メインサイトの14周年を記念して、一人旅に行っていました。
いろいろ考えた末、向かったのは、紀伊半島でした。
今回も、直観に従って、行き当たりバッチリな旅になりました。
和歌山市から名古屋市まで、紀伊半島の海岸線沿いを、電車や車で、まわったのですが、とてつもなく長い距離に感じました。
調べてみたら、紀伊半島って、日本最大の半島だったんですね。
後から訪問した足跡を辿ってみると、私が訪ねた主要な場所が、「紀伊国(きいのくに)」のエリアにあたることがわかり、旅行記のタイトルは、「紀伊国ヒストリーツアー」にしました。
歴史を辿る旅ですが、いつものように、紀伊国や紀州の歴史を探るというよりは、日本全体、そして、地球文明全体の歴史の秘密が、ここにありそうだと思って、向かったのです。
新大阪駅から、黒潮号に乗り換えて、1時間ほどで、和歌山駅に着きました。
和歌山市では、久しぶりに会う友人のYさんと、食事しながら、いろいろな話をしました。
私と同じように、Yさんも、大の旅行好きです。
お互いに、最近行った旅先のお土産話に、花を咲かせました。
旅行が好きな人は、目が輝いている人が多いです。
常に、新しい刺激を感じながら、人生を楽しんでいるから、そうなるのだろうと思います。
反対に、あまり旅行に行かずに、同じ場所にばかりいると、個人差はありますが、たいていの場合、視野狭窄になりがちです。
また、日常が、マンネリになってきて、そのうち、人生そのものが、マンネリ状態になってしまいます。
最近、人生がつまらなく感じている方は、最近、あまり旅行に行っていないのではないでしょうか?
以前にも書いたのですが、大切だと思うので、もう一度書きます。
故郷の沖縄で、学生時代からの友人、T君とトライブしていた時に、私が、
「やっぱり、沖縄っていいな~」
と言ったら、彼が、
「イタルは、観光で来ているから、そう思うんじゃないかな? 同じ沖縄でも、ここで、毎日仕事して生活していたら、あまりそういうふうには思わないな…」
と言ったので、
「なるほど…」
と思いました。
学生の頃、沖縄に住んでいたのですが、学生時代は、それほど、沖縄が楽しいとは、思っていませんでした。
しかし、観光で、東京に行ったら、凄く楽しかった記憶があります。
その後、東京に就職して、サラリーマンとして仕事をしていたら、今度は、それほど、東京での毎日が楽しいとは、思わなくなりました。
このことから、
「場所」
という要素で、楽しさが決まるわけではなく、
「観光か? 仕事か?」
という心の姿勢という要素で、楽しさが決まっていたことが、わかりました。
なぜ、「観光」は、楽しくて、「仕事」は、楽しくないのかというと、それは、「仕事」には、
「責任」
「義務」
「使命感」
「しがらみ」
などが、存在しているからだということに、気がつきました。
これらの要素を、全部無くす必要はありませんが、なるべく少なくして、日常を、「観光」の気分で過ごせば、毎日が楽しくなると思いませんか?
「いい意味での無責任」
の心理状態になれば、毎日が楽しくなるのです。
そうなのです。
観光が楽しいのは、その土地に、責任や義務がないからなのです。
遊んで帰るだけだから、楽しいのです。
「今日は、何をしなければ、いけないのか?」
という課せられた義務を、考えるのではなくて、
「今日は、何をして遊ぼうか?」
という主体的な権利で、考えるから、一日が楽しいのです。
ということは、住んでいる土地に関係なく、自分の人生の全てを、「観光」という認識に切り替えると、人生そのものが、楽しくなるということです。
簡単に言うと、人生の目的や使命を、一種の「ビザ」のようなものと、考えてみるのです。
例えば、アメリカなどの外国に入国するのは、「パスポート」と一緒に、「ビザ」があります。
この「ビザ」には、その国の学校で、勉強するために入国する「学生ビザ」。
仕事をするために入国する「労働ビザ」。
などがあります。
人生の目的や使命を、「修行」にしたい人は、「学生ビザ」でしょう。
「奉仕」にしたい人は、「労働ビザ」で。
でも、そうではなく、
「ただ、純粋に、この世界を楽しみたい! たくさん遊びたい!」
と言う人は、「観光ビザ」にすれば、いいのです。
このビザは、人生の中で、きつい修行をしたり、厳しい学びを、やらなくてもいいビザです。
仕事にこだわることもないし、才能を発揮する必要もありません。
外国に、「観光ビザ」で入国した場合、一生懸命職探しをして働く必要もないし、きつい勉強もしなくてもいいです。
やることは、ただ、毎日散歩したり遊んだり、その土地の食べ物を、味わったりするだけです。
「何かをしなくては、いけない」
という束縛から、完全に逃れている状態ですね。
やることは、ただ、
「その日、その瞬間、いろいろな状況を、味わい楽しむだけ」
という身分です。
観光客は、いろいろなことを体験して、味わうだけです。
それに、必要以上の意味づけや使命感などもちません。
だから、楽しいのです。
いつの時代でも、どこの国でも、その土地を、一番楽しんでいるのは、旅人であり、観光客です。
旅や観光には、目的もなければ、使命もありません。
気ままに楽しくワクワク、毎日を、訪れた土地で生きています。
目的や使命を持ちたい人は、もってもいいと思いますが、一方で、こういうものに、こだわりすぎて、人生がつまらなくなっていることも、多いということです。
「ワクワクすることが、見つからない… 本当のワクワクが、わからない…」
という人は、無意識で、「ワクワク」に、「目的」や「使命」を結びつけて、難しく考えてしまっているのです。
そういう人には、「観光」という生き方、人生哲学をススメます。
特に、これまで、がんばりすぎた人たちは、人生の折り返し地点あたりで、バケーションのように、何も考えずに、「観光」して楽しむだけという生き方をしても、いいのではないでしょうか?(笑)
「観光ビザ」が、
「この世界で、一番多くの光を、観ることができるビザ」
なのです。
「あなたの、人生の目的や使命は、なんですか?」
と質問されたら、
「サイトシーイング(観光)!」
と答えたらいいのです。
さて、旅行記の続きです。
最初の日は、和歌山市で、一泊しました。
いつも、旅先では、不思議な夢を見るのですが、和歌山市での夜は、とびっきり不思議な夢を見ました。
あまりにも、リアルだったので、夢というよりは、異次元世界やパラレルワールドに、行ってきたような感じでした。
内容は、長くなるので省略しますが、どこかの監獄のような場所から、逃げ出す体験をしました。
追手が迫ってくるのを、周囲の人たちの助けを借りながら、無事に逃げだすというアクション映画のようなかんじでした。
小舟に乗って、漕いだ時に、洋服を濡らした水しぶきの感触まで、リアルに記憶しています。
朝起きて、ホテルの部屋の窓を開けたら、和歌山城が見えて、ホッとしました。
「ああ…、夢だったんだ… よかった!」
というかんじで、起きました。
和歌山城です。
それから、再度、黒潮号の特急に乗って、白浜駅に向かいました。
白浜では、ビーチまで行こうと思ったのですが、他にも行きたい場所があったので、次回にすることにしました。
ここでは、駅前で、ランチを食べました、
美味しかったです。
電車からは、素晴らしい海岸線の景色が、見れました。
とても美しい海岸線でした。
電車の窓から、撮影した写真です。
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