今月は、1週間くらい、また旅行していました。
主に、関西方面をまわったのですが、立ち寄ったのは、兵庫県、京都府、福井県、滋賀県、奈良県、和歌山県、大阪府というかんじで、広範囲を移動しながら、いろいろな所を訪れました。
今回のメインテーマは、
「古代の日本、私たち日本人の祖先は、いったい、どういう人たちだったんだろう?」
これを、とことん追求することでした。
私が、小学校の頃に、アメリカドラマで、「ルーツ(Roots)」という番組がありました。
アメリカの黒人の方が、自分の先祖を探っていくという内容の物語だったのですが、とても面白かったです。
今回の旅は、その日本版にありました。
「日本人のご先祖様を、究極まで辿っていったら、どうなるんだろう?」
日本人なら、誰でも気になることだと思います。
もちろん、現代の日本は、長い歴史の中で、様々な国の人種や民族と交わっているので、とても複雑になっているのですが、だから、なるべく単純にして、生粋の日本生まれの祖先に特定して、考えてみました。
当初、関西方面の旅は、今年の春からのマイブームである、「世界樹」、つまり、太古の時代に存在した、超巨木に会いに行くという予定だったのですが、旅の直前に、素晴らしい本と出会い、急遽、
「古代の日本における、日本人のルーツ」
これに、テーマを変更しました。
ただ、面白いことに、あとから、いろいろ調べると、太古の時代、どうやら、「世界樹」があったと思われる所の周辺に、日本人の祖先たちは、暮らしていたようなのです。
だから、結果として、この旅は、「世界樹」と「古代日本のルーツ」の二つを、同時に調査することになりました。
旅行中は、いつも大きな存在に導かれていることを感じるのですが、今月の旅は、特にそれを感じました。
では、これから、日本人が、どうやって日本の地で生まれ広がっていったのかを、公開していきますね。
ただし、ご存知のように、歴史というのは、たくさんの流れがあります。
ちょうど、上流から流れてくる、たくさんの小川が、ぶつかって、どんどん大きな川になり、下流に辿り着く頃には、いろいろな所からの小川が合流して、大河になって大海に流れ込んでいくようなものです。
だから、今回の古代史の話も、その大河の中の一つの小川の物語だと思ったらいいと思います。
歴史においては、
「真実は一つ」
ではないのです。
「たくさんの真実が、複雑にまじっている」
というのが、歴史なのです。
8月16日(水)、午前7時30分発の伊丹空港行きの飛行機に乗りました。
それから、伊丹空港で乗り換え、兵庫県豊岡市にある、コウノトリ但馬空港に向かいました。
私は、こういう名前の空港があったことも、知りませんでした。
「日本には、まだまだ知らない所があったんだな…」
あらためて、こう思いました。
伊丹空港で、小さなプロペラ機に乗り換えました。
こんな小さい飛行機に乗るのは、11年前に屋久島に行った時以来ですね。
乗った後に、キャビンアテンダントの方が、
「現在、コウノトリ但馬空港は、深い霧が出ているために、もしかしたら、着陸できずに、伊丹空港に戻ってくるかもしれません」
とアナウンスしたので、驚きました。
「そういうこともあるのか…」
こういうアナウンスは、初めて聞いたので、無事に着陸できるように、祈りながらの時間になりました。
幸い、霧が薄くなったようで、着陸することができました。
コウノトリ但馬空港です。
空港には、3人の方が、迎えに来てくださっていました。
2人の方は、フェイスブックでは、交流があったのですが、お会いするのは初めてでした。
1人の方は、昔、私のセッションとセミナーを受けてくれた方でした。
久しぶりの再会でした。
この日は、私を含めて、この4名での珍道中になりました。
「世界樹の化石」を見ること、それから、「日本人のルーツ」を探ること、この二つの楽しみが、これから待っていると思ったら、私の心の中で、ワクワクのレベルが、MAXまで跳ね上がりました。
余談です。
「先祖」
この言葉は、全ての人間に当てはまると思います。
自分には、両親がいて、その両親にも両親がいて、その両親にも両親がいて…
こうやって、遡っていくと、気が遠くなるくらいの人物が、現在の自分が生まれるまでに、存在していたことがわかります。
「ルーツ」
これは、辞書で調べると、
「物事の根元・起源、祖先、始祖」
など書かれていますが、
「植物の根」
という意味もありますね。
つまり、自分を成長させてくれるものでもあり、自分の性格や才能などにも、関わってくるものです。
「自分の源」
いうことです。
だから、自分の「ルーツ(祖先)」を探るのは、とても大切なことなのです。
小学校の頃、沖縄県の那覇市に住んでいたのですが、ある日、父親から、
「めったに行けないイベントがあるから、一緒に行こう!」
こう誘われて、姉や妹たちと、その会場に行きました。
当時の沖縄で、一番大きなホテルの大宴会場だったと思います。
会場には、数百人はいたと思います。
結婚式場の中でも一番大きな部屋を貸し切り、正面に、小柄なお婆ちゃんが、真っ赤な衣装を着て、ニコニコしながら座っていました。
そうした中、司会の男性が現れて、こう言ったのです。
「会場にお集まりの皆さん、今日は、何のお祝いか、わかりますか? そして、この方が、どなたか、ご存知ですか?」
続けて、
「今日は、カジマヤーのお祝いです。沖縄で、数え年で、97歳の誕生日を祝う会です」
さらに、このお婆ちゃんを指さして、
「今日、お集まりになった方は、全員招待客ですが、皆さんは、この方の子孫の方ばかりです。皆さん、この方がいなかったら、この世に、誕生していなかったんですよー!」
こう大きな声で言いながら、このお婆ちゃんを紹介すると、会場の皆が、
「おおーっ!」
と声をあげながら、お互いに顔を見つめたりしながら、しばらく会場が、感動に包まれました。
昔から沖縄は、子供をたくさん産むから、97歳にもなると、これだけの子孫が誕生していたのですね。
これから結婚して、子供を産むことを考えている人も、すでに結婚して、子供を育てている人も、未来の自分が、たくさんのの子孫に囲まれて、97歳の誕生日を、迎えているところを想像してみてください。
なんともいえない、幸せな気持ちになるんじゃないですか?
沖縄では、「カジマヤー」を、お祝いされる老人が、毎年、100人くらいいるそうです。
さて、旅行記に戻ります。
コウノトリ但馬空港のロビーには、「コウノトリ」の像が、置いてありました。
なんでも、豊岡市のあたりには、コウノトリが、たくさん生息しているそうなのです。
コウノトリの卵の模型までありました。
驚くことに、今回の旅の前に、ある古代の本に書いてあったのですが、私たち日本人の祖先は、このコウノトリに運ばれて、日本の土地にやってきて、それから、日本に広がっていったようなのです。
私も、最初は信じられなかったのですが、この旅を続けているうちに、それが信じられるようになってきました。
科学者たちの間では、未だに、
「人類は、猿から進化した」
という、「ダーウィンの進化論」を信じている人たちもいるようですが、それの確実な証拠などありません。
もちろん、「コウノトリが運んできた」という伝説も、確実な証拠などないのですが、同時に、全否定できるような証拠もないのです。
「コウノトリが、日本人の祖先になる赤ちゃんを運んできた」
この旅行記では、荒唐無稽に思える、この伝説が真実に近かったという、最高に面白い古代史を、これから、少しずつ紹介していきますね。
次回に続きます。
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