山口県の旅では、山口県長門市油谷津黄にある神社、「元乃隅稲成神社」にも行ってきました。
ちなみに、旅行記の最初に書いたように、瀬戸内法による範囲では、この長門市の近くまでを、「瀬戸内海」というそうです。
だから、このあたりの海まで、ギリギリ、瀬戸内海みたいです。
まずは、拝殿で参拝しました。
これも、「ウィキペディア」からの情報ですが、この神社の主祭神は、「宇迦之御魂神」、つまり、「お稲荷さん」で、「イナンナ」だそうです。
参道には、朱い色の鳥居がズラリと並び、圧巻の光景です。
鳥居の赤と空・海の青さがマッチしてますね。
100メートル以上あるという鳥居をくぐって、下に降りてみました。
ここが、鳥居のトンネルの先端です。
ちなみに、この鳥居は、有志の方々から奉納されたもので、あまりにも多くの鳥居が奉納されたために、一旦ストップを掛け、縁起の良さそうな、「ひふみ」の123本が、建てられているそうです。
「一二三の鳥居」なんですね~!
意味深ですね。
私の目に、いきなり飛び込んできたのは、鳥居よりも、その先にある、小島でした。
名前もわからない、小さな島ですが、これを見て驚嘆しました。
またまた、
「うわ~! 凄~い!」
思わず、大声が出てしまいました。
わかりましたか?
ハイ!
「世界樹」の化石ですね。
そうです。
太古の昔、超巨木だったものが、何者かに伐られて、「切り株」になり、それが、長い年月の間に、化石化したものだと思います。
この岩は、超巨木の化石なのです。
つまり…
この神社の正真正銘、本当の御神体は、「世界樹」と呼ばれていた超巨木だったということです。
それが、この神社の秘密なのです。
全国をまわって、気が付いたのは、本当の聖地には、この世界樹の化石があることが多いです。
人間というのは、大きな樹の下で暮らすのは、気持ちが安定するのかもしれません。
復習を兼ねて、もう一度、「世界樹」の話を、再掲載しておきます。
地球という星は、「惑星」ですね。
「惑星」とは、英語では、「planet」です。
これは、ある本で読んだのですが、もともとは、
「plant(植物)」と「network(ネットワーク)」
という二つの単語を、組みわせた合成語だそうです。
つまり、地球という星は、元々は、
「植物たちが生い茂り、相互に意思疎通をやっていた土地」
という意味だそうです。
この植物たち、実は、その正体は、ほとんどわかっていません。
どここから、やってきたのか?
どうして、存在しているのか?
根本的なことは、何もわかっていないのです。
その衝撃は、今年の春。
最初は、出張先のホテルで見た動画が、キッカケでした。
ウクライナの科学者の方が作成したそうですが、それを見て、ビックリ仰天したのです。
「この地球に山や森は存在しない(前編)」
このタイトルの動画です。
動画では、最初に、「切り株」が、登場します。
これが、この地球の全ての謎を解く、鍵になります。
植物というのは、年月が経つと、だんだん、石化してしまうそうです。
堅くなり、石になり、それから、石炭になったり、環境が整えば、ダイヤモンドになるものもあるようです。
さて、この山を見てください。
アメリカのワイオミング州北東部に存在する岩山です。
「デビルズタワー」と呼ばれています。
1906年に米国初のナショナル・モニュメントに指定されたそうです。
高さは、約386メートルだそうです。
1977年に、スティーヴン・スピルバーグ監督の映画、「未知との遭遇」で、巨大UFOの降りる場所として描かれ、有名になりましたね。
クライミングする人たちです。
人が、小さく見えますね。
こうやって、登っているみたいです。
話は、変わりますが、自然界において、「六角形」という形は、とても多いようです。
これは、雪の結晶です。
蜂の巣も、六角形ですね。
そして、植物の中には、六角形をベースに、フラクタル幾何学の模様の形で、成長するものも多いようです。
植物の中には、切り取ると、細胞が、このように、六角形になっているものも多いです。
これは、何かの苔の細胞だそうです。
六角形ですね。
もちろん、そうじゃない形の細胞も、たくさんありますよ。
もう一度、「デビルズタワー」の壁面を見てください。
表面が、薄く剥がれていることが、わかると思います。
これは、植物の膜が、剥がれているのに似ていると、動画の中では、解説されていました。
そうです。
この山は、岩山ではなく、太古の昔、超超超巨木だったのです!!
木の表面が、石化していたのが、あの模様だったのです!
樹木というのは、下の方が、こうなっていますよね?
デビルズタワーの下部です。
つまり、これは、超超超巨大な「切り株」だったということです!
上空から見た姿です!
まさに、「切り株」ですね~!
これは、「デビルズタワー」ではありあませんが、その近くにある、同じような山の頂上だそうです。
「六角形」で、構成されていますね。
植物の細胞が、石化した証拠です。
では、この「切り株」、もしも、伐られていなかったら、どれほどの高さだったのでしょうか?
コンピューターで、解析した結果、なんと、6千メートルの高さの超超超巨木だったことが、わかったそうです。
左下の小さな岩山が、「切り株」である、「デビルズタワー」です。
こういう超超超巨木の痕跡は、世界中に、山ほどあります。
これは、有名なアイルランドにある、「ジャイアンツ・コーズウェイ」です。
縦に、約8キロにわたって、4万本の六角形の柱が存在しているそうです。
植物の六角形の細胞が、石化したと考えたほうが、自然ですね。
火山活動や溶岩などのによる現象だと、既存の学者たちは、考えているようですが、その説には、かなり無理があります。
これらが、火山の溶岩でできた地形です。
そして、一方で、これらが、「ジャイアンツ・コーズウェイ」の岩です。
明らかに違いますね。
この形の地形は、世界中に、山ほどあります。
ボリビアの「ウユニ塩湖」です。
なんと、この湖の底は、全部六角形なのだそうです。
とうことは、太古の昔、ここに想像を絶する超超超巨木があったということです。
面積は、日本の岐阜県と同じくらいだそうです。
キャー!!
ですね。
高さの想像がつかないです。
おそらく、成層圏あたりまで届くほどの高さの超巨木があったのかもしれません。
太古の昔、超超超巨木だった樹木が石化して、「切り株」の状態になったと思われる岩山は、世界中に、たくさんあります。
たとえば、これも、「切り株」ですね。
ハイ!
有名なオーストラリアの「エアーズロック」です。
おそらく、これも、元々は、超超超巨木だった樹木の「切り株」のあとだと思います。
サイズが違うだけで、「切り株」だと思います。
南米のギアナ高地にある、「テーブルマウンテン」ですね。
これも、「切り株」です。
太古の超超超巨木の中には、スパーンと伐ったもの以外にも、このように、ボキンと折ったような樹木が、石化したものもあると思います。
これなども、そうだと思います。
ボキンと折られていますね。
これらも、ボキンと何者かが、折ったと思います。
どうですか?
このように、地球という惑星には、現在、太古の昔は、超超超巨木だったのに、現在は、石化して、岩山や山だと思われる形になって、存在しているものが、たくさんあるみたいなのです。
世界中の神話や伝説に、「ジャックと豆の木」のような話は、たくさんあります。
これらが、全て真実の話だったということです。
凄すぎるんじゃないですか~!!
「世界樹」とも呼ばれていますが、このような超超超巨木が、太古の地球には、無数にあったようです。
まさに、プラント(植物)のネットワークであり、
「植物たちが生い茂り、相互に意思疎通をやっていた土地」
だったのです。
「プラネット」
これが、昔の地球の真実の姿だったのです。
太古の昔、超古代文明の地球の姿は、そういうかんじだったみたいです。
超超超巨木が、地球上には、無数に生えていたんだと思います。
さて、これらの「切り株」について、素朴な疑問です。
どうやって育ったのか?
幹や枝があったならば、その根はどうなっていたのか?
花は咲いたのか?
種は、どのくらいの大きさで、どういう形だったのか?
切り株になる前、その樹木の部分は、どこに行ったのか?
そもそも、誰が、どうやって伐ったのか?
その目的は、何だったのか?
こういうことを、わかる範囲で、一緒に、少しづつ考えていきましょう。
まず、こういう「超超超巨木」は、昔から、「世界樹」と呼ばれていて、世界中に、その神話や伝説あります。
これは、北欧神話における、「ユグドラシル」という世界の中心にあったと言われている大木です。
英語では 、「World tree」、日本語では、「世界樹」や「宇宙樹」と訳されることが多いそうです。
このように、巨木の神話や伝説は、世界中にあるのです。
数年前にも、「ジャックと豆の木」をベースにした内容の映画、「ジャックと天空の巨人」という作品もありましたね。
中国の伝説にも、「扶桑樹」という巨木の話があります。
その巨木の生えている土地を、「扶桑国」と呼び、それは、なんと、我が国、「日本」のことだったみたいです。
「ウィキペディア」によると、中国においては、「扶桑樹」とは、はるか東海上に立つ、巨木だったそうです。
そして、そこから太陽が昇るとされていたようです。
古代、中国などの人々は、不老不死の仙人が棲むという、ユートピア、「仙境=蓬莱山」にあこがれ、さらに、太陽が毎朝、若々しく再生してくるという生命の樹、「扶桑樹」に、あやかろうとしたようです。
古代の中国人は、
「蓬莱山に棲む仙人のように長生きし、扶桑樹に昇る太陽のように若返りたい」
と強く願って、蓬莱山と扶桑樹への憧憬を、つのらせていたそうです。
そして、その場所は、「東海の島」だったと言われているのです。
「日本」ですね。
お隣の中国では、日本のことを、
「巨木の国」
という表現で、認識していたのです。
日本は、まさに、
「木の国」
だったのです。
「これだけのウルトラ級の巨木だったら、地面の下の根っこは、もっと凄かったのではないか?」
という疑問が、すぐに、わいてきたのでですが、この説を唱えている科学者の動画に、興味深い仮説が述べられていました。
「太古の時代、世界中にあった、「世界樹」の根っこの痕跡が、「洞窟」なんじゃないか?」
というのです。
植物の根のイラストです。
外国にあるどこかの洞窟です。
なるほど…、ですね。
日本にも、明らかに、「切り株」だと思われる所が、20カ所くらいあります。
そして、今回訪れた、「元乃隅稲成神社」の御神体の岩も、その中の一つなのです。
このように、「超超超巨木」は、昔から、「世界樹」と呼ばれていて、世界中に、その神話や伝説があります。
前述したように、中国の伝説にも、「扶桑樹」という巨木の話があり、日本を、「扶桑国」と呼び、「巨木の国」だと認識していた話も書きましたね。
では、我が国、日本では、どうだったのでしょうか?
私の古代史を学ぶ基本姿勢として、
「全くの荒唐無稽で、バカバカしく、事実ではなかったようなことは、歴史の記録として残りにくい。逆に、何かの記録が、神話や伝承として残っていれば、その中には、必ず事実の一部が含まれている」
これを信条にしています。
ということは…
日本にも、「超超超巨木」である、「世界樹」や「扶桑樹」の神話はあるはずなのです。
しばらく考えたら、思い浮かびました。
「高天原」
です。
これについては、具体的な絵などの描写が、ほとんどないので、イメージしにくいのですが、言葉に、そのまま表現されています。
「高い天の上にある原っぱ」
と書いてあるのです。
つまり、よく描写されている、「アマテラス」や「スサノオ」などが住んでいたという場所は、
「雲の上」
というよりは、
「雲を突き抜けるほど高い、超超超巨木の上にあった、超超超巨大な葉っぱの上」
に住んでいたのではないでしょうか?
日本の神々は、「扶桑樹」と呼ばれていた巨木の上に、原っぱのようにデカイ、超超超巨大な葉っぱの上を、歩いたり飛び回って生活していたと考えられませんか?
だとしたら、それまで、なんとなく、抽象的で、ボヤッ…としたようなイメージだった神々の世界が、急に具体的で、身近に感じてきますね。
こういう世界は、「超超超巨大な葉っぱの上」だったのかもしれません。
そして、ある時期に、その原っぱの上で、生活してた神々の一部が、地上に降りてきたのだと思います。
それが、「天孫降臨」です。
「元乃隅稲成神社」の岩は、「超超超巨木」である、「扶桑樹」があった痕跡だと思います。
その上の「高天原」に、神々が住んでいたのだと思います。
日本中のたくさんの土地で、同じような出来事があったのだと思います。
「扶桑樹」は、太古の時代、日本中に、たくさんあり、その巨木の上の全てに、神々が住んでいたのだと思います。
これに気が付いたのは、今年の春だったのですが、
「うわーーー!!!」
と叫んで、大感動で、一人で、ブルブル震えてしまいました。
もちろん、学問的には、仮説の段階ですが、その時、私の脳内では、具体的なイメージが湧き上がってきて、その場面が、リアルに感じられたのです。
「高天原」や「天孫降臨」の神話は、高次元や異次元の話ではなく、この世界で起こっていた、現実レベルでの出来事だった可能性が、出てきたということです!
これは、もう、今までの古代史が、ひっくり返りますね~!
ワクワクしてきますね~!
次回から、旅行記は、一気に佳境に突入します。
日本の歴史の秘密の扉が、また開きます。
ギッ、ギギギギ…
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