最近のマイブームは、都内の神社仏閣巡りです。
先週は、東京都内の新宿にある、「熊野神社」に行ってきました。
大都会の真ん中に、こんな素敵な神社があったのですね。
「八咫烏」や「三つ巴」などのシンボルもあり、感動しました。
今年になってから、日本全国をまわっていますが、そこで気が付いたことを、また旅行記で書いていきます。
先週、久しぶりに、人気の海外ドラマ、「プリズンブレイク」のシーズン5を借りてきて、家で観ました。
やはり、とっても面白かったです。
この映画は、脱獄劇なのですが、最初から最後まで、ハラハラ、ドキドキして、そのスリリングな展開に、息をのみます。
子供の頃から、脱獄の映画が、大好きでした。
「大脱走」も、テレビの洋画劇場で、ワクワクしながら、夢中で観たし、「ショーシャンクの空に」も、当時のレンタルビデオ店で借りて、手に汗を握りながら観ました。
しかし、ご存知のように、古代において、これらの脱獄映画よりも、もっと壮大なスケールで、さらに高度な脱獄劇が、我が国、日本であったことを、ほとんどの日本人が、まだ知りません。
そこで、私は、この脱獄劇を、今年になってから、集中して調べています。
この謎解きゲームは、最高に楽しいです。
今回も、この壮大なスケールの脱獄劇を、知の冒険として、楽しみましょう!
よく、使われることわざに、
「井の中の蛙、大海を知らず」
というのがありますが、その後に続く言葉は、あまり知られていませんね。
いくつかバージョンがあるようですが、
「井の中の蛙、大海を知らず、されど空の青さを知る」
というのもあるようです。
これは、いわゆる、「専門バカ」や「学者バカ」のことを、表現しているそうです。
たとえば、長年一つのことばかり、長年研究している学者というのは、視野が狭く、世間一般の常識に疎くなりやすくなるという意味で使いますね。
だだし、世情には疎くても、自分の興味を突き詰めていく過程で、世の中の奥底にある、凄い真理を発見することもあります。
そういう意味だと思います。
「井の中の蛙は、井戸の中にいるために、広い地球のことはわからないけど、高い空を見上げているうちに、もっと広大な宇宙を感じることができるようになった」
こう言っているのです。
世の中には、いろいろなことよく知っていて、常識的な人は多いけど、一つのことを専門的に長年追求している人は、少ないです。
でも、これからは、いわゆる、「オタク」と言われるような極端に視野が狭く、「マニアの中のマニア」のような人たちの存在が、価値をもってくると思います。
知識や情報の量だけなら、コンピューターが、全部やってくれるのです。
面白い視点やユニークな解釈、アイデアやインスピレーションが、これからの時代には、大切になってくるのです。
これも、よく使われることわざですが、
「木を見て森を見ず」
という表現もありますね。
しかし、これも、逆の解釈があって、
「木を見て森を見る」
という考え方もあるのです。
マクロの視点で、森を全体的に見ることも、大切ですが、正反対のミクロの視点で、木の細胞、それから、その周辺の微生物などを調べることにやって、森のことを、もっと深く知ることもできるのです。
昔、この「木を見て森を見る」ということを、実践したのが、和歌山県が生んだ天才、南方熊楠でした。
南方先生は、生物学者としては、粘菌の研究で知られていますが、キノコ、藻類、コケ、シダなどの研究もしていて、さらに高等植物や昆虫、小動物の採集もおこなっていたそうですね。
南方先生などは、まさに、いい意味での専門バカでした。
世間一般の凡人は、なるべく、高い所から、山や森の全体を見ようとしますが、南方先生は、ひたすら、極小の世界を眺めることによって、山や森の真実や核心の部分に、到達していたのだと思います。
私は、南方先生に比べたら、大した学者でも、なんでもないのですが、とりあえず、この方のように、ある一定の期間は、一つのことを、徹底に調査したり、掘り下げてみるという姿勢は、大切にしています。
去年は、「世界樹」と言われる巨木の化石に魅了され、その調査で、日本中を飛び回りました。
そして、今年になってからは、徹底的に調べているものが、「補陀落渡海」なのです。
この古代日本における脱獄劇、「補陀落渡海」だけを、集中して調べているうちに、いろいろなことが繋がり、たくさんの真実が見えてきました。
まさに、
「木を見ると、森が見える」
というかんじになったのです。
「一つのことを、徹底的に追及して、全体を見る」
こういう教育は、受験勉強を重視している、日本においては、大学や大学院などでしか、やらないと思います。
でも、これからは、小学校や中学校などの義務教育でも、こういう時間をとって、自分の興味のあることだけを、追求するということも、大切になってくるかもしれません。
では、そろそろ、この大切な「木」を、「補陀落渡海」というミクロな出来事を中心に、じっくりと眺めてみましょう。
「補陀落渡海」という「木」を徹底的に、注意深く見ることによって、「古代史」という「森」が見えてくると思います。
「木を見て森を見る」
今回の旅行記では、その楽しさを感じてもらいたいです。
旅行記のテーマは、「ピース(平和)」にしました。
私たち日本人は、「平和」の民族だと言われています。
その「平和」の根源に迫ってみようと思います。
海外ドラマの中では、毎回、新しいシーズンが始まる前に、「前回までのあらすじ」というのを、数分間やりますね。
同じように、私の旅行記も、最初の前半部分では、今までの経緯を、大雑把にまとめた記事を書いてから、後半の本格的な旅行記に入るようにしています。
では、まずは、その話を書いていきます。
下記の絵は、シュメール文明における、人間の創造神である、「エンキ」と「ニンフルサグ」の絵です。
右が、「エンキ」で、左が、「ニンフルサグ」だそうです。
真ん中の木は、「生命の樹」と言われていて、人類創世に関わっているそうです。
この二人は、兄と妹でもあり、夫婦でもあったようです。
そして、この二人は、日本にも来ていたのです。
最近の古代史の研究でも、科学的に解明されてきているのです。
比較言語学などを使って、縄文土器の模様などを、詳しく調べた結果、いろいろな史実が、浮かび上がってきたようです。
シンボルの数、それから、シンボルの形などで、土器の模様の意味が、シュメールの神様を表現してることが、どんどんわかってきているのです。
例えば、この縄文土器の中央にある模様は、「エンキ」の精子を、「ニンフルサグ」の子宮に入れて、遺伝子操作で、クローン人間を創っているということが、文字を解読して、わかったそうです。
さらに、面白いことも、わかっているようです。
比較言語学の専門家たちが、シュメール文明の神様である、「アヌンナキ」の一族の正体を、「古事記」に書かれている単語や表現から、読み解いたそうです。
それによると、彼らのグループは、「古事記」の中に現れる、「国つ神」を信仰する、「地祇族」だということが、わかっているそうです。
他にも、もっと凄いことが、解明されているそうです。
縄文土器や縄文土偶には、絵文字(象形文字)、シンボル記号、シンボル数、シュメール語などが、表現されているそうです。
「エンキ」は、日本語に翻訳される時に、「牡牛神ハル」とも言われているそうです。
詳しいことは省略しますが、これを専門家が読み解いたら、
「エンキ」=「牡牛神ハル」=「3と4の男」
となるそうです。
さらに、シュメール語では、
「エシュ・ア・ラム・ギッシュ」
これが、長い期間の間に、
「エシュ・ア・ナン・ギ」
さらに、
「イシャ・ナ・ギ」
というふうに、変化したようです。
そうなのです。
この単語が、日本に入ってきてから、
「イザ・ナ・ギ」=「伊弉諾尊」
になったというのです。
もう一方、「エンキ」の妹であり、奥さんでもあった、「ニンフルサグ」は、「蛇女神キ」とも言われています。
「ニンフルサグ」=「蛇女キ」=「3と4の女」
となるそうです。
さらに、シュメール語では、
「エシュ・ア・ラム・ミ」
これが、長い期間の間に、
「エシュ・ア・ナン・ミ」
さらに、
「イシャ・ナ・ミ」
に変化したようです。
日本に入ってきてから、
「イ・サ・ナ・ミ」=「伊弉冉尊」
になったのです。
日本の神様の姿が、具体的になってきましたね~!
縄文土器や縄文土偶の7割以上の模様が、この二柱を表現しているそうです。
縄文時代には、この二人の兄妹が、日本人に、とても愛され、親しまれていたということです。
「伊弉諾尊」と「伊弉冉尊」。
この二柱の前で、執り行う結婚式が、「神前結婚式」なので、どれだけ深く、日本人と関わっているのか、わかると思います。
この二人は、「国生み」にも関わっています。
この二人の兄妹が、日本の国土も創ったのです。
シュメールの神話では、「エンキ」と「ニンフルサグ」ですが、日本神話では、「伊弉諾尊」と「伊弉冉尊」になります。
「日本」も「日本人」も、二人が創ったのです。
「日本人の始祖」なのです。
もう少し、「エンキ」について、書いておきますね。
下記は、日本に来ていた初期の頃の「エンキ」の姿みたいです。
頭部は人間で、身体が蛇の神様ですね。
岐阜県の「位山」にある像です。
こういう素の姿の「エンキ」を祀っている所は、珍しいと思います。
「宇賀神」などとも呼ばれています。
いわゆる、「龍神様」でもあります。
側に、不思議な球体も置かれていますが、もしかしたら、これは、「エンキ=イザナギ」が乗ってきたUFOかもしれません。
日本の神話には、よく、「玉」という文字が出てきますが、この意味も含んでると思います。
太古の昔、こういう球体型のUFOが、日本中を飛び回っていたのではないでしょうか?
この未確認飛行物体のことを、当時の人々は、「速い玉」と呼んだりしていたのではないでしょうか?
そして、それが、熊野にある、「熊野速玉大社」の主祭神、「熊野速玉大神」になったのではないでしょうか?
この絵は、「伏羲氏と女媧図」という古代の中国の伝説に登場する神様です。
この二人の神様は、「伏羲」と「女媧」という兄妹です。
「エンキ」と「ニンフルサグ」だと思います。
中国の伝説によると、大洪水が起きたときに、二人だけが生き延び、それが人類の始祖となったと、言い伝えられているそうです。
ということは…
中国人の始祖も、「エンキ」と「ニンフルサグ」であり、つまり、「伊弉諾尊」と「伊弉冉尊」ということです。
この絡み合っている姿を模したのが、「出雲大社」などの「しめ縄」かもしれませんね。
上にある、花模様のシンボルマークは、「菊の紋章」かな?
「コンパス」と「定規」を持っていることに、注目してください。
ご存知のように、「コンパス」と「定規」は、秘密結社、「フリーメーソン」のシンボルです。
ちなみに、これは、「設計」の意味です。
太古の昔から、いろいろな建築物を造る時に、この道具を使ったので、この二つが、シンボルになっているそうです。
なんと、古代中国の神話の時代に、すでに、「フリーメーソン」が、存在していたのですね。
これが、最古の「フリーメーソン」だと思います。
創始者は、「エンキ」と「ニンフルサグ」という、人類や動物を設計して、地球上に生み出した神様たちだったということです。
2017年の伊勢の旅行で、一番感動したものです。
これは、ある場所で見つけたのですが、目立たない場所に、ひっそりと置かれていました。
もう少しで、見過ごす所でした。
ハイ!
「コンパス」と「定規」ですね。
これは、「伊勢神宮」の内宮や外宮の大切な扉を開く時に使う、「カギ」なのだそうです。
大感動でした。
「伊勢神宮」の正真正銘、本当の御祭神は、「エンキ」と「ニンフルサグ」、つまり、「イザナギ」と「イザナミ」の二人の神様なのだと思います。
繰り返しますが、この二人が、「日本人」の設計者なのです。
私は、古代史を学んでいるうちに、「エンキ」と「ニンフルサグ」、つまり、「イザナギ」と「イザナミ」の二人の神様は、アフリカから、テレポーテーションで、瞬時に、日本にやってきたいうなイメージを、勝手にもっていました。
しかし、どうやら、この二人が、日本に登場したのは、別の方法だったみたいです。
もっと、ドラマチックで、感動的な演出をしながら、我が国には、登場したようなのです。
「アヌンナキ」の一族たちは、世界中に、その痕跡が残っていますが、それぞれの国の歴史や文化、それから、その土地の人々の価値観に合わせて、姿形を変えたり、メッセージを伝えたりしていたようなのです。
では、日本では、どうだったのでしょうか?
その答えは、去年に出会った本に書かれていました。
〇「超古代の黙示録」 後藤まさし たま出版 1429円
旅行記では、この本からの情報を元に、私なりの解釈と表現で、思いっきりシンプルに書いていきますね。
この本によると、宇宙には、生命を創る元のエネルギーのようなものがあり、それは、「丹(に)」と呼ばれているそうです。
太陽で創られ、「植物」と「動物」と「人間」の三つの生命の元になっているそうです。
そして、宇宙空間にあり、目に見ない、「障壁賀」という、宇宙の子宮のような所があり、ここに、「生(しょう)」と呼ばれる別のエネルギーのようなものが、充満しているそうなのですが、ここで、二つが合体するそうです。
そして、「丹生(にしょう)」というエネルギーが、生まれるそうです。
「丹(に)」+「生(しょう)」=「丹生(にしょう)」
「丹生」とは、「丹生遺伝子」の意味で、生命そのものを表現するのだそうです。
このエネルギーが生まれた後、宇宙の子宮である、「障壁賀」の中では、「植物」、「動物」、「人間」の三つに、区分けされるそうです。
太古の大昔、最初に、「植物の丹生」が、地球に降り立ち、次に、「動物の丹生」が、最後に、「人間の丹生」が、降り立ったそうです。
三つとも、月を経由して、地球に来たそうです。
この本によると、最初に、「植物の丹生」が降り立ったのが、現在の日本の京都府与謝郡峰山町にある、「藤社(ふじこそ)神社」だそうです。
それから、「動物の丹生」が降り立ったのが、同じく京都府与謝郡峰山町の「比沼麻奈為(ひぬまない)神社」だそうです。
太古の昔は、「与謝郡」と「与謝の海」を合わせた場所を、「与謝津(よさかい)」と言って、ここだけが、地球上で、唯一、生命を導き、育てることが、許されていた場所だったそうです。
そもそも、「丹波」のように、「丹」がつく土地は、
「丹(に)の波動を出している土地」
という意味なのだそうです。
凄い土地だったのですね~!
さて、肝心の「人間の丹生」が降り立った場所ですが、それが、現在の「籠神社」の奥宮である、「眞名井神社」なのだそうです。
この本によると、720万年前の話だそうです。
最初の「人間の丹生」は、「零迦児(むかご)」として、風にふかれながら、ふらふらと漂い、この土地に、ふわりと舞い降りたそうです。
それは、なんと、松の木の上にあった、「コウノトリ」の巣に、スッポリと入ったのだそうです。
私は、これは偶然ではなく、神々の演出だったのだと思います。
「コウノトリ但馬空港」のロビーにあった、「コウノトリ」の巣」のレプリカです。
それから、その、「零迦児」は、巣と一緒に、海に落ちて、しばらく、与謝海を漂ったそうです。
その時に、何度も何度も、脱皮を繰り返して、だんだん、人間の姿になっていったそうです。
その間、ずーっと、「コウノトリ」の群れが、外洋に流されないように、見守っていたそうです。
昔から、世界中に、
「コウノトリが、赤ん坊を運んでくる」
という話がありますが、これが由来だそうです。
「舞鶴」という地名も、元々は、
「コウノトリが、舞い戻った」
ということから、できた名前だそうです。
おそらく、この「零迦児の入った巣」を、海に漂っている途中で、危なくて見てられなくなり、口で咥えて、舞鶴の地へ運んだのだと思います。
最終的には、「零迦児の入った巣」は、舞鶴の「丹生川」の入江の辺に辿り着き、山羊の乳を与えられながら、洞窟の中で、動物たちに見守られながら、育ったそうです。
丹後半島には、「コウノトリ」を神様として、祀っている神社もあります。
「久久比神社」という名前です。
「鵠(くぐい:コウノトリの古称)」が、名前の由来だという説もあるそうです。
去年の夏、ここでも記念撮影しました。
こういう神社が、昔からあるということが、有力な状況証拠になるのです。
先ほどの「コウノトリ」の話が、まったくのデタラメであれば、こういう神社など、そもそも存在しないのです。
この「零迦児(むかご)」は、「双子の魂」だったそうです。
今風の表現だと、アニメの「君の名は。」でも使われた、「ツインレイ」ですね。
この二人が、純粋な「日本人の始祖」になるのです。
「イザナギ」と「イザナミ」なのです。
この話、最高に面白いですね~!!
中近東を拠点にした、シュメールの文明の神々、「アヌ王」のファミリーは、50万年前に、故郷である、「二ビル星」から、UFOでやってきたそうです。
しかし、その「アヌ王」の子供になる、「エンキ」と「ニンフルサグ」の二人が、それよりも古い、720万年前に、なんと、宇宙の根源からダイレクトに、日本の丹後半島に、降臨していたということです。
二人は、月を経由してやってきて、「匏(ひさご)」、つまり、「瓢箪(ひょうたん)」に似た、「繭(まゆ)」のような姿の生物として、成長したようです。
それからも、何度か脱皮を繰り返して、人間として成長したそうです。
「瓢箪(ひょうたん)から駒」
という表現の語源は、このあたりに由来しているそうです。
一説によると、天橋立から、ちょっと離れた、「冠島」で、「零迦児」は、完全な人間の姿になったそうです。
何かの用事で、ここに行ったのか、もしくは、ここで、人間になる儀式をやったのかもしれません。
「冠島」です。
この話を知ったら、無性に、「籠神社」と「眞名井神社」に行きたくなり、去年の夏、ここにも行ってきました。
「眞名井神社」です。
「三つ巴」の紋章は、「植物」と「動物」と「人間」の遺伝子も、表現しているのだと思います。
今回の旅行記でも、この「三つ巴」のシンボルマークが、キーワードになるので、よく覚えておいてくださいね。
入口の石柱を見て、大感動しました。
見てください!
「匏宮大神宮」と書かれていますねー!
前述したように、最初に、「匏(ひさご)」、つまり、「瓢箪(ひょうたん)」に似た、「繭(まゆ)」のような姿の生物として、地球に誕生した、「伊弉諾尊」と「伊弉冉尊」のことが、書かれているのです。
「イザナギ」と「イザナミ」の二人ですが、最初の頃は、中近東にあった、「エデンの園」に住んでいた、もう一組の人祖である、「アダム」と「イブ」のように、周囲には、植物と動物以外には誰もいないという環境で、二人っきりの童児と童女として、寄り添いながら、生きていったそうです。
小鳥たちや小動物たちしか、遊び相手はいなかったのです。
密生した桧の樹が、音を出して、きしみながら発火した時に、それを見て、火の起こし方を学び、魚や肉も、生よりも、火で焼いたほうが、美味しく食べれれることを知ったそうです。
それから、火の傍にあった粘土が、形をつくっているのを見て、素焼きをつくることも、学んだそうです。
ある日のこと、小鳥やリスが、交尾をしているのを見て、童女の方が、顔を赤らめたそうです。
それから、童女は、童児に、
「これからは、寝屋を別にしましょう」
と言ったそうです。
お互いに、異性を意識するようになったということです。
童児も、それに同意して、それが、きっかけで、二人は別々の場所で暮らすことになったそうです。
童女のほうは、自分の発言を、後に、凄く後悔して、自分を責め続けたそうです。
しかし、永遠の別れというわけでもなく、二人の約束は、
「ある程度の年齢になったら、また再会しよう!」
というものだったそうです。
現在の福井県小浜市にある、遠敷川の「鵜瀬」で、二人は、一旦、涙の別れをしたそうです。
童女のほうは、その後、現在の滋賀県の琵琶湖にある、「竹生島」で、初潮を迎えたそうです。
後世、成人した女性を守る、「弁天様」は、ここから発生しているそうです。
そういえば、多くの祠は、池の中にあったり、赤い鳥居や赤い祠、赤い橋などですね。
あれは、童女(イザナミ)が、琵琶湖に囲まれた竹生島で、赤い血を流したことが、始まりだそうです。
それから、童女は、滋賀県犬上郡多賀町のあたりで、しばらく暮らしたそうです。
そこで、麻の皮が丈夫なことを知って、そこで、自分の身体を保護する麻衣を編み出し、それを身に纏ったそうです。
これが、人類の衣服の始まりだそうです。
西洋の「アダム」と「イブ」が、「イチジクの葉っぱ」で性器を隠した話よりも、より高度ですね。(笑)
「イザナミ」は、その後は、三重県の員弁、それから、三重県の麻生田でも、3年間ほど生活していたそうです。
ここでは、ひたすら麻織物を織っていたそうです。
それから、「イザナギ」と再会を約束していた場所、現在の伊勢市宮後町にある、「伊勢神宮」の外宮の別宮、「月夜見宮」に行ったそうです。
そこで、二人は、お互いに成長した姿で、久しぶりの再会をしたそうです。
そして、ここで、結婚式を挙げたそうです。
これが、人類初の結婚式、つまり、「人祖の結婚式」になったそうです。
そこでは、「イザナミ」が、麻生田で織った、「白妙」を二人とも纏って、誓いの言葉を、神に述べたそうです。
「絶対に争ったり、殺し合ったりせずに、助け合います」
というのが、その誓いの言葉だったそうです。
現在でも、天皇が結婚する時にやる、「大嘗神祇祭」という儀式では、これをやるそうです。
この誓いの言葉の理由は、最初の人祖である、この二人が、「人間の元」の状態で、地球に来る前に、その宇宙の根源のような世界、宇宙の子宮である、「障壁賀」の中が、とても調和がとれていて、争いごとの全くない、素晴らしい世界だったために、必然的に、その理想の世界を、この現実世界でも再現しようと思ったようです。
考えてみたら、現在の日本の「平和憲法」は、この時に、すでに出来上がっていたのですね。
「イザナギ」と「イザナミ」は、結婚したあと、滋賀県に向かったそうですが、その滋賀への旅の途中、現在の三重県いなべ市にある、「饗庭神社」で、人類初となる、最初の妊娠に気がついたそうです。
それから、イザナミは、自分が子供の頃に住んでいた滋賀県犬上郡多賀町のあたりが、とても気に入っていたので、そこでの定住を決めたようです。
二人は老化もせず、若い身体のまま、数千年生きたそうです。
そして、その間に、子供を、たくさん産んだようなのです。
子供たちは、男女合わせて38人いたそうです。
男児が19人、女児が19人だったそうです。
38人の子供たちが、ある程度育ち、それから、さらに、その38人も、たくさんの子供を産み、大勢の子孫に恵まれたそうです。
それで、ある程度、落ち着いた頃を見計らって、二人は、元来た天に戻ることにしたそうです。
その場所は、滋賀県米原市にある、「醒ヶ井」という所にある、「武奈山」と「比婆山」を、二人のお墓に決めたそうです。
この二つの山は、距離にして、3キロくらい離れているそうです。
最初に、「イザナギ」が、「武奈山」の頂上にある墓に入り、肉体は、そこに埋めたようです。
それから、本質である霊体は、
プシュー!
と、天高く飛びあがり、そのまま、「金星」に向かって、天に飛んでいったそうです。
しばらくして、今度は、「イザナミ」が、「比婆山」の頂上にある墓に入り、肉体は、そこに埋めたようです。
それから、また、霊体が、
プシュー!
と、「イザナギ」の後を追うように、同じく、「金星」の方角に飛んで行ったそうです。
次回に続きます。
☆精神世界の面白いサイトが、たくさんあります。
http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas
☆キネシオロジーの個人セッションも、やっています。
こちらも、ぜひ体験してくださいね。
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http://www.tomaatlas.com/library00.htm
☆私のメインサントです。 ↓
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