地球全体で、格差社会が、広がってきている気がします。
それも、ますます加速しながら、二極化しているように感じます。
しかし、ここで話すのは、世間一般の視点ではなく、別の角度からの視点です。
一般的に話題になるのは、「経済格差」の話が多いですね。
「少数の富裕層」 VS 「大多数の庶民」
という構造ですね。
特に、アメリカでは、近年、極端な社会問題となっています。
これは、「お金」による格差です。
もちろん、これも深刻な問題ですが、問題の本質は、もっと深い部分にあると思います。
私は、お金というのは、とても大切なものであることは、百も承知ですが、人生の全てだとは、思っていません。
「お金」よりも、重要度が大きなものが、「時間」です。
なぜならば、「お金」は、失っても、再び取り戻すことは、可能ですが、一度失った「時間」は、取り戻せないからです。
例えば、1億円を損しても、その後の10年間で、取り返せる可能性はありますが、無駄に過ごした10年間という歳月は、二度と戻ってきません。
だから、「格差社会」というのは、
「時間をたっぷり持っている人」 VS 「時間がまったく無い人」
こういう構造に変わってきているのです。
もちろん、「お金」でも、ある程度の「時間」は、獲得できますが、金持ちでも、スケジュールが、ビッシリで、時間に追われている人もいれば、貧しくても、時間がタップリある人もいます。
「お金」があっても、「時間」が無い人もいます。
「時間」があっても、「お金」が無い人もいます。
両方とも大事なのですが、昔は、「お金」のほうを優先させる人が、多かったのに対し、「時間」のほうを優先させる人のほうが、だんだん増えてきているような気がします。
「お金と時間、どれか一つを選ぶとしたら、どれがいいですか?」
との質問に、
「時間です!」
と答える人が、多くなってきていると感じるのです。
「お金」が、まったく無い状態では、社会生活を続けるのは、難しいので、「ある程度のお金」は、やはり必要でしょう。
ただ、昔と比べて、特に、若者たちが、「必要以上のお金」に、あまり魅力を感じなくなっているというのが、最近の特徴だと思います。
特に、日本の若者は、そうなってきています。
このように、日本の社会において、憧れの対象が、少しづつ変化しているのです。
おそらく、1980年代までは、「金持ち」に、憧れた人が、多かったと思います。
それが、1990年代、特に、バブルが弾けてからは、だんだん、「時間持ち」に、憧れが移ってきたような気がします。
お金を、たくさんもっていても、時間に縛られている人よりは、お金は、それほどでもないけど、時間をたくさんもっている人に、憧れるようになってきたように感じるのです。
21世紀に入ってからは、さらに、別の流れがでてきたような気がします。
「ある程度のお金」と「時間」があれば、人生の中に、「自由」が生まれます。
「ある程度のお金」+「時間」=「自由」
という方程式が、ある程度は、成立するのです。
しかし、ここでも、人は、二つに分かれます。
十分な時間が、たっぷりできたときに、「自由な時間」に、「自由を感じる人」と「自由を感じない人」に、分かれるのです。
例をあげると、仮に、会社から、仕事の実績が認められ、特別ボーナスのようなかたちで、1ヶ月間の「有給休暇」が、与えられたとしましょう。
ここで、ある人は、
「うわ~! 1ヶ月間も休みがもらえた! 嬉しいな~! よし、この機会に、行きたかった海外旅行に行ってこよう!」
と、ワクワクします。
この人が、「自由を感じる人」です。
「未来に、明るい希望を感じられる人」と言い換えてもいいと思います。
この人は、「意識が自由な人」です。
一方で、ある人は、
「うわ… 1ヶ月間も休むのか… どうしよう… そんなに休んだら、1ヶ月後に、会社に出社した時に、もう自分の席は、無いかもしれないな…」
と、不安を感じます。
この人が、「自由を感じない人」です。
「未来に、暗い不安しか感じない人」と言い換えてもいいでしょう。
この人は、「意識が不自由な人」です。
そうです。
「意識が自由な人」 VS 「意識が不自由な人」
という構造に、最近では、また、変わってきているのです。
これは、「お金」でもなく、「時間」の問題でもありません。
その人の「意識状態」の違いなのです。
では、両者の意識を、分けているものは、何でしょうか?
それは、ズバリ、「自信」だと思います。
これは、文字通り、
「自分を信じること」
なのです。
「自分のことを信じられる人」 VS 「自分のことを信じられない人」
世の中が、この二つに、二極化しているのです。
これが、今の格差社会の本質だと思います。
以上をまとめると、人生において、なによりも、「自信」が、大切だということが、わかると思います。
まとめると、こういう優先順位になると思います。
「自信」 > 「自由」 > 「時間」 > 「お金」
「人生というのは、自信さえあれば、あとは、何もいらない」
こう言いきってもいいくらい、「自信」というのは、最重要に、大切にしなけばいけないことなのです。
逆に言うと、
「人生において、自信がなければ、何をやってもダメだ」
ということです。
では、その一番大切な「自信」は、どうすれば、獲得できるのでしょうか?
それは、もう、コツコツ努力するしかないのです。
そして、「小さな成功体験」を、積み上げることです。
「大きな成功体験」でなくてもいいのです。
「小さな成功体験」を、すこしづつ、着実に積み上げることが、「自信」を獲得する正攻法です。
「それまで、できなかったことに、挑戦して、努力の結果、それが、できるようになった」
人間の人生において、これほど、価値のあることはありません。
たとえば、それまで、腕立て伏せが、1回もできなかった人が、1週間、がんばって、1回できるようになった。
これは、この世界のどんなことよりも、価値のある行為だと思います。
それから、1ヶ月がんばったら、10回できるようになり、3か月で、30回できるようになった。
こういうことを、大切にするのです。
気をつけなくてはいけないのは、こういう努力に対して、
「それが、どうしたの? 腕立て伏せ、30回なんて、大したことないよ! それぐらい、誰でもできるよ!」
と、バカにしたように、否定的なことを言う人の意見は、聞かないようにすることです。
「凄いねー! よくがんばったねー! 30回なんて、素晴らしいよ。この調子だったら、いつか、夢の100回できるかもしれないね!」
と、自分のことのように喜んで、励ましてくれる人の意見だけを、聞くようにしてください。
もし、誰も、褒めてくれなければ、自分で自分に、ご褒美のケーキを買ったりして、称賛するようにするのです。
こういう小さいことを、繰り返していくことでしか、「自信」というのは、獲得できないのです。
「自分を信じること」
これさえできれば、人生の勝利者になれるのです。
そして、それは、それほど難しいことではないのです。
☆これは、7年くらい前に書いたエッセイです。
すべてにおいて、まったく自信を失っていた中学時代に、前述のように、腕立て伏せからスタートして、筋トレを続け、「パワーリフティング」や「アームレスリング」の競技でも、大活躍するようになった、私の「自分史」です。
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PS 「昨日の自分よりも、今日の自分は成長している」と感じられた瞬間、人間は、「自信」をつけることができるのです。
そして、そういう小さな成功体験で、「自信」を獲得することによって、人生の手ごたえも、感じられるのです。
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