9月7日(月)は、前日、あれだけ歩き回ったにも関わらず、わりと早く目覚めました。
八戸駅のホテルの窓から、八戸の街を眺めながら、
「もしかしたら、昔、ここの街を、イエス・キリストが、歩いていたのかもしれないんだな…」
こう思ったら、不思議な気持ちになりました。
「八戸」の街です。
「八」という数字は、「宇宙」を現わすので、「宇宙の扉」という名前の街なんですね。
凄い名前ですね。
八戸駅から、新幹線で、新青森まで行き、そこから、在来線に乗り換え、弘前駅に着いたのは、午前10時くらいでした。
10時半に、弘前駅前で、小野さんたちと、待ち合わせしていました。
合計6人での珍道中になりました。
車内では、去年の「青森ミステリーツアー」の話などで、皆で、盛り上がりました。
それから、「岩木山」に向かいました。
この山は、十和田湖の北西に位置するのですが、なんともいえない不思議な魅力の霊山です。
岩木山に着きました。
ここには、岩木山神社があります。
鳥居の前で、記念撮影しました。
鳥居を抜けて、参道をちょっと歩くと、左に入った所に、「奥富士出雲神社」という神社が、建っていました。
鳥居の両脇には、人の形をした石像が、狛犬の位置に、建っていました。
「なんだろう?」
と思いながら、近づいてみました。
一人は、大黒様でした。
もう一人は、恵比寿様でした。
「龍」が、狛犬の位置に、建てられているのは、見たことがありますが、「神様」が、この位置に、建てられているのは、初めて見ました。
やはり、この神社は、特別な場所みたいです。
奥富士出雲神社の拝殿です。
それから、さらに、参道を歩くのですが、岩木山神社の境内は、とても広いです。
「楼門」という門です。
この門の近くに、手水舎があります。
龍の口から、きれいで美味しい水が、でてきます。
中門には、不思議な動物の彫刻がありました。
象みたいなので、ガネーシャかな?
岩木山神社の拝殿です。
参拝を終えて、参道を戻って帰る途中、ふっと、参道の横に、門があり、その門が、木製の二つの十字架で、建てられているのが、見えました。
特に、気にしないで、通り過ぎようとしたら、小野さんが、
「ああー! この二つの十字架は、キリストとイスキリの兄弟を、表現しているんじゃないですか?」
と言ったので、私も、
「そういえば、そうですねー!」
と、ようやく気がつきました。
岩木山神社の参道の隅っこに、さりげなく、建てられていました。
小野さんが、このことに気がつかなかったら、皆、素通りするところでした。
二つの十字架の門を見ていたら、久しぶりに、「聖書」の言葉が、頭に浮かびました。
狭い門からはいりなさい。
滅びに至る門は大きく、その道は広いからです。
そして、そこから、入って行く者が多いのです。
いのちに至る門は小さく、その道は狭く、それを見いだす者はまれです。
にせ預言者たちに、気をつけなさい。
彼らは、羊のなりをして、やって来るが、うちは貪欲な狼です。
あなたがたは、実によって、彼らを見分けることができます。
ぶどうは、いばらからは、取れないし、いちじくは、あざみから、取れるわけがないでしょう。
同様に、良い木は、みな良い実を結ぶが、悪い木は、悪い実を結びます。・・・
こういうわけで、あなたがたは、実によって、彼らを見分けることができるのです。
「新約聖書 マタイの福音書」
有名な「狭き門」の話ですね。
「狭き門」という表現からは、一般的には、大学受験などで、よく使われ、がんばって勉強して、難関大学に、合格するようなニュアンスを、感じる人が多いと思います。
でも、本来の聖書の意味は、「人目につかない」という意味で、使われていたようです。
イエス・キリストは、
「まことの救いは、人目につかなく、地味で目立たないところに、入り口がある」
と言っていたようです。
「人目につかない」とは、何を指すのでしょうか?
その事を、説明するために、イエスは、にせ預言者の話を、例にあげたようです。
ある本に書いてあったことを、そのまま掲載しますね。
にせ預言書の心は、貪欲であり、彼らは、羊のなりをして、獲物を狙っている。
表向きは、羊のような良い行いをし、良い様相をしているが、心の中は、自らの欲(ほめられたい、認められたい、偉くなりたい等)に、満ちているということです。
イエスは、当時、
「にせ預言者に、気をつけなさい」
と、繰り返し言っていたようです。
にせ預言者かどうかを、見極めるには、良い実をならすかどうかで、わかると言われ、良い実をならすなら、良い木につながっている証拠だと、言っていたようです。
ここでいう良い木とは、神のことみたいです。
神につながると、神からの実がなるので、判別できるというものです。
この神からの実のことを、「御霊の実」といい、聖書に、九つ書かれています。
「御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です」
「新約聖書 ガラテヤ人への手紙」
ここに書かれている実は、全て、心の中に、なるものですね。
もし、本当に、神とつながっているなら、この様な実が、心の中に、なっていくというのです。
イエスが言った、「人目につかない」とは、心の中を指していたようです。
心の中は、人目につかないが、心の中に、こうした実がなると、自然と行いにも、変化が生じてくるというのです。
要するに、
「本性が良い人は、世の中に、良いことをするし、本性が悪い人は、世の中に、悪いことをする」
ということです。
言っていることよりも、やっていること、そして、その人が、最終的に残した結果で、判断しなさいと言っているのです。
たしかに、現代の世の中でも、派手な人や目立つことには、本物は、少ないかもしれません。
私が、今までの人生で出会った、「本物」の人物は、地味で謙虚で、人目につかない場所で、ひっそりと普通に生きている人が、多かったです。
そして、そういう人は、たしかに、
「愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制」
といいう九つの実を、心の中に、宿していました。
青森県の岩木山神社の中に、まさか、聖書の「狭き門」が、隠されていたとは…
いったい、これまでの間に、この門の存在に、どれだけの人が、気がついたんでしょうね?
高校生の頃、アンドレ・ジイドの「狭き門」を読んで、
「いつか、自分にとっての狭き門を、この目で、見てみたいな…」
と思っていたのですが、この日、この神社で、ようやく出会えました。
「十和田湖」の周辺には、やはり、本当の「キリストの愛」の痕跡が、たくさん残っているようです。
岩木山神社の境内には、他にも、私が見たかった凄い宝物が、置いてありました。
この話は、次回に書きます。
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