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紀伊半島ミラクルツアー 1 自立

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大変長らくお待たせしました~!

いよいよ、紀伊半島の旅行記の始まりです。

 

 

先月、5日間ほど、主に紀伊半島をまわっていました。

 

久しぶりに、長時間の電車の旅を味わいました。

紀伊半島って、広いですね~

 

電車からの眺めです。

 

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旅行中、面白い形の雲が、空にたくさん浮かんでいました。

 

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旅先では、世紀の大発見と言ってもいいかもしれない、凄い気づきが、ありました。

 

日本や世界の古代史の定説が、完全に覆るかもしれません。

今から、心の準備をしておいてくださいね。

 

 

今回も、またまた、歴史の秘密を、二つばかり、開いてしまいました。

 

 

一つは、地球を訪れていた宇宙人グループと神社の関係、その中でも、アヌンナキの一族と八咫烏のこと。

 

二つ目は、地球という惑星そのものの秘密、特に、植物のこと。

 

これらの謎解きと解明に、成功しました。

 

 

それらは、まさに、「ミラクル(奇跡)」という形容が、ピッタリの出来事が、カギになっていました。

旅行記の中で、少しづつ書いていくので、楽しみにしていてください。

 

 

 

私は、常に、たくさんの人たちと会い、いろいろなことを、語り合っています。

 

最近、多い話題は、「教育」についてです。

 

私自身は、独身で、子供もいないのですが、子育てのことについて、相談を受けることも多いです。

 

しかし、時代が、常に移り変わっているので、絶対的に正しい教育や子育てなど、誰もわからないというのが、実情だと思います。

また、家庭によっても、学校によっても、方針が違い、それぞれ、一長一短があったり、得手不得手もあります。

 

 

 

こういう複雑な事態になった時には、いったん、物事を、思いっきり単純化すると、いいヒントが得られることも多いです。

 

 

具体的には、人間以外の動物たちが、どういう子育てや教育を、やっているのかを、観察することです。

迷った時には、だいたい自然界に答えがあることが、多いのです。

 

 

アフリカのサバンナあたりでは、たとえば、ライオンなどは、子育ての期間が決まっています。

 

結論から言うと、

 

「ライオンの母親は、子供が、自分の力で、獲物を捕食できるようになるまで、守ったり教育したりする」

 

 

そうなのです。

 

「自立」

 

この状態になるまで、親は子供の面倒をみる。

 

これが、「子育て」の原点なのです。

 

自然界においては、これが基準なのです。

 

だとすれば、人間の社会でも、発展途上国だろうが、先進国だろうが、田舎でも都会でも、これを基準に、子育てや学校教育が、行われるようにすれば、問題は、スッキリすると思います。

 

 

「自分の力だけで立つ」

 

これが、「自立」ということです。

 

自然界においては、

 

「自分の餌を、自分で確保して、食べることができるようになること」

 

ということです。

 

人間の社会に置き換えると、

 

「自分の生活費を、自分で稼いで、自分の力だけで、生活することができるようになること」

 

これが、「大人になる」ということです。

 

 

だから、年齢に関係なく、自分の力だけでは、生活できない状態であれば、まだ、「子供」なのです。

 

逆に、若くても、自分で生活できていれば、その人は、「大人」なのです。

 

「子育て」などでは、とても複雑な理論などもあるようですが、究極まで、シンプルに突き詰めると、

 

「子供が、自立できるようになるようになるまで、育てること」

 

これにつきると思います。

 

 

 

最近、気になったことを書きますね。

 

 

一昔前、20世紀、特に昭和の時代までは、児童虐待などが、問題になりました。

 

親が、子供を過剰に厳しく躾けることが、問題になることが、多かったのです。

 

怒鳴ったり、殴ったりといった体罰なども、問題になることが多かったです。

 

これによって、子供時代に、自信を無くし、萎縮してしまって、その後の人生において、消極的になってしまう大人が、多くなりました。

 

 

一方、平成の時代になり、21世紀になると、日本においては、少子化の影響で、一人っ子が増えたせいもあり、逆の問題がでてきたように感じます。

 

親や学校の先生が、子供を叱らなくなったのです。

 

とことん甘やかし、過保護に育てたために、我儘放題の若者が、大量に増えてしまったのです。

 

これも、ある意味、虐待なのかもしれません。

 

なざならば、こういう育てられ方をした子供は、大人になってから、後々、大変つらい目に遭うことが多いからです。

 

自由すぎる環境に育ったために、社会性が無くなってしまい、まともな社会生活が、できなくなってしまった若者が、10代~20代に、とても増えたような気がします。

 

 

もちろん、いつの時代でも、年寄りは、時代の変化を感じられずに、

 

「最近の若者は、なっとらん!」

 

というセリフを吐くことは、十分に知っていますが、それでも、最低限の礼儀作法やコミュニケーション能力、約束を守ったり、常識や道徳に従って生きることは、大切なことです。

 

これが、できない若者の割合は、20世紀よりも、増えているような気がします。

 

 

ネット社会が、これから、どんどん広がると、直接、対面しなくても、コミュニケーションする機会は増えます。

 

しかし、大事な仕事や契約などは、最後は、やはり対面になります。

 

その時に、

 

「この人と、その後も、お付き合いをするかどうか?」

 

というのは、

 

「この人は、まともな社会人なのか?」

 

ということが、お互いに、最重要な判断基準になります。

 

 

たまに、

 

「この人は、今までの人生で、ちゃんとした教育を、家庭でも学校でも、うけてこなかったんだな… もう今からじゃ、手遅れだな… かわいそうな人だな…」

 

こう思える大人に出会うことがあります。

 

そういう場合、もう、どうしようもないのです。

 

そういう人を、今から、叱ったり、怒ったりしながら、教育する義務も義理も、私にはありません。

 

そういう人を、唯一、叱ってあげられるのが、子供時代に出会う、周囲の大人たちなのです。

 

親や先生、それから、友人、親戚などです。

 

 

琴などの弦楽器は、あまり強く弦を張ると、何かの拍子に、すぐに、ブチンと切れやすくなります。

 

逆に、緩すぎると、ダラ~ンと伸びてしまい、音がでません。

 

いい音色の演奏をするには、やはり、適度に張るのが、一番いいのです。

 

 

 

私は、35歳くらいまで、母親から、小遣いをもらったりしながら、半分は、ニートみたいな生活をしていました。

 

10代の頃は、親に甘えっぱなしだったり、20代でも、いろいろな問題を起こして、親に迷惑ばかりかけていました。

 

 

でも、36歳くらいから、少しづつ自立できるようになり、40歳以降は、ほとんど、自分だけの力で、生活できるようになりました。

 

 

今年になってから、故郷の母親と、電話で話した時に、

 

「あんたは、若い頃は、大変な青年で、将来、どうなるかと思ったけど、ちょんと、自分の力で生きてくことが、できるようになったね…」

 

と、しみじみと、嬉しそうに話していました。

 

私の母は、私という大人を育てることに、成功したということです。

 

それで、「子育て」は、完了なのです。

 

「子供を、大人になるまで育てあげた」

 

ということです。

 

私は、「自立」できるようになるまでに、なんと、40年くらいの年月がかかってしまいました。

 

 

しかし、これも、アフリカのサバンナの例ですが、強い動物ほど、「子育て」の期間は、長いのです。

 

 

例えば、シマウマの子供は、生まれてから、すぐに立ち上がって、走るそうです。

 

すぐに、「自立」するのです。

 

「自立」が早いのです。

 

それに比べて、ライオンの子供は、自分で、餌であるシマウマを捕らえて、食べられるようになるまでに、6年以上かかるそうです。

 

その間、ずーと、母親のおっぱいを飲みながら、ひたすら、守ってもらうのです。

 

 

これは、シマウマの子供が偉くて、ライオンの子供が、ダメだというわけではありません。

 

シマウマは弱いから、自分の子供を、長期間守ることができません。

 

だから、子供は、早いうちから、自らの脚で立ちあがり、走らなくてはいけないのです。

 

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逆に、ライオンは強いから、自分の子供を、長期間守ることができるのです。

 

「百獣の王は、子育ての期間が、とても長い」

 

ということです。

 

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これを、言い換えると、

 

「子供を強くしたければ、なるべく長期間、外敵から、守ってあげるようにしたほうがいい」

 

ということです。

 

その長期間に、子供は、強くなるのです。

 

 

もしかしたら、人間の社会の中でも、これは、ある程度、当てはまるかもしれないということです。

 

しかし、ここが、大切なのですが、

 

「長い子育ての期間、ただ甘やかすだけではダメだ」

 

ということです。

 

 

ライオンも、その子育て期間は、ある程度、子供を厳しく躾けるようです。

 

また、そもそも、兄弟同士で、喧嘩したりしながら鍛え合います。

 

ただの過保護は、子供をダメにするだけなのです。

 

 

 

私は、自分では、意識してなかったのですが、18歳くらいまでは、かなり過保護な家庭に育ったようです。

 

そこから、自分で、

 

「なんとか、自立したい!」

 

と、願うようになったのですが、そのキッカケになったのは、高校を卒業してから、たまに、やるようになった、「一人旅」でした。

 

「一人旅」に出て、初めて、

 

「自分は、一人では、何もできない男だったんだ…」

 

ということに気が付いて、愕然としました。

 

それまで、いかに、親や先生、それから、周囲の友人の意見に左右されて、生きていたのかが、わかりました。

 

 

「一人旅」に出ると、自分で動かないかぎり、なにも始まりません。

 

やろうと思えば、一日中、ホテルの部屋で、ダラダラすることもできます。

 

一方で、どこかに冒険に行こうと思えば、いくらでも、どこにでも行けます。

 

私は、子供の頃は、冒険が好きだったのですが、中学や高校の学校生活の間に、すっかり、それができなくなっていたことに、気が付きました。

 

それから、再び、「冒険ができる男」に戻るまで、何度も何度も、「一人旅」に出かけました。

 

そして、旅から戻ってくるたびに、

 

「一人で、自分の意思で、行動できる男」

 

になっていくことができました。

 

 

これから、「行動力」を身につけたい方、ぜひ、「一人旅」に、出かけてください。

 

本来の自分らしさを、取り戻すには、これが、一番いい方法だと思っています。

 

そして、現在、ある程度の年齢の子供を、育てている親御さんは、ぜひ、無理のない範囲で、子供に、「一人旅」をさせてください。

 

それが、子供を、将来、「自立した大人」に育てる、とてもいい体験になるのです。

 

昔から、

 

「かわいい子には、旅をさせろ」

 

こう言われてきましたね。

 

そのとおりなのです。

 

 

 

この写真は、今回の旅行中に、大阪の「仁徳天皇陵」を訪れた時の写真です。

 

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自分の頭で考えて、旅のテーマとプランを立て、自分の脚で歩いて、目的地まで行き、自分で、現地調査をしながら、写真を撮り、分析したり考察します。

 

それから、それを、最終的にブログに、旅行記としてまとめるのです。

 

そして、今では、それをテーマにして、セミナーを開催しています。

さらに、その収入で、十分に、食っていけるようになっています。

 

これが、「大人の生活」であり、「大人の人生」なのです。

全て、「自力」であり、これが、「自立」なのです。

 

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さて、旅行記の始まりです。

 

 

今回も、いつもどおり、実際にまわった時間軸ではなく、ストーリーの構成上、テーマごとの話になるので、場所は前後します。

 

 

5月25日~31日くらいの期間に、紀伊半島をまわったのですが、東京から行くのに、とても時間がかかることがわかり、あらためて、驚きました。

 

本当の聖地というのは、都心部からのアクセスが、わざと不便になるように意図されているようです。

 

多くの人に来てもらうのではなく、何かを真剣に求めている人だけに、足を踏み入れてもらいために、そうしているのかもしれません。

 

 

 

初日は、「津市」という街に泊まりました。

津駅には、初めて降りました。

 

この駅から、翌日、始発に乗り、熊野方面に向かいました。

朝日に照られた、津駅です。

 

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熊野のあたりは、緑も多く、空気が美味しかったです。

 

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いよいよ、次回から、本格的な旅行記が始まります。

 

お楽しみに!

 

 

 

 

 

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