振り返ってみると、私の宇宙考古や古代史の探索は、ちょうど4年前の春、奈良県の明日香村から始まっています。
だから、私の旅も、節目節目には、奈良が関係しているようです。
今回の奈良県の旅も、そういう意味では、一つの節目だったのかもしれません。
旅の途中では、ちょっと面白そうな名前の寺や神社があったら、車を停めて、ちょっと探索することを繰り返えしていました。
そうやって、立ち寄った場所の一つが、「石光寺」でした。
場所は葛城市で、當麻寺の近くです。
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ここにも、「三つ巴」と「鬼瓦」がありました。
やはり、「天照派」の拠点だったみたいですね。
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境内に入ると、これが、すぐに目に飛び込んできました。
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これは、旅行記の最初の頃に紹介した、「神武派」と「天照派」の仲直りの時、「葵祭」の象徴であり、京都の上賀茂神社の「立砂」ですね。
もしかしたら、ここでも、そういう儀式があったのかもしれませんね。
片方が「〇」で、もう片方が「□」というのが、面白いです。
この二つを、くっけると、「前方後円墳」になりますね。
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本堂です。
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掲げられている文字が、私には、「宇宙服を脱いだ二人の宇宙人」に見えました。
下半身が蛇みたいですね。
「イザナギ」と「イザナミ」かな?
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この寺について、ネットでも、調べみました。
だいたいこういう説明です。
「石光寺(せっこうじ)」は、浄土宗の寺院である。
山号は慈雲山で、本尊は阿弥陀如来。
出土遺物等から飛鳥時代後期(白鳳期)の創建とみられる古寺で、「中将姫伝説」ゆかりの寺院である。
境内には、中将姫が蓮糸曼荼羅を織成する際に、蓮糸を染めたという井戸「染めの井」と、糸を干したという「糸掛桜」があり、「染寺」と通称されている。
さらに、興味深い伝承もあります。
役小角の開山と伝えられる。
「元亨釈書」に記載される縁起によれば、天智天皇の時代、霊光を放つ大石が見つかり、天皇の勅命を受けて、この石に、弥勒如来を彫らせ、堂宇を建立したのが始まりとされる。
面白いですね。
他にも、こういう話もあるそうです。
当寺は、中将姫の蓮糸曼荼羅織成伝説ゆかりの地として知られ、境内には伝説にちなむ、「染の井」と「糸掛桜」がある。
中将姫は、大納言藤原豊成の娘とされる。
説話によれば、美貌で知られた中将姫は17歳で出家して、ある日、中将姫は、蓮の茎を集め、糸を採り出し、石光寺の庭に掘った井戸に糸を浸したところ5色に染まった。
中将姫は、そのハス糸で、一夜のうちに当麻曼荼羅を織りあげた。
天平宝字7年(763年)のことという。
境内を散歩していると、弥勒堂という建物があり、中に入ると、「当麻曼荼羅」のレプリカも、展示してありました。
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その建物には、こういう仏像も展示してありました。
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「船来観音像」というそうです。
明らかに、「補陀落渡海」を意味していますね。
やはり、ここにも、「補陀落渡海」で辿り着いた僧侶がいたのかもしれませんね。
そして、もしかしたら、女性であり、尼さんだったのかもしれません。
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井戸もありました。
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「中将姫」の像です。
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説明書きです。
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ある本に、面白い話が書かれていました。
中将姫は、継母から虐待されていたそうですが、ある時に、この継母から殺害されそうになり、身の危険を感じて逃げたそうです。
そして、家臣の夫婦に助けてもらったそうです。
姫は、いろいろな人々に、匿われたり、助けてもらったそうですが、助けた人の一人に、お礼として、ある秘薬をプレゼントしたそうです。
それは、普通のお湯に入れただけで、天然温泉のように身体が温まり、健康になるという秘薬だったそうです。
その子孫が、後に、「株式会社ツムラ」という会社を創業したそうです。
主成分が、婦人薬「中将湯」原料の生薬で、「薬剤中将湯」という入浴剤にになったそうです。
そして、その入浴剤が、ある時から、「バスクリン」というネーミングで、日本中のお風呂で使われ始めたのだそうです。
そういえば、子供の頃、「バスクリン」が入った風呂、好きでしたね。
こんな歴史が隠されていたのですね~!
いや~、古代史って、面白いな~!
綺麗なお姫様だったのですね。
髪形が、子供の頃の聖徳太子に似ていますね。
もしかしたら、頭には二本角があり、それを、髪形で隠していたのかもしれません。
「鬼=大丹生(おおにゅう)=天皇家」だったかもしれませんね。
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さて、いよいよ、奈良県の旅でのメインの目的地に向かった話です。
「松尾寺」というお寺です。
小雨の降る中、車を運転して、寺に向かいました。
着きました。
貫禄のある門ですね。
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階段を登っていきました。
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境内は、「三つ巴」と「鬼瓦」ばかりです。
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境内は広いです。
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聞くとこころによると、聖徳太子が拠点にしていた、「法隆寺」の奥の院が、この「松尾寺」だったそうです。
この二つの寺は、2キロくらい離れていて、その道の半分くらいは、原生林で、ほとんど人が足を踏み入れたことのない場所になっているそうです。
私は、そういう地理的な条件から推測して、ここが、「補陀落渡海」の最重要作戦本部だったと思っています。
つまり、聖徳太子が、イザナギとイザナミの子供たち、38人の依存を救済する計画を立てて、その指令を全国に送っていた場所が、ここだったと思うのです。
そして、その指令は、「志能便(しのび)」と呼ばれていて、日本最古の忍者であり、スパイだった人々を使って、やっていたと言われています。
本堂です。
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この寺の本堂の奥には、興味深い像も、置かれていました。
写真撮影が禁止だったので、写真はありませんが、なんと、「天照派」の敵方になる、「神武派」の中でも、一番、「天照派」を弾圧していた、「天武天皇」の息子の像が、あったのです。
その息子とは、「舎人親王(とねりしんのう)」という名前で、三男だと言われているそうです。
調べてみると、「天武天皇」の奥方だった「持統天皇」は、夫のあまりの弾圧の酷さに、とても悩んでいたそうです。
そして、「天武天皇」が亡くなった後には、弾圧されたり、虐殺されて亡くなった「天照派」の人々の魂の鎮魂のために、多くの神社を建てたりしたそうです。
階段を登ると、立派な「三重塔」があります。
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この塔も、瓦には、「三つ巴」と「鬼瓦」の模様が刻まれています。
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この「三重塔」の裏山に、この寺の奥の院があるのです。
ちなみに、この裏山は、「補陀落山」と呼ばれているそうです。
その山の頂上に、神社がありました。
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「松尾山神社」という名前の神社です。
拝殿です。
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祭神が、「牛頭天皇」ですね。
「イザナギ」ですね。
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そして、この末社に、注目してください。
「末社」というのは、「松尾山神社」のさらに元になった神社ということです。
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なんと!
そこに祀られている神様は、「十九所大明神」と書かれているではないですか~!
そうです。
「19組の夫婦」です。
イザナギとイザナミの「38人の子供たち」です。
「天照派」の人々の始祖です。
日本という国の基盤づくりをした、「聖徳太子」の拠点だった「法隆寺」、その奥の院の「松尾寺」、さらに、その奥の院が、「松尾山寺」、そして、さらに、その源の神様が、「十九所大明神(三十八人の神様」だったということです。
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