日本」に移ってきたグループがいます。
このグループについて、詳しく書かれている書物は、とても少ないのです。
よく知られているように、「古事記」や「日本書記」には、「西日本」や「九州」の話は、たくさん出てきますが、「東日本」に関する記述は、ほとんどないのです。
「富士山」の記述もないのです。
というとは…
何者かが、「東日本」の歴史を、意図的に隠ぺいしているということです。
特に、「西日本」と「東日本」を繋ぐルートは、ほとんど、わかっていません。
しかし、今回、私は、これを解明することに成功しました。
先月下旬から今月上旬にかけて、西日本では、主に、「三重県」と「愛知県」と「和歌山県」に行き、調査してきました。
東日本では、「千葉県」と「東京都」と「神奈川県」、それから、「埼玉県」と「群馬県」と「栃木県」にも、調査に行きました。
凄い歴史の秘密が、どんどん繋がり、最高に面白い旅でした。
この旅行記は、前回の旅行記、「古代日本オリジナルツアー」の続編になります。
まだ、これを読んでいない方は、ぜひ、この旅行記から、読み始めてくださいね。
これから、驚天動地の裏の日本史を探る旅が、始まります。
脅かすわけではありませんが、今から、心の準備をしておいてくださいね。
もしかしたら、今までの旅行記の中で、一番面白い内容になるかもしれません。
では、はじまり、はじまり~!
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