Quantcast
Channel: 精神世界の鉄人のブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1615

霊の正体

$
0
0
私のブログは、タイトルに、「精神世界」という単語がはいっていますが、なるべく、精神世界だけに偏らずに、いろいろなことを、様々な角度から、見たり考えたりしながら、この世界の実像に、迫っていこうというスタンスで、書いています。

だから、霊的な話は、案外少ないのかもしれません。

でも、今回は、おもいっきり、「霊」の話をしてみたいと思います。




まず、言葉の定義を、明確にしておきます。

もともと、こういう目に見えない世界のものは、言語化するのは、難しい作業です。

でも、これをやらないと、話がはじまらないので、やってみます。


これは、私の大好きな秋山眞人さんの定義や解釈を元にしていますが、たくさんの人に、わかりやすくするために、これを、さらに単純化しています。

詳しいことを、お知りになりたい方は、ぜひ、秋山先生の著書を、読んでみてください。




昔の日本の霊観、つまり、霊というものの認識は、「三元論」が、多かったようです。

「霊というものは、三つの構成要素で、成り立っている」

という考え方や解釈が、わりと長く続いていたそうです。


下記が、その三つです。



○「魂(こん)」 = 先祖から繋がる霊系のこと。


「魂(こん)」は、「魂(たましい)」と読む場合とは、意味が違い、文字通り、「鬼が云う」という意味らしいです。

ここでいう、鬼とは、頭に二本の角の生えた怪物ではなく、「目に見えない存在」という意味です。

ここでの「鬼」とは、「霊」の意味だそうです。

つまり、「魂(こん)」は、

「目に見えないもの(霊)が、何かを言う」

という意味です。

これは、わかりやすい表現を使うと、「霊的な遺伝子」みたいなもので、「守護霊」や「先祖霊」などと表現してもいいみたいです。

自分の死後に、自分の子孫などを、見守る存在になるのは、この「魂(こん)」の部分みたいです。



○「魄(はく)」 = 人の想いや念を表すもの。


簡単に言うと、「死して残るもの」という意味だそうです。

俗に、「気」とか「プラーナ」、霊能者が見たりする、「オーラ」も、どちらかというと、これみたいです。

他にも、「幽霊」と表現しても、いいようです。

人間が、幽霊として見る存在は、実は、死者の残留思念である、「魄」が、物質化したものだそうです。

これは、いわゆる、霊の抜け殻のような存在らしいです。

肉体的には、骨の部分に、まとわりついていることが多く、心をこめた葬式を、ちゃんとやらなかったりすると、この魄が、その人の死後に、癖のある存在としてこの世界に残り、幽霊になるそうです。

「妖精」や「精霊」なども、この「魄」に、分類されるそうです。

また、この「魄」が、たくさん集まって、集合体になると、「妖怪」になることもあるそうです。



○「直霊(ちょくれい」 = 何ものにも規定されない、自由自在な存在。


神道では、「なおひ」と読むこともあるそうです。

先祖の霊系とは別に、存在するものだそうです。

実は、これが、霊の本質の部分で、全てのものを創造できる、「神の欠片」みたいな部分だそうです。

霊界に行くのは、この直霊の部分だそうです。

さらに、次に、新しい肉体に宿り、生まれ変わったりするのも、この部分らしいです。

「前世の記憶」などは、この「直霊が覚えている体験」なのかもしれません。

それぞれに、「性格」のようなものもあり、超長期間の目的を、もっているのが、特徴だそうです。

たとえば、

「あと、3000年で、こういうことを、成し遂げるぞ!」

みたいな人生の大局的な見地を、もっているそうです。



まとめると、

「霊」=「魂(こん)」+「魄(はく)」+「直霊(ちょくれい)」

ということです。

とても興味深い説ですね。




別の視点からも、「霊」について、考えてみましょう。

昔の賢人たちは、文字に、その本質を、子孫たちに残したりしています。


「霊」という文字は、もともとは、「靈」と書いたようです。

拡大すると、こういう文字です。






「雨」の下に、「口」が、三つありますね。

さらに、その下には、「巫女」の意味の「巫」、そして、「工」という文字が、あります。


「雨かんむり」は、「天」の意味の置き換えみたいです。

昔の人にとって、天は、神聖な場所ですから、へりくだって、「雨」の字をあてたと考えれれているようです。

さらに、「雨」には、「上から降ってくる」という意味もあり、

「宇宙の別の惑星から、直霊が、やってきて、地球の人間の肉体に、生まれ変わる」

という意味もこめてあると、どこかで、聞いたことがあります。


「口」が、三つあるのは、まさに、これが、上記の「魂(こん)」と「魄(はく)」と「直霊(ちょくれい)」を、表しているのだそうです。


その下の「巫」の文字は、「人」が、二人いるのですが、これは、「審神者(さにわ)」と「霊媒」を、表しているようです。


「工」は、「霊の啓示」を、表しているのだそうです。


「霊」のことを、ひもとくには、霊の三つの構成要素を、理解したうえで、それが、どういうものなのかを、審神者と霊媒(霊能者)の二人で、詳しく分析しなくてはいけないということです。

いやー! 文字の中に、全ての意味を、こめてあったのですねー!

ビックリです!




以上のことから、昔の日本人たちが、どれだけ、霊に関心をもち、霊というものに、どれだけの奥深さを、感じていたが、よくわかると思います。

日本という国は、昔から、スピリチャルなことが、大好きな人たちが、多かったみたいですね。






PS 「千と千尋の神隠し」に登場する、「ハク」という名前の白龍は、もしかしたら、たくさんの人たちの「魄(はく)」が、集合体になった存在かもしれませんね。








☆精神世界の面白いサイトが、たくさんあります。 ↓

http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas




☆キネシオロジーの個人セッションも、やっています。

こちらも、ぜひ体験してくださいね。

http://www.tomaatlas.com/soul.htm




☆精神世界のランキングです。1日1回、ポチッと、クリックお願いしますね。↓



にほんブログ村 哲学ブログ スピリチュアル・精神世界へ

ペタしてね

読者登録してね

アメンバー募集中

フォローしてね

Twitterボタン
Twitterブログパーツ

トーマ イタル

バナーを作成


以上




♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪


トーマ

toma_atlas@yahoo.co.jp



☆日記(エッセイ)の過去の全バックナンバーです。

http://www.tomaatlas.com/library00.htm

☆「精神世界の鉄人」のメルマガも、発行しています。

http://www.melma.com/backnumber_38906/

☆キネシオロジーの個人セッションです。

http://www.tomaatlas.com/soul.htm

☆MIXI内にも、「精神世界の鉄人」のコミュを、作成しました。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=4663380



☆精神世界の面白いサイトが、たくさんあります。 ↓

http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas

☆「光のネットワーク(リンク集)」です。

http://www.tomaatlas.com/linksnew.htm

☆私のメインサントです。 ↓

http://www.tomaatlas.com/




☆「精神世界の鉄人」のグルっぽです。



Viewing all articles
Browse latest Browse all 1615

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>