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「かぐや姫の物語」

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昨日、DVDを借りてきて、「かぐや姫の物語」というアニメを観ました。

本当は、映画館で上映している時に、劇場で観たかったのですが、忙しくて行けず、ようやくの鑑賞になりました。


映画館に行かなかったのは、上映している時に、いろいろな人のブログで、感想が書かれていたのですが、賛否両論だったので、ちょっと迷っていたのもありました。

「せっかく観に行っても、つまらなかったら、ガッカリだな…」

と思っていたのです。




まず、借りてきて、2時間以上という長さに、驚きました。

「かぐや姫って、こんなに長い話だったけ… 2時間以上も、どんな話するんだろう?」

こう思いながら、観はじめました。


冒頭のナレーションが、子供の頃に観ていた、「まんが 日本昔話」みたいで、なつかしい感じがしました。

予備知識なしで観たのですが、まず、原作と内容が、ほとんど変わらないことにも、驚きました。

「これなら、わざわざ、アニメ化しなくてもよかったのでは?」

なんて思いながら、前半を観ました。

映像は、綺麗なのですが、前半は、特に、これといった感想は、ありませんでした。




ところが、かぐや姫が、都に行ってから後半にかけて、突然、姫の心の中が、自分と重なったり、感情移入したりして、一気に引き込まれていきました。

「そうか! このアニメは、今までに誰もやらなかった、かぐや姫の心の変化を、映像化したんだな…」

ここで、初めて、この作品の真価が、わかりました。




今までに、感じたことのない不思議な感動が、静かに続いた後、ラストシーンで、月からの使者たちが、天上界の神様を思わせる姿で、登場した時に、目から、涙が流れてきました。

魂の深い部分で、何かを感じた時の反応です。

「そういえば、自分も、こういう子供だったな…」

と子供時代を、思いだしたのです。


「月に帰りたい…」

3~4歳くらいの頃、よく、親にそう言ってました。

家の近所に、歯医者さんがあって、その治療用の椅子の上に立って、自動ボタンを押し、椅子の高さが、上がっていく遊びを、よくやっていました。

治療で使うライトを、月に見立てて、椅子が、ウイーンと音を立てて、上がりながら、ライトに近づいていく様子を、見ながら、

「これから、月に帰る」

と言って、遊んでいたことを、久しぶりに思いだしたのです。



おそらく、このアニメを観て、

「面白い!」

と感じた人は、いわゆる、「スターチャイルド」だったと思います。

そして、大人になった今でも、「スターピープル」の人たちなんだと思います。

つまり、「宇宙人の魂をもつ人々」です。

魂の中で、宇宙人の魂の部分が、大きい人たちですね。

特に、何も感じなかった人たちは、地球人の魂の部分が、大きい人たちなのかもしれません。




最後のシーンで、月から天上人たちが、登場した時に、

「これは、本当にあった出来事かもしれないな…」

と直観的に感じました。

全部とは言いませんが、「かぐや姫」の伝説の8~9割くらいは、本当の話なのだと思いました。


よく、UFO研究家の間でも、

「かぐや姫は、宇宙から来た宇宙人の話だ」

ということが、話題になりますが、そうだと思います。


私的には、かぐや姫を迎えにきた天上人たちは、金属製の円盤などには、乗ってこないで、アニメの中のように、本当に、ああやって、雲のような乗り物で、やってきたのだと思っています。

エジプト文明の壁画などにも、神々が、木の船に乗って、空を飛んでいるような絵がありますが、本当に、そうやって飛んでいたのだと思います。

重力制御が、自由自在にでき、空間を自在に飛びまわれる存在たちは、乗り物など、どのような姿にでも、できると思うからです。

そして、アニメの「銀河鉄道999」のように、科学力が進化するほど、案外、見た目は、アナログで、古風な形を、好むのかもしれません。




かぐや姫が、月に帰って行くシーンは、最高のクライマックスです。

「私は、生きるために、生まれてきたんだ…」

と、呟いた時に、魂が揺さぶられて、涙が出てきました。


そうなのです。

この作品は、宇宙人たちの「聖なる世界」と地球人たちの「俗なる世界」の融合を、表現したかったのだと思います。

姫は、そのための使命をうけた存在だったのかもしれません。


「聖なる世界」は、素晴らしい反面、とても退屈だそうです。

「俗なる世界」は、苦しい反面、とても面白いのだそうです。


人間の俗世界は、戦争、喧嘩などの争いで、いっぱいです。

人々も、欲、嘘、裏切り、嫉妬、憎しみ、怒りのなどで、いつも苦しんでいます。

病気や怪我も、よくします。

でも、姫は、それらのネガティブな出来事も含めて、味わい、体験したくて、地上に降りてきたのです。


そして、帰る時には、

「その体験は、忘れたくない。でも、忘れないと、次に進めない…」

というような葛藤で、悩みます。

最後には、「それを、羽織ると全てを忘れる」という布を、被りますが、おそらく、頭では忘れていても、地上での本当に大切な体験だけは、魂の深部に残る。

そう思わせるシーンで、終わります。

これは、ちょうど、死んだあとに、生まれ変わっても、本当に大切な体験だけは、来世までもっていけるのと、似ています。



映像も、素晴らしいし、音楽や歌も、最高です。

日本の文化の素晴らしさを、世界に伝えられるアニメだと思います。




あと、余談ですが、作品の中に出てくる、月から来た天上人たちは、宇宙人グループで分類すると、「カシオペア座」からのグループだと思います。

このグループは、見た目が、平安貴族みたいだそうです。

日本語のほとんどは、このカシオペア座から、発生していて、日本の皇族も、このグループからのサポートを、受けているそうです。





○「かぐや姫の物語」

https://www.youtube.com/watch?v=aUoNwedklZc







PS 「かぐや姫の物語」、超オススメです。

宇宙人の魂を持っている人は、感動して、涙を流すかも。







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