私のブログは、タイトルに、「精神世界」という単語がはいっていますが、なるべく、精神世界だけに偏らずに、いろいろなことを、様々な角度から、見たり考えたりしながら、この世界の実像に、迫っていこうというスタンスで、書いています。
だから、霊的な話は、案外少ないのかもしれません。
でも、今回は、おもいっきり、「霊」の話をしてみたいと思います。
まず、言葉の定義を、明確にしておきます。
もともと、こういう目に見えない世界のものは、言語化するのは、難しい作業です。
でも、これをやらないと、話がはじまらないので、やってみます。
これは、私の大好きな秋山眞人さんの定義や解釈を元にしていますが、たくさんの人に、わかりやすくするために、これを、さらに単純化しています。
詳しいことを、お知りになりたい方は、ぜひ、秋山先生の著書を、読んでみてください。
昔の日本の霊観、つまり、霊というものの認識は、「三元論」が、多かったようです。
「霊というものは、三つの構成要素で、成り立っている」
という考え方や解釈が、わりと長く続いていたそうです。
下記が、その三つです。
○「魂(こん)」 = 先祖から繋がる霊系のこと。
「魂(こん)」は、「魂(たましい)」と読む場合とは、意味が違い、文字通り、「鬼が云う」という意味らしいです。
ここでいう、鬼とは、頭に二本の角の生えた怪物ではなく、「目に見えない存在」という意味です。
ここでの「鬼」とは、「霊」の意味だそうです。
つまり、「魂(こん)」は、
「目に見えないもの(霊)が、何かを言う」
という意味です。
これは、わかりやすい表現を使うと、「霊的な遺伝子」みたいなもので、「守護霊」や「先祖霊」などと表現してもいいみたいです。
自分の死後に、自分の子孫などを、見守る存在になるのは、この「魂(こん)」の部分みたいです。
○「魄(はく)」 = 人の想いや念を表すもの。
簡単に言うと、「死して残るもの」という意味だそうです。
俗に、「気」とか「プラーナ」、霊能者が見たりする、「オーラ」も、どちらかというと、これみたいです。
他にも、「幽霊」と表現しても、いいようです。
人間が、幽霊として見る存在は、実は、死者の残留思念である、「魄」が、物質化したものだそうです。
これは、いわゆる、霊の抜け殻のような存在らしいです。
肉体的には、骨の部分に、まとわりついていることが多く、心をこめた葬式を、ちゃんとやらなかったりすると、この魄が、その人の死後に、癖のある存在としてこの世界に残り、幽霊になるそうです。
「妖精」や「精霊」なども、この「魄」に、分類されるそうです。
また、この「魄」が、たくさん集まって、集合体になると、「妖怪」になることもあるそうです。
○「直霊(ちょくれい」 = 何ものにも規定されない、自由自在な存在。
神道では、「なおひ」と読むこともあるそうです。
先祖の霊系とは別に、存在するものだそうです。
実は、これが、霊の本質の部分で、全てのものを創造できる、「神の欠片」みたいな部分だそうです。
霊界に行くのは、この直霊の部分だそうです。
さらに、次に、新しい肉体に宿り、生まれ変わったりするのも、この部分らしいです。
「前世の記憶」などは、この「直霊が覚えている体験」なのかもしれません。
それぞれに、「性格」のようなものもあり、超長期間の目的を、もっているのが、特徴だそうです。
たとえば、
「あと、3000年で、こういうことを、成し遂げるぞ!」
みたいな人生の大局的な見地を、もっているそうです。
まとめると、
「霊」=「魂(こん)」+「魄(はく)」+「直霊(ちょくれい)」
ということです。
とても興味深い説ですね。
別の視点からも、「霊」について、考えてみましょう。
昔の賢人たちは、文字に、その本質を、子孫たちに残したりしています。
「霊」という文字は、もともとは、「靈」と書いたようです。
拡大すると、こういう文字です。
「雨」の下に、「口」が、三つありますね。
さらに、その下には、「巫女」の意味の「巫」、そして、「工」という文字が、あります。
「雨かんむり」は、「天」の意味の置き換えみたいです。
昔の人にとって、天は、神聖な場所ですから、へりくだって、「雨」の字をあてたと考えれれているようです。
さらに、「雨」には、「上から降ってくる」という意味もあり、
「宇宙の別の惑星から、直霊が、やってきて、地球の人間の肉体に、生まれ変わる」
という意味もこめてあると、どこかで、聞いたことがあります。
「口」が、三つあるのは、まさに、これが、上記の「魂(こん)」と「魄(はく)」と「直霊(ちょくれい)」を、表しているのだそうです。
その下の「巫」の文字は、「人」が、二人いるのですが、これは、「審神者(さにわ)」と「霊媒」を、表しているようです。
「工」は、「霊の啓示」を、表しているのだそうです。
「霊」のことを、ひもとくには、霊の三つの構成要素を、理解したうえで、それが、どういうものなのかを、審神者と霊媒(霊能者)の二人で、詳しく分析しなくてはいけないということです。
いやー! 文字の中に、全ての意味を、こめてあったのですねー!
ビックリです!
以上のことから、昔の日本人たちが、どれだけ、霊に関心をもち、霊というものに、どれだけの奥深さを、感じていたが、よくわかると思います。
日本という国は、昔から、スピリチャルなことが、大好きな人たちが、多かったみたいですね。
PS 「千と千尋の神隠し」に登場する、「ハク」という名前の白龍は、もしかしたら、たくさんの人たちの「魄(はく)」が、集合体になった存在かもしれませんね。
☆精神世界の面白いサイトが、たくさんあります。 ↓
http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas
☆キネシオロジーの個人セッションも、やっています。
こちらも、ぜひ体験してくださいね。
http://www.tomaatlas.com/soul.htm
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以上
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トーマ
toma_atlas@yahoo.co.jp
☆日記(エッセイ)の過去の全バックナンバーです。
http://www.tomaatlas.com/library00.htm
☆「精神世界の鉄人」のメルマガも、発行しています。
http://www.melma.com/backnumber_38906/
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http://www.tomaatlas.com/soul.htm
☆MIXI内にも、「精神世界の鉄人」のコミュを、作成しました。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4663380
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http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas
☆「光のネットワーク(リンク集)」です。
http://www.tomaatlas.com/linksnew.htm
☆私のメインサントです。 ↓
http://www.tomaatlas.com/
☆「精神世界の鉄人」のグルっぽです。
だから、霊的な話は、案外少ないのかもしれません。
でも、今回は、おもいっきり、「霊」の話をしてみたいと思います。
まず、言葉の定義を、明確にしておきます。
もともと、こういう目に見えない世界のものは、言語化するのは、難しい作業です。
でも、これをやらないと、話がはじまらないので、やってみます。
これは、私の大好きな秋山眞人さんの定義や解釈を元にしていますが、たくさんの人に、わかりやすくするために、これを、さらに単純化しています。
詳しいことを、お知りになりたい方は、ぜひ、秋山先生の著書を、読んでみてください。
昔の日本の霊観、つまり、霊というものの認識は、「三元論」が、多かったようです。
「霊というものは、三つの構成要素で、成り立っている」
という考え方や解釈が、わりと長く続いていたそうです。
下記が、その三つです。
○「魂(こん)」 = 先祖から繋がる霊系のこと。
「魂(こん)」は、「魂(たましい)」と読む場合とは、意味が違い、文字通り、「鬼が云う」という意味らしいです。
ここでいう、鬼とは、頭に二本の角の生えた怪物ではなく、「目に見えない存在」という意味です。
ここでの「鬼」とは、「霊」の意味だそうです。
つまり、「魂(こん)」は、
「目に見えないもの(霊)が、何かを言う」
という意味です。
これは、わかりやすい表現を使うと、「霊的な遺伝子」みたいなもので、「守護霊」や「先祖霊」などと表現してもいいみたいです。
自分の死後に、自分の子孫などを、見守る存在になるのは、この「魂(こん)」の部分みたいです。
○「魄(はく)」 = 人の想いや念を表すもの。
簡単に言うと、「死して残るもの」という意味だそうです。
俗に、「気」とか「プラーナ」、霊能者が見たりする、「オーラ」も、どちらかというと、これみたいです。
他にも、「幽霊」と表現しても、いいようです。
人間が、幽霊として見る存在は、実は、死者の残留思念である、「魄」が、物質化したものだそうです。
これは、いわゆる、霊の抜け殻のような存在らしいです。
肉体的には、骨の部分に、まとわりついていることが多く、心をこめた葬式を、ちゃんとやらなかったりすると、この魄が、その人の死後に、癖のある存在としてこの世界に残り、幽霊になるそうです。
「妖精」や「精霊」なども、この「魄」に、分類されるそうです。
また、この「魄」が、たくさん集まって、集合体になると、「妖怪」になることもあるそうです。
○「直霊(ちょくれい」 = 何ものにも規定されない、自由自在な存在。
神道では、「なおひ」と読むこともあるそうです。
先祖の霊系とは別に、存在するものだそうです。
実は、これが、霊の本質の部分で、全てのものを創造できる、「神の欠片」みたいな部分だそうです。
霊界に行くのは、この直霊の部分だそうです。
さらに、次に、新しい肉体に宿り、生まれ変わったりするのも、この部分らしいです。
「前世の記憶」などは、この「直霊が覚えている体験」なのかもしれません。
それぞれに、「性格」のようなものもあり、超長期間の目的を、もっているのが、特徴だそうです。
たとえば、
「あと、3000年で、こういうことを、成し遂げるぞ!」
みたいな人生の大局的な見地を、もっているそうです。
まとめると、
「霊」=「魂(こん)」+「魄(はく)」+「直霊(ちょくれい)」
ということです。
とても興味深い説ですね。
別の視点からも、「霊」について、考えてみましょう。
昔の賢人たちは、文字に、その本質を、子孫たちに残したりしています。
「霊」という文字は、もともとは、「靈」と書いたようです。
拡大すると、こういう文字です。
「雨」の下に、「口」が、三つありますね。
さらに、その下には、「巫女」の意味の「巫」、そして、「工」という文字が、あります。
「雨かんむり」は、「天」の意味の置き換えみたいです。
昔の人にとって、天は、神聖な場所ですから、へりくだって、「雨」の字をあてたと考えれれているようです。
さらに、「雨」には、「上から降ってくる」という意味もあり、
「宇宙の別の惑星から、直霊が、やってきて、地球の人間の肉体に、生まれ変わる」
という意味もこめてあると、どこかで、聞いたことがあります。
「口」が、三つあるのは、まさに、これが、上記の「魂(こん)」と「魄(はく)」と「直霊(ちょくれい)」を、表しているのだそうです。
その下の「巫」の文字は、「人」が、二人いるのですが、これは、「審神者(さにわ)」と「霊媒」を、表しているようです。
「工」は、「霊の啓示」を、表しているのだそうです。
「霊」のことを、ひもとくには、霊の三つの構成要素を、理解したうえで、それが、どういうものなのかを、審神者と霊媒(霊能者)の二人で、詳しく分析しなくてはいけないということです。
いやー! 文字の中に、全ての意味を、こめてあったのですねー!
ビックリです!
以上のことから、昔の日本人たちが、どれだけ、霊に関心をもち、霊というものに、どれだけの奥深さを、感じていたが、よくわかると思います。
日本という国は、昔から、スピリチャルなことが、大好きな人たちが、多かったみたいですね。
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