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修羅の世界

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数年前に、奈良県の興福寺で、「阿修羅」とう名前の神様の像を、間近で見ましたが、とても美しい姿でした。
惚れてしまいそうなくらい、美しく綺麗な神様です。

「もしかしたら、この存在は、3人の宇宙人が、トリプルで合体した生命体だったかもしれないな… もしも、そうなら、その3人とは、誰だったんだろうか?」

 

こんなことを、考えていました。

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「ウィキペディア」には、こう書かれています。

 


「阿修羅(あしゅら、あすら)」は、八部衆または二十八部衆(中国では二十八天)に属する、仏教の守護神である。

 

修羅(しゅら)とも言う。

 

大乗仏教時代に、その闘争的な性格から、人と畜生の間に追加され、六道の一つである、「阿修羅道(修羅道)」の主となった。

 

古代インドのアスラが、仏教に取り入れられたものである。

インドでは、生命生気の善神であったが、帝釈天の台頭に伴い、ヒンドゥー教では、悪者としてのイメージが定着し、地位を格下げされた。

 

興福寺宝物殿の解説では、「阿修羅」は、インドヒンドゥーの「太陽神」もしくは、「火の神」と表記している。

 

帝釈天と戦争をするが、常に負ける存在。

この戦いの場を、「修羅場」と呼ぶ。

 

 

こういう内容です。

 

 

インド神話に、こういう話があるそうです。


昔、聞いた話なので、少し記憶違いもあるかもしれませんが、だいたい、こういう話だそうです。


昔々、インドに「阿修羅」という神様がいたそうです。

学者により、いろいろな解釈があるのですが、別名が、「正義の神様」だったそうです。

ある日、「阿修羅」の娘が、「帝釈天(シャクラ)」という神様に無理やり、犯され、恋人にされてしまうそうです。

「帝釈天」という神様は、別名、「力の神様」でもあり、「最強の武神」だったそうです。

娘をレイプされた「阿修羅」は、完全に怒り狂い、「帝釈天」に喧嘩を、売り、戦い続けたそうです。

しかし、「帝釈天」は、「力の神様」でもあるので、ムチャクチャに強く、何度戦っても、「阿修羅」は負けつづけたそうです。

そうこうしているうちに、その娘の気が変わり、この「帝釈天」に惚れ、一緒に仲良く暮らすようになり、ついに幸せな夫婦になったそうです。

ところが、そういう状況になったにもかかわらず、相変わらず、この「阿修羅」は、

「娘の敵討ちだー!」

と叫びながら、その「帝釈天」に、喧嘩を売りつづけ、ことごとく負けつづけていたそうです。

その「阿修羅」の戦う理由は、ただ一つ、

「自分が正義だから」

だったそうです。

この神話の解釈は、

「正義を主張する人は、視野が狭く独りよがりの人が多い」

ということだそうです。

つまり、

「正義=視野の狭さ」

だという考え方だそうです。

そして、この「阿修羅」のような神様は、現代でもたくさんいますね。
 

 

 

私は、シュメール文明に当てはめると、なんとなくですが、「帝釈天」が、「アヌ王(天神アン)」で、「阿修羅」は、「イナンナ」だったような気がしていました。

 

イナンナは、「愛の神」や「豊穣の神」でもありましたが、「戦いの神」でもあったようなのです。

だから、同じ「戦いの神」である、「阿修羅」と、キャラが被るのです。

 

 

 

先週、テレビで、この阿修羅像の特集が放映されていました。

 

番組によると、この像は、元々は、まったく別の姿だったそうです。

 

そして、ある時に、表面にいろいろな材質を被せて、顔を描き直したとのことでした。

 

レントゲンのようなもので、スキャンすると、中から浮かび上がってきた顔は、興味深いものだったようです。

 

横顔ですが、その片方は、口が開いていて、もう片方は、口が閉じていたとのことです。

 

そうです。

 

神社に置かれている、「狛犬」です。

「エンリル」と「エンキ」ですね。

 

そうなると、おそらく、正面の顔は、「イナンナ」になると思います。

 

つまり、「帝釈天」と戦っていた、「阿修羅」の正体は、「エンリル+エンキ+イナンナ」の連合体だったかもしれないということです。

 

「帝釈天」 VS 「阿修羅」

 

これは、

 

「アヌ王(天神アン)」 VS 「エンリル+エンキ+エンリル」

 

こういう図式だったということです。

 

 

「父親」 VS 「二人の息子」+「共通の孫娘」

 

こういう家族同士の喧嘩だったかもしれません。

シュメールの神々の勢力争いが、インドでも神話になっていた可能性があるということです。

 

 

 

「阿修羅」や「修羅」という単語を見たら、また、思い出した話があります。

 

 

昔、山本先生という、私の筋トレの師匠から聞いた話です。
何回か紹介しましたが、いい話だと思うので、また書きますね。


1992年から1996年くらいまで、「世界一小さな格闘技」ともいわれる、「腕相撲」の練習場に通っていました。

2002年に、102歳でお亡くなりになったのですが、山本先生という師匠に稽古をつけてもらっていました。
素晴らしい方でした。


ちなみに、専門的な話をすると、競技としての「腕相撲」と「アームレスリング」は違います。

競技の腕相撲は、

 

「机の上全体が土俵」

 

という考え方で、机の上だったら、肘を動かしてもいいのです。

そのため、アームレスリングが、比較的上半身だけの勝負になるのに対して、腕相撲は、脚力などの全身の筋力も使います。
さらに、技も多彩です。


1992年の春に、

「腕相撲の名人がいる」

という噂を聞いていたので、そこへ訪ねていきました。

現在は、もうありませんが、当時は、東京都内の自由が丘の近くでした。

毎週土曜日の夜7時から、稽古だというので、その時間に行くと、たくさんの人が、練習していました。

 

空手や柔道のように、段位などもあり、皆、緑や茶色、黒帯などを締めてやっていました。


試しに、緑帯を締めている高校生ぐらいの人と対戦してみました。

まだ、黒帯(初段)もとっていなくて、4級ぐらいだと言っていました。

その方は、体も痩せていて、腕も細かったのですが、パワーリフティングで鍛えていた、私の怪力が、全く歯がたたないのです。

 

当時、私は、ベンチプレスで、180キロを挙げ、握力も、90キロくらいありましたが、その怪力が通用しなかったのです。

 

びっくり仰天しました。

「餅は、餅屋にまかせておけ」

とよく言いますが、その道の専門家というものは凄いのだと、改めて再認識させられました。

その後も、黒帯の有段者たちともやりましたが、話になりませんでした。
まったく別次元の強さを、思い知らされました。
子供扱いにされてしまったのです。


あまりのショックに、私が下をうつむいて座っていると、一人の小柄な老人が、道場に入ってきました。

道場生全員が、挨拶したのですが、明らかに尊敬されている人物だということがわかりました。

 

どうやら、道場主らしいのです。

しばらく見ていると、3段や4段クラスの人たちが、なんと、その老人に、稽古をつけてもらっているではないですか。

さらに驚くことに、この老人が、簡単に彼らに勝つのです。
ビックリしてしまいました。


そのうち、私が呼ばれました。

そして、

「君は、初めて見る顔だね。ちょっと君の腕力をみてみたいから、私とやってみようか?」

と言ってきました。

身長、153センチぐらい、体重47キロぐらいでした。

一方の私は、当時、身長170センチくらいで、体重97キロくらいでした。

全身が、筋肉の鎧で覆われていました。

私の方が、2倍ぐらいの体の大きさだったのです。

「この爺さん、どうせ、何かインチキでもしているんだろう。かわいそうだが、ここは勝たせてもらうぞ。腕の骨が折れても知らないぞー!」

こう思いながら、腕を組んで、力を入れたですが、ビクともしません。

そのうち、もの凄い圧力を感じて、簡単に負けてしまいました。


それまでも、ショックを受けていたのに、まさか、こんな老人に、完敗するなんて思ってもいなかったので、しばらく口がきけなくなり、呆然としていると、

「君は、なかなか、みどころがあるな。私が、いろいろ教えてあげるから、来週から遊びにきなさい」

こう言われました。

これは、周りの弟子に、言わせると、

「弟子入りを許可する」

という意味だそうで、その瞬間から、弟子入りが決まりました。

私が驚いて、

「どうして、そんなに強いのですか?」

と聞き返すと、ニコニコ笑って、

「私は、1900年生まれだから、今年で、92歳になるんだよ。92年も、トレーニングしていれば、誰でも強くなるよ。ワッ、ハッハッ、ハッ、ハッハハ」

と豪快に笑いました。

これが、山本先生との出会いでした。


先生は、日本での腕相撲という競技を、最初にはじめた方でした。

経歴を聞いて、さらに驚きました。

空手の大山倍達、プロレスの力道山、アントニオ猪木など、ほとんどの日本の格闘界や武道界の有名な方々は、この山本先生の弟子だったそうです。

また、合気道5段、講道館柔道4段など、武道の達人でもあるですが、歯医者でもあり、歯科大学の教授でもあり、さまざまなトレーニング関係の本も、書いている方でした。
日本のスポーツ科学の第一人者でも、あったのです。

発明家でもあり、歯の矯正器具など、私たちが、身のまわりで目にするものも、たくさん発明し、特許をとっていました。
太平洋戦争の頃は、潜水艦や魚雷の設計も、やっていたそうです。

私が会った頃は、「天文学」、「生物学」、「物理学」、「仏教」の本も執筆中でした。


精神世界のことも、深く知っていました。

「宇宙も輪廻するんですよ」

などと、凄くスケールの大きな話も、よくやってくれました。
まさに、天才でした。


その道場には、約4年間通いましたが、月謝が、なんと千円でした。

昔ながらの稽古法で、新弟子は、雑巾がけ、皿洗いなどから始めるという方針でした。
礼儀作法にも、とても厳しく、私など、よく怒鳴られました。


稽古の合間に、先生は、いろいろな話をしてくれました。

たとえば、

「諸君、食事というものはな、どう食べればいいのか、自然が教えてくれるんじゃ。歯を見てみなさい。穀物や野菜の為の歯が、28本あるじゃろう。肉の為の歯は、4本じゃ。これはな、自然界が、人間の体にとって、一番いい割合を教えてくれているんじゃ。穀物や野菜、それから、肉のバランスは、28対4、つまり、7対1だと、教えてくれているんじゃ。この比率で食事はしなさい」

長い人生経験から導き出した、深い知恵を授けてくれました。

他にも、

「昔、怒りや嫉妬、悪口、陰口など、ネガティブな感情ばかりもっている人間を集めて、血液を採取し、その血液を舐めてみたことがあるが、その人たちの血液が、たいへん酸っぱかったのを覚えているよ。あの酸っぱい味は、一生忘れられないよ。その後、その人たちは、全員、白血病などの癌で、15年以内に死んだよ。ネガティブな感情というのは、体にとっても悪いもんだよ…」

などと話してくれました。


先生は、若い頃、夜中、枕元に、「不動明王」を名乗る霊体が、現れたそうです。

「あなたに、特別に力を授けよう。あなたが、この力を正しいことに使えば、その力は、永久になくならないだろう。しかし、もし間違ったことに使えば、たちどころに、その力はなくなるだろう。ゆめゆめ疑うことなかれ…」

こう言われたそうです。

それから、特別な力を持つようになったと言っていました。


ある時、天に向かって、

「本当に、あれが不動明王なら、その証拠を、もう一度見せてみろ!」

こう怒鳴ったら、いきなり、目の前の川原に、雷が落ちてきて、一つの石に直撃したそうです。

そして、その石を持ち上げて、見てみたら、その石の裏側に、彫刻刀で彫ったように、ご自分の名前が書かれていたそうです。

「日本のスポーツ界の本当の開祖は、不動明王なんじゃよ…」

とも言っていました。(笑)
 

 


一番印象に、残っている話が、「修羅の世界」の話でした。

 


「六道輪廻」の話です。

いろいろな解釈がありますが、簡単に言うと、仏教の考え方の中に、世界を、六段階で捉える思想があるそうです。


下記の六つの世界に、階層分けされているという考え方です。

 


天界道 → 天人という神様のような存在が住む世界。

人間道 → 人間が住む世界。苦しんだり、楽しんだりして学ぶ世界。

修羅道 → 皆がエゴ丸出しで、戦いと苦しみに満ちた世界。

畜生道 → 動物の世界。本能だけで生きているので、仏の世界は、理解できない。

餓鬼道 → 飢えと渇きに悩まされる鬼の世界。

地獄道 → 罪を償うための世界。
 

 

 


ほとんどの仏教学者たちは、私たちの世界を、この中の「人間道」、「人間の世界」であると、考えるのだそうです。

しかし、先生の解釈は、ユニークでした。

この世界は、「修羅道」、「修羅の世界」だと考えることを、私たちに提案したのです。

「自分も含めて、この世界の世界の住人は、そもそも、エゴ丸出しで、戦うという性質をもった、修羅であるという認識で考えてみなさい」

ということです。


なぜなのか?

それは、この世界を、「人間の世界」と考えると、

「あの人に裏切られた。あの人からも、こんな酷い言葉で傷つけられた」

「また、酷い事件が起こった。どうして、この社会は、こんな犯罪が起こるんだろう? 神も仏もいないのか?」

「どうして、いつまでも世界から、戦争がなくならないんだろう? どうなっているんだろう?」

というような「不平不満」や「疑問」などが、生まれやすくなるからなのだそうです。


一方で、この世界を、「修羅の世界」と考えると、

「人に裏切られて当たり前だ。そもそも、この世界は、そういう世界だ。酷い言葉で傷つけられても、それも当然だ。そういう人たちが住んでいる世界だ」

「酷い事件が起こって当たり前だ。この社会は、そういう犯罪が起こる世界だ。神や仏は、そもそも、この世界をそういう学びの場として、創ってくださったのだ」

「この世界は、戦争がある世界である。それによって、学ぶことも多い世界である」

というように、視点が変わるのです。


ほとんどの仏教では、この世界を、「人間の世界」だと捉え、なんとか、最高の「天人の世界」に近づくように、努力しようという、考え方みたいですが、先生は、

「そういう世界観は、苦しみを生みやすい。不平不満や疑問が、出てくるのは、そういう世界観だからだ」

と言っていました。


この世界が、「人間の世界」だという世界観は、

「ハードルを高く設定し、そのハードルを、どうすれば、飛び越えられるか?」

という考え方を、生むのです。
そして、ずっと苦しむのです。


そうではなく、先生の提案は、この世界を、「修羅の世界」だと、一段落として捉え、なんとか、「人間の世界」に近づくように、努力しようという考え方なのです。

「ハードルそのものを低く設定する。ハードル自体が、地下に埋まっていて、何もしないで、地面に立っているだけで、すでに、ハードルを飛び越えたことにしましょう」

という世界観なのです。
これは、目から鱗でした。


この世界を、「人間の世界」だと考えると、ちょっと裏切られたり、傷つけれたりすると、ガッカリして、怒りがわいてきて、その相手が酷い悪魔に見えてきます。

犯罪や戦争についても、この世の中が、とても残酷な世界に見えてくるのです。

ところが、この世界を、もともと、「修羅の世界」だと考えると、裏切られたり、傷つけられても、その相手は、普通の人間に見えてくるのです。

犯罪や戦争についても、それが、日常の世界に見えてきます。


その結果、さらにどうなるか?

「修羅の世界」だという認識で、この世界を捉えると、裏切らない人や傷つけてこない人が、天人つまり、天使や神様に、見えてきたりするのです。

それまで、普通の人だった人たちが、一気にレベルアップして見えてくるのです。


普通の国だった自分の国も、レベルアップして、天国に見えてきたりもするのです。

 

「我が国の中では、直接の戦闘は、戦後からは、起こっていない。なんて、素晴らしい国に住んでいるだろう!」

 

こういう気持ちが、日常的に湧いてくるのです。

ためしに、ちょとだけ認識を変えてみてください。
世の中が、いつもと違って、見えてくるかもしれませんよ。


この「修羅の世界」という世界観がいいのは、なんでもない日常に、「感謝」を感じやすくなるということです。

普通に生きているだけで、感謝の心がわいてきて、幸せな気分に、なりやくなるのです。


山本先生のこの世界観は、いろいろな人に、話してみたことがありますが、ある程度の年齢を、重ねた人たちは、わかるみたいです。

ただ、若い人は、いまひとつ、ピンとこない人も多いみたいですね。

やはり、世代によって、価値観が違うんですね。


先生は、1900年~2002年という激動の時代を、生き抜いてきた人物でした。
だから、こういう世界観を、もっていたのかもしれません。
この時代には、こういう世界観が、必要だったのでしょう。


「この世界自体を、もともと酷い世界と認識する」

これは、万能の考え方では、ないかもしれません。
でも、現在でも、人生に、行き詰ったり、苦しくなった時に、ちょっと使ってみる価値のある「人生の裏技」に、なるかもしれません。


先生が、生前、こう言っていました。

「この世界は、修羅の世界じゃ。私たちは、こういう厳しい世界に修行に来ることができるほど、強くて素晴らしい存在なんじゃ。私は、朝起きるとき、よし! 今日も、修羅の世界で戦うぞ! なにくそ、負けるか! と気合を入れて、起きるんじゃ。諸君も、ぜひ負けないで、がんばってください!」


「修羅の世界」という「人生の裏技」、ぜひ、試してみてくださいね。

 

 

 

PS 先週の誕生日に、友人からプレゼントされた花束です。

 

「修羅の世界」にも、素晴らしい人たちも、たくさんいるし、日常には、愛があふれているのです。

 

世界観を、ワンランク下に落とすと、そういう、「小さな愛」に気が付きやすくなるのです。

ひたすら、平凡な日常に、感謝できるようになるのです。

 

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「オマケ」

 

 

☆山本先生は、昔、よくテレビで、プロレスラーと腕相撲対戦していました。

ただ、重量挙げなどと違い、数字でわからないせいか、ほとんどの方は、やらせだと疑うみたいですね。

この動画は、先生が98歳の頃の勇姿です。
懐かしいな~

この頃、先生は体調が悪く、手術、入退院を繰り返して、体力が落ちていた頃です。
いつもなら、簡単に勝っていたと思います。


○「腕相撲、98年間無敗の男 VS プロレスラー中西学 (伝説の達人)」

https://www.youtube.com/watch?v=Gn-ks4SfJDE

 

 

 

 

 

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