房総半島の旅では、「千葉神社」にも、立ち寄りました。
境内には、「千葉天神」という神様が、祭られていました。
そこで、気が付きました。
「千葉」という文字を見ていたら、「千葉」の「千」という文字の縦線を、横に並べ替えてみたのです。
すると…
「三葉天神」になるではないですか!
わかりましたか?
大ヒットしたアニメ、「君の名は。」の主人公の女の子、「三葉」です。
そして、和歌山県の那智の「補陀落山寺」の近くには、「那智の滝」がありますね。
もう一人の主人公の男の子、「滝君」ですね。
つまり、
「那智の滝」 ⇒ 「千葉」
これが、「黒潮ロード」の暗号だったのです。
「滝君が三葉に会いに行った」
こういう意味になるのです。
アニメ映画の「君の名は。」です。
これも、「イザナギ」と「イザナミ」の二人の話を、現代風に描き直したのだと思います。
そういえば、このアニメの監督の名前は、「新海」でしたね。
「新天地を目指して、海を越えて行った人々」
この名前には、この意味も入っているかもしれませんね。
これは、全て偶然でしょうか?
いや、違います。
そもそも、
「偶然は神である」
というのが、この世界なのです。
そして、「千葉神社」の神紋です。
これの意味を、いろいろ考えてみたのですが、これは、「太陽」と「月」を表現している意味も、含んでいると思います。
古代史においては、歴史の期間が長いので、その間に、いろいろな出来事があり、意味も一つではなく、重層的に複数の意味が重なっていることも、多いのです。
そして、「太陽」と「月」の二つで行われる天体ショーが、「日食」なのです。
「日食」とは、光が闇に隠れて、再び光出す現象ですね。
ハイ!
「天の岩戸開き」ですね。
「天照派の拠点だった所」
という意味です。
特筆すべきことがあります。
私は、「補陀落渡海」を調べていて、
「九十九里浜のあたりから、日光まで歩いて移動した時は、大変な道のりだったに違いない」
と思っていたのですが、実際には、小舟で流れに逆らいながらも、上流へと向かうことができたようです。
もしかしたら、追い風の時には、とても楽に行けたのかもしれません。
現在の千葉県銚子市のあたりから、栃木県日光市まで、古代においては、「香取浦」という大きな湾と無数の川があり、なんと、太平洋から、「日光」のあたりまでは、「鬼怒川」を使って、舟で一気に行くことができたようです。
「熊野」 ⇒ 「日光」
この間は、小舟で行けたということです。
1000年前の想像図だそうです。
「補陀落渡海」の僧たちが、後に、「補陀落寺」を建てた場所は、この川沿いが多いですね。
こうやって、地形で推測すると、かなり正確な歴史が把握できますね。
今年の春、黒潮の流れから、千葉県の銚子市のあたりに、何かありそうだと思い、仲のいい友人を誘って行ってきました。
海から歩けるくらいの場所に、「熊野神社」もありました。
「どうして、千葉県の銚子市に、紀伊半島の熊野神社があるのか?」
ほとんどの人は、こんなことは、考えもしないでしょうが、「補陀落渡海」を知っていれば、その理由がわかりますね。
そうです。
ここにも、一人の僧が乗った小舟が、辿り着いていたのです。
この拝殿の横に、ズラーッと並んだ祠がありました。
その数、17です。
そして、その側に、階段があり、ちょっと上がった所に、もう一つだけ、祠がありました。
17の祠と、階段の上の1つの祠合わせて、18ですね。
それから、正面にある、1つの拝殿を合わせると…
17+1+1=19
こうなります。
この祠は、19組の夫婦を表現しているのです。
つまり、イザナギとイザナミの38人の子供たちです。
拝殿は、その中でも、特別な夫婦、「別雷尊」と「玉依姫」だと思います。
大感動しました~!
熊野から太平洋を隔てた、こんな遠い地に、ちゃんと、38人の子供たちの子孫は、生き延びて、この新天地で、新しく生活を始めた証拠が、この神社なのです。
銚子の旅の途中に、見つけた神社です。
こんな名前の神社があったなんて、初めて知りました。
その名も、ズバリ、「渡海神社」です!!
そのまんまじゃないですか~!!
そして、これです。
同行した友人と一緒に、
「うわ~~~!!!」
と、感動して、大声で叫びました!
わかりましたか?
これが、この神社の御神体なのです。
ハイ!
「補陀落渡海」の小舟ですね。
海を渡って来た小舟が、この神社には、御神体として、祀られているのです。
正面からです。
下にある黒っぽい岩は、「黒」の波」を、表現しているのかもしれません。
後部からの撮影です。
補陀落渡海の小舟の後部とソックリです。
静岡県にも、「補陀落渡海」の痕跡は残っています。
「補陀落渡海」に関係ありそうな名前を気を付けて見ていると、このお寺も目に留まりました。
「海長寺」という名前です。
場所は、静岡市内で、清水港から歩いてすぐの場所です。
私は、これを見て、
「長い海の航海を経て、辿り着いた場所」
瞬時に、こう解釈しました。
何度も書いているように、「天照派」は、大々的には、メッセージを伝えません。
暗号のように、わかる人だけに、わかるように、メッセージを伝えるのが、彼らのやり方なのです。
境内には、大きな「ソテツ(蘇鉄)」がありました。
「ソテツ(蘇鉄)」という名前を調べると、
「枯れかかったときに、鉄クギを打ち込むと、よみがえる」
というのに由来しているそうです。
「鉄を受けると元気になる(蘇鉄)」という伝承から、今でも、茎に、クギを打ち込んだり、根もとに釘をばらまいているものも、多いそうです。
まさに、「補陀落渡海」の象徴ではないですか!
「小舟に乗り込み、四方八方から釘を打たれ、鉄の箱のよう閉じ込められ、出られないようにされ、海の彼方で、死ぬことにした。しかし、実際には、その後、黒潮に乗り大海を漂い、遠くの土地の浜辺で、仲間から救助され、新天地で生まれ変わったように蘇り、第二の人生を歩み始めた」
こういうことです。
「ソテツ(蘇鉄)」=「補陀落渡海」
こういう方程式ができました。
境内の奥のほうに、不思議な形をした石碑のようなものが、目に留まりました。
「なんだろう?」
こう思って、近づいてみました。
先ほどの看板にもありましたね。
下の方に、金色で描かれた絵のようなものを見てださい。
最初は、
「古代文字かな?」
と思ったのですが、だんだん、この絵の意味がわかってきました。
もうわかりましたね?
小舟に乗った、一人の僧の絵です。
袈裟を着ているようにも見えますね。
寒くて寂しい、太平洋の真ん中で、小舟の箱の中から、微かに息をしている姿かもしれません。
そうです。
これは、「補陀落渡海」の絵だったのです!
「うわ~~!!」
同行していた友人と二人で、この石碑の前で、またまた叫んでしまいました!
「久能山東照宮」を、ネットでも調べてみました。
すると、こういう記述がありました。
〇「久能山東照宮」について
久能山の歴史
遥か遠い昔、この山は観音菩薩の霊場とされ、観音信仰の聖地でした。
久能山の歴史、「久能寺縁起」によると、推古天皇の御代(7世紀頃)、秦氏の久能忠仁が、初めて山を開き一寺を建て、観音菩薩の像を安置し、「補陀落山久能寺」と称したことに始まります。
久能山の名称も、ここから起こりました。
なんと、ここは、元々の名前は、「補陀落山久能寺」だったというのです!
わかりましたか?
これを、わかりやすくした絵を、入手しました。
一般向けの説明文には、こう書かれています。
「家康公からの伝言」
この絵は、「司馬温公の甕割り」の絵です。
古代中国の有名な政治家、司馬温公が、7歳の時のある日、友人と遊んでいましたが、友人が誤って、水を一杯張った水瓶に落ちてしまいます。
「このままでは、友人が溺れ死んでしまう」と思った温公さんは、機転を利かし、水瓶を割ることによって、友人を助けることができたというお話です。
家康公からの伝言は、「命を大切にせよ」です。
どうですか?
これを読んで違和感を感じませんか?
「江戸時代」という凄い時代を創り上げ、日本とう国家の基礎も創り上げた、超偉大な人物の眠る聖地、さらに、そこの一番大切な拝殿の真ん中に、こんな子供でもわかるような逸話の絵なんて、描かないと思いませんか?
もうわかりましたね。
そうです。
これは、「補陀落渡海」の絵です。
おそらく、熊野から静岡の浜辺に打ち上げられた小舟から、一人の僧を、二人の仲間が救出している場面だと思えば、しっくりくると思います。
中国風の服装や髪形は、カムフラージュです。
私は、この髪形は、「二本角」、つまり、「鬼=大丹生=天皇家」を表現していると思います。
小舟の上で、鉄の箱のように釘打ちされた板を、仲間が、こじ開け、浸水していた海水と一緒に、ドバ~!という音とともに、補陀落渡海の僧が、箱から出てきている場面だと思います。
もう大感動でした。
同行した友人と一緒に、何度も、何度も、
「凄いね~! 凄いね~!」
と言い合って、この発見を喜び合いました。
「補陀落渡海」
やはり、これが、日本史における最重要な出来事だったのです。
そして、これは、ダジャレで、オヤジギャグになりますが、
「家康」=「イエス」
こういう話もあります。
「家康」 → 「いえやす」 → 「いぇーやす」 → 「いえす」
「徳川家康」=「イエス・キリスト」
つまり、同じ魂グループだったということです。
おそらく、「聖徳太子」も、そうだと思います。
「イエス・キリスト」 → 「聖徳太子」 → 「徳川家康」
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