兵庫県のツアーを終えた後、滋賀県に行きました。
「瀬田」という駅の近くで、一泊した後、翌日は、「栗東」という駅で、友人のJさんと、待ち合わせしました。
それから、Jさんの運転で、ある場所に向かいました。
その場所とは、「ミホ・ミュージアム」という美術館でした。
Jさんから、
「トーマさん、一度、ミホ・ミュージアムを、見学してみてください。この世の桃源郷ですよ」
こう言われたので、行ってみたのです。
古代文明史の愛好家の私としては、この美術館では、他では、見られない展示品も、見学できそうだと聞いていたので、以前から、一度行きたいと思っていたところだったのです。
特に、「メソポタミア文明」などの展示品は、ぜひ見たいと思っていました。
小雨の降る中、目的地に着きました。
場所は、滋賀県甲賀市信楽町です。
ここが、門です。
トンネルをくぐって、そこから出た橋の上で、記念撮影しました。
電気自動車も、走っていました。
ここが、建物の入口です。
入口は、こじんまりしていますが、建物の中は、広大な敷地面積です。
紅葉と雨雲のコントラストが、凄く幻想的で綺麗でした。
まさに、「桃源郷」でした。
「桃源郷」というのは、もともとは、中国の伝説みたいです。
ある漁師が、桃の咲き乱れる林の奥に、迷い込んで見つけた、「仙境=ユートピア」のことだそうです。
そこは、当時の秦の戦乱を避けた人々の集落だったそうです。
たいへんなもてなしを、受けたのですが、それが忘れられず、帰宅後、再び捜してみたけど、そこへは、再び行き着く事は、できなかったそうです。
最近では、この場所は、地下王国である、「アガルタ」や「シャンバラ」という所だったのじゃないかという説も、有力みたいですね。
とにかく、日本でも、「古事記」だったり、「浦島太郎」や「かぐや姫」など、異界に行って、人間以外の異人に会う話は、昔から、たくさんあります。
特に、中国では、そういう所は、「不老不死の世界」であり、「この世の天国」というイメージがあったようですね。
奈良県の「藤原京」なども、もともとは、中国から来た渡来人たちが、
「ここの場所に、桃源郷の街を造ろう!」
こう思って、都市計画を造り、街づくりをしたという説もあります。
「藤原京(フジワラキョウ)」を、音読みすれば、「桃源郷(トウゲンキョウ)」ですね。
さて、Jさんと私は、この建物で、朝食を食べました。
素敵なカフェでした。
最高級のホテルでも、これだけ素敵な眺めの景色は、なかなか見れないかもしれません。
カフェの壁に、こういうものが、掛けられていました。
「桃源郷は、ここ」
と書かれていました。(笑)
「エジプト文明」の展示室です。
女神像がありました。
「豊穣の女神」だそうです。
もちろん、正体は、「イナンナ」ですね。
説明書きには、「蓮の花」を持っていると書かれていますが、どうみても、「蓮の花」には、見えません。
明らかに、「稲」です。
「稲」は、「イナンナ」が、人間の食物として、遺伝子操作で、最初に創った食料だと言われています。
だから、シンボルマークも、「八方向の光」なのです。
「米」という文字が、シンボルマークだということです。
そして、このマークは、「卑弥呼」のシンボルマークでもあります。
卑弥呼の墓の近くから出土された、銅鏡です。
やはり、「イナンナ=卑弥呼」だと思います。
この女神像は、顔も、鼻が潰されています。
どうしてか、わかりませんが、世界中で発見される、「イナンナ」の像は、鼻が潰されているものが、多いのです。
有名な「イナンナ」の像です。
「シュメール文明」の遺跡から、出土されているそうですが、この写真では、わかりにくいのですが、これも、鼻が潰されているようです。
ヘルメットを被って、壺を持っているのが、特徴です。
日本にも、「イナンナの国」が、ありました。
「イナの国」です。
時代は、縄文時代の前くらいだと思います。
現在の長野県の「伊那市」です。
ここにも、「イナンナ」の像があります。
「伊那市創造館」に展示してありました。
ヘルメットを被って、壺を持っていますね。
これは、オマケの話です。
とても興味深い写真を、お見せします。
最近、ある雑誌に掲載されていた写真です。
日本の防衛省の記者会見の様子です。
「防衛省」のシンボルマークを見てください!
「イナンナが、壺を抱えている」
という絵に、見えませんか?
しかも、防衛大臣の名前が、「稲田(イナダ」ですよ。
本人は、意識していないかもしれませんが、「イナンナ」の魂が、入っているのではないでしょうか?
「日本の防衛省に、イナンナのグループが、直接介入しているんじゃないか?」
と、私は、推測しているのです。
これっ、偶然だと思いますか?
まあ、判断は、各自にお任せします。
「エジプト文明」のコーナーでは、他にも、面白いものがありました。
これは、「豹を背負う女性像」という説明でしたが、そももそ、女性が、豹を背負うなんて、変じゃないですか?
でも、たしかに、そう言われれば、そう見えますね。
しかし、私は、これは、絵画などでも、「隠し絵」のようなものがあるように、この像も、隠された意味があると思いました。
見てください。
反対方向から撮った像です。
そうです。
「爬虫類人(レプティリアン)」の宇宙人が、人間の女性と、セックスをしている場面なのだと思います。
これは、それほど珍しい場面ではなく、世界各地に、こういう行為の石像や壁画などが、残っているのです。
こちらは、「メソポタミア文明」のコーナーです。
これです!
これが、見たかったのです。
おそらく、「イナンナ」が、所属している宇宙人グループ、「アヌンナキ」の彫刻画だと思います。
腕に巻いているのは、ただのアクセサリーではなく、現代の腕時計型のスマホを、さらに進化させたような超小型の電子機器だと思います。
拡大した写真です。
これは、大阪市天王寺区にある、「四天王寺」にある、「仁王像」も、腕に装着しています。
日本にも、「アヌンナキ」の一族は、滞在していたんですよ。
この「赤鬼」のような像は、「エンリル」だと思います。
「イナンナ」の祖父です。
どうですか?
「宇宙考古学」の知識をもって、美術館や博物館を見学すると、最高に楽しいんじゃないですか?
この美術館では、ランチも食べたのですが、とても美味しかったです。
なんでも、この美術館の近くの畑で採れた、有機栽培による野菜を使っているそうです。
この美術館は、どこかの宗教法人が運営しているそうですが、こういう活動は、素晴らしいと思います。
職員の方たちは、おそらく信者の方だと思うのですが、高級ホテルの従業員なんかより、はるかに、愛情のこもった、素晴らしいサービスを心がけているのが、よくわかりました。
こういう地域の人たちから、愛されている団体と、反社会的な活動をしていまう、カルトのような団体では、何が違うのでしょうか?
私は、それは、
「オープンなのか? クルーズなのか?」
の違いだと思います。
一般の社会にも、開いている活動をしているのか、それとも、閉ざされた活動をしているのかということです。
4年くらい前に、映画監督であった、大島渚監督が、亡くなられましたね。
いい意味での頑固さをもった、素晴らしい方でした。
昭和の時代には、「巨人の星」の星一徹のように、激怒してテーブルを、ひっくり返すような頑固オヤジが、いっぱいいました。
大島監督も、そういう昭和の時代の頑固オヤジでした。
現在は、若者が、自信を失っています。
どう生きていったらいいのか、まったくわからなくなっています。
それは、若者に、それを教えるはずの親や教師も、どう生きていったらいいのか、わらなくなっているからです。
「これは、良いことだ! これは、悪いことだ!」
こう断言できる大人が、少なくなっているのです。
今こそ、大島監督のような頑固オヤジが、現代の日本には、必要なのかもしれません。
大島監督に関しては、忘れられない思い出があります。
1991年くらいだったと思いますが、「朝まで生テレビ」に、オウム信者の人たちが、出演して、「宗教」について、激論した時です。
この時の「朝生」は、今まで見た中で、一番面白かったです。
その時に、大島監督が、オウム信者の人たちに話したことが、今でも忘れられません。
だいぶ昔のことなので、記憶があいまいですが、だいだいこういう話だっと思います。
「あなたがたオウムの信者たちは、素晴らしい教えを説いているし、厳しい修行も積まれている。悟りや覚醒、そして、真理を求める気持ちも、私は、とても高く評価しています」
最初に、オウムの教義や団体の活動を肯定して、褒めた後に、
「しかし…」
と、前置きしてから、
「あなたたちが、明らかに悪いと思うのは、一般常識や道徳を無視しているところです。インドなどと違い、日本は、小さい島国です。だから、基本的に出家などのシステムには、向いていません。どんな田舎で、出家生活をしようと思っても、必ず、そこの地域住民と関わることになります」
こう話始めました。
話の途中で、オウム信者の一人が、その話を遮って、反論をしようとしたら、
「バカヤロウ!! そうやって、普通の会話のキャッチボールが、できないところが、そもそも、問題なんだ!」
と、一喝しました。
続けて、
「あなたたち、出家するのは、いいことですよ。でもね、あなたたちは、出家する時、人さまの土地に、なんの挨拶もなく、いきなり、土足で入るようなことを、やっていますね? 土地を買い、建物を建てて、周囲の地域住民を無視して、自分たちだけで閉じこもる。こういう行為が、不信感を生むし、普通の社会から、嫌われる原因になるんですよ」
こう言いました。
それから、急にやさしい口調になり、笑顔で、信者たちに語り始めました。
「今度から、田舎の土地で、出家生活をしようと思ったら、まずは、その村の村役場の人たちに、菓子折りを持って行きなさい。そして、怪しい者ではないということを、アピールしなさい。できれば、役場の人たちと、食事会でも開きなさい」
この話には、オウム信者も含めて、その場にいた人、全員が、シーンとなりました。
その時、すでに、いろいろな事件を、起こしていたオウムでしたが、大島監督は、
「あなたたちが、何か行動を起こす時に、菓子折りを、1個、関わる人たちに贈っていたら、一連のトラブルや事件は、かなり避けられたかもしれませんよ」
こう言っていました。
大島監督の言うように、菓子折りで、事件が避けられたかどうかは、私には、わかりません。
でも、少しは緩和されたかもしれません。
本当の「出家」というものは、たしかに、人間社会の「常識」や「道徳」は、ある程度は、無視して、もっと大きな宇宙の価値観に、合わせるというやり方をとります。
ただ、大島監督の言うように、日本という狭い島国では、基本的に、それは難しいのです。
「誰も来ないような理想郷」
という土地は、現在の日本には、あまり残っていないのです。
だから、現在の日本で、宗教や精神世界を学ぶ人たちは、ある程度、「在家」のやり方しか、できなくなっています。
そういう場合、大島監督の言う、
「菓子折りを、持っていく」
という姿勢は、どこで学ぶにしても、大切になってくると思います。
「常識」や「道徳」を、忘れてしまい、「真理」の追究だけに、向かってしまうと、その先には、「犯罪」という、反社会的な活動という「落とし穴」が、待ち構えています。
でも、その「落とし穴」は、もしかしたら、「菓子折り」の1個で、避けられるかもしれないのです。
「桃源郷」になるのか、「カルト」になるのかは、日本の場合、その周辺の社会とも、うまく調和できるかに、かかっているのです。
利己主義で、我儘なだけの大人が集まった社会は、「カルト」になってしまうのです。
他者への愛情も備えた、成熟した大人が集まって、初めて、そこは、「理想郷(ユートピア)」、つまり、「桃源郷」になるのです。
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