「十和田湖」の近くを、「奥入瀬渓流」という川が、流れているのですが、とても美しい景観が、たくさん見れます。
滝があったりもします。
「白布の滝」という名前みたいです。
ここを、ドライブする前に、十和田湖の近くで、皆で、ランチを食べたのですが、その時のシンクロが、大傑作でした。
たとえば、私が、時空間の話から、異次元の世界、それから、パラレルワールドの話を始めたら、店内に、原田知世さんの「時をかける少女」の歌が、流れてきたりしました。
笑ってしまうくらい、シンクロが多かったのです。
極めつけは、ツアー参加者の方が、珍しく、「ペガサス」のマークの帽子をかぶっていたのですが、その方が、自己紹介しようとした、まさにその時に、ちょうど、五十嵐浩晃さんの「ペガサスの朝」が、流れてきて、皆で、大笑いでした。
「ここで、ペガサスの朝が、流れるのか~!」
と思いました。
このツアーは、よっぽど、神様が、暖かく見守っていたのだと、確信しました。
そういえば、「五十嵐」という名字も、漢字に、「五」が入っていますね。
本当に、この旅行中は、数字の「5」のシンクロが、多かったです。
また、「十和田湖」の「十」も、入っています。
しかも、「イエス・キリスト」の名前だったと言われている、「五十鈴彦」とも、シンクロしています。
「このシンクロは、キリストの意識が、私たちを、サポートしているという意味かな…?」
と思いました。
「浩晃」という名前も、「浩」が、「水が告げている」で、湖からのメッセージとも解釈できます。
「晃」など、「日(太陽)の光」で、そのまま、「キリストの意識」の意味じゃないですか。
「今回のツアーは、キリストの愛を、感じる旅なんだな…」
とも思いました。
「太陽の光」は、「大自然」の象徴です。
地球上のすべての生物は、「太陽の光」の恩恵を受けていますが、太陽が、それに対して、見返りを求めたり、その働きに対して、請求書を送りつけたりしてくることは、ありません。
「無償の愛」なのです。
まあ、人間には、ここまでのことは、もちろん、できないし、やる必要もありませんが、たまには、このことに、意識を向け、感謝することも、大切だと思います。
私は、「ヒメマスの定食」を食べました。
おそらく、十和田湖で獲れたものだと思います。
このあたりで、養殖をやっているそうですね。
とっても美味しかったです。
調べてみると、「ヒメマス」は、「サケ」の仲間だそうですね。
「サケ」という単語から、以前に、「木内鶴彦さん」の講演会で聞いた話を、思い出したので、参加者の皆さんに、その話をしました。
以前にも書きましたが、いい話なので、もう一度書きますね。
木内鶴彦さんによると、地球には、「超巨大循環システム」が、存在しているそうです。
そして、このシステムを動かしているのが、「ガイアの意識」なのだそうです。
この意識は、昔から、日本でも、「神様」と呼ばれてきました。
「ガイア」でもいいのですが、「神様」という表現のほうが、日本人には、なじみが深いと思います。
日本の土地を、「神様」の視点で、上空から見てみましょう。
まず、山の上で、「キツネ」や「タヌキ」などの動物たちが、糞をします。
雨が降ってきて、それが、地面に流れ込みます。
その糞を、植物が、根から養分として吸収し育ちます。
そして、その育った植物を、また、動物や人間が食べます。
そうしているうちに、それらの栄養分は、川に流れて、だんだん、上流から下流に流れ、やがて、海に流れだします。
地球には、引力があるので、
「高いところから、低いところに、栄養(エネルギー)は流れる」
という大原則が、あるからです。
その栄養分は、大陸棚などでは、海草が吸収し、さらに、小魚がそれを食べ、また、その糞を、海草が吸収するというかたちで、海の中でも循環しながら、だんだん、海の深いところに、流れていきます。
そうやって、どんどん、栄養は、低いところに流れていくのですが、最終的に、流れ着くのが、「海溝」なのだそうです。
そうです。
引力の法則により、地球上で、一番栄養(エネルギー)が、蓄積されているのは、「海溝」という場所なのです。
特に、「マリアナ海溝」の底は、栄養が、豊富に溜まっているそうです。
さて、ここからが、面白いのです。
このままだと、栄養は、海溝だけに溜まって、循環が停滞してしまいます。
そこで、登場するのが、深海魚だそうです。
「提灯アンコウ」などですね。
彼らが、この海溝に溜まった栄養を、食べるのだそうです。
さらに、活躍するのが、クジラたちです。
ご存知のように、「マッコウクジラ」などは、かなりの深海に潜ります。
それは、この栄養を食べるのが、目的なのだそうです。
深海魚を、中層魚たちが食べたりして、体内にそれを溜めこみ、その栄養を、海の中間層に、戻すように運んでくれるそうです。
クジラも、ちょうど中間層あたりで死んで、死骸を、中間層の魚たちに、食べさせたりするそうです。
それから、表層魚が、中間層の魚たちを捕食して、栄養を、海の表面に上げてくれるそうです。
それらを、人間が釣ってから、陸に戻したりもするのですが、ここで、木内さんが、面白い表現をしました。
「皆さん、山登りをする魚を、知っていますか? この循環システムの中では、彼らが、重要な働きをするのですよ」
聞いてみると、その魚は、「サケ」や「マス」、「ウナギ」などの「川に帰る魚」ということでした。
北海道などで、サケが、海から帰ってきて、川を登り、山に向かうシーンを、テレビなどで見た方も、多いと思います。
実は、それは、
「深海の栄養を、再び陸に運ぶ」
という大事な役目のためなのだそうです。
なるほど…。
そして、ここからが、さらに、面白いのですが、そのサケよりも、もっと大事な働きをする、キーパーソンが、いるそうです。
それが、北海道だと、「ヒグマ」なのだそうです。
テレビや映画なので、ヒグマが川で、サケを手で、
バシャ! バシャ!
と跳ね飛ばしているのを、見たことがあると思います。
いつも、不思議に思っていたのですが、自分や子供たちが、食べる分だけだったら、数匹で、いいところを、けっこう無駄に、何十匹も、川岸に跳ね飛ばしています。
これは、キツネやタヌキなどの山の小動物たちに、食べさせるためなのだそうです。
彼等は、身体が小さいので、サケが、思うように獲れません。
ヒグマは、それを、助けていたのだそうです。
青森にも、「ツキノワグマ」がいますね。
「クマ」って、とても、大切な存在だったのですね。
それから、「キツネ」や「タヌキ」は、その場で、その「サケ」の死骸を食べずに、わざわざ、山の上にくわえて持っていき、そこで、食べるのだそうです。
その後、山の上で糞をして、雨が降ってきて、地面に流れ込みます。
そして、見事に、また最初から、植物の根から吸収され、川から海溝への循環に、入るわけです。
なっ、なるほど…。
見事な「超巨大自然循環システム」ですねー。
地球も植物も魚も動物も、無駄なことは、一切やっていなかったのですねー。
子供の頃から、
「なぜ、ヒグマって、無駄に、サケを殺しているんだろう?」
と不思議に思っていたのですが、長年の謎が解けて、スッキリしました。
学校では、ここまで、深く食物連鎖について、教えてくれなかったなー。
「キツネ」や「タヌキ」→「植物」や「人間」→「海草」や「小魚」→「提灯アンコウ」→「マッコウクジラ」→「サケ」→「ヒグマ」→「キツネ」や「タヌキ」
こういう流れですね。
「栄養」をバトンにした、見事なリレーを、地球規模で、やっていたのですね。
そして、彼らに、このリレーの全ての指令を出しているのが、「ガイアの意識」であり、「神様」なのです。
この話、感動しませんか?
昔の人は、こういうことを、当たり前のように、知っていたそうです。
たとえば、昔から、日本では、「榊の葉」を、神棚などに、捧げる習慣があります。
これは、「榊(さかき)」という植物が、デリケートで、なかなか育たないからなのだそうです。
日本という土地で、自然循環システムにおいて、「榊の葉」が、一番のシンボルやバロメーターになっていたということです。
つまり、榊という植物が、よく育っているということは、
「日本の自然循環システムが、正常に、機能していますよ」
という証に、なるのだそうです。
神主さんなどが、神社に、榊の葉を供えるのは、このことを、「神様」に、報告するためだそうです。
ちなみに、「榊(さかき)」の語源は、もともとは、「神と人の境の木」の意味から、「境木(さかき)」だったそうです。
現在の文字も、そのまま、「神の木」ですね。
昔の人たちは、「榊」を介して、「神様」と対話していたのですね。
昔の人々の知恵って、凄いですねー。
私たちは、太古の昔から現代まで、常に、「ガイアの意識」でもある、「神様」によって、見守られてきていたのですね。
20代の頃、いろいろな方に、弟子入りみたいにして、様々なことを、学んできました。
当時、山本先生という、96歳の先生から、こう教わりました。
「トーマ君、人間というのは、心豊かに、生きなくてはダメだよ。心の豊かさによって、人生の豊かさが、決まるんだよ」
続けて、
「心の豊かさとは、たとえば、食事をしている時に、何を考ながら、食べているかで、その人の心の豊かさの度合いが、わかるのです」
さらに、続けて、
「何も考えないで、ただ腹がへったから、食事をしている人は、動物の食事をしているのです。胃袋を満たすためだけの食事です。その次の段階は、栄養のバランスのことを考えたり、畑で米を作ってくれたお百姓さんに、感謝しながら、食事をする人です。こういう人は、人間の食事をしているのです」
最後に、
「でも、私は、たくさんの人に、その上の段階の意識で、食事をしてもらいたいと思っています。それは、大自然のことを、思い描きながら、食事をすることです。植物の種から、作物になるまでの過程、魚や動物たちが、生まれて育つまでの過程、それらを、思い浮かべながら、大自然に、感謝しながら、食事を味わうのが、神様の食事です」
こう言って、締めくくりました。
ぜひ、これから、食事をする時には、たまには、この地球の「超巨大循環システム」を、思い描きながら、食べてみてくださいね。
それが、「神様の食事」です。
意識が、神のレベルになって、食事ができるのです。
きっと、それまでの食事と、まったく違った味を感じると思いますよ。
「十和田湖」のランチタイムでは、参加者の皆さんに、「神様の食事」を、味わってもらいたくて、この話をしました。
皆さん、神妙な顔で、食べていましたね。(笑)
ツアーは、午後6時半に終了しました。
1時間くらい、大幅に時間をオーバーしていたのですが、運転手さんが、オマケしてくれました。
この運転手さんも、とても素敵な方でした。
また、会いたいです。
その後、八戸の駅の近くの居酒屋で、皆で、懇親会をやったのですが、面白い話題が、バンバンでてきて、最高に楽しい夜を、過ごしました。
最後は、皆さんと、握手したりして、別れを惜しみながらの解散となりました。
参加された皆さん、お疲れ様でした。
これで、終わりではありませんよ。
また、次のツアー、今年中に開催しますね。
9月6日(日)の「十和田湖ツアー」は、これで、終了したのですが、翌日の7日(月)は、
弘前市在住の小野さんという方の主催するツアーに、また参加しました。
このツアーは、十和田湖の近くの「岩木山」を、中心にした旅行でした。
次回は、「岩木山」に行った話題です。
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