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地球神殿ワクワクツアー 7 神様の食事

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今回のツアーは、一泊二日だったのですが、ランチやディナーなども付いていました。

 

共通の趣味の仲間が集まり、一緒に食事をするのは、楽しいですね。

 

 

ホテルです。

凄く良かったです。

 

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ホテルのシンボルマークは、これまた、偶然なのか、「蛙」でした。

 

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「カエル」は、「蘇る(ヨミガエル)」で、これも、「キリスト」の象徴なのです。

 

 

 

30人以上で、夕食を食べている様子です。

「宇宙考古学」に興味のある方もいて、楽しい語らいになりました。

 

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この後、また、部屋の中に、お酒を持ち込んで、夜中まで、飲んでいた方もいたそうですね。(笑)

 

 

 

 

食事について、一つ思い出した話があります。

以前にも書いたのですが、面白い話なので、再掲載しますね。

 

 

「木内鶴彦さん」の講演会で聞いた話です。



木内鶴彦さんによると、地球には、「超巨大循環システム」が、存在しているそうです。

そして、このシステムを動かしているのが、「ガイアの意識」なのだそうです。

この意識は、昔から、日本でも、「神様」と呼ばれてきました。

「ガイア」でもいいのですが、「神様」という表現のほうが、日本人には、なじみが深いと思います。


日本の土地を、「神様」の視点で、上空から見てみましょう。


まず、山の上で、「キツネ」や「タヌキ」などの動物たちが、糞をします。

雨が降ってきて、それが、地面に流れ込みます。

その糞を、植物が、根から養分として吸収し育ちます。

そして、その育った植物を、また、動物や人間が食べます。


そうしているうちに、それらの栄養分は、川に流れて、だんだん、上流から下流に流れ、やがて、海に流れだします。

地球には、引力があるので、

「高いところから、低いところに、栄養(エネルギー)は流れる」

という大原則が、あるからです。


その栄養分は、大陸棚などでは、海草が吸収し、さらに、小魚がそれを食べ、また、その糞を、海草が吸収するというかたちで、海の中でも循環しながら、だんだん、海の深いところに、流れていきます。

そうやって、どんどん、栄養は、低いところに流れていくのですが、最終的に、流れ着くのが、「海溝」なのだそうです。


そうです。

引力の法則により、地球上で、一番栄養(エネルギー)が、蓄積されているのは、「海溝」という場所なのです。
特に、「マリアナ海溝」の底は、栄養が、豊富に溜まっているそうです。


さて、ここからが、面白いのです。

 


このままだと、栄養は、海溝だけに溜まって、循環が停滞してしまいます。

そこで、登場するのが、深海魚だそうです。
「提灯アンコウ」などですね。
彼らが、この海溝に溜まった栄養を、食べるのだそうです。


さらに、活躍するのが、クジラたちです。

ご存知のように、「マッコウクジラ」などは、かなりの深海に潜ります。
それは、この栄養を食べるのが、目的なのだそうです。





深海魚を、中層魚たちが食べたりして、体内にそれを溜めこみ、その栄養を、海の中間層に、戻すように運んでくれるそうです。

クジラも、ちょうど中間層あたりで死んで、死骸を、中間層の魚たちに、食べさせたりするそうです。

それから、表層魚が、中間層の魚たちを捕食して、栄養を、海の表面に上げてくれるそうです。


それらを、人間が釣ってから、陸に戻したりもするのですが、ここで、木内さんが、面白い表現をしました。

「皆さん、山登りをする魚を、知っていますか? この循環システムの中では、彼らが、重要な働きをするのですよ」

聞いてみると、その魚は、「サケ」や「マス」、「ウナギ」などの「川に帰る魚」ということでした。

北海道などで、サケが、海から帰ってきて、川を登り、山に向かうシーンを、テレビなどで見た方も、多いと思います。




実は、それは、

「深海の栄養を、再び陸に運ぶ」

という大事な役目のためなのだそうです。

なるほど…。


そして、ここからが、さらに面白いのですが、そのサケよりも、もっと大事な働きをする、キーパーソンが、いるそうです。

それが、北海道だと、「ヒグマ」なのだそうです。

テレビや映画なので、ヒグマが川で、サケを手で、

バシャ! バシャ!

と跳ね飛ばしているのを、見たことがあると思います。

いつも、不思議に思っていたのですが、自分や子供たちが、食べる分だけだったら、数匹で、いいところを、けっこう無駄に、何十匹も、川岸に跳ね飛ばしています。

これは、キツネやタヌキなどの山の小動物たちに、食べさせるためなのだそうです。
彼等は、身体が小さいので、サケが、思うように獲れません。
ヒグマは、それを、助けていたのだそうです。

「クマ」って、とても、大切な存在だったのですね。




それから、「キツネ」や「タヌキ」は、その場で、その「サケ」の死骸を食べずに、わざわざ、山の上にくわえて持っていき、そこで、食べるのだそうです。

その後、山の上で糞をして、雨が降ってきて、地面に流れ込みます。

そして、見事に、また最初から、植物の根から吸収され、川から海溝への循環に、入るわけです。

なっ、なるほど…。

見事な「超巨大自然循環システム」ですねー。

地球も植物も魚も動物も、無駄なことは、一切やっていなかったのですねー。


子供の頃から、

「なぜ、ヒグマって、無駄に、サケを殺しているんだろう?」

と不思議に思っていたのですが、長年の謎が解けて、スッキリしました。

学校では、ここまで、深く食物連鎖について、教えてくれなかったなー。


「キツネ」や「タヌキ」→「植物」や「人間」→「海草」や「小魚」→「提灯アンコウ」→「マッコウクジラ」→「サケ」→「ヒグマ」→「キツネ」や「タヌキ」

こういう流れですね。

「栄養」をバトンにした、見事なリレーを、地球規模で、やっていたのですね。

そして、彼らに、このリレーの全ての指令を出しているのが、「ガイアの意識」であり、「神様」なのです。

 

 

地球が存在し続けている間は、ずーっと永遠に、「栄養(エネルギー)」は、大自然の中を、回転し続けているのです。

 

これが、「神の愛」です。

 

何の見返りも求めずに、これだけのことを、太古の昔から、やっていたのです。

そして、これから先も、やってくれるのです。

無償で…



この話、感動しませんか?
昔の人は、こういうことを、当たり前のように、知っていたそうです。

たとえば、昔から、日本では、「榊の葉」を、神棚などに、捧げる習慣があります。
これは、「榊(さかき)」という植物が、デリケートで、なかなか育たないからなのだそうです。

日本という土地で、自然循環システムにおいて、「榊の葉」が、一番のシンボルやバロメーターになっていたということです。

つまり、榊という植物が、よく育っているということは、

「日本の自然循環システムが、正常に機能していますよ」

という証になるのだそうです。


神主さんなどが、神社に、榊の葉を供えるのは、このことを、「神様」に、報告するためだそうです。

ちなみに、「榊(さかき)」の語源は、もともとは、「神と人の境の木」の意味から、「境木(さかき)」だったそうです。

現在の文字も、そのまま、「神の木」ですね。

昔の人たちは、「榊」を介して、「神様」と対話していたのですね。
昔の人々の知恵って、凄いですねー。

私たちは、太古の昔から現代まで、常に、「ガイアの意識」でもある、「神様」によって、見守られてきていたのです。


 

 


私は、20代の頃、いろいろな方に、弟子入りみたいにして、様々なことを学んできました。

当時、山本先生という、96歳の先生から、こう教わりました。

「トーマ君、人間というのは、心豊かに生きなくてはダメだよ。心の豊かさによって、人生の豊かさが、決まるんだよ」

続けて、

「心の豊かさとは、たとえば、食事をしている時に、何を考ながら食べているかで、その人の心の豊かさの度合いが、わかるのです」

さらに、続けて、

「何も考えないで、ただ腹がへったから、食事をしている人は、動物の食事をしているのです。胃袋を満たすためだけの食事です。その次の段階は、栄養のバランスのことを考えたり、畑で米を作ってくれたお百姓さんに感謝しながら、食事をする人です。こういう人は、人間の食事をしているのです」

最後に、

「でも、私は、たくさんの人に、その上の段階の意識で、食事をしてもらいたいと思っています。それは、大自然のことを思い描きながら、食事をすることです。植物の種から作物になるまでの過程、魚や動物たちが、生まれて育つまでの過程、それらを思い浮かべながら、大自然に感謝しながら、食事を味わうのが、神様の食事です」

こう言って、締めくくりました。
 

 


ぜひ、これから、食事をする時には、たまには、この地球の「超巨大循環システム」を、思い描きながら、食べてみてくださいね。

それが、「神様の食事」です。

意識が、神のレベルになって、食事ができるのです。
きっと、それまでの食事と、まったく違った味を感じると思います。

こういう食事をしていると、どんどん、心が豊かになってきて、より幸せな人生を生きられるようになるのです。

 

 

次回に続きます。

 

 

 



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