以前に、司馬遼太郎氏が、「街道をゆく」という本の中で、青森県のことを、
「縄文の世といわれていた先史時代、このあたりは、北のまほろばというべき地だったのではないだろうか?」
と述べていました。
「まほろば」とは、
「まろやかな盆地で、周囲を、山並に囲まれ、気持ちのいい野」
という意味だそうです。
つまり、「本当にすばらしい所」だということです。
今回、青森県を旅して、本当にそうだと思いました。
ちなみに、八戸市のカフェで読んだ本には、石神神社から岩木山にかけての主要な神社や遺跡の跡が、見事な「北斗七星」の位置に並ぶことが、書かれていました。
う~ん、青森県、まだまだ、奥が深そうですね。
最終日は、八戸市在住のTさんとOさんのお二人と、ドライブしました。
お二人が、案内してくれたのは、なんと、ピラミッドでした。
しかも、私が、「石神神社」に行って、「石神様」に会ってきた話など、一言も言っていないのに、そのピラミッドの名前が、「大石神ピラミッド」でした。
やはり、「石神様」に、呼ばれていたのかな?
今回のテーマの「巨石」と「ピラミッド」が、いつのまにか、テレパシーで、お二人に、伝わっていたようです。
少し離れた所に、「上大石神ピラミッド」の登山道が、ありました。
3人で、頂上まで登りました。
やはり、巨石が置いてありました。
とっても気持ちよかったです。
頂上からの眺めです。
その後、知る人ぞ知る、「キリストの墓」にも、行ってきました。
詳しことは、省略しますね。
興味のある方は、検索すれば、いくらでも情報があると思うので、調べてみてください。
「キリストの墓」に行ってみて、直接、自分の目で見て、手で触って、わかったのは、やはり、ここは、本物だということです。
小雨の降る中、係の人が、一生懸命、盛り土を、
「ペッタン、ペッタン」
と、スコップのようなもので、叩いて、地面を固めているのを見て、それを実感しました。
考えてもみてください。
もし、偽物の墓だったら、2000年くらいの長い期間、こうやって、人々が、お墓の盛り土を、叩き続けるでしょうか?
無理です。
「ばかばかしい!」
と言って、途中で、止めてしまいます。
人間とうのは、間違ったことを、何百年、何千年と、続けられないのです。
それだけの長い期間、続いているものは、どんなものであれ、何か、深い意味があるものなのです。
歴史というのは、知識を使って、頭で、論理的に考えることも、大切ですが、このように、五感で感じて、魂で、解釈することは、もっと大切なのです。
「ペッタン、ペッタン」
というスコップの音を聞いて、そう思いました。
TさんとOさんのお二人とは、小林正観さんの話で、特に盛り上がりました。
あと、木村秋則さんの詳しい話も、いろいろ教えていただき、大変勉強になりました。
種差海岸にも、行きました。
ここも、素晴らしいエネルギーを、感じました。
もしかしたら、この場所も、太古の時代は、古墳やピラミッドだったかもしれません。
素晴らしい場所が、たくさんあって、全部は、紹介できないのですが、旅しながら思ったのは、どんな景色も、どんな場所も、やはり、見る人が、どう感じるかが、大切だということでした。
どんなに素晴らしい景色でも、その人が、
「つまらない…」
と思いながら見れば、その景色は、つまらなく見えてしまうのです。
逆に、どんなに平凡な景色でも、その人が、
「素晴らしい!」
と思いながら見れば、その景色は、素晴らしく見えてくるのです。
人間は、自分の見たいものを、見たいように、見ているのです。
「つまらない人生が、あるのではなく、つまらない人間が、存在しているのだ」
という話を、何かの本で、読んだことがあります。
「人生が、つまらないと感じてる時は、自分が、つまらない人間に、なっているのだ」
と言い換えてもいいと思います。
どんなものでも、
「面白い!」
と思えば、面白く見えてくるのです。
今回の旅で、私は、毎瞬、毎瞬、ワクワクしっぱなしでした。
これは、感性の問題だと思います。
これまでの様々な人生経験から、私は、どんなことでも、面白さを、感じとれるような感性が、身についていると思います。
これは、心の中に、前述の「まほろば」を、もってるかどうかだと思います。
人間は、あまりにも、仕事などが忙しくなってくると、文字通り、「心を亡くす」状態になり、心の中の「まほろば」が、崩壊してしまいます。
ぜひ、そういう状態だと思ったら、心の中に、「まほろば」を、取り戻すためにも、自然の中に、出かけて行ってください。
きっと、また、本来の心の豊かさを、取り戻せると思います。
最後に、今回の旅で、私が、一番感動した場所の写真を、掲載します。
なんでもない、街中の普通の風景です。
これは、夜に、八戸市の街を、一人で散歩している最中に、目に留まったものです。
最初、「何だろう?」と思ったのですが、これは、おそらく、どなたか知りませんが、芸術家の方が、「天空の城 ラピュタ」を、イメージして、作成した作品なのだと思います。
「日本書記」に登場する、空飛ぶ建造物、「天磐船(あまのいわふね)」が、こういう姿だったと思います。
ちゃんと、橋が架かっていますね。
大昔、日本を訪れていた宇宙人たちは、こうやって、地上から、ラピュタで、空に飛んで行ったのかもしれませんね。
作品名は、「夢の大橋」だそうです。
「ラピュタを、見てみたい!」
子供のような童心にかえって、こんな無茶なことを、考えながらの旅でしたが、最後に、小さいながらも、この「ミニラピュタ」に、触れられたことは、大感動でした。
私が、こんなに感動して、この作品の前で、涙ぐみながら、立ちすくんでいる間、サラリーマン風の男性たちが、忙しそうに、何人も、私の後ろを、通り過ぎていきました。
忙しすぎて、この作品が、まったく目に入らないようでした。
心の中の「まほろば」が、無くなってきているのかもしれませんね。
今回の青森ミステリーツアー、いかがだったでしょうか?
久しぶりに、かなりの長編になりました。
こんなに長いシリーズものを書いたのは、10年ぶりくらいです。
私の旅に、ワクワクした方は、ぜひ、ご自分でも、どこかに旅に出てください。
そして、ぜひ、私のように、ブログなどで、公開してみてください。
自分だけで、ワクワクするのもいいのですが、そのワクワクを、たくさんの人に伝えると、もっとワクワクしますよ。
ぜひ、地球を、ワクワクだらけの楽しい惑星に、していきましょう!
地球全体を、「まほろば」の地にしましょう!
ミステリーツアー、次は、どこに行こうかな?
面白そうな場所があったら、教えてくださいね。
一緒に行きましょう!!
「子供っていうのはね、みんな、つまらない大人に、なっていくんですよ…」
by 宮崎駿
PS 今回、案内していただいた、青森市のMさん、弘前市のOさん、八戸市のTさんとOさんに、感謝します。
それから、しゃこちゃん似の宇宙人(?)のオジサンにも、スペシャルサンクスです。(笑)
<オマケ>
今回、つがる市の縄文館で、買ったお土産です。
しゃこちゃんです。(笑)
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