先週、仲のいい友人に、誘われて、映画「少年H」を、観てきました。
いろいろ深く、考えさせられました。
原作者の妹尾河童さんは、現在、83歳だそうですね。
私の父と同世代です。
「昭和一桁」に、生まれた方ですね。
現在の80歳以上の方は、物心ついたころに、戦争を、体験しています。
この方たちは、戦前、戦中、戦後と、世の中の価値観が、コロコロ変わったのを、実際に、自分の目で見て、体験しています。
だから、とても、柔軟性がある方が、多いです。
「世の中の価値観や正義なんて、一日で変わる」
こういうことを、心底わかっている方が、多いです。
他にも、
「国家というものは、すべてのマスコミを使って、国民を、騙すことがある」
ということも、知っています。
だから、社会の裏側の話をしても、若い人たちが、
「いくらなんでも、そこまで、やらないでしょう」
と、バカにして、否定しても、この世代の人たちは、
「そうだね。政府は、そういうことも、やるよね…」
と、否定せずに、柔軟に聴いてくれます。
また、この世代以上は、戦後、日本の高度経済成長を、引っ張っていった、リーダー的な世代ですが、この方たちは、戦争中、「軍隊」で、ちょっと口答えしたり、失敗しただけで、殴られることが、当たり前だった体験を、もっています。
だから、戦後、「民主主義」が、叫ばれて、「会社」という組織に、所属した時に、どんなに失敗したり、悪いことをやっても、めったに、上司が、殴らないという体制に、感動したそうです。
それで、「会社」という組織に対して、「感謝」という気持ちが、湧いてきたそうです。
「軍隊」という「地獄」を、体験した人間には、「会社」が、「天国」に、感じたそうです。
それに比べて、現代の若者は、「大学」という「天国」を、体験してから、入社するために、「会社」が、「地獄」に、感じるみたいです。
人間って、やはり、物事を、相対的に感じる存在なのかもしれませんね。
日本の高度経済成長は、朝鮮戦争の特需が、原因だと、よく聞きますが、実際には、この世代の方たちの「会社や労働への感謝」が、原因みたいです。
現代の若者が、会社に、入社しても、
「仕事が、つまらない… 会社に、行きたくない… やりがいを、感じられない…」
と、愚痴をこぼすのを、80歳以上の方たちは、おそらく、複雑な気持ちで、聞いているのだと思います。
「感謝の反対語は、当たり前」
ということですね。
映画の中では、主人公の家族のように、どんなに、世の中の価値観が、どんなに変わっても、それに、流さずに、自分の目で見て、自分の頭で、考えて、行動する人たち。
反対に、自分では、考えずに、ひたすら、新聞やラジオなどのマスコミ、そして、世間の噂や評判など、世の中の価値観に、流される人たち。
この二つの人たちが、対照的に、よく描かれています。
常識、道徳、正義、信仰など、これらの「小さなルール」は、時代や人によって、変わります。
でも、もっともっと大きな神や宇宙の法則などの「大きなルール」は、どんな時代でも、変わらないし、どんな人にも、通用します。
この映画の主人公の家族たちは、そういう「大きなルール」に、従って、戦争を、生き抜いた人たちだったようです。
世の中の価値観が、変わるたびに、コロコロと、自分の言動や行動、そして、信念を、変える大人は、カッコワルイと思いました。
反対に、どんなに、世の中が、変わっても、一貫して、自分の信念を、守り続ける大人は、カッコイイです。
現在、自分のやっている仕事に、誇りをもっている父親は、どれだけいるでしょうか?
子供や孫たちが、尊敬して、語り継いでいくような父親だったら、その人は、社会的な地位や収入に関係なく、素晴らしい人間だと思います。
逆に、どんなに、地位やお金を、持っていても、子供や孫たちから、尊敬されていなかったら、生き方を、考えなおしたほうが、いいと思います。
この映画を観て、
「自分も、カッコイイ大人になりたい!」
と強く思いました。
どんな時代や人間にも、通用するような「大きなルール」を、もう一度、考えてみてくださいね。
それに従って生きると、自分軸が、ブレずに、強く逞しく、生きてくことができます。
○「「少年H」妹尾河童が語る"戦争"と"父への想い"(13/08/11) 」
http://www.youtube.com/watch?v=ZzjcRFoQDwM
PS 「少年H」、ぜひ、観てくださいね。
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いろいろ深く、考えさせられました。
原作者の妹尾河童さんは、現在、83歳だそうですね。
私の父と同世代です。
「昭和一桁」に、生まれた方ですね。
現在の80歳以上の方は、物心ついたころに、戦争を、体験しています。
この方たちは、戦前、戦中、戦後と、世の中の価値観が、コロコロ変わったのを、実際に、自分の目で見て、体験しています。
だから、とても、柔軟性がある方が、多いです。
「世の中の価値観や正義なんて、一日で変わる」
こういうことを、心底わかっている方が、多いです。
他にも、
「国家というものは、すべてのマスコミを使って、国民を、騙すことがある」
ということも、知っています。
だから、社会の裏側の話をしても、若い人たちが、
「いくらなんでも、そこまで、やらないでしょう」
と、バカにして、否定しても、この世代の人たちは、
「そうだね。政府は、そういうことも、やるよね…」
と、否定せずに、柔軟に聴いてくれます。
また、この世代以上は、戦後、日本の高度経済成長を、引っ張っていった、リーダー的な世代ですが、この方たちは、戦争中、「軍隊」で、ちょっと口答えしたり、失敗しただけで、殴られることが、当たり前だった体験を、もっています。
だから、戦後、「民主主義」が、叫ばれて、「会社」という組織に、所属した時に、どんなに失敗したり、悪いことをやっても、めったに、上司が、殴らないという体制に、感動したそうです。
それで、「会社」という組織に対して、「感謝」という気持ちが、湧いてきたそうです。
「軍隊」という「地獄」を、体験した人間には、「会社」が、「天国」に、感じたそうです。
それに比べて、現代の若者は、「大学」という「天国」を、体験してから、入社するために、「会社」が、「地獄」に、感じるみたいです。
人間って、やはり、物事を、相対的に感じる存在なのかもしれませんね。
日本の高度経済成長は、朝鮮戦争の特需が、原因だと、よく聞きますが、実際には、この世代の方たちの「会社や労働への感謝」が、原因みたいです。
現代の若者が、会社に、入社しても、
「仕事が、つまらない… 会社に、行きたくない… やりがいを、感じられない…」
と、愚痴をこぼすのを、80歳以上の方たちは、おそらく、複雑な気持ちで、聞いているのだと思います。
「感謝の反対語は、当たり前」
ということですね。
映画の中では、主人公の家族のように、どんなに、世の中の価値観が、どんなに変わっても、それに、流さずに、自分の目で見て、自分の頭で、考えて、行動する人たち。
反対に、自分では、考えずに、ひたすら、新聞やラジオなどのマスコミ、そして、世間の噂や評判など、世の中の価値観に、流される人たち。
この二つの人たちが、対照的に、よく描かれています。
常識、道徳、正義、信仰など、これらの「小さなルール」は、時代や人によって、変わります。
でも、もっともっと大きな神や宇宙の法則などの「大きなルール」は、どんな時代でも、変わらないし、どんな人にも、通用します。
この映画の主人公の家族たちは、そういう「大きなルール」に、従って、戦争を、生き抜いた人たちだったようです。
世の中の価値観が、変わるたびに、コロコロと、自分の言動や行動、そして、信念を、変える大人は、カッコワルイと思いました。
反対に、どんなに、世の中が、変わっても、一貫して、自分の信念を、守り続ける大人は、カッコイイです。
現在、自分のやっている仕事に、誇りをもっている父親は、どれだけいるでしょうか?
子供や孫たちが、尊敬して、語り継いでいくような父親だったら、その人は、社会的な地位や収入に関係なく、素晴らしい人間だと思います。
逆に、どんなに、地位やお金を、持っていても、子供や孫たちから、尊敬されていなかったら、生き方を、考えなおしたほうが、いいと思います。
この映画を観て、
「自分も、カッコイイ大人になりたい!」
と強く思いました。
どんな時代や人間にも、通用するような「大きなルール」を、もう一度、考えてみてくださいね。
それに従って生きると、自分軸が、ブレずに、強く逞しく、生きてくことができます。
○「「少年H」妹尾河童が語る"戦争"と"父への想い"(13/08/11) 」
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PS 「少年H」、ぜひ、観てくださいね。
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