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大和ヒストリーツアー 6 錬金術師

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奈良では、最初に、「川上村」という所に行きました。

林業などで、有名だそうです。

映画、「WOODJOB! 神去なあなあ日常」を観てから、林業にも興味があったのですが、初めて、山の中の林も見学しました。

東京に住んでると、ピンときませんが、この景色を見て、

「日本の国土面積の約3分の2は森林。森林率は7割」

という話も、なんとなく分かりました。


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川上村にある、「丹生川上神社上社」にも、行きました。

これは、友人のJさんが、そのまた友人のTさんに誘われたからだそうですが、驚いたことに、私が、本当に知りたかった日本史の謎が、この神社をキッカケに、どんどん繋がり、わかっていったのです。

「丹生川上神社上社」には、JさんとTさんと3人で、車で行きました。



着きました。

山の景色が、とても綺麗です。

階段を上っていきます。


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拝殿です。


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御祭神は、龍神にて水、雨を掌られる神様だそうです。

「龍」と「水」で、「エンキ」のグループですね。


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この日は、「餅まき」の行事も行われていました。


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この神社では、昔、雨が降らない時に、雨ごいをするとき、「白い馬」を、生贄として神様に捧げて、雨を降らせるように、祈願したそうです。

反対に、大雨が降りすぎて、洪水になった時などは、「黒い馬」を捧げて、雨を止ませるように、祈願したそうです。

しかし、毎回それをやったら、馬が足りなくなるので、ある時期から、馬の絵を描いて、生贄の代わりにしたそうです。

それが、「絵馬」の始まりだそうです。

この神社は、「絵馬」の発祥の地なのだそうです。

面白いですね。


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そのせいもあると思いますが、この神社は、狛犬の位置に、「馬」が二頭置かれていました。



宇宙考古学的な解釈をしますね。

「馬」というのは、西洋の「ユニコーン」に関係しています。

ここは、おそらく、「エンキ」のグループが、勢力を持っていた土地なのだと思います。


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日本においては、「馬」の象徴は、「エンキ」のグループみたいです。

角が一つの「青鬼」に代表されるグループですね。

他にも、「龍」や「蛇」なども、「エンキ」のグループだと思います。

父親の「アヌンナキ」も、「金(ゴールド)」を採掘していたようですが、この息子である、「エンキ」も、この鉱物の採掘に、熱心だったようです。


「エンリル」のグループは、中近東などでは、「ライオン」だっと思いますが、日本には、ライオンがいないので、代わりに、「牛」を、シンボルマークにしていたようです。

角が二つの「赤鬼」に代表されるグループですね。

このグループは、採掘には、あまり関与していなかったようです。



世界中には、「龍(蛇)」を祀っている文化と「牛」を祀っている文化に、大きく二つに分かれるという話を聞いたことがありますが、宇宙考古学を学んで、長年の疑問が解けました。


シンボルにしている生物です。


「エンキ」=「龍」と「蛇」、または、「馬」

「エンリル」=「人間」、または、「牛」


こういう二大勢力が、地球文明には、存在していたようです。


この二人の宇宙人は、シンボルにしている生物と人間を、遺伝子操作で、たまに生み出したりもしていたようです。

ハイブリッドですね。



「馬+人間」の「ケンタウルス」です。


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日本では、「馬+人間」の神様は、「馬頭観音」として、存在していたようです。


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「馬」を祀っている神社がある土地は、「エンキ」の支配下だった場所だと思います。


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「牛+人間」の「ミノタウルス」です。

なぜか、角が折られていますね。


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日本では、「牛+人間」の神様は、「牛頭天王」と呼ばれていたようですね。

頭に、牛の角を生やした神様ですね。


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「牛」を祀っている神社は、「エンリル」の支配下だったと思います。


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この神社の拝殿に掲げられている額です。

「シンウテンサイ」と読み、

「神の雨がうるほしそそぎ恩恵をほどこす」

という意味らしいです。


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また、宇宙考古学的な解釈をすれば、「雨」の入る文字は、「宇宙からやってきた」という意味になります。

私には、「雨」の文字が、二つも入っているので、

「二人の宇宙人(神々)が、ここへやってきた」

という意味に感じました。


「エンキ」と「エンリル」が、太古の昔、ここに来ていたのかもしれませんね。

このように、私には、なんでも、「宇宙人」に関係して見えるのです。(笑)


しかも、この文字の中に、「占」の文字も入っていますね。

これは、もちろん、「占う」の意味ですが、もともとは、象形文字で、横にすると、「鍵」に見えますね。

この神社が、日本史の謎を解く、「鍵」になっていたのです。



「占」という文字を、横にすると…


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これですね。


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拝殿の中に、入ってみました。


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鮮やかな「金(ゴールド)」の色が、目立ちますね。

とても豪華なかんじのする拝殿です。

「大和地方」という土地は、昔から、「金」が、たくさん採掘される所なのです。

おそらく、その関係で、この神社は、金色の豪華なつくりになっているのかもしれません。


この写真を見ても、「金」に関係する神様も、祀られているような気がするのです。

「アヌンナキ」の宇宙人ファミリーが、ここで、「金」を採って、故郷の惑星に、送っていたのだと思います。


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「龍神」の絵が、飾られていました。

指が3本なので、日本の龍ですね。


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「白竜」ですね

「赤い山」に、「金」の色が、印象に残ります。

「金」ではなく、この「赤」の色に注目してくださいね。

奈良県の山には、「赤土」が多いみたいなのです。

実は、この「赤土」が、日本史の謎を解く「鍵」なのです。


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ここからが、今回の旅行記の本題です。

最初に、「丹生川上神社上社」に行ったことに、驚いたのには、わけがあります。

実は、「金」の歴史を探っていくうちに、ある別の鉱物の秘密に、突き当たったのです。




ご存知のように、19世紀の半ばに、アメリカのカリフォルニア州で、「ゴールドラッシュ」がありました。


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この時に、たくさんの人が、「金」を採掘しに、現地に行ったそうですが、一番儲けた人は、実は、「金」を採った人ではなかったそうです。

一番儲けた人は、「金」を掘るための「スコップ」を、販売した人だったそうです。

二番目に儲けた人は、「ジーンズ」を、販売した人だったそうです。

「金」を掘った人たちは、三番目に儲けた人たちだったそうです。

さらに、現在までも、ずーっと儲け続けている人は、その時期から、成金たちを相手に、ギャンブル場を開いた、ラスベガスのカジノのオーナーだそうです。



このように、本当に儲かるビジネスは、皆が、殺到するものに隠れていることが多いのです。


不動産バブルの時なども、本当に儲けた人は、不動産関係でもなく、建築関係でもなく、「引っ越し屋さん」だったそうです。

理由は、会社も家も、古い建物を取り壊すときに、別の場所に引っ越し、それから、さらに、新しい建物ができた後に、また、同じ場所に引っ越しをするので、ダブルで儲かるビジネスだったからだそうです。



同様に、日本においても、古代の「大和地方」において、「ゴールドラッシュ」があったようなのです。


そもそも、「アヌンナキ」のファミリーは、「金」を採掘するために、地球の人間の遺伝子操作をして、現在の姿にしたようなのです。

父親である、「アヌンナキ」、それから、息子の一人、「エンキ」が、中心になって、人間たちを使って、「金」を採っていたようです。

特に、後からは、この「エンキ」が、「金」を採る仕事に、従事していたようです。

もう一人の息子の「エンリル」は、「金」を採ることよりも、実際の政治などを行う仕事が、メインだったのかもしれません。



中近東あたりでは、人間は、奴隷となって、必死になって、「金」の採掘をしていたようですが、日本の場合は、いろいろ調べると、どうやら様子が違っていたようなのです。

日本では、「金」を採掘していた人たちは、早い段階で、「金」を効率よく採る方法を、発見したようです。

「エンキ」が最初から、その方法を知っていたのか、もしくは、人間が発見したのか、どちらなのかは、わかりません。



簡単に、「金」を採る方法、それは…



「水銀」



この鉱物を、使うことだったのです。



「金を採掘する」というと、ツルハシを持って、洞窟のような場所で、ガンガンと音を立てながら、掘っているのを、イメージしていましたが、これは、おそらく、中近東などの外国のやり方だと思います。

彼らは、体力があったから、それでも、よかったのかもしれませんが、体力のない人間は、大変です。


日本の場合は、川に、「水銀」と「泥」を混ぜた物質を、ただ流したそうです。

そうすれば、「磁石」に引き寄せられる「砂鉄」のように、「水銀」に「金」が、自然に、くっついてきたのだそうです。

そして、後から、その周囲で火をたくと、自然に泥が落ち、水銀は蒸発して気化するので、後には、「金塊」が、残ったそうです。

こうやって、日本人は、「金」を簡単に手に入れていたのだそうです。

これが、「黄金の国ジパング」の秘密です。

やはり、日本人は賢いですねー!


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いくら、「金」の埋蔵が多くても、それを、取り出す技術がなければ、文字通り、「宝の持ち腐れ」です。

「金鉱」を発見しただけでは、実は、「金」は手に入らなかったのです。

「水銀」も、同時に発見して、その「水銀」を道具にして、使いこなした人が、「金」を手に入れることができたということです。



「水銀」です。


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自然界では、こういうふうに存在しているそうです。

これは、「辰砂」と言われていて、硫化水銀からなる鉱物だそうです。

別名では、「賢者の石」、「丹砂」、「朱砂」などとも呼ばれているそうです。

日本では、古来から、「丹(に)」と呼ばれていたようです。

これが、大和地方の「赤土」の正体であり、日本の歴史上、最重要な鉱物なのです。


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「丹」という文字が入る地名は、「水銀」の産地であることが、多いそうです。

特に、「丹生(にゅう)」という名前の神社は、「水銀が採れる土地」という意味の神社なのだそうです。


そうなのです。

今回の旅行で、最初に訪れた場所、この「丹生川上神社上社」が、まさに、その場所だったのです。

これは、後から知りました。


「丹生神社」という名前の神社は、現在、奈良県や和歌山県に、特に多いようですが、「水銀の女神」であるとされる「丹生津姫」が、祀られているようです。




これは、私の想像ですが、日本において、「エンリル」のグループは、地球の王様でもあったので、「表」の政治などに、力を注ぎたかったので、こういう泥臭い、「金脈」を探して、「水銀」を使って「金」をつくるといような仕事は、したくなかったのだと思います。

それで、「エンキ」のグループが、この作業に、「裏」で従事させられていたのだと思います。

世界中、どこに行っても、あくまでも、「表」は「エンリル」で、「裏」が「エンキ」なのです。

これは、どちらが偉いというわけではないと思いますが、何かの理由で、そういうふうに、便宜上、地球の支配構造を分けたのだと思います。


「貴族」や「僧侶」などの権力者は、「エンリル」のグループが多かったと思います。


「技術者」は、「エンキ」のグループだっと思います。

そして、この技術者の集団が、日本における、「錬金術師」でもあったのです。

この技術者たちは、普段は、「山伏」の姿をして、山岳修行を装いながら、実は、山の中で、「水銀」を探したり、「金」の採取もしていたようです。

現在は違うと思いますが、昔は、「山伏」の一番の仕事は、「錬金術師」としての仕事、二番目の仕事は、「薬草探し」、三番目に、「精神修養」だったそうです。


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太古の昔、「表」の日本史を操作していた、「エンリル」のグループは、「裏」の日本史を操作する役目の「エンキ」のグループを、下に見たり、蔑視していた形跡があります。

彼らは、「エンキ」のグループである、技術者集団、つまり、日本における、「錬金術師」たちのことを、馬鹿にして、呼んだりもしていたようです。

「鬼族」と呼ぶこともあれば、「土蜘蛛族」と呼ぶこともあったそうです。

いずれも、「蛮族」という意味です。


大和地方で、「水銀」を使いこなして、「金」を採っている「錬金術師」たちのことは、「土蜘蛛」と呼んで、特に馬鹿にしていたようです。

これは、彼らが、馬鹿だったわけではなくて、逆に、あまりにも、頭脳が明晰で、賢すぎるために、脅威を感じて、恐れていたのだと思います。

「恐怖心」の裏返しが、「蔑視」なのです。



昔、「錬金術師」たちのことを、馬鹿にした絵が、現在でも残っています。

妖怪、「土蜘蛛」として描かれています。


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一説によると、この「土蜘蛛」のグループは、ある時に、とうとう、「大和」の土地から、追い出されたそうです。

「追い出された蜘蛛」の一族が、「出された蜘蛛」と呼ばれ、現在の島根県に、移住したのだそうです。


「出された蜘蛛」→「出された雲」→「出雲」


こういう流れだそうです。

「土蜘蛛」のグループが、「大和」から移住した先が、「出雲」だったということです。



そして、その「土蜘蛛」のグループのリーダーだった男が、「水銀を使う名人」だったことから、「朱砂を使う名人」と呼ばれていたそうです。

そのリーダーの正体です。


「朱砂を使う名人」→「朱砂の王」→「スサノオ(素戔嗚)」


こういう流れです。



そういえば、弟のスサノオは

「姉のアマテラスのいるはた織り小屋に、馬の皮をはぎ、そこから、その皮を投げこんだ」

という神話が残っていますね。

これは、もしかしたら、「スサノオ」の正体は、「エンキ」がシェイプシフトした存在で、自分の遺伝子の中に、「馬」の遺伝子を投げ込んで、「馬+人間」になったのかもしれません。

そして、それを見た、「エンリル」がシェイプシフトした「アマテラス」が怒って、天岩戸に隠れたという話かもしれません。


もちろん、私の勝手な想像であり、仮説です。

ただ、もしもそうだったら、面白いですね。



「エンリルのグループ」=「表の神様グループ」=「アマテラス」=「伊勢神宮」


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「エンキのグループ」=「裏の神様グループ」=「スサノオ」=「出雲大社」


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こういう方程式が、また出来上がるのです。




私は、去年くらいから、ずーっと「水銀」のことを知りたくて、歴史の資料などを、いろいろ探していたのですが、独学のせいもあり、限界にきていました。

途中から、霧がかかったように、なにがなんだか、さっぱり、わからなくなってしまっていたのです。

それが、今回の旅行で、劇的な出会いをすることができたのです。

ある人物が、私に、日本における水銀の秘史を、教えてくれたのです。




次回は、「水銀」のさらに詳しい歴史を紹介します。

お楽しみに!!





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