6月12日(日)の大阪セミナーも、楽しく終了しました。
翌日の13日(月)の「オリハルコン(仮称)」の販売説明会も、面白い話をしながら、終了しました。
参加された皆さん、お疲れ様でした。
いろいろな話題で、盛り上がりましたね。
たくさんの方と、いろいろな話をしたのですが、やはり、この時期は、人生の転機を迎えている方も、多いですね。
「これから先の自分の進路が、まったくわからない。どうしたらいいんだろう?」
そう思って、悩んでいる方が、増えてきているようですね。
どん底に落ちたり、いくつかの試練に、向き合ったりしている方が、急激に増えてきているのを、感じました。
しかし、そこを抜ければ、あとは、光の世界です。
もう一息です!
私も、何度も、そういう経験をしたし、抜けた人たちは、
「抜ける直前が、一番苦しい」
ということを、知っています。
「夜明けの前が、一番暗くなる」
ということです。
旅行記の前に、私自身が、大学時代に、就職活動をしていた時ことを、書いてみますね。
ただし、私の場合、バブルが弾ける前だったので、現在に比べて、かなり就職しやすかった状況ということを、最初に付け加えておきます。
24歳で、サラリーマンになったばかりの頃、まっさきに感じたのは、
「働いている先輩や上司が、幸せそうに見えない」
ということでした。
彼らが幸せそうに仕事をしていたら、
「ああ、いいなー、自分もいつか、先輩方のように出世して、人生をエンジョイしたいなー」
と思ったと思うのですが、そう思わせてくれるような「素敵なライフ」を生きている人が、極端に少ないと感じたのが、サラリーマン社会でした。
大学を卒業して、最初に就職したのは、「半導体」を扱う仕事でした。
大学4年生の頃、やはり、自分もほとんどの学生と同じように、就職について悩みました。
大学時代は、毎日、大学の体育館で、授業そっちのけで、バーベルを持ち上げることばかりに夢中になり、それに、エネルギーの90%ぐらいを使っていました。
あとは、アルバイトなどをやっていました。
大学の講義は、退屈な講義が多く、いつも居眠りばかりやっていました。
「こんな無駄な時間を過ごしていて、社会でやっていけるのだろうか?」
と疑問をもったことも、よくありました。
就職活動で、会社を選ぶ時期になって、最初は、
「自分の天職だと感じる仕事ができるところを、職場に選びたい。本当の自分の素質を、引き出せるような仕事をしたい」
こう考え、いろいろと調べました。
適性検査を受けたり、いろいろな友人から、アドバイスをもらいました。
しかし、ある時、ふっと気がついたのです。
「仕事をやりもしないうちに、自分の天職などわかるわけがない…」
その当時、たくさんのアルバイトはやっていたのですが、アルバイトと正社員は、違う体験だろうと思っていました。
ただ、よくよく考えてみたら、自分には、その当時、オフィスでやるような事務作業の仕事をやった経験が、皆無だったのです。
スーツを着てやる仕事の経験が、なかったということです。
そこで、発想を変えました。
「ヨシ! それでは、とにかく、どこでもいいから、会社に入ってしまえ! そして、その会社で仕事をしながら、自分の本当の適性、天職を探していけばいいんだ。その会社が、気に入れば、ずっといるし、合わなくなれば、辞めればいいんだ」
こう考えると、気分が、すーっと楽になりました。
つまり、「就職」というものを、「生涯の仕事」と考えずに、
「自分にとっての本当の天職を探すための、第一ステップ」
だとういふうに、考えを変えたのです。
これは、今でも、とてもいい姿勢だと思っています。
多くの人が、
「自分の適性、天職がわからない。だから、就職ができない。ピッタリの仕事がわからない」
などとよく話しますが、自分の適性や天職がわかってから、仕事をしようなどと考えていたら、一生、仕事などできません。
これは、ちょうど、
「英語が喋れるようになってから、アメリカに行こう」
と考えているようなものです。
英語が喋れるようになってから、行こうなどと考えていたら、一生アメリカになんか行けません。英語なんぞ、アメリカに行ってしませば、ななんとかなるものなのです。
これと同じように、
「お金ができたら、独立しよう」
こういう考えもあります。
しかし、これも、難しい姿勢です。
お金ができて、独立しようなどと考えていたら、独立など、一生できないのです。
独立すれば、お金などなんとかなる場合のほうが、多いのです。
ですから、今、「適性」や「天職」がわからないという人は、なるべく、行動してみることを、オススメします。
とりあえず、どこでもいいから、「就職」することをすすめます。
そのほうが、
「自分は何が好きで、何が嫌いなのか?」
ということが、よくわかると思います。
現在の学校教育では、「失敗」を悪いことだと考え、なるべく、失敗しないような教育をする傾向があります。
失敗するごとに、減点していくような方式を、学校も会社も採用しているのです。
しかし、人生においては、ほとんどのことが、失敗しないとわからないようになっています。
人間が、ロボットと違うところは、
「失敗する」
ということなのです。
ロボットも失敗しますが、彼らの失敗は、
「単なる失敗」
です。
人間の場合は、失敗することにより、新しい独創的なアイデアがわいてくるという、
「創造のための失敗」
なのです。
「失敗は、成功のもと」
とうことわざは、まさに、人間のためにつくられた言葉なのです。
どんどん失敗したらいいのです。
今現在、大人になっている人たちは、皆、子供の頃、両親や先生から、
「熱いストーブを、触ってはいけません!」
と強く言われながら育ったはずです。
そして、私たち大人は、
「ストーブが熱い」
ということを、よく知っています。
これは、どうして知っているかというと、皆、隠れて、コッソリ、熱いストーブを触って、
「アツイ!」
と軽い火傷をした経験が、あるからです。(笑)
このように、「失敗」をしないと、人間は本当に賢くはなれないのです。
どんどん、熱いストーブに触り、火傷をしたらいいと思います。
特に、日本人は、
「完全にできるようになってから、行動しよう」
という人が多いようです。
完全にできるようになってやろうと思い、できるようになった頃には、だいたいにおいて、既に出遅れ、遅くなっていることが多いのです。
「さあ、まずはやってみよう!」
こういう姿勢は、やはり人生において、とても大切な姿勢だと思います。
ゴチャゴチャ考えるのもいいのですが、煮詰まってきたら、やはり行動です。
参考までに、私が、どうして、「半導体」に関係する会社を、その当時選んだかというと、その当時、世界で、そして、日本で一番の花形産業で、将来性がありあそうだったからです。
ただ、これは、「安定」を基準に選んだわけではありません。
「勉強」を基準にしたのです。
つまり、この産業が、当時の最先端をいっているだろうから、他の分野よりも、学ぶことが多いだろうと考えたからです。
いろいろなメーカーに仕事で訪れ、たくさんの面白い話を聞きました。
「マイコン」や「LED」、「メモリ」など、微小な世界に、たくさんのドラマがあるのが、わかったりして、とても面白かったです。
「仕事」に関しては、これからの時代は、
「仕事を探す」
という姿勢はやめたほうが、いいと思います。
だいたい、時代が急激に変化しているので、皆が既にやっているような仕事は、競争率も高く、また、すぐに無くなってしまう可能性もあるのです。
これは、勤め人も、自営業の人も、両方言えることだと思うのですが、これからの時代は、
「新しい仕事を、自分で創りだす」
という姿勢がいいと思います。
私自身も、これを実践してきました。
15年前から、「キネシオロジー」を使って、セミナーを開催したり、個人セッションなどを始めました。
今でこそ、少しづつ世間から認知されてきていますが、15年前は、ほとんど誰も知りませんでした。
だから、チャンスがあったのです。
「キネシオロジーを仕事にして、それで食っていく」
という流れも、私が勝手に、試行錯誤して、つくったのです。
こういうのが、楽しいのです。
「キネシオロジー」が、ビジネスになるとは、15年以上前は、想像もできませんでした。
ただ、面白いと思ったので、友人たちと、よくこれで遊んでいました。
この時の「遊び」の経験が、現在の収入に結びついているのです。
このことからも、
「自分が一番楽しんでやってきたことを、仕事にしてみる」
というのも、一つの目安かもしれません。
「給料なんかもらわなくても、1日中できること」
なども、適切な仕事の判断のいい基準になります。
「こんなに楽しいことばかりやって、お金までもらって、申し訳ない」
こう思える仕事だったら、最高でしょう。
誰でも必ず、そういう仕事は、見つかると思います。
もしかしたら、これからの時代は、「学歴」ではなく、今までにどれくらい楽しいことをやってきたかが問われる、「楽歴」が重視されるかもしれません。
「学歴社会」から「楽歴社会」への移行です。(笑)
ほとんどの人の人生には、「二つの路線」があります。
一つ目は、高校や大学を卒業してから、生活をするために、「給料」などを基準に選択した、いわゆる、「生活するための大人の仕事」です。
ほとんどの人は、現在、このレールの上を走る電車に、乗っていると思います。
「あまり楽しくない電車だな…」
と感じている人が多いと思います。
二つ目は、「子供の頃憧れていた仕事」です。
たとえば、
「宇宙飛行士になりたかった」
「アマゾン探検旅行がしたかった」
「歌手になりたかった」
などです。
「仮面ライダーになりたかった」
「お姫様になりたかった」
でもいいと思います。
「子供の頃憧れていた仕事」の路線のレールを、子供の頃から、ずーっと走りつづけて、現在も、この路線の電車に、乗っている大人は、とても少ないと思います。
この路線のレールは、途中で切れていて、そのまま放置されているのです。
ほろんどの人が、小学校高学年や中学生あたりで、親や先生などの世間から、
ガチャーン!
という轟音とともに、この路線を、切断されるのです。
それから、「生活するための大人の仕事」の路線に停車していた別の電車に、強制的に乗り換えをさせられるのです。
だいたい、この頃からです。
「人生は、つまらない…」
と感じはじめるのは。
「自分が本当にやりたい天職」を、本当に探したければ、「子供の頃憧れていた仕事」の路線が、どんなかんじだったのかを、思い出してみてください。
その頃に、ワクワクしながら、乗っていた電車が、魂が、本当に求めていたものなのです。
この世界に、生まれてくる前に、魂が、
「生まれたら、これを、ぜひやってみたい!」
と思っていたことなのです。
「子供の頃」というのは、社会的なエゴが、まだ少ないので、純粋に、「本当の自分」に繋がっているため、「天職」を感じやすかったはずです。
ちなみに、私が子供の頃に、憧れていた職業は、「プロレスラー」と「宇宙飛行士」でした。
特に、「プロレスラー」は、「タイガーマスク」というアニメを観て、
「主人公の伊達直人のように、虎のように強い男になりたい!」
などと夢に描いていました。
あとは、特撮の「ウルトラマンタロウ」をみて、
「カッコイイ! ウルトラマンタロウになりたい!」
とも思っていました。
「宇宙飛行士」というよりも、「ウルトラマンに変身できる宇宙飛行士」だったのです。
「子供の頃の夢」は、大人になってからも、やはり、間接的に影響を受けています。
「タイガーマスク」には、なれなかったし、「プロレス」は、やりませんでしたが、「パワーリフティング」という競技の選手は、長くやりました。
「ウルトラマンタロウ」も、もちろんなれませんでしたが、常に、地球を宇宙的な視点で眺めたりするような「ブロガー」には、なることができました。
ブログを書くときには、
「ウルトラマンのような宇宙人たちは、今の地球の現状を、どう考えているのかな?」
と思いながら書くことも多いです。
他にも、探検家になりたかったのですが、インディ・ジョーンズのような秘境には、行きませんが、古代文明を探る旅は、趣味として、毎月のように言っています。
今は、これが、一番楽しいです。
今回の旅行記も、これですね。
「子供の頃の路線を走っていた電車に、もう一度乗り直す!」
というのも、一つの選択肢に加えてみたらどうですか?
楽しくなると思いますよ。
分断されていた、「二つの路線」を、「一つの路線」に、繋ぎ直してみませんか?
「子供の頃の夢」は、何でしたか?
さて、旅行記も、ボチボチ書き始めますね。
全ての仕事を終えた後、大阪市内を散歩しました。
心斎橋の駅の近くの「まんだらけ」というお店に入ってみました。
ここには、子供の頃ワクワクした、玩具や漫画が、たくさんあり、童心にかえることができました。
「鉄人28号」の玩具が、ありました。
「キャンディ キャンディ」のマンガ、なつかしいな…
「うわさの姫子」、これも、面白かったなー!
知る人ぞ知るの名作、「ブルーソネット」です。
ワクワクしながら読みました。
「まんだらけ」の店の前には、面白い広告がありました。
このあたりには、「不思議の国のアリス」をイメージしたお店もありました。
この狭い入口を、入っていくのです。
「道頓堀」も、久しぶりに散歩しました。
テレビドラマ、「ナニワ金融道」を思い出しました。
いよいよ、次回から、本格的な旅行記を書いていきます。
お楽しみに!
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