ロンドンオリンピック、終わりましたね。
選手の皆さん、お疲れ様でした。
そして、たくさんの感動を、ありがとうございました。
オリンピックの話は、書きたいことが、山ほどあるのですが、今回は、気がついたこと、一つだけ、書いてみます。
テレビを、観ていると、選手だけでなく、その家族のことも、話題になりますね。
以前に、ある本で、読んだのですが、「天才」や「成功者」を、調べると、その人の身近に、「無条件の愛」を、もった人が、必ずいるそうです。
つまり、何をやっても、認めてくれるという、その人を、全肯定する人が、必ずいるのだそうです。
そういう人がいると、人間は、絶対的な安心感をもって、物事に、集中することが、できるそうです。
両親だったり、兄弟だったり、恋人や配偶者だったり、コーチや先輩だったり、とにかく、一人でも、そういう存在がいる人が、自分の実力を、100%以上発揮できるのだそうです。
今回のオリンピックでも、そういう「縁の下の力持ち」や「内助の功」の話で、感動した人も、多いと思います。
ただ、こういう裏方も、気をつけてやらないと、逆に、選手に、プレッシャーを、与えたり、負担になってしまうことも、よくあります。
レスリングの浜口京子選手が、すぐに、敗退したのは、応援していただけに、残念でした。
浜口選手が、負けた時、お父様のアニマル浜口さんが、怒鳴りつけていたそうですね。
愛情から、叱っていたと思いますし、そういう個性のお父様だと思いますが、周囲で、見ていた人たちの大半は、
「この場面で、こういう言い方は、かわいそうなんじゃないかな?」
と思ったと思います。
以前から、思っていたのですが、お父さまのアニマル浜口さんは、元気がよすぎるような気がします。
エネルギーが、強すぎるのです。
まあ、そのエネルギーを、うまいぐあいに、お母さまが、バランスを、整えているところが、浜口家の素晴らしいところだと、感じています。(笑)
「人間関係」には、絶対ではありませんが、
「陰」と「陽」
の傾向が、あるようです。
「陰」と「陰」
「陽」と「陽」
では、バランスが悪く、関係が、あまり長続きしない傾向が、あるようなのです。
「ごはん」と「おかず」
という表現をしても、いいですね。
「ごはん」と「ごはん」
「おかず」と「おかず」
だと、バランスが、悪いですよね。
長続きしている友達同士、恋人、夫婦などは、だいたい、「陰」と「陽」のバランスが、とれていることが、多いみたいです。
浪費家の旦那さんを、倹約家の奥さんが、見守っていたり、おとなしい男性を、行動力のある女性が、励ましていたり、自信のない生徒を、熱意のある先生が、指導していたり、反対の性格のほうが、相性がいいことも、多いみたいです。
もちろん、同じ性格のほうが、いいことも、ありますが、どちらかというと、違うほうが、長続きしているようです。
たとえば、学生の頃、凄く暗い性格の友人の家に、遊びにいったら、その友人のお母さまが、とても、明るくて、ビックリしたことが、あります。
だんだん、気がついたのですが、彼が、暗くて、元気がないのは、お母さまが、明るすぎて、元気が、ありすぎるのが、要因の一つでした。
お母さまが、あれだけ、べチャべチャしゃべったら、彼が、しゃべる必要もないし、なんとなく、お母さまに、エネルギーを、吸い取られているようにも、見えました。
こういう家族は、多いです。
家族全員が、暗いという家庭も、ないでしょうし、反対に、家族全員が、明るいという家庭も、あまり見たことが、ありません。
特に、家庭の場合、誰かが、明るいと、誰かが、暗くなります。
こうやって、エネルギーの明暗のバランスを、無意識的に、とっているような気がします。
前述の浜口京子選手も、お父様が、あれだけ、明るくて、元気すぎると、それ以上に、元気になる必要がなく、逆に、少し暗くなり、元気がなくなって、バランスをとることを、無意識的に、やってしまうのかもしれません。
家族の中に、暗くて、元気のなくなってきた人がいたら、皆で、元気よく、励ましたりしないで、逆に、皆が、少しおとなしくなって、静かに見守ったほうが、陰と陽の関係で、少しづつ、元気のない人に、エネルギーが、戻ってきたりすることも、多いのです。
昔から、
「うつ病の人などは、あまり、ガンバレなどと、励ましては、いけませんよ」
と、よく言われるのは、こういうことみたいです。
夫婦などで、旦那さんが、うつ病になっている時には、奥様が、元気すぎることも、多いみたいです。
こういう場合、面白いのは、その奥様が、病気などで、寝込んだりすると、逆に、うつ病の旦那さんが、すこしづつ、元気を、回復してきて、奥様の看病を、はじめたりすることも、あるのです。
「陰」と「陽」の傾向を、人間関係に、応用すると、相手が、「陰」の場合、こちらも、「陰」になると、相手が、「陽」に、なりやすいのです。
たとえば、酒癖の悪い人と、飲んでいいる時、こちらが、その人よりも、先に酔っぱらって、酒癖を、悪くすれば、相手は、それ以上、悪くなることは、あまりありません。
こちらのほうが、気になって、あまり酔えなくなるのです。
場合によっては、こちらを、気遣って、介抱したりすることも、あります。
他にも、相手が、ブチ切れるタイプの人だと、こちらが、先に、ブチ切れたほうが、相手は、切れることが、できなくなります。
我慢したり、説得しようとすると、相手のエネルギーは、ますます強くなるのです。
こちらのエネルギーを、相手よりも、先に、大きくして、気勢をそぐというテクニックも、あるのです。
家族の中に、とても暗くて、元気のない子がいたら、皆で、励ますのではなくて、静かに見守るというのが、エネルギー的には、バランスの関係で、少しづつ、元気になることが、多いのです。
もしも、アニマル浜口さんのように、親が、天性のポジティブシンキングの持ち主で、とても明るくて、元気がありすぎて、どうしても、暗くなれない場合は、裏技が、あります。
それは、その子に、その子よりも、もっと、暗くて、元気のない存在と、遊ばせるのです。
その子よりも、弱い存在と言ったほうが、いいかもしれません。
たとえば、子犬や子猫などのペットの世話を、させるとかです。
ウサギ、ハト、ハムスターなども、いいと思います。
マンションなどでしたら、熱帯魚なども、オススメです。
弟や妹が、新しく生まれるのが、ベストかもしれませんね。
自然に、「お兄ちゃん」や「お姉ちゃん」になるのから、元気になり、しっかりするかもしれません。
自分一人の場合でも、これは、応用できます。
気持ちが、暗くなった時には、明るい音楽を、聴くのではなく、思いっきり暗い曲を、聴いたり、カラオケで、歌ったりするのも、効果的なことも、多いのです。
地震の時の被災地などでも、苦しい時に、ただ、苦しんでいる人よりも、その場所で、もっと苦しい仕事、つまり、救出作業や食料の支給などを、やっていたひとのほうが、早く元気になり、気持ちが、回復したという話も、何かの本で、読んだことがあります。
「陰」と「陽」
この世界を、このバランスという視点で、眺めると、面白い気づきが、あります。
PS 陰陽のバランス、大切ですね。
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テレビを、観ていると、選手だけでなく、その家族のことも、話題になりますね。
以前に、ある本で、読んだのですが、「天才」や「成功者」を、調べると、その人の身近に、「無条件の愛」を、もった人が、必ずいるそうです。
つまり、何をやっても、認めてくれるという、その人を、全肯定する人が、必ずいるのだそうです。
そういう人がいると、人間は、絶対的な安心感をもって、物事に、集中することが、できるそうです。
両親だったり、兄弟だったり、恋人や配偶者だったり、コーチや先輩だったり、とにかく、一人でも、そういう存在がいる人が、自分の実力を、100%以上発揮できるのだそうです。
今回のオリンピックでも、そういう「縁の下の力持ち」や「内助の功」の話で、感動した人も、多いと思います。
ただ、こういう裏方も、気をつけてやらないと、逆に、選手に、プレッシャーを、与えたり、負担になってしまうことも、よくあります。
レスリングの浜口京子選手が、すぐに、敗退したのは、応援していただけに、残念でした。
浜口選手が、負けた時、お父様のアニマル浜口さんが、怒鳴りつけていたそうですね。
愛情から、叱っていたと思いますし、そういう個性のお父様だと思いますが、周囲で、見ていた人たちの大半は、
「この場面で、こういう言い方は、かわいそうなんじゃないかな?」
と思ったと思います。
以前から、思っていたのですが、お父さまのアニマル浜口さんは、元気がよすぎるような気がします。
エネルギーが、強すぎるのです。
まあ、そのエネルギーを、うまいぐあいに、お母さまが、バランスを、整えているところが、浜口家の素晴らしいところだと、感じています。(笑)
「人間関係」には、絶対ではありませんが、
「陰」と「陽」
の傾向が、あるようです。
「陰」と「陰」
「陽」と「陽」
では、バランスが悪く、関係が、あまり長続きしない傾向が、あるようなのです。
「ごはん」と「おかず」
という表現をしても、いいですね。
「ごはん」と「ごはん」
「おかず」と「おかず」
だと、バランスが、悪いですよね。
長続きしている友達同士、恋人、夫婦などは、だいたい、「陰」と「陽」のバランスが、とれていることが、多いみたいです。
浪費家の旦那さんを、倹約家の奥さんが、見守っていたり、おとなしい男性を、行動力のある女性が、励ましていたり、自信のない生徒を、熱意のある先生が、指導していたり、反対の性格のほうが、相性がいいことも、多いみたいです。
もちろん、同じ性格のほうが、いいことも、ありますが、どちらかというと、違うほうが、長続きしているようです。
たとえば、学生の頃、凄く暗い性格の友人の家に、遊びにいったら、その友人のお母さまが、とても、明るくて、ビックリしたことが、あります。
だんだん、気がついたのですが、彼が、暗くて、元気がないのは、お母さまが、明るすぎて、元気が、ありすぎるのが、要因の一つでした。
お母さまが、あれだけ、べチャべチャしゃべったら、彼が、しゃべる必要もないし、なんとなく、お母さまに、エネルギーを、吸い取られているようにも、見えました。
こういう家族は、多いです。
家族全員が、暗いという家庭も、ないでしょうし、反対に、家族全員が、明るいという家庭も、あまり見たことが、ありません。
特に、家庭の場合、誰かが、明るいと、誰かが、暗くなります。
こうやって、エネルギーの明暗のバランスを、無意識的に、とっているような気がします。
前述の浜口京子選手も、お父様が、あれだけ、明るくて、元気すぎると、それ以上に、元気になる必要がなく、逆に、少し暗くなり、元気がなくなって、バランスをとることを、無意識的に、やってしまうのかもしれません。
家族の中に、暗くて、元気のなくなってきた人がいたら、皆で、元気よく、励ましたりしないで、逆に、皆が、少しおとなしくなって、静かに見守ったほうが、陰と陽の関係で、少しづつ、元気のない人に、エネルギーが、戻ってきたりすることも、多いのです。
昔から、
「うつ病の人などは、あまり、ガンバレなどと、励ましては、いけませんよ」
と、よく言われるのは、こういうことみたいです。
夫婦などで、旦那さんが、うつ病になっている時には、奥様が、元気すぎることも、多いみたいです。
こういう場合、面白いのは、その奥様が、病気などで、寝込んだりすると、逆に、うつ病の旦那さんが、すこしづつ、元気を、回復してきて、奥様の看病を、はじめたりすることも、あるのです。
「陰」と「陽」の傾向を、人間関係に、応用すると、相手が、「陰」の場合、こちらも、「陰」になると、相手が、「陽」に、なりやすいのです。
たとえば、酒癖の悪い人と、飲んでいいる時、こちらが、その人よりも、先に酔っぱらって、酒癖を、悪くすれば、相手は、それ以上、悪くなることは、あまりありません。
こちらのほうが、気になって、あまり酔えなくなるのです。
場合によっては、こちらを、気遣って、介抱したりすることも、あります。
他にも、相手が、ブチ切れるタイプの人だと、こちらが、先に、ブチ切れたほうが、相手は、切れることが、できなくなります。
我慢したり、説得しようとすると、相手のエネルギーは、ますます強くなるのです。
こちらのエネルギーを、相手よりも、先に、大きくして、気勢をそぐというテクニックも、あるのです。
家族の中に、とても暗くて、元気のない子がいたら、皆で、励ますのではなくて、静かに見守るというのが、エネルギー的には、バランスの関係で、少しづつ、元気になることが、多いのです。
もしも、アニマル浜口さんのように、親が、天性のポジティブシンキングの持ち主で、とても明るくて、元気がありすぎて、どうしても、暗くなれない場合は、裏技が、あります。
それは、その子に、その子よりも、もっと、暗くて、元気のない存在と、遊ばせるのです。
その子よりも、弱い存在と言ったほうが、いいかもしれません。
たとえば、子犬や子猫などのペットの世話を、させるとかです。
ウサギ、ハト、ハムスターなども、いいと思います。
マンションなどでしたら、熱帯魚なども、オススメです。
弟や妹が、新しく生まれるのが、ベストかもしれませんね。
自然に、「お兄ちゃん」や「お姉ちゃん」になるのから、元気になり、しっかりするかもしれません。
自分一人の場合でも、これは、応用できます。
気持ちが、暗くなった時には、明るい音楽を、聴くのではなく、思いっきり暗い曲を、聴いたり、カラオケで、歌ったりするのも、効果的なことも、多いのです。
地震の時の被災地などでも、苦しい時に、ただ、苦しんでいる人よりも、その場所で、もっと苦しい仕事、つまり、救出作業や食料の支給などを、やっていたひとのほうが、早く元気になり、気持ちが、回復したという話も、何かの本で、読んだことがあります。
「陰」と「陽」
この世界を、このバランスという視点で、眺めると、面白い気づきが、あります。
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