現在は、インターネットの普及によって、どんな人でも、スマホから、お手軽に、なんでもすぐに検索して、いろいろなことを、即座に知ることができます。
だから、大量の知識をもっている人は、爆発的に増えています。
しかし、そうやって、頭の中に、「知識」として詰め込んだだけのものは、使わないと意味がありません。
それらを使いこなして、何かを、この世界に伝えたり、現実レベルで、人の役に立ったりするものを、「知恵」というのです。
「知識」というのは、「知恵」まで、高めたほうが、いいのです。
それには、やはり、肉体を使って感じることです。
実際に、現場に行って、自分の目で見て、手で触って、臭いをかいで、皮膚で、温度を感じて…。
そうやって、五感をフル稼働させて、感じたものが、「知恵」になりやすいのです。
「頭デッカチの人間ではなく、心デッカチの人間になってください」
これは、昔、あるチャネリングの会で、聞いた名台詞ですが、本当に、そのとおりだと思います。
前回の話の続きです。
こういう「超超超巨木」は、昔から、「世界樹」と呼ばれていて、世界中に、その神話や伝説あります。
これは、北欧神話における、「ユグドラシル」という世界の中心にあったと言われている大木です。
英語では 、「World tree」、日本語では、「世界樹」や「宇宙樹」と訳されることが多いそうです。
これは、「ミラノ万博」の時のシンボル、「生命の樹」で、高さは、37メートルあるそうです。
これも、「世界樹」ですね。
「大阪万博」の時に、「太陽の塔」の内部に造られた、「生命の樹」です。
これも、「世界樹」ですね。
このように、巨木の神話や伝説は、世界中にあるのです。
数年前にも、「ジャックと豆の木」をベースにした内容の映画、「ジャックと天空の巨人」という作品もありましたね。
中国の伝説にも、「扶桑樹」という巨木の話があります。
その巨木の生えている土地を、「扶桑国」と呼び、それは、なんと、我が国、「日本」のことだったみたいです。
「ウィキペディア」によると、中国においては、「扶桑樹」とは、はるか東海上に立つ、巨木だったそうです。
そして、そこから太陽が昇るとされていたようです。
古代、中国などの人々は、不老不死の仙人が棲むという、ユートピア、「仙境=蓬莱山」にあこがれ、さらに、太陽が毎朝、若々しく再生してくるという生命の樹、「扶桑樹」に、あやかろうとしたようです。
古代の中国人は、
「蓬莱山に棲む仙人のように長生きし、扶桑樹に昇る太陽のように若返りたい」
と強く願って、蓬莱山と扶桑樹への憧憬を、つのらせていたそうです。
そして、その場所は、「東海の島」だったと言われているのです。
「日本」ですね。
お隣の中国では、日本のことを、
「巨木の国」
という表現で、認識していたのです。
日本は、まさに、
「木の国」
だったのです。
中国の古代の地理書、「山海経」には、こう書かれているそうです。
東の彼方に扶桑の木があり、
その枝は100万尋(約180万㎞)
太陽が昇る谷を鬱蒼と覆っている
湯谷の上に扶木あり
太陽がひとつ至るやひとつ出てゆく
みな烏に背負われている
何やら意味深な表現ですね。
これの解釈は、いろいろあるようですが、これは省略します。
あと、興味深い記述として、
「この巨木は、9000年に一度、実をつけて、その実を食べると、9000年生きる」
ということが書かれているそうです。
まさに、神仙の樹だったのですね。
「これだけのウルトラ級の巨木だったら、地面の下の根っこは、もっと凄かったのではないか?」
という疑問が、すぐに、わいてきたのでですが、この説を唱えている科学者の動画に、興味深い仮説が述べられていました。
「太古の時代、世界中にあった、「世界樹」の根っこの痕跡が、「洞窟」なんじゃないか?」
というのです。
植物の根のイラストです。
外国にあるどこかの洞窟です。
なるほど…、ですね。
さて、旅行記の続きです。
伊豆急下田駅から、私たちは、タクシーに乗り、「爪木崎」という所に向かいました。
ネットで調べて、ここに、「切り株」があることを知ったからです。
途中で、タクシーの運転手さんが、
「お客さんたち、爪木崎に、何を見に行くんですか? 何かのイベントでもあるんすか? 他にも、もっと景色の美しい所がありますよ。そこにも行きませんか?」
と話しかけてきました。
「切り株を見に行くんですよ!」
と、言いたいところだったのですが、説明が難しいので、やめました。(笑)
こういうマニアックな旅行は、ほとんどの人たちからは、理解されません。
でも、そういう状況が、何よりも快感なのです。
「ここまで、マニアックな旅は、誰もやっていなだろう?」
この感覚が、面白いのです。(笑)
「爪木崎」に着きました。
皆、着いた時点で、ワクワクが、MAXになっていました。
ここから、ゆるやかな道のハイキングコースが始まりました。
しばらく歩くと、看板がありました。
「柱状節理」と書かれていました。
説明の書かれた案内板もありました。
正式名称は、「爪木崎の俵磯」という名前だったのですね。
ここの説明には、やはり、火山活動によって造られたと書かれていました。
でも、ここまで読んできたら、真実の姿は、もうわかりますね。
ここには、太古の時代、「超超超巨木」があった跡なのです。
「切り株」なのです。
美しい海岸の景色が広がっていました。
普通の岩肌とは、明らかに違います。
「柱状節理」です。
これの意味を知ってから、間近で見ると、大感動します。
崖から下を見下ろすと、太古の時代、ここに超超超巨木があって、その樹木の中心だったと思われる個所が見えました。
皆で、感動して、声を出しました。
「うわー! ここが、切り株の中心だー! 本当に六角形の細胞があるー!」
マニアックな旅ですね~!
こういう視点をもって、ここに来たのは、私たちが、初めてかもしれませんね。
いいですか?
写真を拡大しますよ。
凄いですね~!!
六角形や五角形など、多角形が、見事に組み合わさっていますね~!
周囲には、他にも、こういう岩肌が、たくさんありました。
せっかくの機会なので、皆で、海岸の近くまで降りていきました。
この岩肌を、どうしても手で触りたくなったのです。
記念撮影しました。
やはり、実際に手で触るということは、大切だと思いました。
ただの岩にはない、なんというか、生命の温もりみたいなものが、伝わってきました。
ここには、太古の時代、ウルトラサイズの巨木があったのですね~!
それを想像すると、最高にワクワクしました。
近くには、灯台もありました。
「神子元島灯台」という名前でした。
凄い名前ですね。
こちらかの景色も、素晴らしかったです。
記念撮影です。
遠くには、ピラミッド型の島も見えました。
この日は、天気も良く、最高の旅でした。
私たちは、次の目的地へ向かいました。
次回もお楽しみに!
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