現在、「アヌンナキ」のファミリーについては、家系図や権力構造なども、いろいろな資料で公開されているようです。
ネットで調べると、いろいろなことが、わかります。
ただし、学者によって、解釈が違ったり、メソポタミア文明とエジプト文明で、まったく違う神話になっていたりしていて、正確なことは、まだよくわかっていません。
謎の多いファミリーなのです。
繰り返しになりますが、大切なことなので、再度書きます。
一説によると、父親である、「アヌンナキ」という宇宙人は、地球に来る前に、すでに、正妻がいたそうです。
しかし、宇宙を旅している時に、どこかの惑星で、好きになった女性がいて、妾の子ができたそうです。
今、地球でも流行の「不倫」というやつですね。(笑)
正妻の子が、「エンリル」で、妾の子が、「エンキ」だったそうです。
正妻が、人間の姿に似ていて、妾が、龍(蛇)の姿をしていたそうです。
だから、正妻の息子である「エンリル」は、「人間」の姿で、妾の子である「エンキ」は、「人間+龍(蛇)」の姿だったのかもしれません。
どこまで、本当かわかりませんが、ある説によると、そうらしいです。
父の「アヌンナキ」は、「エンリル」のほうを、地球の王様にして、「エンキ」を、日陰のような存在にしたのかもしれません。
「エンリル」=「表の王様」
「エンキ」=「裏の王様」
太古の昔に、地球には、こういう二人の王様が、支配者として君臨したようです。
二人の息子は、仲が悪かったそうです。
どうして、仲が悪かったかというと、当時の「人間たちの扱い」について、価値観や意見が、合わなかったようです。
この二人を、簡単に説明すると、下記のようになります。
エンリルの姿は、「人間型」で、現在の私たちと、変わらない姿だったようです。
この宇宙人は、
「人間たちを、奴隷のままにしておこう」
と考えていたそうです。
そうやって、何も考えないほうが、幸せだと思っていたのかもしれません。
また、奴隷にするかわりに、サポートも、熱心にしていたようです。
見方を変えると、ある意味、過保護だったのかもしれません。
一方の「エンキ」は、「人間と爬虫類」が、混じったような姿だったそうです。
上半身は、人間で、下半身が、ヘビのような爬虫類の姿だったそうです。
この宇宙人は、
「人間たちを、少しづつ教育していって、いつかは、宇宙人のと同じくらい賢い存在になってもらいたい」
と考えていたそうです。
知恵を与えることによって、だんだん、自立していくように、願っていたのかもしれません。
だから、サポートは、必要最小限にするというのが、基本的なスタンスだったみたいです。
ある意味、放任主義ですね。
左の人間の姿の宇宙人が、「エンリル」です。
右の下半身がヘビの姿の宇宙人が、「エンキ」です。
この絵の中でも、喧嘩していますね。
身体の下半分がヘビだった、「エンキ」が、聖書の中で、「アダムとイブ」に、知恵を授けた、「ヘビ」です。
当時、「エンリル」のほうが、父親である「アヌンナキ」から、「エデンの園」と言われている場所で、アダムとイブの管理を、任されていたようなのです。
「エンキ」のこの行為に対して、エンリルが、激怒したようです。
それで、「アダムとイブ」を、エデンの園から、追い出したようです。
「追い出した神」が、「エンリル」です。
その頃から、人間の姿をした「エンリル」という宇宙人が、半分ヘビの姿をした「エンキ」という宇宙人を、「悪魔」にしたそうです。
なるほど…、ですね
つまり、聖書に出てくる「神」は、「エンリル」で、「悪魔」が、「エンキ」ということです。
「エンリル」の価値観に合わないエンキを、悪者にしたということです。
右側の木に巻き付いているのが、「エンキ」です。
「蛇(龍)」の神様です。
「アダムとイブ」に、知恵の実を勧めている場面です。
その後も、人間の歴史は、このエンリルとエンキという二人の兄弟の喧嘩の影響を、受け続けます。
アダムとイブの10代目の子孫である、「ノア」の時代に、二人の喧嘩が、一度頂点に達するみたいです。
エンリルは、自分たちの姿に似ていながら、中途半端に知恵をつけた人間たちを、嫌悪していたそうです。
天変地異を起こし、人間たちを、全員殺そうとしたようです。
それが、「ノアの大洪水」の話です。
しかし、結果的には、エンキが、ノアを含む、一部の人間たちを助けたみたいです。
このように、地球の宇宙人グループには、「エンリル派」と「エンキ派」という二大グループができて、両者が争いながら、歴史が展開していったようです。
「人間を、奴隷にしたままにしておこう」
という価値観のエンリルが、つくったのが、「ユダヤ教」や「キリスト教」、「イスラム教」などの「宗教グループ」みたいです。
一方、
「人間は、知恵をつけながら、いつかは自立するべきだ」
という価値観のエンキが、つくったのが、「ゾロアスター教」や「ミトラ教」、「グノーシス主義」、「フリーメーソン」や「イルミナティ」などの各種の「秘密結社」という流れみたいです。
地球の歴史の様々な出来事に、この二人の宇宙人兄弟の価値観の違いが、間接的に遠因として、影響を与えてきたと、ゼカリア・シッチンは、主張していたようです。
特に、ヨーロッパの歴史での酷い虐殺などには、特に、この二つの神々の喧嘩が、影響しているようです。
宗教戦争などの虐殺の遠因を、辿っていくと、最終的には、
「エンリル VS エンキ」
の喧嘩に行きつくことが、多いのです。
もう一度、まとめますね。
エンリルの宇宙人グループは、
「人間に、あまり賢くなってもらいたくない」
と思ってたみたいです。
エンキの宇宙人グループは、逆に、
「人間に、はやく賢くなってもらいたい」
と思っていたみたいです。
これは、単純に、
「どっちが、正しいか?」
という簡単な問題ではありません。
たしかに、人間は、バカなままでも、戦争をしますが、賢くなっても、もっと高度な戦争を、やるからです。
特に、エンリルのグループは、太古から現在まで、
「時代を先取りしすぎる天才は、地球を、全面核戦争に、はやく導きやすくする」
と考えて、賢すぎる天才は、一時的に拉致して、軟禁したりするとこともあったようです。
大きな戦争を回避するための誘拐を、やっていたらしいのです。
どうですか?
どちらの意見も、正しかったのです。
だから、これだけの長い期間、対立していたのです。
宇宙人たちは、洋服やアクセサリーを、取り替えるように、自由自在に、自分の身体を、変えられるのが、特徴です。
「エンリル」は、もともとは、人間の姿をしていたのですが、おそらく威厳を保つためだと思いますが、ある時期から、自分の頭部を、「ライオン」の姿にすることを、好んでいたようなのです。
「ライオンが、地球の地上の動物で、一番強そうだ。人間たちに、ナメられないように、ライオンの顔をしてやれ!」
こう思ったかもしれません。
プロレスラーが、強そうに見せるために、覆面をかぶり、「覆面レスラー」になるようなものです。
これは、特に、エジプト文明の頃に、よくやっていたようです。
「エンキ」のほうも、最初は、半分人間で、半分蛇の姿だったそうですが、次第に、いろいろな姿を、試し始めたようです。
最初は、「エンリル」の真似をして、同じように、「ライオン」の頭部にしていたようなのですが、あとから、キャラがかぶったのを嫌ったのか、他の姿に変えています。
その姿が、どうやら、「ユニコーン」だったようなのです。
他にも、知恵のシンボルである、「プロビデンスの目」の姿になったりもしたそうです。
「どうして、エンリルは、実在の動物であるライオンなのに、エンキは、幻獣なんだろうか?」
こういう疑問がわいてきて、長いこと、悩んでいたのですが、最近、急にメッセージが、降りてきました。
そのメッツセージは、
「父と子と聖霊とみなにおいてアーメン」
でした。
幼稚園が、カトリックだったので、子供の頃は、毎日のように唱えていたのですが、大人になって、これを、思い出すことはなかったのですが、久しぶりに、頭に浮かんだのです。
「これは、どういう意味だろう?」
と、しばらく考えたのですが、すぐにわかりました。
ちなみに、キリスト教では、
「父」=「神」
「子」=「キリスト」
「聖霊」=「個人の体内に宿っている霊」
この3つの位格が一体なので、「三位一体」だそうです。
私が、追求している宇宙考古学を、この公式に当てはめると、
「父」=「アヌンナキ」
「子」=「エンリル」
「聖霊」=「エンキ」
になります。
つまり、
絶対的な創造主である、「5次元」を仕切る王様が、「アヌンナキ」です。
人間界である、「3次元」を仕切る王様が、「エンリル」です。
それから、人間の精神の世界、つまり、想像の世界である、「4次元」を仕切るのが、「エンキ」ということです。
だから、「エンリル」は、現実的なシンボルである「ライオン」を選択して、「エンキ」は、幻想的なシンボルである「プロビデンスの目」を、選択したのだろうと思っています。
父である「アヌンナキ」は、「星」や「炎」などを、シンボルマークにすることが、多かったみたいです。
これは、古代において、「ミトラ教」の地下の神殿で行わていた、儀式の絵です。
正面の大きな絵は、ミトラ教のシンボルの絵ですが、実は、正面に大きく飾るようなものは、大して意味がなかったりします。
ちょっとわかりにくいですが、部屋の中央に祭司のような男性がいて、いくつかの場所に、煙のようなものが、もくもくと上がっています。
その小さな「炎」が、「アヌンナキ」です。
それから、左側に飾ってあるシンボルが、「ライオン」で、「エンリル」の象徴です。
「ライオン」の姿をしていたようです。
そして、このライオンが、たまに、人間型の姿に変身したりしたのかもしれません。
こんなかんじです。
この壁画も、メソポタミア文明の壁画に、描かれていたようです。
右側の三角形の真ん中に、「・」が打ってありますね。
これが、有名な「片目」のシンボルです。
「エンキ」のほうは、4次元の存在なので、なかなか、人間の目の前に姿を現すことは、なかったようです。
ここまでを、シンプルにまとめると、
「エンリル」=「目に見える存在」=「ライオン」
「エンキ」=「目に見えない存在」=「プロビデンスの目」
こういう「陽」と「陰」の関係が、「エンリル」と「エンキ」の関係だったようです。
「エジプトのスフィンクスが、狛犬の原点だという話を聞いたけど、どうして、二体じゃないんだろう? どうして、一体だけなんだろう?」
という疑問が、わいてきました。
「スフィンクス」も、「ライオン」で、「エンリル」の象徴であれば、どこかに、「プロビデンスの目」を象徴する建造物が、建っていてもいいはずです。
いろいろ考えているうちに、またまた、閃きました!
「角度が、違うんじゃないかな?」
そこで、いろいろな画像を、見ているうちに、わかりました。
「ミトラ教」の地下神殿と同じですね。
左側が、「ライオン」で、右側に、「プロビデンスの目」の象徴でもある、三角形の「ピラミッド」が建っています。
エジプトのピラミッドは、この角度から見るのが、もしかしたら、正式な見方かもしれません。
「エンキ」のほうは、「プロビデンスの目」になることもあったようですが、前述したように、たまには、「ユニーコーン」の姿で、どうしても必要な時だけ、王侯貴族たちや聖職者たちの目の前に現れて、メッセージを伝えたりしていたようです。
つまり、
「エンリル」=「ライオン」
「エンキ」=「ユニコーン」
というシンボルマークも、よく使われるのです。
この二人の兄弟を象徴する、「二体の神様」は、現在でも、世界中に、その痕跡が残っています。
「エンリル」が、角のない動物、または、二本の角のある霊獣。
「エンキ」が、一本角のある霊獣。
こういう象徴が、よく使われています。
いくつか、例をあげていきますね。
「ライオン」と「ユニコーン」を、「国章」にしているのが、イギリスです。
左右に、それぞれいますが、「ユニコーン」のほうが、鎖で繋がれていることに、注目してください。
こちらは、日本の天皇家の「紋章」です。
たしかに、「一角獣」と「獅子」が、描かれていますね。
「ユニコーン」と「ライオン」の位置が、イギリスとは、逆になっているところが、興味深いです。
フランスのパリにある「ノートルダム大聖堂」の不思議な像です。
ここにも、「一本角のある霊獣」と「二本の角のある霊獣」が、建っていますね。
これも、「エンキ」と「エンリル」だと思います。
これは、エジプトの博文館にある不思議な絵です。
説明文には、「ガゼルとライオン」と書かれているようですが、私には、「ユニコーンとライオン」に見えます。
二人の兄弟が、何かのゲームをやっているように見えます。
「エンキ」と「エンリル」が、地球のゲームを、楽しんでいる様子かもしれません。
日本では、「狛犬」が、有名ですね。
沖縄では、「シーサー」です。
一般的に、「ライオン」だと言われていますが、そもそも、ライオンが生息しているのは、アフリカとインドです。
中国や日本、そして、沖縄には、「ライオン」などいません。
「狛犬」や「シーサー」は、ご存知のように、二体で、ワンセットですが、それは、「エンリル」と「エンキ」なのです。
これは、靖国神社の狛犬です。
口をあけて、角がないほうが、「エンリル」だと思います。
「ライオン」を表現しています。
口があいているのは、父親から、
「オマエが、人間たちに、いろいろ命令しろ!」
と言われたからかもしれません。
口をとじて、角があるほうが、「エンキ」だと思います。
「ユニーコーン」を表現しています。
口がとじているのは、父親から、
「オマエは、黙っていろ!」
と言われたせいかもしれません。(笑)
これは、沖縄の「シーサー」です。
角がなくて、口を開けている「エンリル」の額に、「王」という文字が、刻まれています。
まさに、「地球の王様」が、「エンリル」だったのですね。
これは、余談です。
狛犬やシーサーの写真を見て、フッと思いついたことがあります。
「王」と「主」という文字がありますね。
これは、角のない「エンリル」を、「王」という文字で表し、一本角のある「エンキ」は、「主」という文字で、表したのではないでしょうか?
「角がない王が、エンリル。そして、王に角が一本生えたのが、エンキ」
だということです。
さらに、
「角のない王は、目に見える存在。そして、角のある主は、目に見えない存在」
というふうに、昔の人々は、使い分けていたのかもしれません。
さらに、エジプトのゲームをやっている絵を見て、思いついたのですが、
「どうして、昔から、将棋には、王将と玉将があるのか?」
ということです。
これも、「エンリル」を、「王」という文字で表し、「エンキ」は、「玉」という文字で、表していたのではないでしょうか?
「玉という文字も、王に角が生えたという意味」
じゃないかな?
こうやって、いろいろ想像すると、楽しいですね。
「エンリル」と「エンキ」の兄弟は、日本に来ていた時には、平和な日本で、二人とも、リラックスでたのか、奈良のあたりで、「ライオン」と「ユニコーン」の覆面のようなものを、ちょっとだけ脱いで、人間の顔を、見せていた形跡があります。
奈良県の「興福寺」にある国宝の仏像に、それが、残っています。
いずれも、「国宝」です。
「ライオン」のお面のようなものを、上にズラして、帽子のようにして、顔を見せています。
「エンリル」の素顔だと思われます。
目が細くて、「弥生人」にも、見えますね。
皮膚は、赤かったのかな?
「五色人」の中の「赤人」だったかもしれませんね。
「ユニコーン」のお面のようなものを、上にズラして、帽子のようにして、顔を見せています。
「エンキ」の素顔だと思われます。
頭にあるはずの一本の角が、折れていますね。(笑)
目は大きくて、「縄文人」にも見えます。
皮膚は、黒っぽく見えますが、元々は、青だったかもしれません。
「青人」だったのかもしれませんね。
さらに、赤い顔の「エンリル」は、「赤鬼」に、シェイプシフトして、青い(黒い)顔の「エンキ」は、「青鬼」だったんじゃないかという大胆な仮説も、展開してみます。
一般的な「赤鬼と青鬼」のイメージです。
「赤鬼」が、二本角で、「青鬼」は、一本角のイメージがありますよね?
これも、同じく、「興福寺」に展示してある「国宝」です。
これが、「赤鬼」だと思います。
角が、二本ありますね。
「エンリル」ですね。
これは、「青鬼」でしょう。
ちょっとわかりにくいですが、青色の身体です。
角は、頭上の行燈に隠れて見えませんが、一本角だったかもしれません。
代わりに、身体に、蛇が巻き付いていますね。
「エンキ」ですね。
いやー、「赤鬼」と「青鬼」のルーツは、地球にやってきた二人の宇宙人兄弟だったんですねー!
さて、結論です。
父親の「アヌンナキ」から生まれた、二人の息子、「エンリル」と「エンキ」は、いろいろな時代に、世界中を、まわっていたようです。
それが、世界中に伝わる「二体の神様」の神話や伝説の原型になっているようです。
この「二体の神様」は、日本にも来ていたようです。
これらの話を、全部まとめると…
地球という惑星は、この二つの神様の権力構造で、成り立っているということです。
一つ目は、
○「エンリル」=「地球の表の王様」=「人間の姿の神」=「宗教グループの神」=「ライオン神」=「スフィンクス」=「口を開けた狛犬(シーサー)」=「王」=「王将」=「弥生人」=「赤鬼」
二つ目は、
○「エンキ」=「地球の裏の王様」=「半分人間で半分蛇の神」=「秘密結社のグループの神」=「プロビデンスの目」=「ユニコーン」=「口を閉じた狛犬(シーサー)」=「主」=「玉将」=「縄文人」=「青鬼」
こういう方程式で、表現できそうなのです。
どうですか?
面白いでしょう?
「宇宙考古学」の方程式を使うと、日本史や世界史の謎が、スッキリ解けると思いませんか?
ちなみに、この方程式は、私が、今、ここで、勝手につくった方程式です。(笑)
次回は、日本史に隠されてきた謎に、さらに迫ります!
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