大阪市阿倍野区にある、「阿部王子神社」と「安倍晴明神社」にも、行ってきました。
皆で、タクシーに乗っていったのですが、この時の運転手さんが、関西の方なのに、冗談やユーモアのセンスが、いまいちで、車内のメンバーたちは、何回も失笑してしまいました。
「関西の人、全員が、話が面白いわけではないんだな…」
と、思いました。(笑)
最初は、「阿部王子神社」に、立ち寄りました。
タクシーの運転手さんに、近くで待ってもらっていたので、皆、バタバタと急いで参拝しました。
それから、徒歩数分のところに、「安倍晴明神社」がありました。
京都だけにしかないと思っていたら、大阪にもあったのですね。
「☆」が、シンボルマークなんですね。
晴明は、西暦1005年に亡くなりましたが、生前に、
「私は、1000年後に、またこの世に蘇る」
と言っていたそうです。
実際、平成17年9月26日に安倍晴明、一千年期の祭典が行われ、晴明の等身大銅像除幕式が、挙行されたのです。
それから、ちょうど、1000年後、2005年9月26日に、「安倍晴明、一千年期」の祭典が行われ、晴明の等身大銅像除幕式が、挙行されたそうです。
それが、この銅像です。
「陰と陽」、そして、「木・火・土・金・水」の五行から、この世界の森羅万象を読み解くのが、「陰陽五行思想」ですね。
古代、大陸から渡来した理論体系が、日本で、独自の進化・発展を遂げたものが、「陰陽道」だと言われています。
目に見えるもの、耳に聞こえるもの、五感で感じるものの全ては、「陰陽五行」の理論体系で、読み解くことができるとも言われています。
陰陽師は、古代から長年にわたり、日本の様々な祭祀を執り行ってきたほか、占術や呪術を駆使することで、日本の歴史に、影響を与え続けてきたようです。
古代日本において、陰陽師は、当時の先端技術に長じた科学者であり、帝や貴族たちの霊的なSP(Security Police)であり、カウンセラーでもあったようです。
そして、正統な陰陽師の最大の役割は、
「日本にとって大切な人物を守護し、日本という国を護ること」
つまり、一言でいうと、
「陰陽師は、日本の守り人である」
といえるそうです。
そして、その役割は、古代から現在にいたるまで、基本的にまったく変わっていないそうです。
大切な話だと思うので、ここで、もう一度、以前に書いたブログ記事、「愛による国防」を再掲載しますね。
オバマ大統領が、
「日本を守ってやる」
と日本の大使に、言ったとする。
なんと言い返すか?
「オバマさん、あなたは、大統領就任式の時、暗殺されるといけないから、警戒を厳重にせよと、言ったでしょう? そして、防弾チョッキを着たでしょう。あの防弾チョッキは、日本製ですよ。テイジンが、防弾チョッキを作っているのです。日本も、あなたを守っているのです」
と言えばいい。
~「日下公人が読む 日本と世界はこうなる」より引用~
現在の安倍政権は、わりと長期政権になっていますが、戦後、日本の政府は、首相を、コロコロ変えるのが、お家芸でした。
「どうして、こんなに、コロコロと、首相が、交代するんでしょう?」
というような感想も、多かったみたいです。
国家がらみで、なにか非常識で、非合理的だと、思われることが行われる時、だいたい、その奥底には、「国防」が関係していることが、多いみたいです。
ある本に書いてあったのですが、日本の場合、外国からのいろいろな圧力や嫌がらせなどには、昔から、正面から戦わずに、「肩すかし」のような技で、攻撃を避ける戦法を、好んで使っていたそうです。
つまり、首相を、コロコロ変えることにより、アメリカやロシア、中国などの大国からの攻撃を、避けてきたようです。
「もうそろそろ、日本の首相を手なずけて、飼い犬にできるぞ」
というふうに、大国が思ったところで、また首相を変えれば、また最初から、懐柔策を考えなければならないのです。
こうやって、日本は、外国からの政治的な圧力から、逃げて、逃げて、逃げまくってきたようです。
たしかに、本当に情けない部分もありますが、一部では、
「ワザと情けなくしている」
ということもあるようです。
大国と、正面からぶつかるのではなく、逃げることによって、日本国民を、戦争から守ってきたということです。
たとえば、私が、沖縄で中学校に通っていた頃、学生服に坊主頭が、校則でした。
「どうして、いまどき、学生服に坊主頭なんだろう? こんなことしても、学力が、上がるわけでもないし、日本という国家は、どうして、こういう理不尽なことをするんだろう?」
と思っていました。
しかし、今考えると、あれは、「国防」であり、外国に対する、デモンストレーション(威嚇行為)なのです。
「平和憲法の国だからといって、あんまりナメないでくださいよ。いざとなれば、いつでも、戦前の軍国主義に戻れるんですよ。この中学生たちは、いつでも戦えるんですよ」
という視覚効果を、狙ったものだそうです。
そういえば、最近は、少なくなりましたが、当時の女子学生も、大半はセーラー服でしたよね。このセーラー服も、もともとは、イギリス海軍の軍服です。
あとは、ほとんの日本人が、不思議に思っていると思いますが、
「どうして、中学と高校の6年間も、英語を習っているのに、ほとんどの人が、英語が、ベラベラと喋れるようにならないんだろう?」
という素朴な疑問です。
これも、昔、読んだ本に、「国防」が関係していると書いてありました。
日本の国家の方針として、明治時代くらいから、
「国民のほとんどが、英語が、ベラベラ喋れるようにならないようにしよう!」
という意図や戦略が、あったようです。
つまり、当時の世界情勢を見た場合、国民の大半が、英語が、しゃべるようになった国は、イギリスやアメリカに、いいように植民地化されて、その後、搾取されるようになっているという現実があったからです。
だから、
「国民のほとんどが、ほどほどに英語がわかるレベルくらいにしておいて、本当に英語が必要な人材は、少数だけ専門教育をして、外国との交渉に役立ってもらおう!」
こういう政策を、選んだのだそうです。
どうですか?
ほとんどの評論家は、教育の問題を、「教育」だけの視点から、論じていますが、こういう問題に、「国防」の視点をいれると、また新しく見えてくるものが、あるのではないでしょうか?
他にも、現在の日本の経済状態です。
これも、ほとんの評論家は、「経済」だけの視点から論じていますが、この問題に、「国防」の視点を入れると、いろいろと見えてくるものもあります。
これも、ある本で読んだのですが、日本の国家の方針で、
「あまり経済状態を、よくしないようにしよう」
という意図が、あるようなのです。
もちろん、自然に悪くなっている部分もあるし、政治家や官僚などがダメだから、悪くなっている部分もあるのですが、一部には、
「ワザと経済を悪くしよう」
という動きが、あるようなのです。
これは、悪意をもって、やっているわけではなく、善意からみたいです。
つまり、これだけ、世界経済が混乱して、戦争や貧乏で、苦しんでいる国が多い中で、日本だけが、あまりにも成功しすぎて、裕福になりすぎると、外国から、戦争やテロを、吹っかけられる危険性が、高まるからなのだそうです。
「私たち、日本という国も、苦しんでいるんですよ。そんなにいい国では、ありませんよ。戦争なんかで侵略してきても、あまり旨みはありませんよ」
こういうアピールをやる必要が、あるということです。
ちょうど、田舎の金持ちの家が、周囲の貧乏な家からの嫉妬を、避けるために、わざと粗末な家に住み、子供たちにも、質素な服を着せ、お小遣いも、あまり与えないようにするようなものかも、しれません。
ギャングばかりの街で、金持ちが、羽振りのよさそうな格好をして、
「もし襲われても、絶対にやり返しませんよ」
などと言ったら、どういうことになるか、想像してみてください。
1980年代の日本は、経済がトップクラスで、平和憲法をアピールしていましたが、こんなに、危ない状況だったのですよ。
考えてみれば、日本人は、
「自分たちの国は、ダメな国だ…」
と思い込んでいますが、これは逆に、相当心に余裕がないと、できない行為です。
本当に、ダメな国などは、
「自分たちの国は、素晴らしい国だ!」
と思い込もうとしていますね。
日本の場合は、このように、
「敵を欺くには、まずは味方から」
というように、国家が国民を、
「いかにも、ダメな国に住んでいるかのように思わせる」
という政策に、うまく乗せているようです。
1980年後半に、日本は、世界第二位の経済大国になりました。
しかし、その後すぐに、公務員や大企業の会社員が、「週休二日制」や「フレックスタイム制」を導入しています。
また、「ゆとり教育」も始まりました。
これも、
「世界第一位の経済大国なんかになったら、外国から、戦争やテロを吹っかけられる。そろそろ、日本人も、ブレーキをかけたほうがいい。これ以上がんばると危ない」
という「国防」を、目的とした政策だったようです。
特に、「JAL123便」の事件があってから、経済至上主義を、やめたみたいです。
経済なんかよりも、国民の命のほうが、大事だからです。
10年くらい前に、日本の政治や経済などを、影で大きく動かしている人物と会って、いろいろなお話を、うかがう機会に恵まれました。
その時に、その人物から、興味深い話を聴きました。
1980年代に、日本も、「国防」について、真剣に検討したことがあったそうです。
当時、戦車やミサイルなどの戦いから、「スターウォーズ計画」のようなレーザーによる、宇宙戦争の可能性が、出てきた頃ですね。
金融戦争も、始まりそうだったし、ウイルスなどの生物兵器、地震兵器など、いろいろな戦争の可能性も出てきました。
情報戦争の可能性から、日本にも、「CIA」などの情報局を、つくろうという動きもあったようです。
アメリカやロシア、中国などは、その頃から本腰をあげて、超能力者たちを、戦争に使う戦略を、考えていたようです。
「外国に負けずに、日本も、超能力部隊を、自衛隊などに設置しよう!」
という動きも、あったようです。
「これからは、超能力戦争だ!」
と、意気込んでいた軍事関係者も、日本に、けっこういたそうです。
しかし、日本のトップの超能力者たちが、一カ所に集められ、政府の要人と、長期間、いろいろと話しあった結果、
「超能力を、戦争などのネガティブな行為に使うのは、やめよう!」
という結論になったようです。
日本は、こういう決断が、できるだけの道徳を、本当の国のトップたちは、もっていたということです。
その代わりに、何を始めたかというと、マンガやアニメなどを使って、大人ではなく、世界中の若者や子供たちに、メッセージを届けようという戦略にしたそうです。
マンガやアニメの内容や歌などに、「平和」、「勇気」、「協調」、「愛」などをいれて、若者たちの心から、変えるという方針にしたのだそうです。
「超能力」などの最先端技術ではなく、もっと強力な、「愛」を使うことに、決めたのだそうです。
その人物から、この話を聴いて、とても感動しました。
日本は、その後も、マンガやアニメなどを使って、外国に対して、とてもユニークなデモンストレーションを、やっています。
たとえば、等身大の「ガンダム」や「鉄人28号」の模型を、造ったりしています。
これも、
「日本は、いざとなれば、ガンダムのようなモビルスーツも、造れるんだぞ!」
というデモンストレーションだったみたいです。
こういうのも、「国防」としても、案外、外国人の潜在意識への大きな効果は、あるみたいなのです。
そういえば、「男たちの大和」という映画でも、大きな「戦艦大和」が造られましたが、あれも、外国の軍事衛星にわざと見せて、威嚇するためのデモンストレーションだったという話も、聞きました。
こうやって、さりげなく心理的に揺さぶりをかけるのが、日本の「国防」のやり方みたいです。
「愛による国防」
もしかしたら、これからは、世界でも、これが流行るかもしれません。
そして、その後に、「国防」など必要のない、本当に平和な地球の姿が、待っているような気がします。
旅行記の続きです。
「ガンダムカフェ」にも、皆で行きました。
「ガンダム」と「ザク」が、戦っている前で、記念撮影しました。
店員さんが、注文のたびに、敬礼してくれます。
店員の女の子と、ツーショット。
気分は、主人公の「アムロ」ですね。(笑)
「シャアザク・ライス」というメニューです。
皆で、記念撮影しました。
次回に続きます。
<参考>
日本が、経済成長や軍事力などの競争を卒業して、「成功」から、心の安定などの「幸福」に、目標を移している、わかりやすい資料があります。
世界中の国の「平均寿命」です。
平均寿命というのは、その国の「幸福度」を、かなり正確に反映していると思います。
つまり、
「幸せな人は、長生きする」
というシンプルな傾向が、あるということです。
2015年の時点での資料ですが、男女平均は、日本が、世界1位です。
特に、日本人女性は、世界1位です。
日本人男性は、第6位です。
日本人女性は、世界一幸福な人生を、送っているみたいですよ。(笑)
ちなみに、アメリカは、31位で、中国は、53位です。
どうですか?
経済成長率なんかよりも、こちらのほうが、凄いと思いませんか?
あと、参考までに、世界の平均寿命は、男性が69.1歳、女性が73.8歳、男女平均が71.4歳。
日本人の平均寿命は、男性が80.5歳、女性が86.8歳、男女平均が83.7歳。
データがない国を除くと、最も寿命が短い国は、シエラレオネで、男女平均50.1歳だそうです。
日本とは、30年くらいの差がありますね。
○さらに詳しいデータは、下記をクリックしてみてくださいね。
http://memorva.jp/ranking/unfpa/who_whs_2016_life_expectancy.php
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